赤ちゃんの呼吸数は早い?不規則で苦しそうな時は病気なのか?

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。


スポンサードリンク

新生児の呼吸は早い?基準の回数について

赤ちゃんが生まれてみていると、本当に一生懸命呼吸をしている姿がかわいいものです。

気持ちよさそうに寝ながらも頑張って生きている。そして生まれてきてくれたことを非常にうれしく思ったりもしていますよね。

そんな赤ちゃんですが、呼吸をみていると大人と比べて早いなという印象を持ちますが実際のところどうなのでしょうか?

また家に帰ってからも赤ちゃんの呼吸をしっかりと見ることで体調不良などのサインになることもありますので、ここでは赤ちゃんの呼吸について書いていきましょう。

赤ちゃんの呼吸は早い

実は赤ちゃんの呼吸が早いなと感じていることは間違いありません。

大人と比較をした場合に赤ちゃんの呼吸は非常に早くなっており、荒い呼吸をしているのも普通のことなので心配をしすぎないようにしておきましょう。

呼吸が早いのは理由があります。

赤ちゃんは呼吸をする筋肉が未熟であるため大人のように上手に口で呼吸をすることができません。

そのため、鼻と口の両方で呼吸をしていますので呼吸が早い理由があります。

また、体が小さなため手足をちょっと動かすだけでもとてもハードは運動となるためその影響で呼吸が早くなることもあります。

小さな体なので大人と違って呼吸が乱れてしまうということはよくあるようですね。

呼吸数の基準

呼吸数に関しては保育士の私でもあまり詳しくないので、日本小児感染症学会の「小児呼吸器感染症ガイドライン」を参考に年齢別の呼吸を調べてみました。

やはり体が大きくなるにつれて呼吸数も減っていくというのが印象です。

時期呼吸数
新生児期~60回/分
乳児期~50回/分
幼児期~40回/分
学童期~30回/分

特に目安となるのは新生児期の呼吸になります。

平均は1分間あたり40~50回くらいが目安となっています。

新生児の赤ちゃんは体が小さいためたくさんの酸素を必要としますが、肺や胸筋などが未熟なため一回の呼吸でたくさんの酸素を吸うことができません。

そのため呼吸数を多くして体に酸素を送りこみ、肺も鍛えているといわれています。

ただし、呼吸が不規則になったり音がおかしくなったときには何らかの病気の可能性もありますのでここからは赤ちゃんの呼吸がおかしくなったときの方法について紹介をしていきましょう。

→ 赤ちゃんがミルクを飲まない原因と理由はなに?飲むようになる対策5選

赤ちゃんの呼吸が苦しそう 乱れて不規則な時は要注意

大人と比べて呼吸をしている回数は早いのですが、その分変化も出やすいのが赤ちゃんの特徴になります。

そのため、呼吸がしんどそうにしていたとしても様子をみて落ち着けばそこまで大きな問題はありません。

ただし、以下のような状態がでた際には何らかの体調不良のサインの可能性もあるため小児科の受診を検討したほうが良いでしょう。

高熱や激しい咳

赤ちゃんは本来はママの免疫機能を受け取っているので、風邪をひいたり病気になったりということはあまりないのですが世の中にはたくさんの感染症があるため生まれて間もない赤ちゃんでも感染症にかかってしまう可能性があります。

赤ちゃんが風邪をひくと発熱、鼻水、鼻づまり、咳などの症状が出てくることとなり呼吸が早く、荒くなることもあります。

赤ちゃんは体もまだまだ弱いことから咳をしている状態からそのまま気管支炎や肺炎を起こすこともあります。

チェックのポイントとしてはおっぱいを飲まなくなったり、機嫌が悪い、顔色が悪いなどの症状がでたり呼吸困難が疑われる場合はすぐに病院へ受診をしましょう。

咳込んでゼロゼロとした音がする

咳込んだり、ゼロゼロ、ゼーゼー、ヒューヒューなどは呼吸器系の病気になっている可能性がある音になります。

本来赤ちゃんの呼吸は穏やかなものなのですが、呼吸としていて音がしているということは気管支喘息のような症状に近いといえますね。

小児喘息(気管支喘息)と診断をされるのは1~2歳を過ぎてからがほとんどなのですが、赤ちゃんはまだ気管支も細くて咳をする力も弱いのですぐに端が溜まってしまいゼロゼロ、ゼーゼーという苦しそうな音になります。

