
4人家族の生活費はいくらかかるのでしょうか?
実は家族の生活費というのは目には見えないものも多いため意外とわからないです。
なぜならば、他の家庭の収入やお金というものは目には見えませんし不明な点も多く自分の家が生活費にかかりすぎているのか?それともうまく節約できているのかわからない点もあります。
この記事では4人家族の平均的な生活費や学費について書いています。
記事を読み終えることで4人家族の生活費やサラリーマンの平均年収について知ることができます。
4人家族の生活費の平均は?子供に必要な学費と節約貯金の方法
生活費について書いていく前に、まずは一般的な収入について書いていきます。
お金をもらう人の多くの一般的な収入はいくらくらいなのでしょうか?
これは年齢によって大きく異なりますが、手取りを紹介していきましょう。
2017年のデータをみてみると、
・20代サラリーマンの平均年収は346万円 ・30代サラリーマンの平均年収は455万円 ・40代サラリーマンの平均年収は541万円 ・50代サラリーマンの平均年収は661万円 |
こんな金額(手取り)です。
しかし、あくまでも平均額となっており中には驚くような金額をもらっている人がいるために平均額を押し上げていますので、一般的な人はもう少し少ないかなという印象ですね。
特に40代~50代になるとかなり高い金額となっていることがわかると思います。
では次に生活費の内訳をみていきましょう。
一般家庭の生活費の内訳とは?4人家族の費用を解説
ここからは生活費についていろいろと書いていきます。
ただし、家庭によって家族の人数や年齢も異なると思いますので平均的な4人家族の生活費の平均について書いていきたいと思いますので参考になればと思います。
私は妻にお金を全額渡しているのですが口癖は「お金がない」なんですよね・・・。
どうしてかな?と思うこともありますので妻へ世の中の生活費の平均額や節約の方法を伝えるためにもやってみたいと思います。
一般的な家庭でかかる月の平均額と項目はこの通りになります。
項目 | お金 |
住宅費 | 70,000円 |
食費・外食費 | 50,000円 |
日用品代 | 15,000円 |
ガソリン代 | 10,000円 |
水道 | 5,000円 |
電気代 | 7,000円 |
ガス代 | 4,000円 |
通信費(ネットや固定電話など) | 6,000円 |
スマホ代(2台) | 12,000円 |
保険代 | 20,000円 |
合計 | 199,0000円 |
こんな風に一般的な家庭の4人家族で必要な最低限度のお金になります。
この中で削れないものと削れるものがあると思いますが、特に大きなお金として食費や通信費というところは見直しの必要なポイントになりえます。
4人家族のその他の生活費
もちろん上の紹介をしたお金は最低でも必要なお金となっています。
毎日生活をしていると他にもかかるお金があります。
例えば娯楽費としてお出かけをすると一回で2万円くらいは軽くいきますし、衣服を購入するとさらに2万円、病院へかかかるとさらに追加でかかります。
それも表にすると、
項目 | お金 |
娯楽費(お出かけ、旅行など) | 20,000円 |
衣服購入 | 10,000円 |
子供の習い事(2人) | 20,000円 |
医療費 | 5,000円 |
合計 | 55,000円 |
こんな風に必要な生活費と他にもかかる生活費を合わせると、4人家族で25万円くらいは必要なことがお分かりいただけます。
これを年間で考えてみると4人家族でかかる生活費は約300万円。
そこに賃貸の場合は管理料などが月々5,000円くらいかかりますし、持ち家の場合は固定資産税や火災保険などもかかるので同じように必要経費をしてかかります。
そのため4人家族の必要な生活費は330万円くらいがだいたいの平均的な金額になるといえます。
20代の平均の年収が約346万円なので本当に生活だけでもギリギリという印象です。
年齢が上がれば余裕ができるのかと言われると、年齢があがれば子供にもさらにお金がかかるので収入と支出は並行をして上がっていく印象です。
ちなみに私は保育士をしていたので平均の手取りは月に17万円くらい。
ここに妻のパートのお金の10万円を合わせて生活をしていたのですが・・・ギリギリで貯金などできるはずがないですよね。
もちろん習い事もさせてあげたいと思ったりすると結構お金がかかるものです。
年齢別の学費の平均額はいくら?【4人家族の生活費以外にかかるお金】
また、ほかにも実はかかる大きなお金があります。
それは子供の学費です。
小学生や中学生くらいまで公立のへ行っていればそこまで特にかかりませんは高校生と大学生になるとおどろくほどお金がかかることがわかります。
ただし気を付けたいのは公立でも無料ではないという点です。
授業料や給食費など実はあまりしられていませんがお金がかかりますので覚悟をしておきましょう。
すべて入学から卒業までにかかる総額の平均になります。
子供の教育にはお金もかかるもので親の役割はとても大事だといえます。
幼稚園
