赤ちゃんの予防接種のスケジュールと種類!発熱は受けれない?

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感染症予防のための予防接種

子供が生まれると病院へ行くことも多くなります。

もちろん病気もあるのですが、それ以外にも予防接種を受けるために行かなければなりませんね。

子供が病気になってひどい症状にならないために予防接種は大事なのですが、とにかくたくさんの数と種類がありますし1回受けたらまた数か月後に予防接種をしなければならない。

そんな風な面倒くささがあるのは正直なのです。

今は小学生なので予防接種に走ることもないのですが、娘2人が小さいときはつまも「今日はお姉ちゃんが○○の注射」「妹が来週の○○の注射」で冬になるとインフルエンザの接種もしなければならない。

しかし、なかなかスケジュールは先も見えないのでわかりにくいものです。

そこで、予防接種のスケジュールと予防接種の種類について書いていきましょう。

予防接種とは?

では、まずは予防接種についていろいろと書いていきたいと思います。

予防接種は「感染症にかからない」ではなく「感染症予防のためにする」ということくらいは知っている人も多いでしょうがそれ以外は私もあまり知りませんので予防接種についていろいろと書いていきましょう。

予防接種とは?

予防接種(よぼうせっしゅ、英: vaccination)とは、病気に対する免疫をつけるために抗原物質(ワクチン)を投与(接種)すること。接種により原体の感染による発病、障害、死亡を防いだり和らげたりすることができる。さらに伝染病の抑止に最も効果的で、コストパフォーマンスの高い方法だと考えられている。

日本における予防接種法では、「疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種すること」と定義されている(予防接種法2条1項)。

接種で投与される物質は、生きているが毒性を弱めた状態の病原体(細菌・ウイルス)の場合もあれば、死んだり不活性化された状態の病原体の場合も、タンパク質などの精製物質の場合もある。

(引用:ウィキペディア「予防接種」)

日本では予防接種法と呼ばれる法律がありそれにより子供への予防接種を受けることを推奨しています。

その理由としては子供が病気になった際の「重症化を防ぐ」という目的があります。

WHO(世界保健機構)の調査によれば現在の世界では、予防接種により200~300万人の死を回避しているとしているといわれています。

もちろん世界中で予防接種を全員の子供が受けられる環境が整えば間違いなく子供の病気を防ぐことは可能になりますが、そこまでは行き届いていないのは現状なので日本では「予防接種のスケジュールがめんどう」と思っているのはとても贅沢なことなのかもしれません。

病気に対する免疫は生まれたしばらくはママからもらった免疫でなんとかなりますが、その免疫も数か月後には効果も薄くなります。

しかし、その時期の子供はまだまだ小さいため病気に感染してしまうと重病化してしまい後遺症が残ったりすることもありますのでそれを防ぐためにも予防接種が必要なのです。

予防接種のスケジュール

予防接種にはいろいろな種類があり、定期接種と呼ばれる全員が受けるべき予防接種と、個人で勝手に決める任意接種と呼ばれる2種類があります。

ワクチンの種類は受けるべき予防接種についてはスケジュールに下に書いておりますので参考にしてください。

ここのスケジュールはあくまでに参考になるためのものとなりますので最終的にはかかりつけの先生に相談をするようにしましょう。

ちなみに予防接種の始まりは2カ月から可能となっており同時接種も可能となっていますので病院で相談をしましょう。

定期接種のスケジュール

こちらは定期接種のスケジュール。

もし任意接種も同時に受けるのならば病院の先生と相談をして受けるようにしてください。

ワクチン名回数備考
Hib(ヒブ)4回2カ月3カ月4カ月1歳3カ月①~③回目は27日~48日(4~8週間あけること)③~④は7~13カ月あけること。
肺炎球菌4回2カ月3カ月4カ月1歳2カ月①~③回目は27日(4週間あけること)③~④は60日2カ月以上あけて1~1歳3カ月で接種
B型肺炎3回2カ月3カ月7~9カ月①~②は27日(4週)以上あける

①~③は139日(20週)以上あける

4種混合

(DPT-IPV)

