
赤ちゃんのお座りはいつからでしょうか?
赤ちゃんが成長をしていく過程でかわいい姿がお座りです。
今まで寝転がっていただけの赤ちゃんがおすわりをすると急に成長をしたように感じうれしく思う反面とてもさみしく感じることになります。
この記事では赤ちゃんのお座りについて書いています。
記事を読み終えることで赤ちゃんがお座りをする時期、できない赤ちゃんへの対処法がわかります。
お座りはいつから?赤ちゃんができる時期とできないときの練習方法
そんな赤ちゃんのお座りの時期について書いていきましょう。
その前にこれは保育士として子育てをしているママたちにもよくお伝えしていたことなのですが、赤ちゃんは個人差があります。
そのため、子供によってできることとできないことに差が生まれますので「早くできたからよい」「ゆっくりできたから良い」というものではありません。
お座りは赤ちゃんの成長の過程の1つであり、これから大きくなっていくための1つの出来ることになりますので理解をしておいてくださいね。
子育てのコツは「焦らないこと」ですので十分気をつけましょう。
お座りできる時期はいつから?赤ちゃんのかわいい姿
一般的に赤ちゃんがお座りができる時期は生後6ヶ月から生後7ヶ月ごろと言われています。
これはあくまでも成長の目安なので、5ヶ月でできる赤ちゃんもいれば8ヶ月になってもなかなかお座りをしてくれないという赤ちゃんもいます。
基本的な成長の流れは「首がすわる→寝返りをする→お座りをする」となるのですが、それを飛ばして首がすわってお座りをする赤ちゃんもいます。
もちろん稀なケースですが赤ちゃんの成長というのは画一化されていないという点で非常に面白いものです。
お座りは背中や腕の筋肉がしっかりとついてくることで上手にできるようになるといわれていますので焦らず準備は整うまで見守りましょう。
赤ちゃんの成長の順番とは?お座りへ向けた流れ【月齢別の解説】
あとはお座りに関して疑問を持つ方もいますが、いきなり座れるようになるのか?という点です。
これについては基本的にお座りはいきなり長時間はできません。
赤ちゃんをみているとなんとなくお座りをしそうな気配が出てきて、そこから徐々にお座りができる時間が長くなるのです。
最初はママやパパのサポートが必要ですのでここからはお座りの発達の過程を書いていきます。
生後5~6ヶ月
首がすわり寝返りができるようになる時期です。
そのため、ほとんどの赤ちゃんはお座りまでいかずほとんどの場合はうつ伏せになったり、仰向けになったり。
中には上手にころころと転がるようになったりと少しずつ動きが出てくる時期ですし、うつ伏せが嫌いであおむけに戻りたがる赤ちゃんもいます。
この時期はお座りをすることはほとんどありませんのでゆっくりと見守ってあげてください。
お座りしている姿を見たいなと思ったらパパの膝の上に座らせてあげましょう。
生後6~7ヶ月
成長の段階が早い子、上の子がいる下の子などはこの時期になるとお座りができるようになりますし、お座りをしたがる赤ちゃんも増えてきます。
手を前についてお座りの姿勢を取ろうとしたり、少しの時間だけになりますがお座りができたりもあしますね。
しかし、まだまだ背中の筋肉も足りていないことからすぐに倒れてしまったり、安定をしなかったりする時期ですので転倒をして頭を打ったりしないように気をつけましょう。
バランスはとても不安定なので、必ずそばで見守ってあげましょう。
この時期は急にお座りをしていないか気が気ではない時期ですので目が離せなくなります。
生後7~8ヶ月
生後7ヶ月を超えると安定をしてお座りができるようになってきます。
生後6ヶ月のころと比べると転倒をすることも少なくなり、姿勢も安定をしてくる時期ですので、とてもかわいく思えます。
ママも「大丈夫かな?」とひやひやしていますが、意外と安定をして座れるようになってくる時期です。
しかし、ママが違う方向から呼んだり、赤ちゃんが違うものに興味が向かってしまい向いたときに思わずこけてしまうこともありますので注意をしましょう。
この時期になるとお座りをしたままおもちゃを手に持ったりして遊ぶ機会も増えてくるでしょう。
ここから9ヶ月くらいハイハイとつかまり立ちが始まり、11ヶ月くらいでつたい歩き、そして1歳くらいで歩くようになります。
もちろん個人差があり、遅い赤ちゃんだと1歳6ヶ月くらいまで歩かないこともありますがそれも個性ですのでゆっくりと見守ってあげてください。
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お座りができない赤ちゃんの対処法!練習すべきなの?
もちろん全員の赤ちゃんがここで紹介をしたように発達過程のまま成長をするということはありません。
中にはなかなかお座りをしてくれないこともあります。
子供一人一人違う、赤ちゃんの成長はそれぞれとわかっていても周りの赤ちゃんを比べるとついつい焦ってしまうものですし、不安になるもの。
そんな赤ちゃんがお座りをしてくれないときに練習をすべきなのか?という点について書いていきましょう。
練習はすべきなのか?
