ファミリーサポートの料金とは?利用条件と方法と注意点を解説

ファミリーサポートを利用している人もいれば、これから利用をしようか迷っている方もいるでしょう。

そんな保育園や子育て世代のために役立つファミリーサポートですが、具体的にどのような役割をもっているのか?と言うことを利用している人はしっていますが、利用したことがないとわからないことも多い子育て支援サービスです。

なぜならば、積極的に宣伝をしているわけでもありませんし保育園でも利用している人はごくわずかで情報が入ってくるところが少ないという理由もあります。

そこでこの記事ではファミリーサポートの利用料金や、利用の方法と利用をするための援助内容について書いていきます。

記事を読み終えることによりファミリーサポートの利用方法や料金や援助内容を知ることができますし、実はトラブルも多いので注意点についても書いています。

ファミリサポートを利用しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。



ファミリサポートの料金と内容を解説!地域に根付く子育て支援

そんなファミリーサポートについてですが、知らないという方もいると思いますので紹介していきます。

ファミリーサポートは子育て世代の家庭が育児のサポートを依頼したいときに使えるサービスです。

運営会社は自治体が行っており市区町村が中心。

しかし他にもNPO法人や企業が行ってるベビーシッターサービスをファミリーサポートと呼ぶ場合もあります。

「大事な仕事や会議でお迎えに行きない」「上の子供の学校行事に参加をしたいけれども下の子を連れていけない」など様々な事情があります。

そのような事情の時にパパに見てもらう、祖父母に見てもらうというのが一般的ですがそれが難しい場合もありますね。

ファミリーサポートはそんな事情のときに一時的に子供を見てくれるサービスなのです。

全国853市区町村が運営を実施しており、依頼をしたい会員は約57万人、援助をしたい人は13万人となっています。(※平成29年度実績)

次に市区町村の運営するファミリーサポートと企業などが運営するファミリーサポートについて書いていきましょう。

(参考:厚生労働省「子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)について」)

市区町村のファミリーサポート

市区町村が運営をしているファミリーサポートは略された言葉です。

正式には「ファミリー・サポート・センター事業」といい、日本語では「子育て援助活動支援活動」と呼ばれます。

子育てを地域で相互援助することを目的としているのでもので、これは内閣府の「地域子ども子育て支援事業」の一環として全国の市区町村で実施しています。

ファミリーサポートの目的としては、

乳幼児や小学生等の児童を有する子育て中の労働者や主婦等を会員として、児童の預かりの援助を受けることを希望する者と当該援助を行うことを希望する者との相互援助活動に関する連絡、調整を行う事業です

(引用:内閣府「子ども・子育て支援新制度ハンドブック(平成27年7月改訂版)」)

市区町村のファミリサポートの中にいろいろな形態があります。

市区町村の直営が約41%、市区町村からの委託が56%、市区町村からの補助が約2%となっていますね。

地域子育て支援事業とは?

内閣府により地域子育て支援事業とは、地域で子育てを支えていくための事業のことです。

核家族化や地域とのつながりの希薄さ、男性の育児参加の難しさという点が社会問題となっており、子育ての孤立化や子育ての不安、負担というものを持っているママを支える意味ももっています。

様々な支援事業を行っており、利用者支援事業、地域子育て支援拠点事業、妊婦健康診査 、乳児家庭全戸訪問事業、養育支援訪問事業、子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業、子育て短期支援事業、ファミリーサポート事業、一時預かり事業、延長保育事業、病児保育事業、放課後児童クラブなど多岐にわたる支援事業です。

企業やNPO法人のファミリーサポート

上記の市区町村が行っているファミリーサポート事業に対して、企業やNPO法人が行っているファミリサポート事業は少し異なります。

登録や利用の方法に関してはその団体によって異なりますし、対応をしてくれるスタッフも基本はその団体に採用をされている人です。

ファミリーサポートと呼んでいますが、どちらかと言えばベビーシッターに近い印象です。

企業やNPOが中心となってファミリーサポートをしている場合には、市区町村ではわからないため運営をしている団体に問い合わせてみましょう。

→ ベビーシッター副業は保育士資格でよい?サービス利用の方法と料金

ファミリーサポートの求人はどこに出ているの?

