
子供の帽子のサイズは難しいです。
お店でかわいいものを見つけても「サイズがあうのかな?」となりますし、試着をしなければわかりませんよね。
大きいとかぶっていてもズレてしまうため前が見えなくなってしまいますし、小さいと帽子が入らないということになってしまいます。
この記事では子供の帽子のサイズについて書いています。
記事を読み終えることで、子供の帽子のサイズや嫌がる時の対処法がわかります。
目次
【年齢別】子供の帽子のサイズと帽子を嫌がるときの対処法7選
最初に気になることが「子供の帽子は必要なのか?」と言う点です。
結論としては「帽子をかぶることは必要である」といえます。
その理由はいろいろとあるのですが、紫外線の予防が一番です。
紫外線は太陽から地球に届くもので、慢性的に浴びたりすると白内障や皮膚がんなどの病気になると考えられています。
子供が帽子をかぶる効果は紫外線予防【サイズも注意】
その紫外線を帽子をかぶることにより防ぐことができるといわれており、つばの大きな帽子だと約20%程度の予防にもつながるということが言われています。
赤ちゃんや子供は大人よりも頭皮や皮膚がかなりデリケートなので直射日光をできる限り防ぐべきですので帽子をかぶって直射日光に対する予防をしましょう。
夏の7月8月は紫外線が強いイメージですが、実は春や秋でも紫外線はありますので子供が外に出るとなったら帽子をかぶらせることが重要でしょう。
子供の帽子のサイズを年齢別に紹介!帽子の選び方とは?
子供の帽子のサイズを年齢別に紹介します。
基本的なサイズは新生児から1歳になるまでの赤ちゃんのベースのサイズは40cmで、あとは3か月ごとに約2cmずつ大きくなるというのが目安です。
出産後すぐは帽子は必要ありませんが出産後の退院や1か月検診が冬場にある場合には防寒対策をとしてかぶらせてあげましょう。
赤ちゃんの帽子は伸縮性の高いものが多いので、その中からお好みのものを選んであげてください。
赤ちゃんの帽子のサイズ【乳児期からかぶろう】
赤ちゃんは個人差もあるので全員がこのサイズというわけではないのですが、目安となるサイズは上記の通りです。
発育差は埋められませんのでできれば試着をしてかぶることをおすすめします。
赤ちゃんの月齢 | 帽子のサイズ |
0~3ヶ月 | 40~42cm |
3~6ヶ月 | 42~44cm |
6ヶ月~1歳 | 44~46cm |
1歳~1歳半 | 46~48cm |
1歳半~2歳 | 48~50cm |
夏場は赤ちゃんはよく汗をかきます。
紫外線予防のためにかぶらせるのは良いのですが、その際には通気性の良いもの、汗の吸収力が高いものを選んであげましょう。
冬場は防寒対策の意味がありますのでニットやガーゼ生地、パイル地など軟らかいものを選んであげましょう。
帽子もすぐに落ちてしまうので、ゴムがついているものを選ぶと良いですね。
また、歩き始めると公園で遊んだりする機会も増えます。
そのような時には日差しや気候などに合わせて最適なものを選んであげましょう。
2歳から6歳までの子供の帽子のサイズと選び方
次にもう少し大きくなった子供の帽子のサイズになります。
この時期になると赤ちゃんの頃と比べてかなりゆるやかに頭のサイズが大きくなっていきます。
そのため、赤ちゃんのころのように頻繁に帽子を買い替える必要はなく、1つ購入をすれば数年は行けますのでブランド物を購入しても良いかもしれません。
子供の年齢 | 帽子のサイズ |
2歳~3歳 | 50~52cm |
3歳~4歳 | 50~52cm |
4歳~5歳 | 52~54cm |
5歳~6歳 | 52~54cm |
この時期の帽子も赤ちゃんと同様に季節や時期に合わせて購入をしてあげてください。
ただし、赤ちゃんの頃と違うのが活動量が増えており公園などへ行くと自分で遊べるようになります。
夏場は通気性の良い素材を選びますが、首元まで日よけがついているものを選ぶなどをすると熱中症の予防にもつながります。
冬場はニット帽も良いです。
お出かけやおしゃれのためには良いですが、冬場に活動的な場所で遊ぶ場合には注意が必要。
子供は動くとすぐに体温が上昇をしてしまいますので素材選びには注意をしましょう。