4回3カ月4カ月8カ月1歳2カ月①~③回目はそれぞれ20~56日(3~8週間)はあける。③~④は6カ月以上あけ、標準的には③が終了後12~18カ月の間に接種。11歳~13歳未満に追加接種として2種混合ワクチンを1回接種。
BCG1回5~7カ月
MR(麻しん風しん混合)2回1歳3カ月1歳になったら早めに接種。小学校入学の前年である(幼稚園、保育園の年長)に追加接種として2回目を接種。
水痘(みずぼうそう)2回12カ月~1歳3カ月1歳になったら早めに接種。①~②回目は3カ月以上あけること。
日本脳炎4回3歳くらい生後6カ月から接種可能。標準的には3歳から合計4回接種します。

任意接種のスケジュール

任意接種は受けられるものも限られています。

まずは任意接種を受ける意思があるのかを考え、受けるのならば病院の先生に伝えましょう。

ワクチン名回数備考
ロタウィルス(1価)2回2カ月3カ月生後6カ月から接種が可能。①は8~15週未満を推奨している。①~②は4週間以上あけ計2回接種をする
ロタウィルス(5価)3回2カ月3カ月4カ月生後6カ月から接種が可能。①は8~15週未満を推奨している。①~③は4週間以上あけ計3回接種をする
おたふくかぜ2回1歳2カ月1歳になったら早めに接種。小学校入学の前年である(幼稚園、保育園の年長)に追加接種として2回目を接種。(小児科学会として推奨)
インフルエンザ

生後6カ月から接種可能。毎年秋を目安に2回受けるようにする。生後6カ月から接種が可能で①~②は4週(2~4週)あける。

ロタウィルスには1価と5価という2つの種類あります。

ママの立場から考えると接種をする回数に大きな差が生まれますが1価の場合は2回で1万2000円程度で5価の場合は3回で8000円程度と料金も異なりますし病院によっては扱っていない種類も。

違いはこちらに書いておきますので病院の先生に相談をしましょう。

・ロタリックス(1価)2回接種

2回の接種によって、感染しても重症にならず、ロタリックスの内用液に含まれる(G1)以外のロタウイルス(G2,3,4,9)の感染に対しても予防効果が認められています。

・ロタテック(5価)3回接種

3回の接種によって、感染しても重症にならず、最も流行する5つのタイプ全てが含まれており、予防効果が認められています。

予防接種の種類には定期接種と任意接種がある

私もこれは勘違いとしていたことなのですが、予防接種といわれるとすべての注射を受けなければならないと思っていました。

しかし、そこは違っており予防接種には「定期接種」と「任意接種」と呼ばれるものに分かれます。

感染症の症状や種類については感染症の種類と症状一覧!子供がかかりやすい病気と出席停止についてに書いていますので参考にしてください。

定期接種

定期接種は法律に基づいて市区町村が主体となって実施をするものです。

接種費用に関しては公費が基本となっていますが中には一部自己負担になる場合もあります。

各市区町村によって実施をする種類は補助の内容が異なりますので確認をしておきましょう。

また定期検診に関しては健康被害が出た場合に救済給付を行うための制度があるので万が一の際には市区町村が相談に対応してくれます。

定期接種の種類

定期検診で受けるべき予防接種は以下の通りです。

定期検診委は集団予防を目的としている感染症である「A類疾病」と呼ばれるものと、個人予防を目的としている「B類疾病」に分かれています、

ただし、B型の疾病に関してはインフルエンザワクチンと成人用肺炎球菌ワクチンと呼ばれる2つのものとなっておりいずれも高齢者が対応をなりますのでここでは記載は控えておきます。

ワクチン名予防できる感染症
Hib(ヒブ)ワクチンHib(ヒブ)感染症

(細菌性髄膜炎、喉頭蓋炎等)

小児用肺炎球菌ワクチン小児の肺炎球菌感染症

(細菌性髄膜炎、敗血症、肺炎等)

B型肝炎ワクチンB型肝炎
4種混合ワクチンジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ
BCG結核
MR(麻しん風しん混合)ワクチン麻しん、風しん
水痘(みずぼうそう)ワクチン水痘(みずぼうそう)
日本脳炎ワクチン日本脳炎
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンHPV感染症(子宮頸がん)

