登園拒否の原因と対処法を保育士が解説!保育園幼稚園に行きたくない

膝を抱え込み悲しむ女の子

登園拒否の子供の原因と対処法はわかりますか?

保育園や幼稚園に通っている子供がいるならば、必ず通る道である「保育園に行きたくない」。

そこには原因や対処法があります。

この記事では、登園拒否の原因と対処法、行きたくないといったときに対応ができますし、保育士としての本音も聞けます。



登園拒否をする原因5選【子供の理由を理解して本当のことを知ろう】

大泣きする女の子子供が登園拒否をする原因について書いていきます。

ここでは5つの理由を書いています。

1.パパママと一緒にいたい

2.環境が不安

3.保育園で苦手なことがある

4.休み明けである

5.家庭に変化

詳細について、書いていきましょう。

1.パパやママと一緒にいたい【離れるのが寂しい】

子供がママとパパと一緒にいたいと思うのは、当たり前です。

毎日一緒にいて過ごしたいとおもっていますが、ママとパパも仕事に行かなければなりません。

そのため、保育園へ預けることになります。

保育園へ子供を連れていくと拒否をする中には「パパママと一緒にいたい」という気持ちがあるのです。

離れるのが寂しい、早く会いたいという気持ちから「保育園行きたくない」と意志を示していますね。

2.環境が不安【友達・先生・かかわり方の問題】

保育園という環境は子供にとって不安です。

一番落ち着くのは間違いなく、自宅です。

保育園だと、先生や友達など普段とは違う環境で過ごすために「登園拒否」をすることとなります。

特に4月や5月に登園拒否が多いのは、先生が変わったり、クラスが変わったりすることです。

普段とは違う環境で落ち着かないため、登園拒否をすることがあります。

3.保育園で苦手なことがある【お昼寝・給食・戸外遊び】

保育園で苦手なことがあると、子供は行きたがりません。

プライドもあり、それが邪魔されることになるためです。

例えば、お昼寝がしたくない、給食がいつも遅くなる、戸外遊びがイヤなどです。

この辺りは先生たちも子供たちのために、一生懸命むきあって介助をしてくれます。

時には叱られることもありますね。

子供にとっては、それが負担となり結果的には「行きたくない」となってしまうのです。

もしかすると、先生に注意をされるから行きたくないこともあるかもしれません。

4.休み・連休明けである【GW・お盆・年末年始】

休み明けは特に登園拒否は多いです。

「保育園(幼稚園)に行きたくない」と言うものですね。

これについては仕方がありません。

そもそも、子供はママやパパとい一緒にいたいとずっと思っています。

休みの間はずっとそばにいて、楽しいことをしてきたのに、休み明けに保育園へいくのですから、行きたくないのが本音です。

特にGWやお盆、年末年始など連休明けは、行きたがらないと覚悟をしておきましょう。

5.家庭で変化があった【出産・引っ越し・離婚】

家庭で変化があると、保育園へいきたがりません。

例えば、ママが二人目を出産で病院へいる、引っ越しをして環境がかわった、ママとパパが離婚をしたなどです。

子供にとって、日常は一番気持ちが落ち着きます。

もし、変化があると、子供にとっては負担となりますし、不安になる部分でもあります。

家庭で変化があった場合には、保育園にも活きたがらない場合もあります。

子供が登園拒否をするときの対処法5選【対応方法が大事】

ママに甘える女の子子供が登園拒否をすることは、どの子供でもありえます。

そのため、ママ達も「登園拒否はするもの」だと頭に入れておきましょう。

ここからは対処法について5つ書いていきます。

1.体調をチェックする

2.抱っこをして甘えさせる

3.保育園は楽しいと伝える

4.言葉でがんばろうと伝える

5.休ませる選択肢を持つ

詳細を書いていきます。

1.体調をチェックしてみる【検温・お腹をさする】

まずは、本当に体調が悪い場合もあります。

そんなときのために、体調をチェックしてみましょう

熱を測ってみる、お腹をさすってみるなどです。

発熱の前の可能性もありますので、顔色や食欲をチェックして問題なければ連れていきましょう。

もしかすると、お迎えの連絡が来るかもしれませんね。

→ 保育園の呼び出し基準は熱と下痢?電話の対応3選と職場での対処法4選

2.たくさん抱っこして甘えさせる【共感が大事】

たくさん抱っこをして甘えさせましょう

保育園へ行きたくないという行動は、当たり前です。

しかし、すべてを受け入れるわけにはいきませんので、抱っこをしましょう。

たくさん甘えさせて「行きたくないのか」「休みに○○しようか」など共感をしましょう。

それだけでも、子供は落ち着きます。

3.保育園の楽しいことを伝える【期待を持たせる】

保育園が楽しいとつたえましょう。