人気ブランドも良いですが、機能性を大事にしたいところですね。
子供の帽子のサイズの測り方【年齢ごとに測りなおそう】
頭の大きさは子供によって異なります。
そのため、一概に〇サイズを購入すればよいということは言えないのですが、ある程度年齢のサイズが決まっていますのでそれについては後程紹介をします。
子供の頭のサイズは以下のように2カ所を測りましょう。
帽子をかぶってちょうどのところになる場合と、深くかぶったり、浅くかぶったりした時でも大丈夫なようにしておきましょう。
頭の円周を測れば目安となるサイズを知ることができます。
このように2カ所を測ります。
1,は耳の付け根から1cmほど上と額の中央から後頭部にかけて少しだけ下がった部分の一周の長さ。
2,おでこの一番でっぱった部分と後頭部の一番出っ張ったところの一周の長さ
この2カ所を測り、長いほうのサイズを覚えておくと「小さくて入らない」というトラブルを防ぐことができます。
あとは帽子によって異なります。
ニット帽、キャップ、ハットなどはサイズの変更が可能ですが、麦わら帽子などはサイズの変更は難しいです。
そのためできればかぶるようにしましょう。
帽子の購入はプラス1cmを目安にする
あと購入する際のポイントとして、帽子を購入する際には先ほどのサイズにプラス1cmを入れることを忘れないようにしましょう。
頭のサイズにピッタリだとどうしてもきつくなってしまい締め付けられる感じになります。
そのため、頭のサイズ+1cmを基準に考えて購入をしてください。
通販の場合はこのような購入になりますが、帽子は試着が何よりも効果的ですのであくまでも目安のサイズと思っておきましょう。
ネットで伸縮性のない帽子は買わない
帽子を購入するならば「試着最強」です。
やはり一度かぶってみることで間違いないサイズを購入できます。
もちろんネットでもニット帽やゴムで広がるタイプの帽子ならば問題はないのですが、気をつけたいのが麦わら帽子などサイズがほとんど変わらないタイプのもの。
サイズも測って購入をしたけれども結果的には入らなかってしまったなんてこともありますので注意が必要です。
伸縮性の少ない帽子を購入する際にはネット通販は避けておく方が良いでしょう。
→ 戸外遊びのねらいとは?保育園で重要なお外遊びを学年別に解説
子供が帽子をかぶるメリット4選【予防のために活用しよう】
帽子をかぶることによるメリットについて書いていきます。
正直帽子をかぶることによるメリットは大きく、デメリットは蒸れて汗がでる、髪型が崩れるというくらいなので髪型に気を使わなければならない日以外は帽子をかぶる習慣を身に着けるほうが良いかもしれませんね。
1.紫外線の対策
まずは先ほども紹介をした「紫外線対策」です。
女性にとっては天敵となる紫外線は将来のシミやしわの原因になりますし、子供の皮膚は大人と比べても非常に薄く弱いです。
そのため、将来のことも考えて帽子をかぶって対策すべきです。
手や足などの肌の部分は日焼け止めを塗れば対策もできますが、頭や頭皮に日焼け止めを塗るわけにはいきませんので帽子でしっかりと対策をしましょう。
→ 日焼け止めは子供にも効果がある?紫外線を避ける塗り方と予防法
2.熱中症対策
これは特に夏の話しになるのですが、夏は日差しも強いため熱中症になってしまう危険性があります。
最近の夏は暑さが尋常ではないため帽子をかぶって予防をしなければなりません。
短時間でも外に出る、外に遊びに行くという場合には予防のためにも帽子をかぶるようにしましょう。
熱中症予防のためには以下のような帽子がおすすめです。
・つばの広い帽子。 ・通気性のよい帽子。 ・こまめに選択できる帽子。 ・首筋まで守ってくれる帽子。 |
特に通気性が良いものは大事ですね。また、UVカットがされているタイプもあるのでそれはおすすめです。
3.防寒対策
夏は紫外線や熱中症の予防だったのですが、冬は防寒対策としてニット帽などをかぶることができます。
秋から冬にかけては冷え込む日も多くなり、寒さや強風が吹く日もあります。
そのようなときに帽子をかぶれば寒さも防げます。
