
おみくじの順番をしっていますか?
お正月に神社へ行くやってしまうものといえばおみくじですね。
実は私も毎年元旦に氏神様にお参りに行くので、そのときには必ずおみくじを引いています。
三が日には家族全員で初詣に行くのでそのときには家族みんなでおみくじを引いて「今年の運勢はどうかな?」なんて話すのがお正月の定番ですね。
そんな神社のおみくじですが、正しい順番や大吉や凶の対処法をしっていますか?
「大吉は持っておけばよいの?」「凶は神社にくくって帰ればよいの?」などわからないことも多いですよね。
この記事ではそんなわかりにくいおみくじについて書いていきます。
記事を読み終えることでおみくじの順番や大吉や凶が出たときの対処法がわかります。
おみくじの順番と意味!大吉と凶で運勢が変わる?ルールを解説
その前にそもそもおみくじとはなに?という点から書いていきましょう。
おみくじとは、
「おみくじ」は、個人の運勢や吉凶を占うために用いられているわけですが、種類もいろいろとあり、神社ごとに工夫も窺うことができます。その内容には吉や凶、または大吉・中吉・小吉・末吉という吉凶判断、金運や恋愛、失せ物、旅行、待ち人、健康など生活全般に亙る記述を見ることができます。
(引用:神社本庁公式ページ「おみくじについて」)
基本的な考えは神社などの仏閣でおみくじを行っています。
もちろん神社によってはおみくじを行っていない場所もありますね。
そんなおみくじの歴史は古い時代からあることがわかっています。
国政など重要な事柄や後継者を選ぶ際に神の意志を占うという意味でおみくじをしていましたし、戦国時代には戦の日取りや戦い方を決める方法として決められていました。
おみくじの種類と順番
そんなおみくじがのちに人々へ広まり今ではお正月の運勢を占うためにひくというものになっていますが、おみくじは神社によって本当に差があるものとなっています。
例えば、一番悪いのは「大凶」だと思われがちですが中には「凶」の方が悪いと設定を設定をされていたり「半凶」なんていう中途半端な凶が入っていたり。
一般的にはおみくじは7段階~12段階にまで分かれている神社が多くなります。
おみくじの内容や書き方については統一をされているわけではないので神社によるというのが正直な点です。
私のいつも言っている神社は「凶」が多いと言われているところもありますし、その逆に大吉ばかりはいっている神社もあったりします。
おみくじの順番はどれが一番よいの?
どうせなら気分的には大吉でスタートをしたいというのは人間の本心ですが、「凶」を引いて「これ以上悪いことは今年は起こらない」と前向きに考えることもあったりしますし、大吉をひくとその日に今年の運を使い果たしたなんて言われたりします。
じゃあ間の末吉や中吉の方がよいのでは?なんて言われたりもします。
でも吉にもいろいろな種類がありますし、凶にもいろいろな種類がありますので一概に「○○が良い」ということはなかなか決めかねますので一般的なおみくじの順番について書いていきましょう。
1番:大吉 2番:中吉 3番:小吉 4番:吉 5番:半吉 6番:末吉 7番:末小吉 8番:凶 9番:小凶 10番:半凶 11番:末凶 12番:大凶 |
こんな風にみてみると、滅多に入っていないようなものも入っています。
しかし、それぞれには意味があり末吉は吉の中では一番下の扱いになっていますが実は「末広がりに」ということで実はよい意味だなんて言われたりします。
私は大吉や凶を引いた経験がここ数年は多いのですが、たまに小吉などを引くと「中途半端」で書いてあることも当たり障りのないことなのでなんとなく残念になることもあります。
もちろん神社によってこの順番も異なりますし、同じ順位でも内容は異なったりしますので詳しく順番をしりたいと思ったら神社にいる巫女さんや宮司さんに聞いてみると良いでしょう。
平とは?おみくじでも珍しい
平ってしっていますか?