ここまでなると赤ちゃんが自力で治すのには時間がかかりますし体調が悪化するかもしれませんので病院を受診する方は良いでしょう。

唇が青ざめている

青ざめているというのは危険なサインです。

唇や体が青ざめているということはチアノーゼが起こっており何らかの原因で酸素不足になっている証拠です。

酸素不足になると一気に顔や唇、体の皮膚などが青紫色になるような症状がでることもあります、

もしかすると心臓や肺に何らかの疾患がある可能性もあるので早急に病院へいきましょう。

青ざめており呼吸も弱いならば夜間救急でも一度見てもらうほうがよいかもしれません。

呼吸時に肋骨の間が下にへこむ

状況によって呼吸数というのは異なるものですが、赤ちゃんの呼吸で眠っているときでも常に呼吸が早い。

呼吸時に肋骨の間・下がへこんでいる場合は、呼吸器疾患の可能性もありますので病院へ受診をすることも検討しましょう。

無呼吸

そしてこの無呼吸は絶対に危険です。

乳児突然死症候群(SIDS)という病気があり赤ちゃんが何の前触れもなく急に呼吸が止まり亡くなってしまう病気のことです。

特に1歳になるまでの赤ちゃんに多く、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。

うつぶせで寝かせているときの方が発症率が高いといわれているため仰向けで寝かせることが厚生労働省からも推奨をされていますね。

赤ちゃんの呼吸が一瞬でも止まっている、無呼吸の状態があるという場合にはすぐに病院へ行って調べてもらうほうが良いでしょう。

厚生労働省も乳児突然死症候群に関しては注意喚起をしています。

厚生労働省 乳児突然死症候群

赤ちゃんの呼吸が荒いとき

また他にも赤ちゃんの呼吸で気を付けておきたいのが呼吸が荒い時です。

苦しそうにしており、呼吸が荒い時も何らかの病気の可能性もありますので呼吸が荒くなる原因と問題点について書いていきましょう。

呼吸が荒い原因

赤ちゃんは体も小さいのですが鼻の穴などもすべて小さいのですぐに詰まってしまいます。

そのため、呼吸が荒くなってしまうこともありますので、原因をまずは探ることが大事です。

呼吸が荒くなる原因としては

・鼻づまり

・分泌物による詰まり

・病気により気道が腫れている

鼻と口で赤ちゃんは呼吸をしているのですが、鼻が詰まってしますと必然的に口で呼吸をしなければならなくなります。

すると、呼吸が荒くなってしまいますしおっぱいを飲む際には口でしか息ができない状態なのに吸うことが必要となるので苦しい状態となってしまいますね。

もちろん、その鼻が詰まっている程度ならばよいのですが中には病気により呼吸困難となっている可能性も感がれますので気を付けておきましょう。

特に新生児に呼吸が荒くなると大変な病気の可能性もありますので2つの病気を紹介していきましょう。

呼吸窮迫症候群(こきゅうきゅうはくしょうこうぐん)

肺サーファクタントという物質が不足していることが原因で起こる病気です。

呼吸障害を引き起こすこともありますが、肺サーファクトを補充することが治療となります。

本来は自分で生成をする力をもっていますのでそれができれば大丈夫でしょう。

特に早産時によくみられるものなので、新生児の呼吸が荒い時はこの病気が疑われます。

新生児一過性多呼吸

分娩時に肺の水分が排出しきれなかったり吸収をされなかったりした際に肺に水分が残ってしまうことにより起きる病気です。

肺の中の水分が排出と吸収をされることにより症状が改善されます。

酸素吸入などを行うことにより落ち着きますので、呼吸が苦しくならないようにした上げるためにも病院へいきましょう。

呼吸が荒い時は病院へ行くべき?

