1ヶ月検診の費用はどれくらい?どこで何にひっかかる?【母親の内容も解説】

1ヶ月検診の費用はどれくらい?どこで何にひっかかる?【母親の内容も解説】

1ヶ月検診は身長と体重が重要なのか?

赤ちゃんを出産してから一か月が経過をしたあとに産婦人科へ赤ちゃんを連れていき検診があるのです。

それを1ヶ月検診と呼んでいます。

なぜこの時期に検診を行うのかというと、出産後順調に育っているのか、体重は増えているか、ミルクは飲めているのかなど赤ちゃんの状態を把握するため。

あとはママも育児を楽しんでいるか?などママの状態も把握するためにありmさう。

この記事では赤ちゃんの1ヶ月検診の内容や体重増加の目安、検診の持ち物などがママと赤ちゃん別にわかります。



1ヶ月検診は体重と身長が重要?赤ちゃんと母親の内容と持ち物と費用

赤ちゃんが産まれてすぐに行われる一か月検診について書いていきましょう。

1か月検診とはその名前の通り赤ちゃんが生まれてから1か月後に行われる検診のことを指しています。

一か月と言ってもちょうど一か月というわけではなく、赤ちゃんが生まれてだいたい一か月目に行います。

これは子供の発達を見るための1歳6ヶ月検診や3歳児検診などは市役所が主体で行うため自宅にハガキが届いたりするのですが、一か月検診はちがいます。

基本は出産をした産婦人科で行われることが一般的です。

出産をした時点で予約をする病院もありますし、後日来るように指定をされる場合がありますので対応は病院によって異なりますね。

1ヶ月検診の3つの目的【身長と体重いがいにあるの?】

1ヶ月検診は赤ちゃんの様子をみると思われがちですが、実はそれだけではありません。

そのほかにも産婦人科では3つのポイントとみています。

・赤ちゃんが健やかに育っているか?

・ママも産後の体調が整っているのか?

・心の状態は安定をしているか?

もちろん出産後一か月を経過している赤ちゃんも大事なのですが、実は一か月を赤ちゃんとの生活を続けるとママにとっても大事な検診です。

ママやパパにとっても赤ちゃんがいる生活には慣れておらず今までの環境とは大きく異なってきます。

そのため精神的な不安定になってしまったり、産後クライシスなどのうつ病に近い症状、育児のノイローゼになることもあります。

そのため、赤ちゃんの様子はもちろんなのですが、ママの検診も兼ねているのが一か月検診で問診や悩みなどを助産師さんが聞いてくれるようなサポート的な意味もあるのです。

1か月検診の費用はいくら?検診時間は長い?

赤ちゃんとママの体調や状態を把握するための一か月検診ですが「費用はかかるの?」と思っている方も多いです。

そこで一か月検診の費用はついて調べると書く市区町村によって大きく異なることがわかりました。

実は費用がかかる市とかからない市にまずは分かれることになります。

また、費用に関しては受診をする病院によって異なるというケースも非常に多くなっています。

知っておきたいポイントとしては1か月検診は保険外の適用となりますので費用はすべて自己負担です。

これについては以下の3つにわかれます。

・全額市区町村が負担をしてくれるので実際に払うお金は0円。

・自己負担となっており、すべて自費で支払った。

・入院費用と一緒に支払っており1か月検診の際には費用はなかった。

このように分かれることになっていますので市区町村に確認をしておきましょう。

費用は本当に差があり「3,000円~1万5,000円」が相場となっていますが、1万5,000円となると新生児の聴力検査などいろいろな検査も入っている費用となります。

他にも一度支払ってから乳児医療証があるため全額返金があったというケースもありますね。

1ヶ月検診の時間はどれくらい?

1ヶ月検診にかかる時間は病院によっても異なります。

ママと赤ちゃんの2人の状態を把握するため、約1時間程度はみておきましょう。

しかし、病院も1ヶ月検診ばかりしているのではなく妊婦さんの受診なども行っているため待ち時間がある場合もあります。

目安としては1時間~2時間程度と思っておきましょう。

そのため、赤ちゃんのオムツなどは多めに持っていく方がよいですね。

【赤ちゃん編】1か月検診の4つの内容とは?体重と身長が重要な理由

上記にも紹介をしたように、1ヶ月検診は赤ちゃんのための検診ではなく実はママのための検診でもあります。

そこで赤ちゃんの成長を見るために4つの項目を実施することが基本的な1ヶ月検診です。

・身体測定

・全身のチェック

・原子反射のチェック

・ビタミンKシロップをのむ

病院によっても多少は異なりますが、赤ちゃんの成長の状況を把握するために行われますので、検診の種類別に詳しく書いていきましょう。

身体測定は体重が重要

これはどんな検診でも必ずあることなのですが、成長を示すバロメーターとして身長や体重をはかることになります。

身長と体重の各年齢の目安については「小児の発達段階の特徴と表 遊びや課題は年齢によって異なる」に書いていますので参考にしてください。

他にも、頭位、胸囲、などもチェックをしています。

体重の目安

特に体重には重きを置いており、目安としては3000g~5000g(5kg)程度となっています。

体重の重さは一日に20~30g増えていくことが基準となりますので、出生時体重からプラス2~3kgになっていることが目安です。

この場合に増加が足りていないという場合には母乳やミルクの量が足りていないというケースと、赤ちゃんの飲む力の問題、身体に何らかの異常があるのではないか?という予測も立ちますので適切な指導をしてもらえます。