ファミリーサポートの求人は市区町村の場合は管轄のファミリーサポートへ登録をすれば完了します。

登録の条件は以下の通り。

・資格は特に必要なし。

・小さな子供の育児や保育に理解と熱意のある方。

・心身共に健康で自宅で子供を預かれる人。

市区町村によって多少条件は異なりますが、おおむねこのような内容で見たしていれば問題なく登録可能です。

企業やNPO法人の場合はネットで「ファミリーサポート 求人」と検索をしてみると派遣会社や民間の企業名で出てきますのでエントリーしてみましょう。

ファミリーサポートの利用手続きの手順と援助内容

次にファミリーサポートの利用方法や料金について書いていきましょう。

ファミリーサポートは2つの登場人物がおり、その2つをつなぐ仕事を市区町村のアドバイザーが仲介をなっています・

実際に子供を見てほしいママたちを「サポートを受けたい人(依頼会員)」と呼びます。

それに対して「サポートを行いたい人(提供会員)」がおり、この両者をつなぐ仕事を市区町村のアドバイザーが行うのです。

ファミリーサポートの利用の手順

(画像引用:内閣府「子ども・子育て支援新制度ハンドブック(平成27年7月改訂版)」)

次にファミリーサポートの利用の手順について書いていきましょう。

1,ファミリー・サポート・センターに必要書類を提出して登録をします。

2,依頼会員は説明会への参加することが必須です。

3,提供会員は講習会や研修の受講が必要となることもあります。

4,センターのアドバイザーが依頼会員と提供会員の仲介を行い、事前に打ち合わせをします。

5,お互いの利用条件がマッチした場合、依頼会員がサポートを必要とする日に活動が行われます。

このような流れと手順になっており、依頼をしていきなり利用ができるわけでもありませんし、サポート会員も一度もあったことがない人をサポートするわけではありません。

基本はお互いに顔合わせをしてから利用をするという流れになります。

ファミリーサポートの援助内容

ファミリーサポートの利用をするとなったら、どのようなサポートを受けられるのでしょうか?

以下のようなものがサポートの対象となりますので、当てはまる場合は利用をしてください。

・保育園、幼稚園、小学校、学童保育、習い事などの送迎を行う。

・保育施設の開始前や終了後又は学校の放課後、子どもを預かりをしてくれる。

・保護者の病気や急用等の場合に子どもを預かり。

・冠婚葬祭や他の子どもの学校行事の際の子供の預かり。

・保護者のリフレッシュや買い物等外出の際の子どもの預かり。

・病児・病後児(保育園や幼稚園へ行けないとき)の預かり。(※市区町村により不可となる場合もあります)

・早朝や夜間など保育施設の開園時間外での預かり。(※市区町村により不可となる場合もあります)

上記のようなサポートが必要となる場合に利用ができます。

市区町村のファミリーサポートは上記のような利用目的で可能なサービスですが、企業やNPO法人の運営しているファミリーサポートはもう少し違います。

例えば、預かっている最中に英語の教育をしてくれる、家事のサポートまでしてくれるなど幅広い分野で子育て支援を行っているところもあります。

もし、近くに市区町村と民間(企業やNPO法人)が運営しているファミリーサポートがあるのならば、あなたのニーズに合う方を利用してみましょう。

ファミリーサポートの利用条件と料金と注意点

次にファミリーサポートの利用条件と料金について書いていきます。

対象年齢や利用可能な時間などによってはせっかくの子育て支援の対策だったとしても利用の意味がないものとなってしまいますので注意をしたいところです。

以下は市区町村が運営をするファミリーサポートの概要となります。

利用対象の年齢

ファミリーサポートでは、基本的に0歳から小学校6年生までの子供の育児サポートを行ってくれます。

ただし0歳の場合はあまりにも小さい場合は不可です。

市区町村によって異なるのですが、一番小さなうちから預かってくれるところだと生後43日以降、もしくは生後57日以降など月齢に制限があるため、住んでいる地域のセンターに確認をしましょう。

また年齢の上限もあり、地域によって、18歳(高校生不可)以上のところもあれば20歳以上のところもあります。

年齢に関しては全国で統一をされているわけではないので、利用をする市区町村のファミリーサポートへ問い合わせてみましょう。

利用可能な時間と土日祝日の対応

ファミリーサポートを利用できる時間も、市区町村によって様々です。

基本は7~21時、7~19時など、基本的には保育所や小学校の開園・開校時間の前後にも利用できるのがファミリーサポートですが、提供会員によってはもう少し時間に幅を利かせてくれたり、住んでいる地域によっては長い時間も対応をしてくれることもあります。

どうしても決められた時間外に利用したいというときは、センターのスタッフに相談してみましょう。

場合によっては夜間や早朝なども対応してくれるケースがあります。

土日祝日に関してはサポートを受けることができますので、急な用事や冠婚葬祭など子供を連れていけない場だと非常に役立ちますね。

預かる場所はどこなのか?

