サービス残業は当たり前!保育士は平均2時間して持ち帰りもある仕事

サービス残業が毎日ある保育士の現実

保育士をしていく中で辞めたいと思っている方も多いことは事実となっています。

その内容については「保育士を辞めたい理由はストレスが原因」にも書いていますが、ストレスの多い仕事となっていますね。

今思うと一番保育をしていて楽しかったと思えるのは、1年目の入社を仕立ての頃だったように思います。

そのころは保育士という仕事もほとんど理解できていないですし、毎日大好きな子供たちと楽しく過ごすことができていました。

しかし、半年も禁句をしていくるとわかるのが保育士という仕事の大変さ・・・。

仕事は多いが給料は上がらない

書類を膨大に提出させられるなんて思ってもいなかったですし、給料がこんなに低いとも思っていなかったですし、毎日時間通りに帰れないなんておもっていまでした。

もちろん、経験を積んでいくとさらに書類も多くなりますしいろいろなことを一人でしなければならないため残業もさらに多く大変と思うことも多かったので楽しいと思うよりも早く帰りたいと思っていました。

なんか経験を積むと子供とかかわるよりも違う仕事が増えてしまい大変だったな・・・という印象がありますね。

そんな保育士の残業をしなければならない現実について書いていきましょう。

保育士のサービス残業は平均2時間が当たり前

普通の仕事をしている人も残業はあるかもしれませんが、保育士という仕事は残業の多い仕事です。

特に私立の保育園は残業が常駐化しているところが多く、実際に勤務時間を過ぎても働いていることも日常茶飯事でしたね。

私も勤務していた保育園はまだ帰れるほうだったのですが、仕事へ行くと一日2時間程度は普通に残業をしていましたし、運動会や発表会前になると朝出勤をして終電間際になることも日常茶飯事です。

保育士の方ならご理解いただけると思いますが、保育士という仕事は時間内に仕事を終わらせられない仕組みがあるのだと思います。

保育士の一日は基本的に子どもの保育をすることです。

日中の保育中は人員的にもぎりぎりの状態となっていますので、他の事務作業などの時間は全く時間もない状態です。

サービス残業は強要ではない

その仕事をしている中で多くの書類の記入をして提出をしなければならない状況になるため、なかなか仕事が終わらないというのが正直なところですね。

私の一例を書いていきましょう。

早番での出勤となると基本的には朝の7:00の開園に間に合うように掃除をして、すべての保育室を開けて、玄関をきれいにしてといろいろな仕事があるため遅くても6:30には出勤をしておかなければどうしようもない状態でした。

もちろん、私だけでなく早番は少人数で最低限終わらせておかなければならない仕事がありますし、7:00には実際に子どもが登園をしてくることとなりますので5分前には準備を完了させておく必要があります。

そのあとは日中の保育をすることになりますので手を離せる時間もありませんね。

仕事が終わるのは16:00です。

勤務時間が終わってからが事務仕事

一般に言われている一日8時間の労働時間は守られているのですがそこまで一切書類を書いたり、明日の保育の準備をする時間もありません。

結局、勤務が終了してから書類を書いて、明日の保育の用意をしてということになります。

そのため早番で6:30に出勤をしていても、帰るのは早くて18:00ごろという感じなので保育ってなかなか大変だと思いますね。

この一日でも11時間半も働いているのですが、このような働き方は当たり前となっていました。

しかし、厚生労働省の調査によると保育士の月の平均残業時間はたったの月4時間となっているため1日に換算をするとたったの12分といわれています。

(参考:「政府の統計窓口」)

これっておかしいですよね。

私は普通に毎日残業をしていて、休憩なんて年に数回しか取れない状況でした。

関連記事労働時間で休憩はなし!計算すると保育士はブラックな仕事の条件で過酷

保育業界は古い体質が残っており「子どもを預かる時間が保育士の勤務時間」という扱いなる風習が根強く残っており、保育園経営者も保育士が一生懸命頑張る姿に甘えており、実際にはサービス残業が常駐化しているというのが基本となっています。