おみくじといえば、吉本の芸人の山崎邦正さんがひいたことのある「平」「白紙」なんてものがあり私も思い切り笑ったことがあります。
白紙はただの印刷ミスなのですが「平」は実際にいろいろなところであるようですので、平について書いていきましょう。
平は「へい」と読みます。
滅多に神社には用意をしていないのですが、平凡の平、平常の平なんていわれており「普通」「可もなく不可もなく」という意味になりますので意味合いとしても平凡。
位置づけをしては末吉や小吉と凶の間に位置をすることからあまり良くはないですが、悪くもないものとなっています。
平は「普通」ですがそもそも扱っている神社は少なく、おみくじの中でもかなり貴重で引いたことがある人も少ないのである意味大吉よりも価値があるといえますね。
神社本庁の公式の順番は?
そんなおみくじの順番ですが、伊勢神宮を本宗とした日本各地の神社を包括する宗教法人があります。
そこは神社の総本山でありそこにおみくじの順番についても書かれているのでそちらについても紹介をしていきましょう。
神社本庁のホームページを見てみると、6つのバージョンの場合は以下の通り。
大吉―吉―中吉―小吉―末吉―凶 |
もちろん神社によってことなており、12のバージョンについても書いてあります。
大吉-中吉-小吉-吉-半吉-末吉-末小吉-凶-小凶-半凶-末凶-大凶 |
基本は6~7バージョンが最も多く、大きな神社になると12バージョンを導入していますので参考にしてみてください。
ちなみに上記の6バージョンと12のバージョンの大きな違いは「吉」の扱いが全く違うという点になりますのでそこの差はありますね。
→ 保育園のお正月遊び7選!伝統的にある由来とねらいの意味を伝えよう
おむくじの引き方はルールを守ろう!順番が大事
では、次のおみくじの引き方と内容について書いていきましょう。
おみくじと言っても神社なのできちんとした作法でひきたいもの。
そこで神社でのおみくじの引き方とおみくじに書いてある待ち人などの内容について書いていきましょう。
おみくじの引き方
え?おみくじに引き方のルールなんてあるの?と思った方もいるでしゅ。
おみくじの引き方というよりは、大事なことは参拝の手順となります。
私は毎月氏神様に参拝にいっておりたまに娘の連れて行くのですが、あまりにも参拝の方法をしらないので備忘録のためにも書いておきます。
日本人で不思議なもので、普段はお参りにもいかないのにお正月になると神社へ行きますので作法や参拝の方法も忘れてしまうことも多いでしょう。
そこで、おみくじを引き前の参拝の方法について書いておきましょう。
神社の参拝方法とおみくじの引き方
1,最初の鳥居をくぐる前に一礼します。神様に挨拶をしてから入るというのは神社でのマナーです。 2,参道を進むことになりますが、参道の中央を通らないように!! 中央は神様の通り道だと言われており、そこを一般の人間が歩くことはタブーとされていま端を歩きましょう。 3,手水舎(ちょうずや)で手と口をすすぎますのでハンカチなど手をふくものをポケットへ入れておきましょう。 ・右手で柄杓を持ち、左手、右手の順に水ですすぎます。 ・柄杓で左手のひらを膨らませ水を入れ、口をすすぎます。※柄杓に直接口をつけるのはダメです。 ・口を付けたので洗うという意味でもう一度左手をすすぎます。 ・柄杓を立てて持ち、柄の部分を洗い流します。(次の人がきれいに使える意味をこめて) 4,本殿へ向かった歩いていきます。 5,お賽銭を入れ、鈴を鳴らします。(鈴がない場合はお金をいれるだけです) 6,お参りをする。 ・二度お辞儀をした後、二度手を打ち、願い事をします。(※手をたたくときは少しズラすと音が鳴りやすいです) ・最後に一礼をして終わりです。二礼二拍手一礼と言います。 ・願い事をする際には、心の中で自分の住所と名前を名乗ると神様もどこのだれかがわかるといわれています。 7,おみくじを引きます。おみくじを引く前に、心の中で自分の名前と願い事を唱えてからおみくじを引きましょう。 参拝と同じで「どこのだれなのか?」ということが神様に伝わりますし願い事も叶いやすいといわれています。 8,鳥居まで歩いて外に出てから神様へ向かって一礼をして終わりとなります。 |
私は毎月の参拝では家族の健康や無事に一か月過ごせたお礼を言うようにしています。
おみくじは番号を引いてその番号のものをもらう神社が多いので、しっかりと混ぜて願ってから引くと良いでしょう。
おみくじの内容の意味とは?
