新生児のミルクの間隔の時間が短い時は飲み足りない?【混合と母乳】

新生児のミルクの間隔の時間が短い時は飲み足りない?【混合と母乳】

新生児のミルクの間隔が短いときはどうすべきでしょうか?

新生児期の赤ちゃんはミルクを飲む間隔が3時間ときまっています。

しかし、ときには飲み足りないのか泣いて求めることもありますね。

この記事を読めば、見付くの間隔、短いときの対処法、ミルクの量の目安がわかります。



新生児のミルクの間隔時間はどれくらい【母乳と混合別に解説】

新生児のミルクの間隔時間はどれくらい【母乳と混合別に解説】新生児とは、生まれてから生後28日目までの赤ちゃんのこと。

つまり、生後1か月になる前くらいのイメージです。

新生児期はミルクを3時間おきの間隔で飲むのが一般的ですが、赤ちゃんに与えるミルクによってことなります。

母乳と粉ミルクによって間隔の考え方がちがいますので、書いていきましょう。

結論としては、母乳は間隔をあけなくても問題なし。粉ミルクは注意が必要です。

新生児のミルクの間隔【母乳はどうする?】

母乳の場合は回数に制限を設ける必要はありません。

短い間隔でも欲しがるならばあげてください。

母乳については、1日に8~10回ほど授乳するのが目安です。

間隔は3時間おきが目安ですね。

この時期の赤ちゃんは吸う力もよわく、一回で飲める量も限られてしまいます。

そのため、飲める量にも個人差があり、しっかりと飲んでくれることもあれば、ほとんど飲まないこともあります。

1日に10回以上あげるママも少なくありません。

こんな風に個人差があり、なかなか量を飲めない赤ちゃんもいます。

そのため、ほしがるならば母乳はあげても問題ないでしょう。

【粉ミルクや混合】ミルクの時間間隔に注意?

粉ミルクの場合は回数や量は気をつけましょう。

母乳と同じように飲ませると吐き戻しをしたりします。

理由は「成分」」「消化」です。

母乳はミルクと比べて消化吸収が早く、赤ちゃんの胃に負担がほとんどかかりません。

それに対して、粉ミルクは消化吸収がよくないため適度に間隔をあけるほうが良いです。

粉ミルクや混合の場合は3時間以上は間隔をあけて1日に6回~8回くらいを目安にしましょう。

→ 粉ミルクの比較おすすめランキング6選!成分口コミでほほえみが1位?

新生児もミルクの間隔の疑問【短い・すぐ欲しがる・飲みすぎ】

新生児もミルクの間隔の疑問【短い・すぐ欲しがる・飲みすぎ】次に新生児のミルクの間隔についての疑問に答えていきます。

・ミルクの時間間隔が短い

・ミルクを飲んだけどすぐに欲しがる

・ミルクを飲み過ぎる

・寝てるためミルクの間隔が長くなる

新生児のミルクの間隔が短い【3時間もたない】

ミルクの間隔については、先ほども書いた通りです。

3時間は目安の時間です。

母乳は欲しがるだけ飲ませても問題はありませんが、粉ミルクは注意をしましょう。

また、母乳についてもあまりにも欲しがる場合には以下の2つに注意してください。

・ママの母乳がうまく出ていない(量が少ない)

・赤ちゃんが胃でうまく吸収できていない

間隔があまりにも短い、赤ちゃんが欲しがる回数が多い場合は、一度病院へ受診も検討しましょう。

目安は「体重が増えているか?」をみて、判断をして下さい。

体重については下に書いています。

→ 新生児のミルクが3時間もたない対処法7選【間隔をあける理由と原因】

ミルクを飲んだけどすぐに欲しがる

ミルクを飲んだけれども、すぐに欲しがる

これについても母乳の場合がもう少し吸わせても問題ありません。


赤ちゃんは満足いくまでは飲ませてあげてください。

粉ミルクの場合は胃に負担がかかってしまいますので、最低でも3時間はあけましょう。

一緒に遊んだり、抱っこをして家の中を歩いたりして、気を紛らわせるようにして下さい。

→ 新生児がミルクをすぐ欲しがる飲みすぎる時の対処法!あげすぎ注意?

新生児がミルクを飲み過ぎる

ミルクを飲み過ぎる時も同じです。

母乳は問題なし。

しかし、粉ミルクの場合は胃に負担がかかってしまいますので、量も適切にしておきましょう。

特に新生児期は、リズムもめちゃくちゃ、飲む量も安定しません。

ものすごく飲んでいたとおもったら、次は全然飲まないなんてことが当たり前のようにおこります。

→ 新生児がミルクを飲み過ぎる原因と対処法を解説【サインを見逃さない】

寝てるためミルクの間隔が長くなる【起こすべき?】

次に新生児によくあることで「寝すぎる」ことです。

新生児期は睡眠のリズムも3時間おきですが、時には4時間や5時間近くねてしまうこともあります。

「気持ちよくねているけれども、ミルクの時間」

こんな時にまよってしまいます。

・起こすべき?

・そのままにしておくべき?

こんな風にまよってしまいますが、4時間ちかく経過するならばおこしましょう。

それ以上時間をあけると、脱水症状になる可能性が高いです。

危険もあるため、気持ちよく寝ていたとしても一旦起こして、ミルクをのませましょう。

新生児のミルクは水分補給?お白湯は?

