高額医療費の申請方法といくらもらえる?妊娠中 帝王切開も使える制度



帝王切開で入院したら申請をしたい高額医療費制度

急に大きな病気になったり、入院をすることになったときに悩むのがお金の問題。

入院費に治療費などたくさんのお金がかかることになります。

中にはお金がないから治療を断念しようかと思う方もいると思いますが、そんな時に知っておきたい制度が「高額医療費」になります。

これは大きな病気になったり、赤ちゃんがお腹の中にいる妊婦さんが切迫流産、早産などになった時にも使える便利な制度ですのでここでは高額医療費制度の申請方法や概要について書いていきましょう。

高額医療費制度とは

そもそも高額医療費制度とはどんなものなのでしょうか?

入院や病気の治療をするとたくさんのお金がかかりますが、その医療費としてたくさんお金のかかった場合の自己負担額を一定に抑えて負担を軽減させてくれる制度を高額医療費制度と言います。

別名「高額医療」「高額医療費」なんて言われることもありますが、正式名称は「高額医療費制度」と呼ばれるものです。

どんな人でも健康保険にさえ加入をしていれば使える制度で病気で入院としている人、内蔵などの病気で長期入院をしているいる人、帝王切開で出産のとき、切迫早産で入院をしなければならないとき。

医療費や治療費、入院費がいくらになるのか心配になる時もありますが高額医療費制度を利用すれば一定の金額まで治療費を抑えられる制度となっています。

高額医療費制度はいくら戻る?

ただし、いくら制度を利用したからと言っても医療費が0円になるのではなく一定の支払いは生じます。

入院などでかかった医療費の一定額(自己負担限度額)を超えた場合にはその超えた金額が返金をされる制度となっており、その人の所得にも影響をされますが、一般的な収入がある人だと約80,100円となります。

なぜ「約」というあいまいなニュアンスを使っているのかというと、医療費によってその月の限度額が微妙にことなってきますし、通院と入院では別と考えるため初月は入院、2ヶ月目は通院となると計算方法も異なってくるためです。

例えば、病院の窓口での支払いが約23万円の支払いであった場合は支払いは生じます。

・窓口支払い 23万円

・限度額 約8万円

23万円ー8万円=15万円なので、15万円の返金がされるという計算となりますね。

もちろん人間は急に病気になったりすることもありますが、妊娠中の女性も使える制度です。

帝王切開なども健康保険にさえ加入をしていれば対象となりますので上手に活用をしてお金の心配をしなくてもよくしておきたいものです。

還付をされる時期と注意点

ただし、この高額医療費制度を使えばすぐに戻ってくるわけではありません。

また、病院に入院したり治療に言ったりすれば何でももらえるというものではありませんので制度の注意点と還付をされる時期についても書いていきます。

とても便利で急に大変な治療が必要となった場合には便利なものとなっているのですが、気を付けておきたい注意点もありますので下記にまとめておきます。

・申請は一か月毎(1日~月末)区切りとなるため月をまたいでの合算は不可。

・保険適用外の費用は対象外(入院中の食事、個室代など)

・還付をされるまでには3ヶ月以上もかかる場合もある。

・計算が非常に複雑である。

病院で支払ったお金はレセプトと呼ばれる明細書が健康保険組合に送付をされることになり、それをもとに計算をされるのですがこの明細書にミスなどがあると支払いまで時間がかかるケースもあります。

基本的に治療費が確定をしてから高額医療費は返金をされるため計算がややこしく複雑なので返金をされるまでには時間も要することになります。

高額医療費の計算式と限度額

高額医療費の計算式について簡単に説明をしていきましょう。

定められているルールとしては70歳未満での家で一般的な所得(年収約370万~約770万円)の人は、次の計算式に当てはめて自己負担限度額を算出することになります。

先ほども高額医療の場合に自己負担額は約80,100円とお伝えしましたのでそれも含んだ計算式となります。

「80,100+(かかった医療費-267,000)×1%」が計算式となります。

例えば、医療費が30万円かかった場合には「80,100+(300,000-26,7000)×1%=80,100+3,300=83,400円が支払いとなります。

なぜ26万7000円なのかなど疑問があるのですが、これは国が決めているのでそれに従って計算をしましょう。

→ お金がほしい人必見!役所は教えない申請すれば貰えるお金の情報一覧

高額医療費の申請と手続き

とても便利な高額医療費制度ですが、もちろん申請などの手続きをしなければもらえるものももらえないものとなってしまいます。

そのため、ここからは高額医療費の制度の方法について紹介をしていきます。

手続きの方法としては2つあり「事前申請」「事後申請」となります。

最近は入院をすると決まった時点で事前申請を選ぶ方も多いようです。

・事前申請 → あらかじめ申請をしておき、医療機関の窓口では自己負担限度額までを支払います。

・事後申請 → 病院の窓口ではすべて一度お金を支払い後日申請をして限度額を超えた分が申請者に返金をされます。

事前申請も事後申請もいずれも保険証に記載をされている保険者が申請先となりますのでチェックをしてください。

(○〇保険組合、○○保険協会などが記載をされています)