公立・・・666,792円(月に18,522円) 私立・・・1,494,652円(月に41,518円) |
幼稚園の場合は私立の場合は2,5倍ほどかかることがお分かりいただけます。
もちろん設備や先生の質などの違いはありますが私立の幼稚園だとそれなりに覚悟は必要ですね。
ちなみに保育園は世帯収入によって異なりますので保育園の料金は共働きの場合いくら?無償化はいつから適用なのか?を参考にしてください。
(参考:文部科学省「平成28年度子供の学習費調査」)
幼稚園は補助金を使っていない金額となりますので、もう少し安くなる可能性があり自治体によって補助金の金額も様々となります。
→ 幼稚園選びはいつから?失敗しない後悔しない決め手は5つのポイント
小学校
小学校から高校までにかかるお金の内訳としては、授業料以外にも修学旅行・学校納付金・学用品・通学関係費なども含まれています。
公立・・・1,930,248円(月26,809円) 私立・・・9,214,734円(月127,982円) |
小学校になると公立と私立で大きく金額がことなってきます。
正直私も驚いたのですが、その差は4.6倍となっており小学校から私立へ行く子供がいかに恵まれた生活をしているのかということですね。
公立は自治体によって多少は異なりますが相場はこれくらい。
私立になると他にも寄付金という形で毎年50万円ほどかかるケースもありますので、私立の小学校へ行く場合には学費などについてよく調べましょう。
中学校
中学校も3年間通うことになりますので、金額をみていきましょう。
公立・・・1,445,523円(月40,153円) 私立・・・4,015,849円(月111,551円) |
中学校になると平均の金額の差は約2.8倍となっています。
中学生になるとここに部活をはじめる子どもが多いので、用具を購入したりするお金も多くかかる傾向にありますね。
高校
公立・・・1,229,937円(月34,164円) 私立・・・2,985,885円(月82,941円) |
高校生も中学生をはあまり変わらず、費用としては同じくらいの金額になることがわかります。
私は高校が私立で兄は公立だったのですが、母いわく私立は制服とかも別で高いし、いろいろと不随してお金を取られたと話をしていたので私立は公立と比較をすると約2.5倍くらいですね。
大学
最後にこの大学がかなりの曲者です。
例えば、通う大学が「国公立なのか?私立なのか?」によってもことなりますし、「どの学部に進学をするのか?」によっても大きくことなります。
また、文系なのか理系なのかによっても学費は大きく異なりますのでよく考えておきましょう。
国公立・・・484,9万円(月101,020円) 私立文系・・・695,1万円(月144,812円) 私立理系・・・879,7万円(月183,270円) |
また大学の場合は自宅から通えるのか?それとも下宿をしたり一人暮らしをするのかによってもお金はことなってきます。
自宅ならば交通費程度なのですが、一人暮らしとなると家賃など生活費をしていくために必要なお金もかかりますのでさらにお金が上乗せになりますね。
→ 子育て費用をシミュレーション!総額と月々 年齢別の費用を解説
生活費を節約して貯金する方法!4人家族の生活費は大変
4人家族がいると、生活費といって目に見えるお金とは別に学費が将来的にあるためどうしても貯金をしなければなりません。
また、学費以外にも中学校になると高校受験のために塾へ行かなければなりませんので想像以上にお金がかかります。
そのため、最初に紹介をした4人の生活費の平均である330万円からいかに節約ができるかがこれから生きていくために必要なポイントとなってきます。
ママもパパも頑張って仕事をしてもお給料が爆発的に上がることはありませんし、AI化が進むとより仕事が減り大変なことになりかねませんので自分たちでお金を貯めていく方が賢いでしょう。
では、生活費を節約して貯金をする方法について書いていきます。
しかし、これはあくまでも平均的な使い方なので節約ができる点は満載となりますので、ここからは4人家族の生活費の節約の方法について書いていきましょう。
お金の整理をする
まず大事なことは必要なお金と必要ないお金をしっかりと見極めることです。
節約をしていこうと例えば安いスーパーに行ったりする方はいるのですが、そもそも根本の使っているお金の整理からしていかなければなりません。
まずが必要なお金なのかを洗い出して、毎月貯める貯金額を決めましょう。
目標を決めて支出を減らす
これは仕事にも通ずることなのですが、最初に目標を設定してそこから「どうすればよいのか?」と考えると節約にも役立ちます。
上記の4人家族の月の生活費の合計は254,000円となっていましたが、ここからマイナス5万円で貯金に回せるように目標を設定していきましょう。
まず上記で削れるお金と削れないお金を割り出します。
<削れないお金>
住宅費、ガソリン代、水道代、
<削れるお金>
食費・外食費、日用品代、通信費(ネットや固定電話など)、スマホ代(2台)保険代、電気代、ガス代
どうでしょうか?
