お食い初めとは?お祝いのやり方と献立 儀式について

赤ちゃんが生まれるといろいろな行事があります。

退院をするときのセレモニードレスもそうですし、お宮参りなど実は赤ちゃんの頃が一番行事として多い印象です。

そんな赤ちゃんの行事の中でも、みんながよく知っている行事が「お食い初め」です。

これは昔からある伝統的な文化なのですが、お食い初めについて説明をしてといわれると正直難しいもの。

お祝いのやり方や献立などこまかなルールもありますし、ママやパパも両親にやってもらっていたとしても記憶はありませんよね。

そこで、赤ちゃんにお食い初めについて詳しく書いていきますので参考にしてください。



お食い初めとは?伝統の赤ちゃんのお祝い行事

では、お食い初めについて書いていきます。

お食い初めとは、「子供が将来一生食べ物に困らない願う」「歯が生え始めたことを喜ぶ」という意味を込めて赤ちゃんに初めて食べものを食べさせる真似をする儀式のことです。

「お食い初め(おくいぞめ)」と呼んだり、時には「百日祝い(ひゃくにちいわい)」と呼ばれたりもしています。

他にも地域によっては「百日の祝い(ももかのいわい)」「歯固め」「箸ぞろえ」「箸始め」「真魚始め(まなはじめ)」と呼んだりもしますのであなたの住んでいる地域に合わせて行えばよいでしょう。

やり方や地域については正直無数にあり、時期や準備するもの、献立レシピやマナーなども異なりますので祖父母などに聞いて行うと間違いないですがここでは一般的なことを書いていきましょう。

地域によって異なる呼び方

お食い初めという言葉は最も一般的に使われているのですが、地域によっては微妙に意味合いが異なるため言い方は異なることもありますのでいくつか紹介をしていきましょう。

・「箸揃え・箸祝い」 →初めてお箸を使うため。

・「真魚始め(まなはじめ)」 →初めて魚を食べさせるため。

・「百日祝い(ひゃくにちいわい)」「百日の祝い(ももかのいわい)」「歯固め」 →生後百日前後の祝いのため。

こんな風に変わった呼び方もあるのですが、実際にはすべてお食い初めのことなので理解をしておきましょう。

時期はいつするの?

まず気になることはお食い初めをいつするのか?です。

タイミングを間違えると赤ちゃんの成長をせっかく祝うために行う行事の意味がなくなってしまいますので書いていきましょう。

お食い初めは地方によっても異なりますが「生後100日~120日前後に行う」というのが一般的です。

あくまでも目安の日程なので「生後100日目にしなきゃ」と焦る必要はありません。

生後100日目あたりの休日などに夫婦はもちろん、祖父母の予定も考慮して行う日程を決めましょう。

せっかくのお祝い行事なので、たくさんの人からお祝いをしてもらえる方がうれしいですよね。

場所はどこで行うの?

場所もどこという決まりはありませんので、好きな場所で行いましょう。

私はどちらも自宅で行いましたが、せっかくの孫の大事な行事だからという理由からホテルやレストランで行う方もいますがそれも自由です。

そのため、理由が特にないのならば自宅で行うようにしましょう。

自宅で行う場合は用意をしなければならないという手間と時間もかかることから最近はレストランやホテルも「お食い初めプラン」なるものを用意されているのでそちらに申し込みをするとラクです。

→ 赤ちゃんの行事カレンダー!生まれてから1歳までの成長を祝おう

木曽路も人気

しかし、ホテルやレストランとなると結構なお値段はします。

例えばホテルだと1万円など個室も借りると結構な値段が行くこともありますので、最近は和食料理のチェーン店である木曽路は人気を集めていますね。

木曽路だと2700円とおいうお値段であとは大人が食事をすれば個室まで貸してくれます。

ホテルやレストランでは高いしかしこまりすぎるという点で木曽路で行う家庭は多くなっていますのでお近くの木曽路に問い合わせてみましょう。

誰とするの?

お食い初めを開催するとなった場合にどこまでの親戚を呼ぶのでしょうか?