新生児は母乳やミルク以外はのみません。

お白湯なども不純物の関係から、あまり飲ませない方が良いとされています。

そのため、気持ちよく寝ていたとしても、一度は起こして哺乳をさせましょう。

新生児のミルクの量はどれくらい?【間隔の目安は3時間】

新生児のミルクの量はどれくらい?【間隔の目安は3時間】次に、ミルクの量の目安。

時間の目安は3時間ですが、量はどれくらい飲ませればよいのでしょうか?

また、赤ちゃんが成長をしていることを理解する方法を紹介します。

新生児のミルクの量はどれくらい?

新生児の最初の1週間は、産婦人科などの病院で過ごすことになります。

そのため、助産師さんや看護師さんの指導のもと、授乳を開始することになります。

目安の量としては以下の通り。

・生後0日目:10ml(その後は一日ごとに10ml追加していく)

・生後2日~生後8日まで:20ml~80mlと徐々にミルクを胃に慣れさせていきます。

・生後8日目~生後半月(15日くらい):一回に80mlを1日に7~8回くらい(1日560ml~640mlくらいが目安)

・生後半月~生後1ヶ月:80ml~120mlを1日に7回くらい(1日560ml~750mlくらいが目安)

(参考:明治「ミルクの量の目安を「明治ほほえみ」パッケージで確認」)

生後0日目~1週間は10mlずつ増えていきます。

そのときは、助産師さんらがいますので、聞くことができます。

その後は、購入をした粉ミルクの適切な量が書かれていますので、目安量を決めてあげるようにしてください。

→ 新生児のミルクの量は?赤ちゃんの月齢別の目安量と判断のポイント

母乳と混合の場合は粉ミルクの量は?

これは、ママの母乳がうまく出ない時に行う方法です。

産後に母乳の状態をみて、産院から混合を進められることになります。

しかし、粉ミルクをどこまで、どれくらい飲ませるのか難しいですね。

これは、ママも母乳の量によって産院の先生が決めてくれますので、相談をしてきめましょう。

自宅に帰ってからも母乳を優先し、量が足りないなと感じたら粉ミルクで補います。

量に関しては、粉ミルクの缶に書いてある目安量を参考にし、調整をしましょう。

飲ませすぎには注意しますが、足りないことも注意です。

飲んでもぐずる、泣くと飲み足りない様子があれば、もう少し多めに飲ませて様子を見るなど判断してください。

混合の粉ミルクが足りない時の目安4選

混合の粉ミルクが足りないときは、赤ちゃんの体に変化がでます。

特に以下の4点はチェックしてみてください。

・体重が思うように増えていない

・おしっこの回数がすくない(1日に薄い色の尿が7回~8回程度が目安)

・便秘気味(2日~3日に1度は出ているか?硬いうんちでいきんでいないか?)

・元気がない

粉ミルクだと便秘になりやすいです。

いきんであまりにも出ない時は、肛門を刺激して出してあげましょう。

元気がない時、覇気がない時には、母乳量がたりていないか、病気の可能性も疑われます。

便秘と元気がないについては、様子をみて病院受診を考えましょう。

ミルクの量は体重増加が目安【一日25g~30g増加】

粉ミルクの場合は哺乳瓶で作るため、目に見えてわかりやすいです。

しかし、母乳の場合は「本当に飲めているのか?」「量はいけてるの?」と気になります。

そんなときの目安は「体重」でみましょう。

新生児期から生後3か月くらいまでは、一日に25~30gずつくらい増えていれば、問題はありません。

(参考:国立保健医療科学学院「乳幼児身体発育評価マニュアル」)

体重については1ヶ月検診で、きちんと測ることになります。

1か月健診では、出生時からではなく産科施設退院時からの体重増加を計算します。
1日の平均体重増加が25g未満であれば、母乳やミルクの授乳回数、授乳の時間が十
分か、抱き方含ませ方は適切か、などを評価します。必要に応じ、授乳方法や人工乳
の追加等について指導したうえで、再度体重を測定するようにします。

(一部引用:国立保健医療科学学院「乳幼児身体発育評価マニュアルP23」)

→ 1ヶ月検診は体重と身長が重要?赤ちゃんと母親の内容と持ち物と費用

このように、赤ちゃんの体重増加は大事な目安ですね。

生後1か月の時に750g~900gくらい体重が増えているのが目安です。

生後3か月までは不安定【ミルクの間隔は様子をみて対応】

ミルクを飲む間隔も生後3か月を過ぎると落ち着いてきます。

消化機能も発達し、ミルクを飲んで、しっかりと3時間寝るというリズムがついてくるためですね。

その後はママも育児に慣れ、ペースもつかめてきます。

→ 新生児のミルク完全マニュアル【量・間隔・飲まない・飲み過ぎ解説】

新生児のミルクの間隔は母乳と粉ミルクで違う【体重をチェックしよう】

新生児のミルクの間隔は母乳と粉ミルクで違う【体重をチェックしよう】新生児のミルクの間隔について書きました。

目安は3時間ですが、個人差があり、もっと短い間隔でのむ赤ちゃんもいれば、時間があく赤ちゃんもいます。

性格や様子を見ながら、適度な量と回数をあげましょう。

しっかりと飲めているのかについては、あくまでも体重を見ることが大事です。

体重を見れば、しっかりと飲めているのかもわかります。

間隔が心配、飲む量が少ないなど心配なこともあります。

そんなときは、病院へ問い合わせてみる、受診をしてみるのも1つの選択肢ですよ。

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