もしかすると、苦手なこと、嫌なことがあるかもしれません。

そんなときには「今日はお散歩かも」「先生が○○するって言ってたよ」と伝えましょう。

保育園は楽しいと期待を持たせることは、ママ達にとって大事な仕事です。

期待を持たせ、明日も行きたいという気持ちにさせてあげて下さい。

4.一緒に頑張ろうと伝える【ママは仕事・子供は保育園】

一緒に頑張ろうと伝えましょう

子供も保育園でがんばっています。

ママは仕事を頑張ります。

そのときには「○○ちゃんは保育園、ママはお仕事頑張るからね」と伝えると良いです。

一緒にがんばっているという共感が生まれるためですね。

また「早くお迎え来るからね」の言葉も効果がありますので、言ってみましょう。

5.大泣きするならば休ませる選択肢も【祖父母の家もあり】

大泣きするならば、休ませる選択肢も必要です。

普段はそんなことないのに、大泣きする。

今日は何かおかしいという場合もありますし、次の日には「保育園いきたい」なんて言うこともあります。

もしかすると、何かあるのかもしれませんので、絶対に保育園へ行かせるではなく、休ませる、無理をさせない選択肢も持ちましょう。

たとえば、祖父母に預けるという方法がありますね。

登園拒否はいつまで続く?原因がある誰もが経験する問題点

泣く子供と悩む女性子供にとって、保育園は楽しいところかと言われると、そうではありません。

預けている子供は小学校にも入る前の小さな時期の子供です。

本音は子供達もママとパパとずっと一緒にいたいというのが、本音です。

しかし、ママ達も仕事へ行かなければならないため、保育園へ子供を預ける必要があるというギャップを子供も感じtえいます。

登園拒否はいつまで続く?【誰もが経験する子供の問題】

この登園拒否はいつまで続くのでしょうか?

登園拒否は「個人差による」というのが正直なところです。

ほとんどせずに登園拒否をする子供もいれば、毎日登園拒否をする子供もいます。

中には卒園までする子供もいますし、赤ちゃんの時期だけという子供もいます。

そのため、いつまで?と言われると、「個人差があるが卒園するまで続く場合もある」というのが答えです。

休みの日の後は登園拒否も多いかも

また、休みの日のあとは登園拒否も多いです。

休みの日にママやパパと一緒に楽しい時間を過ごしていれば余計ですよね。

楽しかった分、月曜日などは反動があり「行きたくない」というかも。

そんな時は「ママもお仕事がんばってくるからね」と声をかけて子供を送り出しましょう。

子供が登園拒否するときの保育士の本音【預けてほしい】

保育園に赤ちゃんを預けるママと保育士子供の登園拒否は、どんな子供にもあります。

私もたくさんの言う子供と関わってきましたが、登園拒否をしない子供はごく少数です。

ママ達も苦労をしていますが、保育士も大変で、実は本音をして以下の2つを思っています。

保育園へ預ける時に、参考にしてください。

先生を信頼して預けてほしい【保育園では99%大丈夫】

まずは、先生を信頼してほしいと思っています。

登園拒否をしていても、先生に預けられて10秒後に泣き止んでいるなんて、当たり前にあります。

ママと離れる時だけ「嫌がる」「泣く」ということで、切り替えをしているのかもしれません。

今までの経験上99%の子供はあっという間に落ちきます。

1%は本当に体調がわるい、何かあるというケースもありますが、ほとんどは問題ありません。

安心をして先生に預けてください。

ママが覚悟を決めてほしい【いつまでも付かない】

ママも覚悟を決めてほしいというのが本音です。

子供が登園拒否をするときに、保育士をして一番困るのはママが離さないこと、離れないことです。

「行きたくないの」「どうしようか」など声をかけてしまうと、いつまでも離れません。

経験上ですが、「お願いします」とさっと離れてくれるママの子供はすぐに切り替えられます。

それに対して、ママが切り替えられない子供はダラダラと泣きます。

本音としては「ママも覚悟を決めてさっと行ってほしい」と思っています。

→ ダメな保育士の特徴7選と困った時の対処法【質の悪い担任の問題点】

子供が登園拒否をするのは当たり前【先生にさっと預けよう】

笑顔の男の子子供が登拒否をするのは当たり前です。

しかし、どんな子供でもあり得ることです。

あとは、日ごろのママ達の対応や先生の保育によって異なってきます。

子供達にとって、本音はママとパパとずっと一緒にいたいと思っています。

しかし、仕事などの理由のために保育園へ、教育のために幼稚園へ預けることは当たり前のことです。

登園拒否は誰にでもありますので、ママ達も落ち着いて対処をしましょう。

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