
保育園で英語を導入している園が増えています。
英語といっても本格的な英語を導入しているわけではなく、子供達が楽しめる英語となっていますね。
特に私立の保育園に多く導入をされており、保育の予定の中の1つとしてはいっています。
そんな保育園の英語ですが、導入をされる理由やねらい、意味があります。
この記事では保育園の英語について書いています。
記事を読むことで保育園の英語教育が導入をされる理由やねらい、意味、メリットデメリットがわかります。
保育園に英語が導入される理由とは?教育のメリットと課外授業の相場
保育園に英語が導入をされているといっても、英語保育園のように毎日ずっと英語にふれているわけではありません、
英語保育園は日常の英語ですが、保育園や幼稚園で導入をしている英語は違います。
保育園によっても異なりますが、週に1回おこなわれ、各クラス30分ていどで行われます。
いわゆる課外授業という形式で行われていますので、時間も回数もそこまで多くなく、担当をする先生も外国人とが限らず日本人の場合もあるのです。
教育の一環?英語を導入している保育園が多い現実【幼稚園も】
私立の保育園や幼稚園では英語を入れるケースが増えています。
大手の会社でECCなども保育園向けに入っているケースがあり、顧客獲得戦略の1つとして実践をしています。
保育園側としても、普段は仕事へいって子供を見ることができない保護者の二ーズなどをふまえて英語教育を導入する園が増えています。
あくまでも「教育の一環」という形で保育園へ導入をしていることが多いですね。
保育園は英語で何というの?使う英語は簡単?
ちなみに保育園のことを英語で何というかしっていますか?
英語は「Nursery」や「Nursery school」と呼んだりします。
もちろん英語教育といっても難しい英語はなく「hello」「how are you」など簡単なフレーズや単語を覚える程度ですね。
使うというよりは定型文を覚えているような感じでしょうか。
→ 英語保育園が人気の理由は英語教育の環境でバイリンガルが育つから?
保育園が英語を導入する理由4選とねらい【子供の将来のために】
次に保育園が英語を導入する理由やねらいについて書いていきましょう。
英語を導入するのには理由がもちろんありますので4つの理由を入れていきましょう。
1.子供たちに英語を触れさせるため【保育園の預かりを利用】
英語を導入するのは「英語にふれさせる」ためです。
最近は英語教育がさかんに行われており、小学生から英語教育がはじまっています。
そのため、保育園でも英語教育を導入している園が増えていますね。
保育園の子供の多くは両親の就労によって預けていますので、習い事をしたいとおもっても習いにいく時間がありません。
そこで、保育園で預かっている時間内に英語に触れさせる、慣れさせる意味を込めて英語教育を導入しています。
2.英語教育が低年齢化しているため【発音や歌を覚える】
最近は英語教育の低年齢化が進んでいます。
もちろん小学校へ入れば英語教育がはじまりますが、幼児期からの英語熱も非常に高いものとなっています。
幼稚園や保育園でも英語が入っているのは当たり前となっていますね。
また、2020年の英語教育の改革により、今まで日本でおこなってきた英語教育がより低年齢化となりましたので、今後はさらに英語が進んでいきます。
英語に親しむ、慣れるということはもはや当たり前の時代なので、保育園や幼稚園で英語を導入する園が増えているのです。
3.課外授業の1つとして保育園が英語を入れる【習い事の1つ】
ただし、英語を導入するといっても時間はとても短いです。
1クラス20名~30名を30分程度1人の先生ですることが多く、少しの時間英語に触れる程度です。
そのため、より英語を学びたい方向けに習い事の1つとして夕方の課外授業をおこなっています。
課外授業とは保育園へ預けている時間帯に個別で習い事として契約をし、お勉強に行くことです。
費用は保護者の負担ですが、わざわざ習い事へ通う必要はなく、保育園へ預けている間に英語の習い事が終わりますのでニーズが高いのです。
4.子供の興味の幅を広げるため【英語が1つのツール】
子供の興味はいろいろとあります。
そのため、英語を1つのツールとして興味の幅を広げるねらいがあるのです。
例えば、英語に触れることにより「英語を知る」「興味をもつ」「外国人という存在をしる」「異文化に触れる」などいろいろなメリットがあります。
もちろん英語でなくても良いのですが、英語があるとより広がる可能性があるのです。
そのねらいや、将来へつなげてほしいという思いから英語教育を導入している園は多いですね。
習い事へ行けない保護者満足にために英語を保育園へ導入する
習い事へ行けない保護者の満足をこめて英語教育を導入しています。
保育園へ通っている多くの保護者は週に5日働き、仕事をしていますので、子供にいろいろな経験をさせたいと思っても時間的に難しいことがあります。
そのため、保育園が代わりに英語教育の場を用意しているというイメージとなります。
何歳から英語をする?保育園の英語教育
ちなみに英語は多く保育園で3歳児(年少)の時期から導入をしています。
幼児クラスの時期になると生活も安定してくるため、課外授業も受けることができるようになってきます。
興味の幅を広げる、英語教育を学ぶという意味をこめて行う園が多いですね。
【効果はうすい】保育園で英語を導入する意味とメリットデメリット
保育園が英語教育を導入していますが、実際にはどうなのでしょうか?
