赤ちゃんがしゃべるのはいつから?話す時期の目安と話さない時の対処法

赤ちゃんがしゃべるのはいつから?話す時期の目安としない時の対処法

赤ちゃんがしゃべるのはいつからでしょうか?

赤ちゃんが生まれると「どんな声ではなすのか?」なんて気になりますし、楽しみになります。

早くしゃべってほしいと願うママたちも多いですね。

この記事では赤ちゃんがしゃべる時期や言葉の発達について書いていきます。



目次
  1. 赤ちゃんがしゃべるのはいつから?時期と個人差がある言葉の発達
  2. 赤ちゃんのおしゃべりと引き出すコツ5選は【いつからすべき?】
  3. 赤ちゃんが言葉を発しない原因3選【様子をみて見守ろう】
  4. 赤ちゃんの言葉が遅い!いつからと思うときの原因と対処法【教え方はあるの?】
  5. 赤ちゃん言葉はいつから?使うべき理由【2.6倍の差が付く】
  6. 赤ちゃんがおしゃべりをしない・遅いときの注意点【いつからが目安】
  7. 赤ちゃんがしゃべるのはいつから?【たくさん言葉に触れさせ引き出そう】

赤ちゃんがしゃべるのはいつから?時期と個人差がある言葉の発達

シャボン玉で遊ぶ赤ちゃん赤ちゃんがしゃべる時期についてはこちらのデータが参考になります。

乳幼児の言語機能について示したもので、生後1年6~7か月未満の乳幼児の 90%以上が単語を話している。

※この表は、「言葉を話しますか(ことばの数: )」であり、実際の対象をさして発音される単語がある場合「はい」とし、その単語の数を算用数字で記入した。

(引用: 一般調査及び病院調査による乳幼児身体発育値及び発育曲線について 「一般調査による乳幼児の言語機能通過率」)

生後9か月~10ヶ月の赤ちゃんが10%くらい単語をいうようになり、1歳を超えるころには50%以上の赤ちゃんが単語をいうようになります。

こちらのデータは平成12年のものなので、少し古いですが参考にした結果。

早い赤ちゃんは生後9か月から話しをすることになり、1歳6ヶ月のころには遅くてもしゃべりだすというのがしゃべるタイミングとなります。

個人差がある赤ちゃんの言葉の発達【様子を見よう】

しかし、これはあくまでもデータ。

赤ちゃんには個人差があります。

こんな風に赤ちゃんが言葉に反応をしてくれるだけでもママはうれしいものですね。

もちろん、個人差は大きく早くから話しをしだす赤ちゃんもいれば、2歳くらいから爆発的にしゃべるようになることもあります。

早い赤ちゃんは言葉を発する環境あり【保育士体験談】

赤ちゃんがしゃべるときに何度も私は遭遇をしています。

保育士としての体験談なのですが、環境も大きく左右しているなと思いますね。

特に兄弟がいると話しをしだすのも早いですね。

その逆で、家庭がもの静かな一人っ子はしゃべるようになるまで時間がかかることもあります。

個人差がありますが、保育士の経験からすると、環境も大きく左右をしてるといえます。

赤ちゃんがしゃべる流れ!いつから?【話す時期と言葉の理解・発達】

赤ちゃんを抱く保育士次の赤ちゃんがしゃべる流れを表にしてみました。

赤ちゃんは生まれたときからクーイングと呼ばれる言葉を発します。

「ん~」「あ~」「うっくん」などから始まり、擬声語などへ移行をしていきますね。

月齢発達段階
1~3ヶ月・喃語や擬声語を話す

・機嫌がよければ反応する

(反応がないこともあります)

「アーアー」「クー」「ウーウー」「ウック」など
3~6ヶ月・喉から音が出る声を出す「キャー」「グー」「ブー」
6~9ヶ月・破裂音を出せる

・身近な人の真似をしだす

「ママ」「ダダ」「パパ」「ナンナン」など
9~12ヶ月・単語を使うようになる

・自分の気持ちを言葉にしようをする

「いない いない」「ないない」「いらない(いんない)」など
1歳~1歳3ヶ月・単語を話すようになる

・歩行ができるようになる

「まんま」「おもちゃ」「ばいばい」「ちょうだい」など
1歳3ヶ月~6ヶ月・二語文になってくる

(早い子だと1歳くらいで)