赤ちゃんの呼吸が気になるとすぐに「病院へいくべき?」と迷ってしまうことも多いです。

もちろん赤ちゃんは大人と比べると呼吸も早いですし、ちょっとした変化で「大丈夫かな?」と思うこともありますが機嫌がよくミルクが飲めているのならば特に問題はないといえますので様子を見守りましょう。

ただし、以下のような症状がある場合にはすぐに病院を受診しておくとよいでしょう。

・息を吐くときにうめくような声が出る

・呼吸するたびに小鼻が開く

・1分間に60回以上の多呼吸

・息を吸う時に胸がくぼみ、おなかがふくらむ

・激しくせき込んで止まらない

呼吸を見ていて怖いのは病気です。

赤ちゃんは自分で訴えることができないため不安になることも多いでしょう。

そのため、呼吸がおかしいとなったら様子をみておき機嫌が悪くなったり、呼吸の音がおかしい、呼吸の速度がとても速いという場合にはすぐに病院へいきましょう。

赤ちゃんの呼吸のまとめ

赤ちゃんの呼吸がおかしいという際に気を付けてきたいことは病気の可能性があるということです。

大人と比べて未熟で、しんどくても苦しくても伝えられないので大人が気づいてあげることが重要ですね。

赤ちゃんのしんどうそうな姿をみたり、苦しそうにしている姿を見るとすぐに助けてあげたいという気持ちになりバタバタとあせってしまうこともあるかもしれません。

しかし、そんなときこそママはおちついて対処をしたいものです。

呼吸は他の病気も併発している可能性もあるので、普段から赤ちゃんの呼吸はしっかりとみておきましょう。

病院受診を迷ったら

しかし、赤ちゃんが生まれたばかりで迷ってしまうこともあります。

そんな判断をしにくい場合には「小児救急電話相談」を利用するのも一つの方法です。「#8000」に電話をかけると、小児科医師や看護師に相談できますので聞いてみましょう。

赤ちゃんがしんどそうにしている姿をみてママとパパが焦ってしまうことが何よりも問題ですのでそんなときこそ落ち着いて冷静に対処をしたいものです。

 

Twitter で保育士ライフをフォローしよう!

スポンサードリンク

taka代表

投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの運営をしているtakaです。

1981年生まれの37歳で関西に住んでおり、妻と娘2人の4人家族です。

認可保育園で現場を8年保育士をして、その後は認可外保育園の立ち上げや集客、営業、組織作りなどをやってきています。

経歴は保育園での主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャー、インターナショナルクールの園長などを現場から管理職まで歴任してきている異色な経歴だとよくいわれます。

今は保育の業界からWEBの世界まで知識をもっていますので、保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事とWEB関係でホームぺージ作成などの幅広し仕事をやっています。

ちなみにNLPのマスタープラクティショナーを所持していますので心理学もしっています。

https://banbi-no.com

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

運営者情報

「保育士ライフ」へお越しいただきありがとうございます。私、運営者のtakaと申します。

現在36歳で関西に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!毎日一緒に夕ご飯を食べる生活を実践中!

元男性保育士で認可保育園で働いた経験に加えて、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業などもしてきた異色の保育士です。

この保育士ライフでは保育士や子育て、育児など、「子供」にまつわるいろいろな情報を紹介しています。

保育士の仕事って大変だけど特殊な世界なので世の中にもっと伝えたいことから始まったサイトです。

他にも悩みの多い子育てに役立つ情報、関西のおでかけスポットなどいろいろな情報を発信中!

詳しい経歴はこちら

自己紹介

コンサル依頼、講演依頼、広告掲載依頼など気になることのお問い合わせはこちら

お問い合わせ

保育士ライフのTwitter

ページ上部へ戻る