保育園の休園基準とは?新型コロナやインフルエンザでもならない理由

保育園の休園基準をしっていますか?

最近は新型コロナウィルスやインフルエンザなど人に移りやすい感染症もたくさん出てきています。

小学校や幼稚園はすぐに休みになるのに、保育園だけはなぜか休みにならないですよね。

その理由や、休園になる基準について書いていきます。

記事を読み終えることで保育園の休園基準や、ならない理由、休園しないことによるリスクがわかります。



目次

保育園の休園基準とは?新型コロナやインフルエンザでもならない理由

保育園の休園基準というのものは明確には決まっていません

実は、ほとんどのケースとして休園をしない園もたくさんあるのです。

新型コロナウィルスやインフルエンザが出ても、本当に休園をするのは稀ですね。

そこには理由がありますので、下に書いていきます。

新型コロナウィルスで全国で休園【保育園はしないのか?】

新型コロナウィルスで全国の幼稚園から高校に至るまで一斉に休校になり話題になっています。

多くの自治体では3月2日から春休みにはいっており、次は新たな学期になる年まで開校をしないところがほとんどです。

感染を拡大させないための処置だといわれていますが、保育園や学童保育は通常通り開園をしていますので、意味があるのか?疑問に感じますね。

保育園の休園基準を解説【学童保育もならない理由とリスク】

保育園は児童福祉施設です。

そのため、法律に基づいて運営をしていかなければなりません。

しかし、保育園事態は法律で「休園について縛られている」わけではありませn。

保育園の休園については「保育所、地域型保育事業及び認可外保育施設については、その施設長、設置者等が自然災害発生時又は感染症流行時に臨時休園を行うことができる旨を定めた法令はない」とされています。

つまり、保育園の設置者は自分らで決めることが難しい現状があるのです。

保育園の休園は誰が決める?【新型インフルエンザのときは?】

保育園の休園を決めるのは、園の園長ではなく、自治体や厚生労働省になります。

そのため、新型コロナウィルスや新型インフルエンザが広がっていたとしても、保育園の意思で休園、閉園をすることができません。

理由があるのですが、結局は園の判断では休園はできないのです。

私が過去に休園をした経験があるのですが、「新型インフルエンザにより自治体が休園命令を出した」ときのみでしたね。

学童保育の休園は?保育園と同じ厚生労働省が決める

保育園と同じ学童保育はどうなのでしょうか?

これについても同じです。

学童保育も厚生労働省の管轄なので、保育園と同様で施設長の判断で休園はできません

つまり、通常どおり開園をしておかなければならないということです。

認可外保育園は休園できる?自由度の高い措置がとれる

認可外保育園についてだけは休園に対する考えが異なります。

認可外保育園の場合は「園長の判断」で休園をすることができます。

それは、自治体から補助金をもらっているわけでもありませんし、民間の企業と同じ扱いなので、自由度がたかいためです。

大阪市に問い合わせてみたところ、新型コロナウィルスで少数の保育園は休園をしている現状がありますが、98%くらいは認可と同様の扱いとしており、開園をしている現状があるのです。

幼稚園の休園基準は?保育園とは違う法整備の現実

次に幼稚園は簡単に休園となっていますが、保育園とは違い管轄が文部科学省になります。

つまり、小学校と同じ考えとなりますので、以下のような法律に準じます。

幼稚園型認定こども園及び幼保連携型認定こども園の施設長又は設置者は、非常変災その他急迫の事情があるとき又は感染症の予防上必要があるときは、それぞれ学校教育法施行規則(昭和 22 年文部省令第 11 号)第 63 条又は学校保健安全法第 20 条の規定に基づき、臨時に「授業を行わないことができる」又は「学校の全部又は一部の休業を行うことができる」とされている。

(引用:電子政府の総合窓口「学校教育法施行規則」)