お座りしない赤ちゃんにお座りの練習をすべきなのか?
元保育士の目線でお話をすると無理にしない方が良いというのが正直な意見です。
お座りをするのは赤ちゃんのタイミングというものがあり、成長の過程で自然としていくものです。
出来ないということは体の筋肉は骨がお座りをする準備が整っていないということですので、無理にしない方が良いです。
中には練習をさせてお座りが嫌いになってしまった赤ちゃんもいるので無理は禁物です。
しかし、無理のない範囲で赤ちゃんと楽しみながらお座りの練習をするならば良いと思いますので赤ちゃんのお座りの練習をしていきます。
また、いつまでもお座りをしないと不安になるならば6ヶ月検診や小児科へ受診の際に一度相談をしてみても良いでしょう。
お座りの練習の方法
赤ちゃんをお座りさせる練習は以下の通りです。
ママと赤ちゃんのスキンシップの1つとして楽しんでくださいね。
・赤ちゃんをお座りの体制にして、腰を支えて安定をさせる。 ・ママやパパのおひざに座らせて腰にそっと手を添えて支える。 ・お座りの椅子に座らせておもちゃで一緒に遊ぶ。 |
こんな風にお座りを少しだけ試してみるような感じでしてみると良いでしょう。
おもちゃをつかって赤ちゃんの興味を引いても良いと思いますし、赤ちゃんがお座りは楽しいものだと感じれるようにしてあげてください。
何よりも強引にしたり、怒ったりしてお座りが嫌いにならないように十分注意をして上げてほしいと思います。
赤ちゃんのお座りをサポートする椅子【しないときは使ってみよう】
赤ちゃんがお座りをできるようになるとママもパパもうれしいものですが、いきなり安定をして座れるというものではありません。
お座りができたとしてもまだまだ不安定な要素が強いので、様子をみてしっかりと支えてあげて欲しいと思います。
しかし、いつもそばにいて支えるというのもママには負担になるもの。
そこで、赤ちゃんのお座りをサポートしてくれる椅子を紹介していきましょう。
バンボ ベビーソファ
赤ちゃんのお座りをサポートする椅子の代名詞といえばこのバンボです。
柔らかな感触としっかりとした安定感で人気の椅子となっており、しっかりと赤ちゃんをホールドしてくれることから安定性は抜群です。
素材が柔らかいので座っていても痛くなりにくい素材ですし、汚れたもサッとふける素材なので掃除も、消毒もしやすいという点も魅力ですね。
このバンボですが赤ちゃんの「すわる」をきちんと考えた椅子で実は世界中で愛されています。
私もこれは保育園で実際に見たことがあるのですが、赤ちゃんのために作られている商品ですし重さもある程度あるのでしっかりとしています。
お値段も6,000円くらいでカラーも豊富なのでお好みのものを選んでください。
偽物や模造品も多いので購入をする際には注意をしてくださいね。
カリブ ソフトチェアー
赤ちゃんのお知りにフィットをする形の椅子でテーブルもついていますのでその上におもちゃを置いて遊んだりできます。
足を入れる幅も145mmとゆったり余裕があります。
(※バンボよりもゆったりとした作りとなっております)
もちろん赤ちゃんの座るのをサポートするだけでなく、イスに座りなれないトレーニングにもなりますのでお座りを始める少し前の時期から使える椅子ですね。
素材も柔らかく、撥水効果もあるので掃除がしやすい椅子です。
ハガブー ベビーチェアー(HUGABOO )
ハガブーは日本に2015年に上陸して以来人気を集めている赤ちゃんのお座りのための椅子となっています。
こちらは上記の2つ紹介したアイテムとは違って全体がクッション素材です。
そのため、360度しっかり支えてくれる強さがありますのでお座りを始めたばかりの赤ちゃんのサポートをしてくれるアイテムといえますね。
見た目は赤ちゃんが浮き輪をしているように見えるのでとても可愛いです。
クッションなので布製です。
そのため、バンボを比較をすると汚れたときにはカバーを外して洗う必要がありますが、洗濯できるのである意味一番清潔に使える椅子です。
締め付け感がない点も先輩ママから指示をされている理由かもしれませんね。
赤ちゃんのお座りはいつ?しない できない時の対処法のまとめ
赤ちゃんのお座りについて書いてきました。
時期としては生後7ヶ月ごろが目安となっていますがもちろん赤ちゃんには個人差がありますので生後6~8ヶ月くらいの間と思っておきましょう。
ねんねをしたり、寝返りができるようになっただけでも成長がうれしかったのにお座りができるようになるとママもパパもさらに赤ちゃんの成長に驚きますね。
もちろんまだまだ成長をしていく中での1つの成長ですが、お座りができるようになる時期から目が離せなくなります。
ハイハイで自由にどこかへ行ってしまったり、急につかまり立ちをしていたり。
そんな大変さもあり成長も感じられるのが育児の醍醐味といえますので、あなたの赤ちゃんの成長をしっかりと見守って上げましょう。
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- 2020年 11月 23日
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