1か月間赤ちゃんを育ててきてミルクの量により体重の増減もわかりますのでそれを目安に先生や助産師さんが適切なアドバイスをしてくれます。

しかし、個人差がありますのであくまでも目安と思っておきましょう。

 新生児と赤ちゃんのミルクの量は?月齢別の目安量と判断のポイント

身長の目安

身長は生まれてから1ヶ月経過をした検診の時で5cm程度は伸びているのが基準となります。

もちろん個人差がありますので48cm~57cm程度が目安の身長です。

医師から特別な指示がない限りは心配をしなくても問題ないでしょう。

(参考:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査報告書(概要)」)

赤ちゃんの全身のチェック

赤ちゃんの体の全身をチェックすることになります。

股の関節の開き具合や脱臼の有無、発疹の有無など全身をみて以上がないかをしっかりとチェックすることになりますね。

また、視力に関してのチェックも行っており、目の色や瞳孔の確認、色のはっきりとしたおもちゃを動かして目を動かすかなどの目標物を目で追えるかなどもチェックをしています。

全身は保健士や医師が触診と目でみてしっかりと確認をしますので、気になることなどがあるならばその場で聞いてみましょう。

原子反射のチェック

原子反射とは赤ちゃんが生きていく上でとても大切な反射の力となります。

中でも吸啜反射(きゅうてつ)とモロー反射の2つは絶対に確認をします。

原子反射はほかにも探索反射や嚥下反射と呼ばれるものもありますので書く原子反射についても書いていきましょう。

吸啜反射・・・口に入ってきたもの(ママの乳首など)を強く吸う反射です。

探索反射・・・唇に乳首などが触れると首を回す

嚥下反射・・・乳首が口に入るとくわえる、おっぱいを飲む込む

この3つのことをまとめて「哺乳反射」と呼んでおり、赤ちゃんがおっぱいを生まれて間もないのに吸えるのはこのためです。

モロー反射・・・抱きつき反射ともいいます。大きな音を立てたときなど、両手を広げて抱きつくような動きです。

把握反射・・・赤ちゃんは手や足に何かが触れると握ろうと指を曲げます。

原子反射と一言で言ってもいろいろな反射がありますので家でも本当にするのか試してみると面白いですよ。

→ 原子反射の反応と種類を解説!新生児や赤ちゃんがする意味と消失時期

ビタミンKシロップをのむ

これは赤ちゃんのビタミンK不足を補うために行われるものです。

赤ちゃんの栄養は母乳やミルクなどで摂ることになるのですが、母乳だけだとどうしてもビタミンKが不足することもあります。

ビタミンKは出血などをしたときに血液を固まらせる動きがある大事な栄養素なので赤ちゃんに飲ませることがありますね。

もちろんこれは病院によって異なりますので病院の指示に従いましょう。

【母親編】1か月検診のママの内容とは?問診で疑問を解決しよう

この一か月検診ではママものことも見る目的はあります。

赤ちゃんを産む出産は思っている以上に体への負担もかかっているものです。

また育児を始めることとなり赤ちゃんの夜泣きなどもあることから精神的な部分でも負担になってしまう場合もあります。

そのため産後のママの身体の状態の把握と精神面、育児での悩みなどもフォローをすることを目的としています。

1か月検診でママに対して具体的にどんなことをするのでしょうか?

