小1の壁とは?ワーキングマザーが正社員を退職しない3つの対策

退職を余儀なくされる小1の壁

小一の壁という言葉を聞いたことはありますか?

これは小学校1年生の壁という意味になっており、働いているお母さんや共働きの世代を悩ませている大きな社会問題なのです。

今回はそんな小1の壁について書いていきたいと思います。

保育園とのギャップに驚く

そもそも保育園や幼稚園は就学前の子どもと預かる施設となっており、それ以降は小学校へ進学をすることとなります。

小学校にもいろいろな種類があり、普通に誰もがいける小学校は公立の小学校となっていますが、受験をすれば有名な私立の小学校へも入学をすることができます。

しかし、そんな小学校へいってからの問題が本当の大変なんです。

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小一の壁とは?

まずは小一の壁とは?について書いていきましょう。

小一の壁とはその名前の通りで小学校へ入学をするときの壁ということになります。

具体的に書いていくと、保育園では開園時間内の7:00~19:00の間で預かってくれますしお母さんやお父さんの勤務証明書がきちんと書かれていれば延長保育も利用をすることができました。

そのため、少しくらい残業をしたとしてもある程度遅い時間まで子どもを預かってもらうことができました。

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学童保育は延長保育がないところもある

しかし、学校の併設をしている学童は朝は一切開園していません。

(夏休み期間や通常の学校が行事などの休みは除く)

また、学童保育では通常18:00で終わってしまうところも多く、延長保育もないため保育園よりも預かり時間が短くなってしまい、子どもは、家で一人で過ごすことになります。

小学校のなったからといっても入学して急に子どもが急成長をするわけでもないですし、急にしっかりするわけではないので、保護者は安全面でも精神面でも心配なことが多くなります。

核家族化も小1の壁の要因

近くに祖父母など誰か頼れる人が近くの住んでいればよいのですが、最近は核家族化も進んでおり特に首都圏となると地方から出てきている人も多いことから頼れる人も近くのいないのが現状となります。

ここに追い打ちをかけるのは日本の制度です。

小学生になると、時短勤務制がなくなる企業も多く、子どもの小学校入学を機に働き方の変更を迫られる働くお母さんが多くいるのが現状となっています。

世の中待機児童問題があげられていますが、実はそこだけではなく小学校へ上がってからも大きな壁ができてしまうということになります。

小学校へ進学したときの心配事

もちろんお父さんはお母さんよりも長い時間仕事をしている人も多いため学童を利用していても、子どもは家まで一人で帰って帰りを待つというようなことが日常的に起こっている現状があります。

子どもの立場からすると今まで保育園でお母さんがくるまで待っていればよかったのですが、小学生になる4月1日から急に一人で帰らなければなりませんし、

「1人の時間が増え、危険に巻き込まれてしまう可能性がでてくる」

「春になって急に一人で過ごす時間が多くなり、宿題やおやつなどを自己管理しなければならなくなる」

「勉強も始まり、保育園とは過ごし方が一気に変わってしまう」

もちろん保護者の人も今までフルタイムで働くことができていた人は

「出社、帰宅の時間を変えざるおえない」

「雇用形態を変えなければならない」

「長期休みのお弁当作り、平日実施の学校行事参加など、保護者の負担が増える」

また1年生の間は学校の授業時間も短いことからなかなか夕方遅くまで学校にいるということもないため、学童に頼らざる追えませんがそれも心もとないのが正直なところです。

また、季節によっていろいろな問題もあります。

春だけではない季節の問題

春の場合には学童も安全の確保ができないという理由から入学をしてから一週間は給食が始まらず、授業もほとんどないためお昼でおわります。

また、学校内の設置をされている学童保育の中には入学式(4月7日あたり)までは一切利用できないため4月1日から学童保育が利用できるまでは大変なことになります。

他にも学校は保護者会、引き取り訓練、PTAの活動など、入学式以外でも保護者参加の行事が多くなりますので頻繁に仕事を休まなければならなくなります。

夏は毎日お弁当

夏になると学童は基本給食は一切ないため毎日お弁当を作らなければなりませんし、夏休みだけ利用をしたいと思っていてもそのように考える人が多いことから夏休みに学童を利用したいと思っている人は4月から利用をしていない限りは不可というような条件も多いです。