こんな風に休園措置がされるのは、幼稚園の方が圧倒的に早いですね。

保育園の休園基準は曖昧!コロナやインフルで休園にならない理由

これだけリスクのある感染症が出ているにも関わらず、なかなか休園できない保育園。

なかなか厳しい現状がありますね。

しかし、休園にできない背景にはいろいろな事情があるので書いていきましょう。

1.子供を預けたいとする保護者がいる限り休園にできない

まず、保育園の大多数は仕事をしている保護者が子供を預けています。

つまり、子供を預けなければならない保護者がたくさんいますので、簡単に保育園を休園することができません。

休園とすると、仕事をしている人たちが休むことになり、経済が止まってしまうためです。

結果的にはマイナスとなる部分が多く、保護者も休みたくても休めないため保育園は開園をしているのです。

2.臨時休園を行う具体的な基準を決められない

臨時休園をする際に「具体的な基準がない」という点も大きなデメリットです。

認可外保育園は自由ですが、認可保育園、学童などは法律も基準もないため、自治体に従うしかありません。

たとえそこが感染拡大の温床になったとしても、なかなか閉められない現実があるのです。

例えば、新型コロナウィルスが出たら休園など明確な基準を満たさない限り休園できないのです。

3.臨時休園を行うと発想がない

中には臨時休園を行うという発想を持っていない園長も多いです。

たくさんのお仕事をしている人を支えている仕事なので「休園をすると迷惑がかかる」という考えから、園長先生たちは休園をとりません。

しかし、これだけ広がっている時期なので「休園をする」という判断をしてほしいものですが。

4.休園を行いたいが制度上できない

もちろん、職員や預かっている子供のことを考えると「休園をしたい」と考えています。

しかし、自治体は仕事をしている人たちがいる限りは休園の指示はだしません。

本来は園長先生に臨時休園の権限があればよいのですが、残念ながらないのです。

職員や子供を第一に考えて休園をしたいと思っていても「休園をする制度」がないため、臨時休園できないのです。

5.臨時休園を行いたくても保護者のクレームが気になる【保育料の問題】

臨時休園をすると、おそらく保護者からクレームがきます。

子供や保育士を守るための処置に対して、心無い保護者からは「開園をしてほしい」「どうしてくれるんだ」というクレームがくる可能性がたかいでしょう。

結局は現場がそれを言われることになりますので、避けるためにも臨時休園をしないと判断をするケースが多いです。

特に認可の場合は保育園だけではなく、市区町村へもクレームが行く可能性が高いです。

6.自治体からも運営をするように通達されている

自治体からも運営をされるように言われている、裏事情があります。

認可保育園の立場が弱く、どんな事情があっても補助金をもらっているので「開園をするように」と指示をされています。

今回のコロナウィルスにより、小学校などが休みで保育士が出勤できないケースがあります。

そのため、一時的に保育士が足りない状態になっていますが「保育士の基準を満たしていなくても、問題ない」という通達を出している自治体もあるほどです。

つまり、休園をすべき場であっても、自由に閉めることができないのです。

→ 認可保育園の補助金はいくら?設置基準と保育士の給料が低い仕組み

保育園が休園をなる時はいつ?【台風や地震の自然災害】

保育園が休園をできるのは、実際にいつなのでしょうか?

もちろん、台風や地震などの自然災害が休園になるケースがありますが、他は以下の2つしかありません。

自治体や国が休園を指示をしたとき

自治体や国が「保育園を休園しましょう」と指示を出したときです。

つまり、これがあれば休園をいう措置を取ることができますが、認可保育園の場合は自治体や国からの指示がない限りは閉めることができません。

地方公共団体が定める基準を満たしたとき【感染症など】

あとは地方公共団体が「休園をしましょう」と決めたときです。

これも自治体と同じ扱いになりますね。

保育園が休園にならないリスクと注意点【コロナとインフルエンザ】

本来は、このような感染症が広がっている時期なので「休園をする」という措置が望ましいです。

しかし、保育園には保育園の事情があり、閉められない実態があるのです。

このまま開園をすることにより、もちろんリスクや危険性もあるので、最後に書いていきましょう。

感染症が蔓延をする危険性がある【新型コロナ】

感染症が蔓延をする危険性があります。

つまり、感染症が広がってしまう可能性があり、危険を伴う可能性もあります。

新型コロナウィルスは未知な部分が多いですが、新型インフルエンザは広がっていました。

保育園という密集の場は感染症にとっては最高の環境です。

保育士が感染をする可能性がある【休園の可能性】

子供はもちろんですが、保育士が感染症にかかる可能性も否定できません。

保育園が運営できているのは「保育士が働いている」からです。

しかし、保育士自体が休むとなった場合には保育園の開園事態が危ぶまれます。

また、重症化をする可能性もあるため、たくさんの人が集まる保育園という場はとても危険です。

集団感染が容易な環境である

つまり、集団感染がとても簡単に起こってしまう可能性があります。

もちろん、保育園には看護師がおり、感染拡大に努めているのですがそれでも防ぎきれないこともあります。

集団感染の温床となってしまう可能性もありますね。

→ 感染症の種類と症状一覧!子供がかかりやすい病気と出席停止について

保育園の休園基準は曖昧!コロナやインフルでも簡単に休めない

ここまで保育園が臨時休園にならない理由について書いてきました。

そもそも「明確な決まり」「法的な決まり」があるわけではないため、結果的には「休園をする判断ができない」ということです。

自治体がどのように判断をするのかによって、休園をするかどうかが決まります。

それを満たすようなことがなければしめられません。

しかし、幼稚園で集団感染のリスクがあるため休園をしているのに、保育園は閉めないという不思議なことが起こっています。

新たな感染症が来ているならば、すぐに休園措置ができるような世の中で合ってほしいですね。

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takaです。

園長経験もある異色の元保育士。

子供はもちろんめっちゃ好き!!

今は副業サラリーマンとして、子供関係の仕事とWEB関係の仕事をしています。

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【経歴】

・認可保育園で現場の8年、分園の責任者2年

・認可外保育園の立ち上げ2園

・インターナショナルスクールの園長経験あり

・幼児教室の教室長経験あり

現場の保育士から、管理職になり営業や運営、マネジメントに従事した異色の経歴があります。

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現在38歳で奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!

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今は副業サラリーマンをしており本業は子供関係の仕事。

副業はWEB関係でコンサルや個別相談、WEBマーケ。

それと保育コンサル、育児相談の2つの仕事をしています。

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