・身体測定、血圧測定

・検尿

・問診

・内診

この4つになりますので詳細について書いていきましょう。

身体測定と血圧測定

これは妊娠中と変わらずチェックをされることになります。

出産をしてからの変化などもチェックをしたり、体重どれくらい減ってるのかなどをみています。

その反面体重が出産前と比較をして増加をしていると注意をされることもありますので、出産後の体重には気を付けておきましょう。

しかし、赤ちゃんに健康で良い母乳を飲ませるためにも食事はしっかりと食べるようにしてください。

検尿

検尿をすることでママの健康状態を把握します。

出産をすると体質が変わると言われていますので、血液検査でも微妙な変化もチェックをすることが可能です。

そのため、出産後の体の状態を把握するためにチェックをしていますね。

問診

出産をしてからどうなのか?という点について確認を行います。

時にはストレスを感じることもありますので正直に話をしてアドバイスをもらうなどの対応をしましょう。

この際に気になる疑問や悩んでいることなど考えられることが多いため、検討できる部分も多いです。

内診

身体の状態を把握するためにチェックをしています。

特に診察のメインは出産の際に子宮口をカットしていますので戻りや傷の状態を視診でもチェックをします。

1ヶ月検診の持ち物!必要なものはミルクと抱っこ紐

次に赤ちゃんと一緒に1ヶ月検診へ行くときの持ち物を紹介します。

一か月の赤ちゃんを連れていくとなるとなかなか大変ですし持ち物もどこまで持っていけばよいかまよってしまいます。

しかし、安心をしてほしいのは検診当日の持ち物については手紙などを渡してくれるケースがほとんどですのでそれに従いましょう。

もし持ち物に迷ったら以下のチェック項目を参考にしてください。

・母子手帳

・赤ちゃんとママの健康保険証

・乳児医療証

・乳児健診申込用紙

・病院の診察券

・オムツ

・赤ちゃんの着替え

・ミルク

・抱っこ紐

この一か月検診で知っておきたいことは、母子手帳は必ず持って行っておくべきものだということです。

その理由はいろいろとあるのですが、赤ちゃんの情報などを一括でまとめて置ける便利さもありますし赤ちゃんのことを見るための一か月検診なのですが情報がなければチェックのしようもありません。

そのため、母子手帳は必ず持って行っておきましょう。

1ヶ月検診の持ち物にミルクと抱っこ紐は必須

また、大事なものとしてはミルクです。

母乳ならばお母さんが一緒についていっていますので赤ちゃんがおっぱいをほしくて泣いてもその場であげることができます。

しかし、赤ちゃんとなると急には用意ができない場合もありますのでミルクは必ず持参をしておきましょう。

また抱っこ紐はとても役立ったという声も多いです。

抱っこをしてもなかなか泣き止んでくれなかったのですが、抱っこ紐をすると泣き止んでくれたという口コミもありますので持っているならば持参をしておきましょう。

保健証が間に合わない時の対処法

中には1ヶ月検診へ行くときの保健相が間に合わないという時もあるでしょう。

そんなときは「勤務先から健康保険資格証明書」をもらいましょう。

産まれて名前を決めて市役所に出す出生届を出す期間がうまれてから2週間以内となっていますのでその後に申請をすると間に合わない可能性もあります。

その場合でも基本的に問題ありません。

もちろん市区町村によっては乳児医療証明書と求められる場合もありますが、届いていなければ問題がないケースも多いです。

これは勤務先から赤ちゃんの健康保険の手続き中であることを証明するものですので誰でも発行をしてもらえます。

(参考:「赤ちゃんの保険証・乳幼児医療証について」)

1ヶ月検診の服装はどんなもの?病院までの交通はどうする?【付き添いがいない】

検診の目的は赤ちゃんとママの両方を確認するためです。

そんため母子ともに脱ぎやすい服で行くことは必須といえます。

また、待ち時間は病院の混雑具合によって大きく左右をされることからミルクなどは多めに持っていくと良いでしょう。

育児をして一か月が経過をすると聞きたいこと、わからないことなどいろいろとあると思いますので聞きたいことをメモにまとめて置と良いですね。

赤ちゃんの服装

赤ちゃんの服装は別にお出かけの服を着る必要はなく、普段通りで何も問題はありません。

肌着とカバーオールで十分でしょう。

普段来ている服ならば脱ぎ着もしやすいですし、万が一オムツからおしっこやうんちが漏れてしまってもきれいにできます。

この時期の赤ちゃんにとっては1ヶ月検診でもとてもつかれてしまいますので、授乳で吐いてもすぐに着替えられるものを用意しておきましょう。

母親の服装

ママも授乳と内診や検診もありますのですぐに脱ぎ着ができる服装がおすすめです。

母乳育児ならば前開きのシャツやスカート、前開きのワンピースなどが良いです。

靴も脱ぎ履きがしやすいものを選べばよいです。

無理におしゃれをする必要もありませんし、ママも思っているよりもつかれてしまいますので服装はラクにしておきましょう。

病院まで車はあり?

一番良い方法は家族の誰かに送ってもらうという方法になりますが、車で行くのがベスト。

ただし。自分で運転をするということは避けておくほうが良いでしょう。

余程運転になれていても赤ちゃんを載せていくとなると泣いたりしたときにこまってしまうからですね。

しかし、家族のみんなは仕事などで忙しいという場合もあると思いますので一番便利なのはタクシーなどを使うことです。

出来れば人赤ちゃんは人混みは避けておくべきですので電車やバスは避けておきましょう。

1ヶ月検診は体重と赤ちゃんとママの状態が把握が目的!必ず行こう

1ヶ月検診は赤ちゃんの検診と思われがちなのですが実はママの状態もしっかりと把握するために行われている大事な検診です。

自治体によっては一か月検診が終わってからは4ヶ月検診、8ヶ月検診などを行なっている場合もありますが基本的には母子保健法で定められている1歳6ヶ月まで検診は行われません。

すると病院などへは予防接種で行くことはあってもそれ以外に専門家に相談をできる機会というのも限られてしまいます。

産後はママの身体も心もとても不安定になりますのでこの一か月検診という機会をもとに外出をして気分転換にもしましょう。

悩みや不安をしては赤ちゃんが健やかに育っているか?障害などはないか?などになります。

産まれて間もない赤ちゃんの場合は特に不安や気になることも多いので相談をしてママも体も心も健康に子育てできるように活用しましょう.

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