子供の性格は遺伝と環境 親の行動で変わる?育児でダメな親の行動7選



親の行動が子供の性格を決める

子供の性格って様々で、おっとりとした子もいれば、ものすごくしっかりとしている子、優しい子、誰にでもキツイ子など様々ですよね。

もちろん保育園で勤務をしている時にもいろいろな性格の子がおり、似ているような性格でもやはり違う部分があったりもするものでした。

また、個性があるからこそ面白いということもありましたが、いつも気になっていたことがあります。

それは「子供の性格の決まり方」ですね。

普段から子供たちとかかわる仕事をしてきたのですが、もちろん兄弟でも違いますし子供によって本当に個性がある子供の性格について、親に似るというのは本当なのか??について書いていきましょう。

遺伝が多い子供の性格の決まり方

子供の性格については遺伝が多いといわれています。

これについては多くの心理学者の研究で明らかになってきており、遺伝子供が育った環境が子どもの性格に大きな影響を及ぼすといわれていますね。

研究者の情報を見てみると、子供の性格の核となる中心の部分である「気質」に関しては遺伝に世鶴雄ことが多いといわれていますね。

気質とは「心理学で、一般的な感情傾向から見た、個人の性質」という意味であり他者や外界からの行動パターンのことを指しています。

主に影響をされるのは4つといわれており「活動性」「環境への順応性」「反応の強さ「気分の質」が掛け合わされています。

つまり、親の気質が遺伝によって子どもに伝わるので蛙の子は蛙という言葉がある通り、親に似なければ逆におかしいということになります。

これはドイツ人心理学者であるアイゼンクによる、一卵性双生児と二卵性双生児を比較した研究でも明らかになりました。

(参考:大阪市立大学院医学系研究科付属ツインリサーチ「ふたごについて」)

環境が与える子供の性格

環境とは子供を取り巻くすべてことで、人はもちろんなのですが、生活の質や育ち方など様々な影響があることがわかっています。

正確の芯となる部分は遺伝によって決まっているのですが、そこからは環境によって子供の性格に肉付けをされるといわれています。

そのため、気質は良いものを持っていたとしても環境次第でいくらでも悪くできるということですので、生まれてからの親の関わり方や言葉かけというものは重要ですし親に変わって子供とかかわる親も大事だということです。

生まれてからは環境や親の影響というものが非常に強く徐々に性格が形成されていくことになりますね。

子供の性格のことを考えると育て方というのはとても大事だということです。

もう少し詳しく書くと、子供が生まれてからの環境や親の対応によって子供の性格は徐々に形成をされていくので子供が生まれるとなったら親の対応がとても重要なことになるということです。

子供は親の行動を真似する

よく聞く話として「虐待」を例に挙げられます。

例えば、幼少期の時代に虐待をされて育った子供は将来自分の子供を虐待する可能性が高いというもの。

実はこれの多くは「たたかれることは当たり前」「ご飯を食べさせてもらえないのは当たり前」という環境で育ってきており「これが当たり前の生活」と認識をしてしまうことから自分の子供も同じように育ててしまうということがあります。