そのため、夏休みに預けたいがために他の日は預けなくても良い人も料金を支払って定期的に預けざる負えないという現状もあります。

秋は行事、冬は病気で仕事を休まなければならない

秋になると、運動会、音楽発表会、作品展などの行事が多くでてきて仕事の調整をしなければならないことも多くなりますし、夕方には暗くなってしまい日が短くなることから帰り道が気になるようになります。

冬になると、インフルエンザや他の感染症で学級閉鎖は頻発することもあり学級閉鎖をしているため学童に預けることもできず預け先がなくなったりしますが、仕事をしている人は決算期となりますのでかなり忙しくなります。

このように小一の壁は今まで保育園へ預けていたお母さんたちのとってとてもシビアな問題となっており、子どもにも危険な思いをさせることになることから困惑をしている人も多くいます。

もちろん全国の地域にもよりますが、東京などになると学童に入れているだけでも良いと思わないとという意見もあり、地域によっては学童に入るためにも抽選となってしまいますし、中には学童保育にも入れず毎日学校から一人で帰って一人で夜ご飯を食べてお母さんの帰りと待っている子どももいますのでもっと世の中が注目をすべき問題だと言われていますね。

仕事を退職や転職をするワーキングママが多い理由

このように保育園の受け入れ体制を整えていくというのは今後政府の方針としてかたまってきていますが、問題はそのあとの学童の問題まで解決をしなければ意味もないといわれています。

保育園の場合だと長時間の預かりをしてくれて、給食やおやつも提供をしてくれていたのでよかったのですが学童になるとお弁当などをすべて用意しなければならない。

また、預かってもらえる時間も短く融通が聞きずらいという点があるので、仕事をしているワーキングママは保育園の間続けてきた仕事を退職せざる負えない、もしくは転職をしなければならない人も急増しています。

退職をするケースは子どもを保育園から卒園後に預かってもらうための学童が見つからなかったというケースです。

例えば、今まで保育園に7:00~19:00まで長時間預けていた人が小学校になると朝は8:00まで学校へ行けない、夕方は18:00には家に帰ってくる。

しかし、近くに誰も頼れる人がいないし子どもも小学生になったばかり。

退職をするワーキングママも多い

親の気持ちからすると働きたい気持ちはあるけれども子どもがかわいそうという気持ちもありますし、会社にもこれ以上は迷惑をかけられないという意味から退職をせざる負えないような状況になることもあります。

会社としても保育園の間は時短勤務をしてもらっており子どもが小学校になった時点でさらにバリバリ働いてもらおうと思っていただけに残念ということになってしまいます。

結果としてお母さんも会社もあきらめざる負えないというのが退職をする理由です。

また、転職の場合は「生活のためにも仕事をしていかなければ」という方も多く、結果的には子どもが学童に入れたとしてもその時間に適用できる仕事をするということになります。

転職先は時間の融通が効くところへ

そのため、転職先を選ぶには「勤務時間」「場所」の2つで選択をせざる負えなくなりますので結果的にはなかなか仕事が選べないしやりたくない仕事だけれども子どものためにこの仕事しかないという人もいます。

このように小一の壁でこんな風に悩むこととなりますし、多くの学童は小学校3年生までしか預かってくれないため小学校4年生でまた同じような悩みを持たなければならない厳しさもあります。

働いているワーキングマザーからするとこれからもっと頑張ってはたらこうと思っていたけれども、子どもにさみしい思いや危険な思いをさせないためにもジレンマと戦いながら仕事をしていくこととなりますし、子どもが寝てから夜に仕事をしにく兼業の人もいます。

フルタイムで働くとこの問題はなかなか解決できないすごくシビアな問題だと思います、世の中の現状を見るとフルタイムと仕事と子どもの安全の両立はシビアに難しそうだなという印象です。

小一の壁を乗り越える方法3選

しかし、もちろん誰もが退職や転職をしているわけではなくなんとかやりくりをして退職や転職をせずに仕事と子どもの安全で両立ができている人もいますので紹介をしていきましょう。

小一の壁を乗り越えるためには以下の3つがポイントとなります。

1,学童の問題
2,留守番をどうするか?
3,夏休みをどうするか?