では、次におみくじの内容について書いていきましょう。
ひいたおみくじの運勢は変えられませんが、中にはありがたい言葉が書いてあるのでその言葉に従っていけば人生も切り開かれていくでしょう。
そのためにも内容について知っておくとよいので内容を把握しておきましょう。
願い事
・自分の願い事が叶うかどうかということが書かれています。
・叶うも叶わないも、自分の行い一つです。
・完全な神頼みで何もしないのはダメなのでそこから自分の努力が重要です。
待人(まちびと)
・「待ち人」というのは、自分の運勢を良い方向に導いてくれる人の事を指します。
・文言は「来る」「来ず」「遠からず来る」など、その人が来るか来ないか、来るのが早いか遅いかなどが書いてあります。
・自分にとって、それが誰を指しているのか気になるところですがなんとなくわかることもあればわからないこともあります。
失物(うせもの)
・落とし物や失くしたものの事を指します。
・大切なものをなくした、必要なものが見つからないという方はこの欄を見てください。
旅立
・この先に新婚旅行や家族旅行、一人旅などを予定している方は見ておきましょう。
・旅行に行く度に同伴者と必ずケンカしてしまうという人んもいるので「連れに注意」などと書かれているケースもあります。
・もちろん予定にはなくてもその一年のうちに旅行へ行く可能性があるならば見ておきましょう。
学問
・受験や学問のことが書かれています。
・これから受験を控えている方には気になるところなので良い点は信じる。悪い点は「自分に注意をしている」とプラス思考で考えるようにしましょう。
・おみくじの結果をポジティブな思考に考えておきましょう。
争事(あらそいごと)
・他人とのケンカや争いことのことを指しており、裁判や訴訟を控えている人は参考にすべきポイントです。
・勝つが進は悪しという場合には一人勝ちをして反感を買う場合もあるので注意をいう意味です。
・ここは本来はあまり見なくても良い欄ですので、これから争い後をがある方は見ておきましょう。
転居(やうつり)
・引っ越しや移住のことです。
・これからマイホームの購入、それに伴う引っ越しや、人事異動などの転勤などの引っ越しに関する人はみておきましょう。
・引っ越しを控えている時に「動かぬが吉」なんて言われるときは一度足をとめて考えましょう。
出産(おさん)
・本年中に出産の予定がある人、妊娠中の人は見ておきたいポイントです。
・「安し」という言葉があれば、「安産」という意味になります。
・他にも「難しいが障りなし」と書かれていたりしますが、「時間はかかるけれども、問題なく生まれる」という意味です。
→ 出産準備リストを紹介!予定日までに用意をするもの 失敗したもの
病気(やまい)
・風邪や病気のことを指しています。
・悪いことが書かれていると不安になることもありますが「病は気から」という言葉もありますのであまり気にしない方が良いでしょう。
・不安な場合は健康診断など病院へ一度診断へ行ってみると良いかもしれません。
方位
・方角や方向のことですので引っ越しをする際には方角もチェックしておきましょう。
・自分にとって良い方角が書いてありますのでそちらへは積極的に向かいましょう。
・悪い方角があったとしても行かないでに生活することは無理ですので、そちらへ遠出などをする際には意識をしておきましょう。
こんな風に書かれている内容は絶対に守ることはできませんが、意識をすることはできますので自分自身で気を付けておきましょう。
引いたおみくじはどうすべき?大吉は?凶は?結ぶのか?
おみくじについていろいろと書いてきましたが、次に気になることが引いたおみくじはどうするのか?という点です。
初詣にいっておみくじをひいた後に迷うことは2つ。
「木に結んで帰る」
「持ち帰る」
私も大吉を引いた時も凶を引いた時もついつい迷ってしまい大吉など良い運勢の時は持ち帰り、凶など悪い運勢が出たときには結んで帰っていますがそれはあっているのでしょうか?