こんな風にみてみるとほとんどのお金が削れます。
→ ゆうちょで小銭貯金チャレンジ!コツとやり方と7つのルールを解説
食費と外食費
例えば、食費は4人家族で5万円は高く、中には3万円でうまくやりくりをしている人もいます。
そのような方たちは買い物は一週間に一度しかせず、他の時には買わない。そして、コンビニは高いから行かなということを徹底されています。
するとここだけでも約15,000円~2万円の節約が可能です。
外食も月に1度だけと決めると良いです。
節約ができていない人のダメな点はスーパーへ一週間に繰り返しいく、買い物をメモしていないという点です。
スーパーで必要ないものなどもかってしまうのでどうしても無駄なお金が動きますので必要なものしか購入をせずできればママ一人で行くと余計な出費を抑えられるのでおすすめです。
スマホ代 インターネット通信費
次に手を付けるのは通信費です。
特にスマホは年々金額が増加傾向にあることから、見直しをすると良いです。
特に大手のキャリアであるドコモ、ソフトバンク、auは高いのでその3キャリアを使わなければならない理由がなければ格安スマホに乗り換えましょう。
例えば、大手の場合だと月に1人あたり7,000円くらいはかかりますが格安スマホにすると月に4,000円くらいまで削れます。
そのほかにもインターネットをその電話会社とまとめるとさらなる割引もありますので2台のスマホを乗り換えるだけで1万円くらいは節約ができるでしょう。
→【月額料金割引+キャッシュバック実施中】GMOとくとくBBのauひかりキャンペーン
保険の見直し
保険の見直しも定期的にすべきです。
保険は家の次にかかるお金だといわれており、本来はつけなくてもよい保障まで付けている可能性もありますし、同じ保険でも会社を替えれば実は安くなることもあります。
そのため、保険を契約して2年以上経過しているのならばもっと一度見直す方がよいでしょう。
世の中の人は保険代金に年収の10%を当ててているといわれていますので定期的に見直すことで5,000円ほど変わったという声もあります。
電気 ガス代
生活に必要な電気代とガス代も見直しが可能です。
電気は自由化が進んでおり、料金も安さを増していますのでメリットも高いです。
また、ガスと電気を両方つかっているとどちらもお金がかかってしまいますので持ち家の場合はオール電化にすると実は大きな節約になります。
初期投資が必要となりますが、私はオール電化にすると月に8,000円ほどでガス代は0円なので実は節約になります。
4人家族の生活費のまとめ!将来を見据えて貯蓄をしよう
ここまで4人家族の生活費についてまとめて書いてきました。
相場として書いた金額なのであくまでも目安になりますが結構お金がかかりますし、子供がいると余計にお金がかかるようになってきます。
もちろん収入が増えればよいのですが、なかなかそんなに簡単に増えるわけではないので節約に力を入れると良いでしょう。
4人家族だとお金もかかります。
パパだけの収入で厳しいならば、こちらに副業の情報を書いています。
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保育士向けとなっていますが、専業主婦でもできる仕事がたくさんありますので、参考にしてみてください。
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