自分の子供に対して誰かの助言で「虐待の可能性がある」といわれて初めて自分は虐待をしているということに気付くというものです。

虐待をされてきた人がとても明るく社交的な可能性が低いでしょう。

その逆に大事に大事に育てられてきた子供だと、自分の子供も子煩悩に育てるでしょう。

結局親の行動や言葉かけにより子供の性格に大きな影響が出るという典型的な例になります。

そのため、親は行動に気を付けて育てていくことで子供自身の性格も大きく異なってくるといえますのでここからは子育てをしていくために気を付けたいことを書いていきます。

子供の性格を決めるダメな親の行動

ここまで子供の性格は遺伝と環境が決めると紹介をしました。

本当に子供は親を見て育つという言葉があるように親の行動や言葉、育て方というものはとても大事だと感じます。

そこでここからは親がしてはいけない行動について書いています。

もしかすると何気なくやっている行動があるかもしれませんので、気を付けてくださいね。

結果だけを見る

まず子供の結果だけを見る親はだめです。

例えば発表会やテスト、習い事の試合などいろいろなところで子供は経験を積んでいくことになります。

そこではもちろんうまくいかないこともありますし、失敗をしたりすることもあるでしょう。

その時に「なんでできないんだ」「なんだこの結果は」とその過程を見ることなく結果を見る親というのは意外と多いものです。

しかし、結果だけをみると「努力しない子供」になる可能性が高いでしょう。

子供からすると一生懸命頑張ってもその過程は評価をしてもらえないので、結果さえ出せばよいというような考えになります。

過程を褒める

もちろん仕事などになると結果がすべてですが、子供の内面や正確を育てていくために大事なことなので過程をしっかりとほめてあげると良いです。

過程を褒めると子供は「一生懸命努力をすればほめてもらえる」という気持ちが芽生えるようになりますし、友達へのかかわりも過程や努力に目を向けられる人間になります。

そのため、努力をしている姿や過程もしっかりとほめてあげましょう。

例えば、テストで100点取ったときには「100点すごい!次も100点とってきてね」は結果だけのほめ方です。

そうではなく、「100点とってきたの?あなたは賢い子だしコツコツ頑張っているもんね」というと結果よりも過程を認めていることになりますので意識をしてみましょう。

親が全部決める

これも親がやりがちなのですが、子供に「決めさせない」親です。

「これで良いよね」「あっちの方がお得だからいいよね」と決めてしまうもの。

子供に決めさせようとすると時間もかかりますし、時には親が意図していない答えが返ってくることもありますので親としては子どもをコントロールしたいと思う気持ちも分かります。

しかし、それだと「意見を持たない子」「意見を言えない子」に育ってしまいますので注意をしなければなりません。

子供の意見を引き出す質問をしよう

これは私もついついしてしまいがちなのです。

もちろん小さな時は仕方がありませんが、大きくなってきて話ができるようになったときにはきちんと話を聞いてあげましょう

私は最近は小学生になったので「どう思う?」「どんなふうに考えたの?」「それをどう使おうと思うの?」と質問をしてさらに質問をして本人がどう思っているのかを引き出すようにしています。

結局子供は親が良かれとおもってしたことでも「自分で決めていない」ことはやりません。

例えば、勉強をしてほしいとおもって「勉強しなさいよ」と命令をしてもその場だけは勉強するかもしれませんがそれで終わりです。

そうではなく「勉強しなかったらどうなるのかな?」と聞いてみましょう。

すると子供は「あほになる」「え~どうなるのかな?」と考えるようになりますし「大人になったら何になりたいの?」と聞いてみると夢を話すので「それになるためにどうすればよいかな?」なんて聞くと自分で考えて行動をするようになります。

意見を聞いてあげるようにして、質問をして親は我慢をすることがコツですよ。

小学生くらいになったら自分で決めさせましょう

気分屋

気分屋の親は十分注意をしなければなりません。

例えば、仕事でうまくいかないことがあったから子供を叱ったり、意味もなく怒ったり。

そんな風に子供に対して気分でかかわると子供はとても困惑してしまいます。

「いつも優しいパパなのに、今日は怖い」というようにその日によって子供は親の顔をうかがうようになります。

つまり「人の顔をみて育つように」なってしまいますので「今話しかけてもよいかな」「こんなこと言ったら怒られるかな」「なんだか怒っているみたいだから今日は黙っておこう」と顔色をうかがう性格になります。

すると何に対しても消極的になってしまいますし、大人になっても人の顔色をうかがう人間になってしまいます。

ヒステリックにおこったり、怒鳴ったりしても何もよいものは産み出しませんのでイライラしていてもおちついて話しをするように意識をしましょう。

誰かを比較をする

これも多くの親がやりがちな「誰かを比較をする」ことです。

特に兄弟がいると「お兄ちゃんはよくできたのにあなたはできないわね」と言ったり、友達と比較をして「○○くんはいつもテストで良い点数なのにあなたはダメね」というのはダメです。

比較をされて劣っているとわかると子供は自分のことを認められないことから劣等感を抱くようになり、人と比較して育っていくことになります。

自信を持てなくなり、人とねたむようになりますので場合によってはいじめの首謀者にかる可能性もあります。

個人を認める

兄弟でも友達でも同じ性格の子供はいませんし、できることにも差があった当然です。

それを親は認めてあげることが大事なので「あなたはあなた」「あの子はあの子」というように個性を認めてその子どもができる部分をほめてあげましょう。

テストでたとえ80点だった場合には「すごいこの難しい問題取れてる」「間違ったところはママと一緒に勉強しようか」と声をかけると子供も前向きにがんばろうと思うでしょう。