おみくじを引いたあとについて書いていきましょう。
木に結ぶ
木に結ぶ理由については木には神様が宿っておりおみくじで引いた運勢と神様を結ぶという意味から木に結ぶということが始まったといわれています。
神社にある木などはすべて神聖なものであるため基本的な考えとしては結んで帰るというものですね。
木には神様以外にも精霊も宿っているといわれていることから、生命力の高い木にあやかって願い事が成就しますようにという思いも込められています。
結ぶ際に注意点は縦結びにしたり、ひねったりしないことです。
縦結びは死者んも装束の際につかわれる結び方なので、縁起が悪く神様に失礼に当たりますのできれいに結びつけるようにしましょう。
昔は木に結びつけることが主流であったのですが、たくさんのおみくじを木に結び付けると木の生育上に良くないことから最近は結ぶ場所があらかじめ用意されていますので結ぶ場所が指定されている場合にはそこに結び付けましょう。
持ち帰る
おみくじは神様や仏様からあなたに対するメッセージという意味を持っています。
そのためおみくじが大吉で良いことばかり書かれているのならばその書いてあることが自分に起こるように願いを込めて財布や鞄いれることは多いです。
その反対で凶引いたとしても自分への戒めとして持っておき、凶を引いた日以上に悪いことは起こらないとして持っておくこともあります。
おみくじは基本的な考えとして神様からいただいたありがたい言葉という認識を持っておきましょう。
そのため、本来は身に着けて持っておくというのは正しいのかもしれません。
他の開運グッズと一緒に入れない
持ち帰るのは良いのですが、ほかの開運グッズと一緒に持ち帰ったり、財布に中へ入れては行けません。
大吉など本来は運勢を上げるためのものが逆効果になることもありますので避けておきましょう。
粗末に扱わない
おみくじは神様からの大事なメッセージとなります。
そのため丁寧に扱いましょう。
鞄に入れているけれども底に入れてしまいくしゃくしゃ、折れ曲がってしまっているなどはダメです。
おみくじは神様からの大事なメッセージとなりますので丁寧に扱うようにしましょう。
結論はどっちが良いの?3つのパターンと種類
木に結ぶ意味、持ち帰りの意味のどちらもお分かりいただけたと思いますが、結論をしてはどちらが良いのでしょうか?
これについては正直「どちらでもよい」というが結論です。
引いたおみくじを後はどうするかについて書いていくと以下の3つの方法に分けられます。
1,木に結んで帰る。 2,財布や鞄に入れて持ち帰る。 3,持ち帰り、後日結びに行く。 |
中には大吉など良いものは持ち帰る、凶など悪いものは木に結んで帰るという方法でもよいです。
また、ほかにも神様や精霊が宿っている木に結べるのであれば結んで帰るが、人工的な場所に結ぶのならば持って帰るなど人によって様々ですので自分の考えで対応をしていきましょう。
おみくじの引き直しはいいの?
これも気になることなのですが、おみくじを引いたら凶だったのでもう一度引いて運勢を変えるというものです。
これについては「やめておきましょう」というのが答えになります。
理由としては、おみくじは最初にひいたものが運勢となっておりおみくじのその言葉をみて自分の人生や運勢を見直していくということになります。
しかし、引き直しをすると自分にとって運勢を変えてしまったり解釈を変更してしまうことからおみくじ本来の意味がなくなってしまいます。
そうするとあなたの運勢を変えてしまうことになりますので良くありません。
もちろん日を改めて引くのならばよいのですが、同じ日に引くことは神様に無礼なのでさけておきましょう。
おみくじの順番と意味のまとめ【運勢を受け入れて毎日を過ごそう】
おみくじについていろいろと書いてきました。
毎年私も引いているのですが、その年によって大吉など良い運勢を引くこともあれば、凶など悪い運勢を引くこともあります。
それはあくまでも神様からのあなたに対するメッセージとなっていますのでそれを見てその一年の過ごし方について理解をしておきましょう。
しかし、こうやっておみくじについて書いてみると自分自身も知らない情報がたくさんありました。
毎年私もおみくじを引いているので「大吉」を強い思いをもって引けますようにと願ってひきます。
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