・走り出す

「まんま たべる」「あっち いく」「これ いや」など
1歳6ヶ月~2歳頃・自分の名前を言える

・何歳もいえる

・場所も言える

「○○(なまえ)です」「〇歳」「公園いく」

赤ちゃんがしゃべる前のクーイング【言葉の発達の最初】

そんな風に言葉は発達していくのですが、最初はクーイングと呼ばれる言葉がでてきます。

「ウー」「アー」など鼻から声が出ているような感じのことです。

これが出てくることが言葉の一番最初の部分になるといえますね。

→ クーイングはいつからいつまで?喃語との違いと赤ちゃんとの関わり方

赤ちゃんのおしゃべりと引き出すコツ5選は【いつからすべき?】

本を読む赤ちゃんしかし、なかなか赤ちゃんがしゃべらないので不安になるママもいます。

そんな時は最初にも書いたように、環境を整えてみましょう。

すると急にしゃべるようになることもあります。

以下の5つを試してみましょう

1.目に付くものを言葉で伝えて見せる

2.絵本や読み聞かせをして言葉に触れさせる

3.たくさん話しかける

4.赤ちゃんの実況中継する

5.同年代や異年齢の子供と接する

1.目に付くものを言葉で伝えて見せる

目についたものを言葉にしてみましょう。

例えば、散歩にでかけてみかけるものをママが言葉でつたえるのです。

「バス」「電車」「わんわん」など、ママが言葉にしてあげましょう。

そうやって伝えることで、赤ちゃんに言葉が伝わるようになります。

2.絵本や読み聞かせをして言葉に触れさせる

絵本の読み聞かせをして言葉にふれさせましょう。

赤ちゃんにとって、言葉に触れるというのは大事なことです。

特に、絵本は赤ちゃん向けに簡単な言葉にしてくれていることが多いですので、たくさん絵本に触れさせましょう。

3.たくさん話しかける

赤ちゃんにたくさん話しかけましょう

こんな風に話しかけることにより赤ちゃんの成長につながるのです。

「ねんねしようか」「ミルク飲もうか」「お外いこうか」などたくさん話しかけてあげてください。

4.赤ちゃんの実況中継する

赤ちゃんの実況中継をするというのも大事なことです。

歩いていたら「歩いてるね」、ご飯を食べていたら「ご飯を食べている」というイメージです。

行動と言葉がつながると、赤ちゃんもしゃべるようになります。

5.同年代や異年齢の子供と接する

同年代の子供や異年齢の子供と接することです。

特に異年齢の子供でも上の学年はいいですね。

子供が話していると、そこから学ぶようになります。

たくさんの子供と接する機会を作って成長を促していきましょう。

→ 赤ちゃんが奇声をあげる原因と対処法!発達障害?やめさせるべき?

赤ちゃんが言葉を発しない原因3選【様子をみて見守ろう】

赤ちゃんが言葉を発しない原因3選【様子をみて見守ろう】次に赤ちゃんが言葉を発しない原因と対処法を書いていきます。

赤ちゃんが言葉を発しない理由は色々とあります。

赤ちゃんの成長には個人差がある【遅い場合は2歳まで見守る】

赤ちゃんの成長には個人差があります。

いきなり言葉を発する場合もあれば、なかなか発しないことも。

特に兄弟がいるのか?いないのか?では全く異なります。

兄弟がいる赤ちゃんほど、言葉を発するのも早いですね。

遅くても2歳くらいまではしっかりと見守って問題ないでしょう。

テレビばかり見ていてママの話かける機会が少ない

あとは、テレビや動画などを赤ちゃんに見せる機会が多い。

赤ちゃんにママやパパが話しかける機会が少ないというものです。

テレビも動画も見せていれば、静かにしてくれますので便利なのですが・・・。

使い方を間違えると赤ちゃんにとってはマイナスになる点もありますので、うまく活用をしましょう。

聴覚の病気や発達障害の疑いもある【専門家相談しよう】

言葉があまりにも出ない。

その場合は聴覚の病気や発達障害の疑いもあります。

言葉をうまく発することができない、言葉の理解ができていない時は要注意です。

名前を呼んでも振り向かない、話しかけても反応がないという場合には一度、専門医へ相談をしても良いかもしれません。

赤ちゃんの言葉が遅い!いつからと思うときの原因と対処法【教え方はあるの?】

赤ちゃんの言葉を引き出す対処法を解説【教え方はあるの?】赤ちゃんの言葉を引き出す対処法について書いていきます。

色々な方法がありますが、ここでは簡単にできる2つの方法を解説。

ママパパが積極的に話しかける【理解はしている】

言葉がうまく出ない赤ちゃんには、パパはママがしっかりと話しかけましょう。

些細なことでもよいので、赤ちゃんとスキンシップをはかってみると良いですね。

どんどん触れ合い、機会を作り、赤ちゃんの言葉を引き出してみてはいかがでしょうか?