子供と感染症はとても密接に関係をしています。

特に今は小さなころから子供の預けて仕事へ行く方は多いため保育園や幼稚園へ行く方も多くすぐに集団生活になります。

集団生活になると誰がどんな病気をもっているかわかりませんし、自分も周りのお友達を感染させてしまう可能性もありますので予防接種はしておきたいもの。

また、感染症は季節や時期によって流行をするものも異なりますので早めに対応をしておきたいものですね。

任意接種

任意接種は希望者が各自で受ける自己負担の注射となります。

市区町村が実施をする定期接種とは全くことなり自分で自由に選んで受けるということになりますので。

万が一に健康被害が起こった場合には独立行政法人医療機器総合機構法により救済制度が導入されることとなります。

任意接種の種類

任意接種はあくまでも個人の判断で接種をするものになりますが、多くのママたちはみんな接種をしているものです。

その理由とは「万が一感染をしたら」という不安もありますし、予防ができれば良い、軽い症状で済む可能性があるという意識からそのように感じている方が多いですね。

もちろん受けなくても感染しない子供もいれば、予防接種をしたにも関わらず感染症すべてにかかったという子供もいます。

ちなみに私は今36歳ですが、任意接種のおたふくかぜには今も感染していないです。

これは予防接種のおかげなのかもしれないですね。

ワクチン名予防できる感染症
ロタウイルスワクチン感染性胃腸炎(ロタウイルス)
おたふくかぜワクチンおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
インフルエンザワクチンインフルエンザ
A型肝炎ワクチンA型肝炎
髄膜炎菌ワクチン髄膜炎菌感染症

保育園でもこの任意接種については受けるかどうかを考えている方も多かったのですが、実際に接種を受けている人は多いですね。

特におたふくはほとんどの人が、インフルエンザは毎年受ける人も多くワクチンがなくなる年度もあるほどなので接種率は高いといえます。

予防接種の受け方には集団接種と個人接種がある

また、予防接種を受ける際には2つの方法があります。

それは「集団接種」と「個人接種」になります。

集団接種とは、自治体の指定する日時、場所にあつまって予防接種を一斉に打つ方法です。

それに対して個人接種とは普段から通っている小児科などへ行って予防接種をしてもらうことですね。

最近は集団接種は少なくなっており、個人接種を望む人が多いです。

その理由は、予防接種を受ける子供の多くは小さな子供になります。

そのため、普段から健康状態について把握をしている医療機関や小児科医の方が安心をできるという点も多いのでメリットとしても高いでしょう。

予防接種の値段

ちなみに予防接種の値段が気になるところ。

定期接種の場合は原則無料となっているところが多いですが、自治体(各市区町村)によっては一部負担のところはあるようです。

それに対して任意接種は自分で選んで接種をしていることから費用がかかるケースが多いです。

費用に関しては病院によって異なるというのは正直なところ。

例えば、おたふくだと1回目が3,500円、2回目が3,000円となっていたりインフルエンザだと4,000円や病院によっては3,500円となったりします。

ある程度お金はかかりますが、仕事をしている人からすると感染症になった場合に会社を休まなければなりませんのでその収入が入らないというくらいならば予防接種で予防をしておくほうが賢い選択だと思いますね。

中にはお金がかかるのはちょっと・・・という方もいると思いますがそんなときには児童手当を使ってください。

子供の未来のためにもママとパパがしっかりと対応してあげて下さい。

ワクチンの種類

では、次に日本で受けるべき予防接種の種類について書いていきましょう。

ちなみにいろいろな予防接種を受けることになるのですが予防接種にはワクチンと呼ばれるいろいろな形のものがありますのでそれを簡単に紹介しておきましょう。

ワクチンの種類は以下の3つ。

生ワクチン

生きたウイルスや細菌の病原性(毒性)を、症状が出ないように極力抑えて、免疫が作れるぎりぎりまで弱めた製剤。自然感染と同じ流れで免疫ができるので、1回の接種でも充分な免疫を作ることができます。

ただし、自然に感染症に感染するよりは免疫力が弱くなるため5~10年後に追加接種をしたほうが良い場合もありますし、中には2~3回接種をしなければならないものもあります。

副作用は少なく、もともとの病気の極ごく軽い症状が出ることがあります。

(ロタウイルス、BCG、MR(麻しん風しん混合)、おたふくかぜ、水痘(みずぼうそう)など)

不活化ワクチン

不活化ワクチンは、ウイルスや細菌の病原性(毒性)を完全になくして、免疫を作るのに必要な成分だけを製剤にしたものです。

接種しても、その病気になることはありませんが、1回の接種 では免疫が充分にはできませんので決められた回数の接種が必要となりますので病院へ通う回数が多くなるワクチンです。

トキソイド

感染症によっては細菌の出す毒素が、免疫を作るのに重要なものもあります。この毒素の毒性をなくし、免疫を作る働きだけにしたものがトキソイドです。

不活化ワクチンとほぼ同じ形態とおもっておきましょう。

(B型肝炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合(DPT-IPV)、三種混合(DPT)、ポリオ(IPV単独)、日本脳炎、インフルエンザ、HPVなど)

予防接種は副作用がある?