ここの3つを対応することにより、小一の壁は乗り切れるといわれています。

学童の問題

学童は公立の小学校などになると併設をしている場合が多いのですが、通える時間が短かかったり4月から入れないという方も多いです。

それならば学童に頼るという選択肢だけではなく他の方法で長時間預かってもらえる方法を選択しましょう。

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民間の学童の検討にいれよう

例えば、民間の学童を検討してみるという方法です。

認可保育園の内部で行っていたり、株式会社が習い事と併設して学童を行っている場合も多くそんな学童や世の中のワーキングママがどんなことで困っているのかも把握しています。

そのため、預かる時間も長時間となっていますので今までのフルタイムの仕事のスタイルを変えることなく預けることも可能です。

英語教室や学習塾などが行っているケースが多く預けている間に英語や塾として習い事も終えることができるという点も魅力的です。

送迎サービスをやっているところもある

中には送迎サービスもついているとこともありますので仕事を退職、転職をしなくてもよいメリットはあるのですが料金が学校の併設をされている公設の学童を比較をすると高いというデメリットが生まれます。

公設の学童の場合の料金の相場は7000円~1万円の間となっていますが、民間の場合は数万円と高くなりますし、夏休みはさらに料金がかかりますが、小一の壁の問題を解決できるとおもったらメリットはあるかもしれませんし習い事も同時にできる点は良いです。

保育料と変わらない方は民間の学童を検討してみましょう。

留守番

民間の学童へ預けることができればこの問題は解決するのですが、なかなか料金もかかりますのでその点はデメリットといえます。

そこで週3回は民間の学童を使って、あとの残りは子どもに留守番をしてもらうなどの方法もありだと思います。

留守番も心配ならば自宅へベビーシッターのように一緒にいてくれるサービスもありシルバー人材センターや、子育て支援のファミリーサポートなどを活用するという方法もあります。

週に1日程度ならば子どもに電話を持たせて逐一連絡をさせるという方法も良いでしょう。

習い事へ行かせるというのも方法

私の娘は小学生の時には週3回は民間の学童へいれて残りの2日は学校の授業が長い時間にそのまま習い事へ行けるようにしていましした。

すると一人で家にいる時間も短くなるため心配をする時間を少しでも減らせるようになりましたね。

他にも留守番をしなければならない日には習い事を徒歩圏内で確保して2つ行かせている間にお母さんが返ってくるという方法もありますので留守番の場合は習い事をうまく活用すると乗り切れる可能性も高いです。

夏休みの期間

公設の学童保育は夏休みだけは基本的に預かってくれないため、ほかの方法で乗り切る方法に切り替えましょう。

例えば、塾の夏期講習や英語教室のサマースクールなどいろいろな方法がありますのでそれを活用して乗り切りという方法です。

夏期講習の場合は長い時間預けることができますので学童のように利用をすることもできますね。

また、飛行機のキッズプログラム、野外活動のプログラムへ入れるという方法もありだと思います。

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習い事の夏期講習をうまく使う

夏休みは子どもの習い事などの所で長期間預かってくれるプログラムなどもあります夏休みだけの入会も受け入れてくれます。

その期間だけ田舎の祖父母のところへ預けるいう方法も良いです。

このように小一の問題は大きいのですが、いろいろな方法で乗り切っている方もいますし中には3人のママ友同士で有休を調整して乗り切った、田舎から祖父母と一か月滞在させたなどの強者もいますのでいろいろなこととを検討して小一の壁なんかに負けないで頑張てほしいと思います。

また、社会ももっとこの小一の壁の認知度が広がればと思いますね。

 

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taka管理者 taka

投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの管理者をしているtakaです。
認可保育園はもちろん、認可外保育園の立ち上げや集客、営業などをやってきた異色の男性保育士。

保育園の主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャーなどを歴任して今は保育コンサル、保育組織改善、子育て相談に子供関係の仕事と、WEB関係でホームぺージ作成などの仕事をやっています。

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現在36歳で関西に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!毎日一緒に夕ご飯を食べる生活を実践中!

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