預かってくれる場所は依頼をしたい会員の家(子供の家)の場合もあれば、サポートしてくれる人の家が一般的。

他にも近くの公園や児童館など依頼主と提供者の間で相談をして決めることが多いです。

その日のスケジュールや天候によっても異なりますので相談をして決めるというのが一般的です。

病気中、病後児などは断られる場合もありますのでその場合はファミリーサポートではなく病児保育へ預けましょう。

民間のファミリーサポートの方が融通が利きやすい?

民間のファミリーサポートは融通が利きやすいです。

市区町村の場合は登録をしてくれている人によりますし、万が一のこともあるため早朝や深夜という時間はほとんど対応してくれません。

しかし、民間だとサービス業と言うこともあることから融通が利きやすく、時間や年齢に関しても対応してくれます。

早朝、夜間、病後児なども対応してくれることがあります。

ファミリサポートの利用料金

市区町村の場合は安価に利用ができることが多く、1時間700~1000円が一般的です。

ただし、土日祝日、年末年始は100円増しなど料金が増額をすることになります。

そのほかにも交通費、おやつ、食事代は別途支払いをすることになりますね。

兄弟や二人以上で子供を見てもらう場合には2人目以降は料金が半額になったりと料金が安くなる場合があります。

お金のやりとりに関しては依頼主と提供者の間でやりとりをされます。

民間の場合の利用料金

企業やNPO法人を利用する場合には入会金や年会費がかかる場合もあります。

入会金と年会費の目安は5,000円~20,000円ほどとなっており、初回のみ高いなどのケースがありますね。

利用料金は1時間800円から1,000円くらいとなっており、利用をする状況や時間帯によって割増しになる場合もあります。

派遣されるスタッフに英語教育、勉強を教えてもらう、病児を看護師に見てもらうなどの場合は高く設定をされたり、利用料とは別途に費用がかかる場合もあります。

ファミリーサポートの注意点

非常に便利なファミリーサポートですがトラブルもつきもの。

サービスをして利用をしている中で注意をしなければならないポイントもありますので注意点について書いていきましょう。

ファミリーサポートは当日利用可能?

急な用事がはいって利用がしたいと思う方もいるでしょう。

しかし、ファミリーサポートは登録後に説明会の参加、提供主との面談があるため当日利用は不可です。

利用するかもしれない方は先に登録をしておきましょう。

ケガや事故のトラブルも

ファミリーサポートの提供主は専門家でもプロでもありません。

多くは時間のある主婦や子供が自立をした人が多いため、預けている間にケガをした、事故にあったなどのドラブルもあります。

時には子供を見切れなくて対応できず大変なことになっている場合もありますので事前にケガや事故などのトラブルの対応についても聞いておきましょう。

質に問題あり

私も保育園でファミリーサポートの人に何度かお会いしたことがありますが、質はあまり求められません。

料金が安価な分仕方のないことかなという印象ですね。

サービスの質や融通を利いてもらうならば民間やベビーシッターに依頼をする方が確実でしょう。

ファミリーサポートの料金と利用条件のまとめ

ファミリーサポートは忙しい子育て世代をサポートしてくれるとても便利なサービスです。

全国の市区町村で利用が可能なので、育児にちょっとした大変さを助けてもらえば便利ですね。

ただし、すぐに利用をすることができるサービスではなく、登録や面談など必要な手続きがあります。

急な時に使いたくても使えないのは困りますので、子育て世代の人で今後利用する可能性があるならば先に登録だけでもしておきましょう。

全国でたくさんのサポートをしているファミリーサポートをうまく活用して育児を乗り切りたいものですね。

須藤 崇代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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現在37歳で関西の奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんで最近はキャンプにハマっています。

元男性保育士で認可保育園で働いた経験、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業、管理職などもしてきた異色の保育士。

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