絵本を読んで言葉に触れる【最初に大事なこと】

絵本を一緒によんで、言葉に触れさせてあげてください。

赤ちゃんの言葉を引き出すために、絵本は最良のツールです。

毎日時間をきめて読んであげてもよいですね。

赤ちゃんの興味に共感をする【意味は理解はしているかも】

赤ちゃんの興味に共感をしましょう。

例えば、バスをみて指差しをしているならば「バスだね」と声をかけてあげてください。

そうやって本人が興味あるものとつながれば、自然と言葉は出てくるようになります。

耳の聞こえを確認してみる

耳の聞こえを確認してみましょう。

中には耳が聞こえない、片方の耳が聞こえていないなどの可能性もあります。

聴力の問題もありますので、様子をみて話しかけてみると良いですね。

性格的なもので言葉を発しないだけかも【個人差もある】

性格的なものの可能性もあります。

赤ちゃんの性格的にあまり話しができないのかも…

様子をみてリラックスさせて話しをしてみてください。

ゆっくりと見守って赤ちゃんに話しかける【大事なステップ】

ゆっくりと見守って赤ちゃんに話しかけてみてください。

もしかすると、赤ちゃんなりに話そうとしているのかもしれません。

他の赤ちゃんと比べるのではなく、赤ちゃんの様子をみまもって下てください。

心配ならば病院に相談をしてみよう【1歳で喃語もないなら】

心配ならば病院へ相談をしてみましょう。

話さないのは、もしかすると赤ちゃんに何らかの問題があるからかもしれません。

気になるときは、早めに相談へいきましょう。

赤ちゃん言葉はいつから?使うべき理由【2.6倍の差が付く】

【結論】赤ちゃん言葉は使うべき理由【2.6倍の差が付く】次に赤ちゃんの言葉を引き出すために「赤ちゃん言葉」を使うべきなのか?と言う点です。

赤ちゃん言葉とは犬を「わんわん」、車を「ぶうぶぅ」などの言葉に例えることですね。

これについてはワシントン大学とコネチカット大学の共同研究で結果が出ています。

米ワシントン大学とコネチカット大学の共同研究によると、赤ちゃんは赤ちゃん言葉で話しかけられた方が早く言葉を覚えるといいます。研究では両親から赤ちゃん言葉で話しかけられていた赤ちゃんは2歳になった時点でそうでなかった赤ちゃんより3倍近く多い語彙量を持っていたとか。

(参考:BUSINESS INSIDER「Baby Talk Helps Infants Learn Language Faster」)※英語のサイトです。

赤ちゃん言葉の例【いろんな種類を早くから使おう】

そのため、赤ちゃんの時期は赤ちゃん言葉をどんどん使った方が良いのです。

赤ちゃん言葉は以下のような感じです。

・ママ → マー、まんま、ま

・パパ → パー、ぱっぱ、パ

・犬 → わんんわん

・猫 → にゃんにゃ、みゅー

・牛 → もー

赤ちゃんのコミュニケーションをサポートできる

赤ちゃんのコミュニケーションをサポートできます。

言葉を簡単にするだけでも、赤ちゃんに伝わりやすくなりますのでメリットがありますね。

たくさん話しかけてあげてください。

赤ちゃんの言葉で会話を楽しむことができる

赤ちゃん言葉で会話ができますね。

一つのコミュニケーションツールとして十分楽しむことができます。

もし、赤ちゃんが話したら思いきり相手をしてあげてください。

赤ちゃんがおしゃべりをしない・遅いときの注意点【いつからが目安】

うつむく赤ちゃんしかし、赤ちゃんがおしゃべりとしない、遅い時があります。

「まわりのお友達はしゃべっているのに」と不安になってしまいますよね。

実は保育園でもこの問題は多かったですが、目安は2歳です。

そこでどれくらい話をしているかによりますし、3歳検診ではチェックの項目になります。

そのため、言葉が出ないと悩むならば2歳くらいのタイミングで病院へ受診をしてもよいでしょう。

→ 3歳児検診のひっかかる原因と割合と内容!言葉の遅れは発達障害?

自閉症の疑い?赤ちゃんがしゃべらない

言葉をしゃべらないということは自閉症と考えるママもいるでしょう。

これについては、不明確です

なぜならば、自閉症だからしゃべらないはイコールの関係ではないためです。

自閉症は個人差もありますし、赤ちゃんがしゃべらないのは他の原因も考えられるためです。

赤ちゃんがしゃべらないで不安なときな病院へ受診も検討しましょう。

言葉に悩んだら相談をしよう

言葉に悩んだら相談をしてみましょう。

例えば、市役所などにいる保健師。

他にも地域の保育園や、子育て支援センターなど。

実は地域で相談が出来る場所はたくさんありますので、自分から相談へ行ってみましょう。

環境の影響があるかも?保育園へ預けるはあり

あとは、お母さんと二人きりだと、なかなか言葉も増えません。

それを考えると、いろんな人と関われる保育園はありです。

色んな友達もいる環境なので、たくさん接する機会を持てる保育園へ預けるのは1つの選択肢ですね。

赤ちゃんがしゃべるのはいつから?【たくさん言葉に触れさせ引き出そう】

抱っこされる赤ちゃん赤ちゃんのしゃべる時期は1歳~1歳6ヶ月が多いです。

しかし、個人差があり子供にとっても大きく、一概に話すとはかぎりません。

そのため、たくさんの言葉に触れさせて赤ちゃんにインプットさせましょう。

赤ちゃんがアウトプットをするようになれば、どんどんあふれ出てきます。

赤ちゃんにとってたくさん言葉に触れられる環境をつくってあげましょう。

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