勉強が好きな子供もいれば、スポーツの好きな子供もいますので個性を認めることが大事です。

私は姉妹の娘ですが上の子供な文科系、下の子は運動系で完全に得意なことも分かれていますし習い事もバラバラですがそうやって見るとお互い得意なことができるので意外と姉妹で認め合っている姿がありますね。

過保護に育てる

子供を過保護に育てるのも気を付けたいところです。

過保護とは「必要以上に子供のことを保護し、甘やかし、こども自身の自主性を尊重し過ぎること」で子供が言うことを親が全部聞いてしまうような行動のことです。

これはとても危険なことで「子供は何でも言うことを聞いてもらえる」「私は偉い」勘違いをしてしまい友達にも自分の言うことを聞くように発言をしたり偉そうにしたりします。

将来も挫折に弱く、人から認められないと生きていけないダメ人間になってしまう可能性もありますので過保護は危険ですので、甘やかすのも適度にしておくべきです。

過保護には2つのパターンがあり支配的な過保護と服従的な過保護があります。

支配的な過保護 →世話を焼きすぎる親の典型的な過保護で自分で考えることをしません。

服従的な過保護 →子供のいうことを何でも聞いてしまう親

年齢を重ねた親ほど気を付けよう

いろいろな子供をかかわってきて、過保護になりがちなのは両親が年齢を重ねているケースです。

昨今は晩婚化が進んでおりなかなか子供ができないで妊活などをして苦労している人も多いです。

そんな苦労をしてきた子供だからこそ大事にしたいですし、お金もあるのでなんでも買ってしまったりとついつい甘やかしてしまいがちですので、一度落ち着いて子供の将来のことを考えてあげてほしいと思います。

支配する

これは虐待に近いのですが、子供を力で支配しようとする親の行動です。

子供は親の言うことを聞いて当たり前というような考えですぐに怒ったり「これやっとけ」と命令をして支配的な態度を取ると子供は「親の言うことを聞かないとダメなんだ」「自分がいつも悪いだ」自己肯定感を持たなくなります。

すべて子供のせいにするような親の態度は大きな問題なので支配をすることは避けておきましょう。

支配や命令をされると子供は神経質な子供となり「これしてもよいかな」「これやると怒られるかな」とマイナスなことしか考えられないことになってしまします。

暴力をふるう

暴力は一番最悪です。

子供をたたいたり、殴ったりすることにより子供は恐怖しかなく「たたかれない方法」「怒られない方法」だけを考えるようになり親の機嫌を取るだけの行動をしようとします。

つまり人の顔色をうかがうことになりますので、将来もずっとそうやって人におびえながら生きていくでしょう。

また将来自分の子供に対して暴力をふるったり、恐怖で支配しようとする親になってしまう可能性もありますし体罰や暴力で子供の脳は萎縮をしてしまい賢い脳に育たないといわれていますのでやめておきましょう。

子供の性格のまとめ

子供の性格は遺伝と家庭環境で大きく変わります。

遺伝はママとパパの遺伝子なのでコントロールをすることはできませんが、家庭の環境や親の対応をいうものはコントロールすることができます。

人のことを認められる人間にしたいならば親が子供を認めてあげなければなりませんし、意見を言える子どもにしたいならば普段から意見や考えを言わすようにしなければ子供は育ちません。

子供は保育園、幼稚園、小学校などいろんな人と関わり学んできますが何よりも親は重要ですのでしっかりとかかわってあげてほしいと思います。

また、できれば夫婦で話し合ってあげることが子供の混乱を生まなくてよいと思いますので子供が生まれたしっかりと話しあいをしておきましょう。

なぜならパパとママも家庭環境が違うので育ち方が違うからですね。

Taka代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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現在37歳で関西の奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんで最近はキャンプにハマっています。

元男性保育士で認可保育園で働いた経験、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業、管理職などもしてきた異色の保育士。

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