昔は自宅に親戚一同を読んだり、親しい知人を招いたりしたものですが最近はそこまではせずママパパとその父母。

赤ちゃんからするとママパパと祖父母くらいですね。

両方の祖父母がいれば十分で、私の娘の場合はどうしても立ち会いたいという希望から親戚のおばさんが1人きてくれたくらいです。

お食い初めはとても大事な行事ですが、そこまで時間もかかるものではありませんし、たくさんの人がくると赤ちゃんも驚いてしまうことからママパパと両祖父の6名程度で十分でしょう。

服装は?

大人の場合はレストランやホテルなど外でする場合には男性はスーツ、女性はワンピースなどセレモニー的な意味合いを込めた服装にする人は多いです。

ただし、ママは授乳もあることから脱ぎきしやすい服を持っていく場合もありますね。

男性はスーツとわかりやすいのですが、女性の場合はなかなかわかりにくいという点もあるためセレモニースーツと呼ばれるワンピースとジャケットがセットになっているものを用意しておくとよいでしょう。

他には着物を着つけていくケースもありますので場所と時期に合わせていくと良いですね。

自宅の場合は普段着という方が多く、写真も撮影するためジャケットだけは着ていたという意見もあります。

赤ちゃんの服装は写真映えがするように少し良い服を着せたり、中には出産後の退院時に来ていたセレモニードレスの意見が多いです。

赤ちゃんも両親、祖父母も場所や時期によって正装をするか?それともカジュアルにするのかを使い分けているようです。

お食い初めのやり方とメニュー

お食い初めにはやり方のルールもありますし、準備をしなければならないものなど実はたくさんのことがあります。

これは私もしらず妻と一緒にネットで調べたり、祖父母に聞いたりしていろいろと調べました。

そこで、お食い初めのやり方について順番に書いていきますので参考にしてくださいね。

準備をするもの

お食い初めをする際に準備をしなければならないものは複数あります。

もちろん地域によって異なるのですが、ある程度決まっているものなのですね。

特に重要なものは以下の4点になりますので準備をしましょう。

食器 → 漆器。通常の食器でも代用可

祝い箸 → 柳で作られた、両端が細くなっている箸。通常の箸でも代用可

料理 → 一汁三菜。魚、吸い物、煮物、香の物、赤飯

歯固めの石 → 歯固めの儀式用の小石。お宮参りの神社や氏神でもらうことができますので氏神様へ行ってみましょう。他にも川や海など水辺の小石を拾い洗ってから使用しても良いです。

では、上記の4つのついて詳しく書いていきましょう。

食器

お食い初めは特別な行事。

そのため、食器を使う場合には漆器を使うのが基本です。

漆器(しっき)とは木や紙などに漆(うるし)を塗り重ねて作る工芸品のことです。

伝統的な部分で細かく指定をしていくと、男の子は「朱塗り(赤色)」を選び、女の子の場合は「外側が黒塗りで内側は朱塗り」の漆器の祝い膳を使うことになり家紋をいれるケースもあります。

お椀に鶴や松などの蒔絵模様(まきえもよう)が書かれているものが理想です。

「伊勢神宮奉納」お食い初め・お祝い膳の【お祝い膳.com】

もちろんベビー用の食器でも構いませんが、できれば漆器を用意するほうが雰囲気もでますのでおすすめです。

私は氏神様にお宮参りに行った際に漆器をプレゼントしてもらえましたのでそれを使いましたね。

どこの神社でもプレゼントをしているものではなくもちろん各家庭で購入をしなければならないこともあります。

その場合には母方の実家から贈られる事が一般的で、家紋は婚家(嫁ぎ先)のものをいれることが多いようです。

そこまでこだわる必要はないのですが、家庭の考えによっては食器にこだわる必要もありますで夫婦で相談をしてから両祖母にも確認をしてみましょう。

祝い箸

お箸は柳の白木で両端が細くなっているもの

お正月などによくみる形のお箸を祝い箸を呼ぶのですが、それを使いましょう。

料理

祝い全は一汁三菜が基本です。

本格的な場合は二の膳として紅白のお餅を5つ添える場合もあります。

他にも通販でお食い初めセットと呼ばれるものの販売しているのでそれを使ってもよいかもしれませんね。

以下の一汁三菜と鯛の尾頭付きの焼き魚を用意する家庭も多いです。

・吸い物(鯛、鯉など)