では、次に紹介をしていくのは予防接種の副作用についてです。

病気を未然に防ぐという方法はあるのですが、予防接種には副作用がないとは言い切れませんので次に副作用について書いていきましょう。

副作用と聞くとすごく怖いイメージがありますがどちらかといえば、予防接種をしていない時の病気の方が怖いですので予防接種はしておくほうが良いでしょう。

どんな副作用があるのかというと「発熱」「腫れ」「機嫌が悪くなる」「しこり」などがあげられます。

そのような副作用については小児科で先生からのきちんと説明もありますしその際の対処法も教えてくれます。

もちろん副作用がイヤだからという理由から予防接種を受けない人もいますが将来的には受けておくべきでしょう。

生体の反応である一時的な症状でが副作用であり、本当に感染症にかかったリスクに比べると副作用は軽く、重度の副反応はきわめてまれと言えるでしょう。

副作用が起こったら?

もし副作用が起こったら気を付けたいポイントとしてはすぐに予防接種をした病院へいきましょう。

すると対処の方法や状況をみて適切な対処をしてくれることになります。

万が一のことがあった場合にはまた、定期の予防接種による副反応で医療費を要した際に後遺症が残った場合、死亡した場合などは国がその被害を救済することになります(予防接種法による救済制度)。

もちろんそんなことは滅諦にありませんが予防接種には多少のリスクはあることをしっておきましょう。

ワクチンの注意点

予防接種は病院で受ける場合が多く、実際に様子をみて進めていくことになります。

しかし、以下の点については注意をしておきたいポイントといえますのでしっかりと把握をしておきましょう。

1,予防接種を受けたあと30分間は、接種場所でお子さんの様子を観察しましょう。やむを得ず帰宅する場合は、すぐに先生と連絡がとれるようにしておきましょう。急な副反応はこの間に起こることがあります。
2,生ワクチンでは3週間、不活化ワクチンでは24時間は副反応の出現に注意して観察しましょう。
3,接種当日ははげしい運動をさせないようにしましょう。
4,入浴は差し支えありませんが、注射した部位をこすらないよう注意しましょう。

この4点については十分注意をしておきたいポイントといえますね。

予防接種のまとめ

ここまで予防接種についてまとめてきました。

スケジュールはとても複雑で生後2カ月から予防接種を受けられるようになりますので出産間近の準備リストへ入れておくほうが良いかもしれないですね。

もちろんなかなか複雑ですし、一日に1本しか注射をしてはいけないものもあれば同時接種も可能なものもあります。

子供の体調などいろいろなことにより左右をされることもありますのでそのあたりは病院の先生と一緒に組んでみましょう。

昔はすべてスケジュールを組んでしなければなりませんでしたが、最近は小児科の方で予防接種のスケジュールを組んでくれたりしますし、最初から予定表をくれる病院もあります。

あくまでもスケジュールは子供によって異なるというのは正直なところなのでかかりつけの病院の先生に相談をするのが一番確実な補法です。

しかし、すべて質問をするわけにもいきませんのでここで情報集めて知識をもってからいきましょう。

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投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの運営をしているtakaです。

1981年生まれの37歳で関西に住んでおり、妻と娘2人の4人家族です。

認可保育園で現場を8年保育士をして、その後は認可外保育園の立ち上げや集客、営業、組織作りなどをやってきています。

経歴は保育園での主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャー、インターナショナルクールの園長などを現場から管理職まで歴任してきている異色な経歴だとよくいわれます。

今は保育の業界からWEBの世界まで知識をもっていますので、保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事とWEB関係でホームぺージ作成などの幅広し仕事をやっています。

ちなみにNLPのマスタープラクティショナーを所持していますので心理学もしっています。

https://banbi-no.com

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現在36歳で関西に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!毎日一緒に夕ご飯を食べる生活を実践中!

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