特に生まれて間もない赤ちゃんは髪の毛も薄いため帽子をかぶらせてあげるべきですし、耳当てがついているものもあります。
4.頭を守る
帽子をかぶっていることて頭を守ることができます。
例えば、歩きが不安定な赤ちゃんがこけたときに頭を打つ危険性もありますが、帽子をかぶっていれば布1枚かもしれませんがクッションの代わりになります。
突然上から何かが落ちてくるということはあまりありませんが、頭を守る意味でも帽子は効果があります。
子供が帽子を嫌がるときの対処法7選【サイズが原因のことも】
次に子供が帽子を嫌がるときの対処法を紹介します。
子供の中には帽子を嫌がる子供も多く、外に出ているのにかぶってくれないと悩むママの声もあります。
涼しい時期ならば問題はないのですが、気温の上昇をしだす5月くらいからはかぶってほしいもの。
頭に触れる違和感や、蒸れるなどの不快感から嫌がる子供も多いのでそんなときの対処法を保育士視点で紹介します。
1.赤ちゃんの時期からかぶる習慣と付ける
帽子を嫌がる子供の中には赤ちゃんのころはかぶっておらず、少し大きくなった時期からかぶるようになったという子供もいます。
これは帽子をかぶる「習慣化」がされていないためですね。
帽子をかぶらない、嫌がるという場合には「帽子をかぶることが当たり前」という状態に持っていくためにも生まれてから帽子をかぶる習慣をつけましょう。
2.帽子をかぶらないとお外に行けないルールを作る
次に「帽子イヤ」と帽子をかぶらない年齢の子供の対処法。
帽子をかぶるのがイヤといっても暑い時期はとても危険です。
そのため「帽子をかぶったら外に行く」というルールを決めてみましょう。
子供はルールは結構守ってくれるもので保育園でも「帽子をかぶりたくない」という子供に対しては「かぶらないとお外いけないよ」と伝えると渋々かぶっていました。
遊びに集中をしてしまえば帽子をかぶっていることなんて忘れてしまいますのでルールを作りましょう。
3.かぶったときにたくさん褒める
帽子をかぶったときに「かわいい」「すてき」「かっこいいよ」とたくさん褒めてみましょう。
大人も子供も「褒められる」ということに嫌がることはほとんどありません。
そのため、帽子をかぶれたときにはたくさん褒めてあげてください。
4.子供の好みの帽子を購入する
子供が好きなキャラクター、好きな形の帽子を選ばしてみましょう。
お気に入りの帽子だと意外とかぶってくれることも多いですし「今日も○○の帽子かぶろうか」と伝えると子供はうれしいものです。
また、ママとパパとお揃いの帽子にしても良いでしょう。
「一緒だね」「今日もおそろいだね」と伝えてみると子供もうれしくてかぶってくれます。
5.あまりにも嫌がる時はいったん仕切り直す
中にはあまりにも帽子をかぶることがイヤすぎて泣いてしまう場合もあるでしょう。
そんなときには一度諦めて仕切り直しをしましょう。
無理にかぶらせようとしても余計にイライラしてしまいますので、そっとかぶらせてあげることが重要です。
6.帽子のサイズや素材を確認してみる
帽子が小さくて締め付けられる、チクチクするなど子供が不快に感じる要因があるのかもしれません。
嫌がる原因は何かあるかもしれませんので帽子をチェックしてみましょう。
7.決して怒らない
帽子を嫌がったとしても怒らないようにしましょう。
時には「いいかげんにして」「かぶりなさい」と怒りたくなる気持ちもありますがそれは逆効果。
基本は褒める、諭すなど子供の様子をみて話をしたりしてみましょう。
子供の帽子のサイズを年齢別に解説!嫌がる時はムリをしないこと
子供の帽子のサイズについて書いてきました。
年齢や月齢によりサイズはことなりますし、個人差も大きいため子どもの頭囲を測ってみるのが一番間違いありません。
ここで紹介をしたサイズを参考にしていただければと思います。
また、帽子を嫌がるときの対処法についても書いてきました。
暑い夏の時期は帽子をかぶらなければ大変危険なのできちんとかぶらせることを意識してママもパパもいろいろとチャレンジしてみましょう。
コツは無理強いしない、嫌がったら仕切り直してみるです。
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