私は今までの英語保育園の園長もつとめてきていますので、その経験からいうと「効果はうすい」です。
効果というと子供が簡単な単語を話す、英語にふれるというねらいならば特に問題はなく達成できているといえます。
しかし、「英語を話せるようになりたい」「外国人の言っていることを理解したい」と言う場合にはねらいと少しズレてしまう可能性があります。
楽しむ程度ならば特に問題はありませんが、レベルの高いことを求めると効果が薄いです。
英語は週に1回程度ではなかなか身に付きませんので。
保育園の英語教育にはメリットデメリットがありますので書いていきましょう。
保育園は英語教育をするメリット
保育園の英語教育はわずかな時間でもメリットが多いです。
子供達の興味が広がりますし、英語が好きになる子供の多い点は英語を導入する最大のメリットかもしれません。
・英語に子供達が興味を持つ。 ・外国人が来る場合は自分たちとは違う文化に触れられる。 ・習い事をして英語のスキルを伸ばせる(課外授業) ・英語をしているときは先生は他の仕事ができる。 ・仕事で忙しい保護者の満足やニーズにこたえられる。 |
英語教育をするデメリット
ただし、英語を保育園で導入をすると、保育士にとっては困る部分やデメリットとなり得ることもあります。
・行事前に英語があると、練習ができない。 ・保育の方針からずれてしまう可能性もある。 ・日本語を正しく使えなくなってしまう可能性もある。 ・課外授業の子供の把握など保育とは違う業務が増える。 |
こんな風にデメリットもありますが、個人的にメリットが多いです。
保護者のニーズにこたえるという点では条件を満たしているといえますね。
保育園の英語の求人はあるの?個人で仕事を取れるのか?
保育園の英語の求人についてですが、これはあまりありません。
保育園の英語も個人と契約をしているところはすくなく、どちらかといえば会社に所属をしている先生が英語を教えにきてくれるイメージです。
例えば、ECCやAEONなどの会社と保育園は契約をし、そこに所属をしている先生が保育園へ一日配属をされてくるというイメージとなります。
求人を探すのはかなり難しいといえますので、大手の会社や保育園などの課外を行っている会社に就職をしましょう。
→ 子供の習い事人気ランキング12選!平均の費用といつから始めるのか?
保育園の英語教育は子供にメリットあり!興味の幅を広げるねらいがある
保育園の英語は子供達の興味を広げることについてはとてもメリットがあります。
幼少期の子供達にとって英語は必須のスキルです。
日本の英語のスキルは非常に弱く、先進国とは比較にならない状態ですので、国をあげて英語教育のレベルをあげようと実践をしています。
現状はまだまだ難しい部分がありますが、幼稚園や保育園で英語に触れておくことで小学生、中学生になっていも英語が好きな子供が増えていきます。
そんなきっかけ作りには最適だといえますね。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。