・煮物

・香の物

・赤飯、白飯

・鯛などの尾頭付きの焼き魚

鯛は塩焼きで左向きに顔を置くのが基本です。

私は長女の時には魚屋に祖母が注文をしてくれましたが、次女のときにはこちらで焼きましたので各家庭でどうするかを検討しましょう。

歯固めの石

こちらは一般的には神社などでもらうことが基本になるのですが、ない場合には河川敷や海、山、森などでひろったものを使っても構いません。

理想は直径2~3cm程度の大きさの石を1~3個ほど使用をすると良いです。

色や形も黒・白や丸い物・角ばった物などいろいろなものがありますが、特に決まりはないので好みのものをえらびましょう。

歯固めの石には「石のように丈夫な歯が生えて、長生きできますように」という長寿の願いが込められていますのでしっかりと準備をしましょう。

返却方法

歯固めの石はお食い初めの時に使ったら終わりとなります。

そのため、使用後はきれいに洗浄をして感謝の気持ちを込めて元の場所に戻すと良いです。

お食い初めのやり方

次にお食い初めのやり方になります。

お食い初めのやり方については基本的なルールが決まっていますのでそれに従っておこないましょう。

年長者が食べさせる

赤ちゃんにお食い初めの儀式をするのはパパの仕事だと思っていたのですが、実はそれは大きな間違い。

お食い初めは「養い親」と呼ばれるその場にいる年長者が食べさせることになり男の子ならば男性が、女の子ならば女性が食べさせることになりますのでママパパと量祖父母が着ている場合にはいずれかの祖父母が食べさせるということになります。

年長者に食べさせてもらう意味としては「長寿にあやかる」という意味も込められていますね。

もちろん昔は厳格に決まっていたのですが、最近は養い親にこだわる必要はあまりなく両親も含めて家族で相談をして食べさせればよいでしょう。

食べる順番には決まりがある

次に一汁三菜の食べさせ方になりますが、これについては厳格な決まりがありますので紹介をしていきましょう。

もちろん食べさせ方といっても赤ちゃんは食べることができませんので、「食べさせる真似」をするだけで十分となります。

食べさせる順番は以下の通り。

「ご飯 → 吸い物 → ご飯 → 魚 → ご飯」を順番を3回繰り返してから「歯固め」となります。

もちろん赤ちゃんが食べ物に興味を示しているのならば「ひとつぶなめ」と呼ばれている米を一粒だけ食べさせても良いでしょう。

歯固めの儀式

次に歯固めの儀式ですが順番があります。

1,箸で歯固めの医師に触れます。

2,その箸を赤ちゃんの歯茎にちょんちょんとかるく当てます。

※この際に「石のように丈夫な歯が生え長生きしますように」と願いながらおこないましょう。

ここまでくればお食い初めの儀式は終了となりますので記念撮影をしてから、お祝い膳は感謝の気持ちを込めて大人でいただき歯固めの歯は元の場所へ戻しましょう。

お祝いはどうなる?

あと、気になることは招待をされた場合に用意をすべき食事代です。

招待をされた場合には祝い膳を一式母方の実家から贈るという習わしがある地域もありますのでそれに従いましょう。

もちろん地域によっては違うかもしれませんので事前に確認をしておくとよいですね。

お食い初めに招待をされて言った場合には現金を包んでも良いです。

その場合には水引は紅白、蝶結び、のしはつけ、表書きは「御初膳御祝」「祝御食初」「箸ぞろえ」とするのが基本です。

金額の目安は祝い膳の金額を目安に現金に包んでも良いでしょう。

お食い初めのまとめ

赤ちゃんがこの世に生まれて100日を祝うお食い初め。

この時期になると歯もでてくるためこの風習が日本では長くのこっています。

このような行事があることにより赤ちゃんの周りの人たちが生まれて自然と集まるようになるので個人的にはすごく大事な行事だなとおもっていますね。

こまなか決まりがお食い初めにはありますが地域や場所によって大きく異なる部分もありますのでそこの地域に従うようにしましょう。

お食い初めをする方の参考になればと思います。

赤ちゃんの生まれた時期によっては初節句もあるので準備は計画的に行いたいものですね。

須藤 崇代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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元男性保育士で認可保育園で働いた経験、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業、管理職などもしてきた異色の保育士。

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