詳細についてば病院ではわからないため、電話やホームページで確認をするようにしてください。

国民健康保険の場合も申請が可能となっていますので、あなたの住んでいる市役所の国民件個保険の窓口で問い合わせをしてください。

では、具体的な申請の方法について書いていきましょう。

事前申請の申請方法

病院へ入院をすると一度でも結構な医療費になることが多く、金額も大きくなりがちです。

そのため一度立て替えるといっても大きなお金になるため、多くの人は帝王切開や長期にわたっての入院になりそうという場合にはすぐに事前申請をしています。

なんといっても自己負担が最低限に抑えられるという点で事前申請はメリットも多いですね。

また、以前は入院だけ摘要をされていましたが今は外来でも事前申請ができるようになっています。

流れとしては以下の2つです。

1,限度額適用認定証の交付申請。

2,交付をされた認定証を医療機関の窓口に提示する。

限度額適用認定証は申請をすれば通常はすぐにもらえるものですが、中には後日郵送をなるケースもあります。

また、8万円を超えるか微妙なときにでも念のため申請をしてもらっておけば大きな安心材料にもなりますので損はありませんよ。

所得の認定を毎年行うため使用期限がありますのでその点は注意をしましょう。

事後申請の申請方法

事後申請の方法はとてもシンプルです。

1,医療窓口で請求をされるお金を全額支払う。(領収書は絶対に保管しておく)

2,限度額を超えた分が払い戻される。

こんな流れになりますね。

医療費を支払ったあとは後日保険者となる事務所などへ「高額医療費の支給」という形で申請をしましょう。

明細書(レセプト)の審査など経て通常であれば約3ヶ月後の限度額を超えた分は払い戻されることになります。

場合によっては健康保険組合などから連絡がくる場合もありますが、基本的には自分で申請をすることが基本となりますね。

もちろん申請をしてすぐにもらえるお金ではなく最低でも3ヶ月程度の時間を要しますので申請書類だけでも入院中の家族などが用意をしておくとスムーズです。

また、絶対に医療機関でもらう領収書は必要となりますので用意をしておきましょう。

高額医療費貸付制度

入院は突然起こるもの。

帝王切開などあらかじめ予定が決まっていれば事前に準備もできますが、急なこともあります。

そのため、事前申請をしようと思ったけれども時間がなくて事後申請をすることに。

でも、医療窓口で請求額をみてビックリしてしまうこともありますよね。

そんなときに活用したいものが高額医療費貸付制度になります。

これは高額医療費が払い戻されるまでの間にその金額の8~9割を借りることができる制度となっています。

お金を借りるので「借金は嫌だ」と思う方もいるかもしれませんが、これは借金ではなく3ヶ月後に払い戻される高額医療費の前払いをするという感じの制度です。

無利子で借りることができますが、使える人は条件がありいわゆる審査はおこなれますので病院で「医療費が高くてこまった」という場合には一度窓口で問い合わせてみましょう。

子供の適用になるの?

もちろん子供の高額医療費制度は利用ができますが、子供の場合は基本的に乳幼児医療費助成制度がありますのでそちらが適用となります。

ただし、事前払いの形となることから一度は3割負担となるのは避けられません。

子供でも先天的な病気をもっていると長期入院が必要となることから高額な請求となる可能性もありますが、そこは安心をして下さい。

子供の場合は「乳幼児医療費助成制度」と「限度額適用認定証」を併用すれば高額医療費の対象となった場合でも、保険診療であれば利用者一部負担金以上のご負担は無くなりますので負担金もなしとなります。

もし、子供が入院をして高額医療の対象をなりそうならば注意をしましょう。

高額医療費のまとめ

高額医療費制度は日本で生活をしていく上でとても大事な制度です。

特に出産を控えている妊婦さんはどんな事情で急に入院をしなければならないかわかりませんし急に高額な治療が必要になるかもしれません。

あとからお金はどうしようという不安を持たないためにも最初から高額医療費について知っておけば安心もできますので安心して出産にも臨めるでしょう。

また、赤ちゃんも状態によっては入院が必要であったり時には病気になってしまう可能性もありますのでそんな時にもうまく活用して負担を減らしましょうね。

須藤 崇代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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現在37歳で関西の奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんで最近はキャンプにハマっています。

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