保育士は子どもがいないもしくは見ていない時間は勤務時間外」と判断をされているため月の残業時間はあれだけ少ないという判断になってしまうんですね。

保育士のサービス残業は違法

「子どもを預かる時間が保育士の勤務時間」という扱いが基本となってしまっているため、子どもを見ていない時間は仕事をしていないと判断をされてしまいます。

私は先ほどの残業をしている時間に何をしているかという、その日の日誌、週案の反省、明日の日案の作成、明日の保育準備などになります。

保育士として勤務をしていると驚くほど書類が多く、覚えているだけでも

・年間カリキュラム
・月間カリキュラム
・週案(1週間の予定)
・日案(1日の予定)
・日誌
・個人記録(毎月6人)
・行事の運営と日案の作成
・連絡ノート(お帳面)
・園だより
・クラスだより
・保護者へのお手紙

書類だけでもこれだけ書かなければならず書いても書いても終わる気配のない状態でした。

しかも最近は保育園もパソコン化が進んでおり、苦手は人にとってはより時間をかけて書類を作らなければならない状態なんです。

保育士の仕事は子供を見るだけではない

保育中にかけばと思われますが、日中は子どもをみていますしお昼寝をしている間には保護者との交換日記のような連絡帳を記入します。

また、掃除をしてくれる人はいないため寝ている間にトイレ掃除として、部屋の片づけと明日以降の保育の準備のために制作の用意をしたり他のことがあるため、日中ん仕事の時間内では保育園の書類まで手が回らないんですよね。

もちろん休憩など取れるはずもなく、3人で組んで仕事をしていた時には順番に2分だけ暖かいものを飲もうとがんばっていましたね。

サービス残業はダメ!残業代は支給すべき

保育園も現状としてこのような事務処理は保育とは認められていないため残業として扱われることはなく、すべてサービス残業としての扱いとなっていました。

私は認可保育園で実際に働いていたときに残業代はもらったことはというのが正直な感想です。

書類だけならば保育園へ残ってすればよいのですが、持ち帰りの仕事も多いのが保育園での仕事です。

私の保育園は毎月へ壁面を変更しなければなりませんでした。

しかも、クラスだけではなく保育園の玄関にも大きな壁面が必要といわれていたため同時に作成をしなければなりません。

日中は保育、保育が終わってからは書類の記入。

では、制作関係は?というと毎週のように持ち帰って仕事をすることになります。

もちろん自宅で仕事をしていることになりますので、残業をしているという扱いにはならずこれもすべてサービス残業になりますね。

保育士を辞めたい理由

保育士の辞めたい理由に「勤務時間が長時間」「持ち帰りの仕事が多い」というのが特徴として挙げられています。

お給料に続いて退職や離職をしている理由に必ずはいってきていますので相当悩んでいる保育士さんも多いということでしょうね。

個人的な意見としては、もちろん書類や制作などはその保育士さんのこだわりややり方によっては処理能力に問題があることも当たり前です。

そのため、人それぞれに残業代と付けることは難しいかもしれませんが、月給に固定の残業代を付けてくれるだけでも保育士さんはうれしいと思います。

経営者の視点からすると、経営も厳しい状態なのはわかりますし、保育士さんは残業代が付いていなくても文句を言う人はほとんどいまませんが甘えていてはだダメだと思いますね。

やりがいのある仕事なのですが、あまりにもサービス残業が常駐化しすぎているというのは感じますね。

支給をしてもらうためにメモを取ろう

未払いになっていることはないため、基本的には支給をしていませんが法的には証明をすることができれば請求をすることはできます。

タイムカードの証明などがあれば一番わかりやすいと言えますし、自分のメモも証明としては意味のあるものなので、あまりにも残業が多いけれども残業代が全く出ていないという場合は証明をして請求をするという方法もありです。

私も公務員である公立の保育士は残業もでていると思っていたのですが、これは大きな間違いで公立の保育士も出ていないげ現状があるようです。

保育士をしている約90%がサービス残業の経験者という点も驚きのポイントといえますね。

保育園がタイムカードを導入しない理由

保育園の出勤表ってどうなっているかしっていますか?

タイムカードやIDなどを導入していない保育園が多くなっているんです。

その理由としては、タイムカードを導入すると必然的にタイムカードに定時でほとんどの先生が返っていないことがわかってしまいます。

すると市役所などの監査で指摘をされますし、場合によっては保育士さんが証拠として提出をもとめて訴訟などの問題になるケースも考えられます。

そのため、基本的に本来の出勤時間などがわからないような仕組みを導入しているのが昔からのなごりとして残っていますね。

出勤はハンコだけの簡易なもの

実際に私が勤務をしていた保育園でも出勤表というのはハンコを押すだけのところと、定時の時間を記入してハンコを押すだけの職場がありました。

ハンコだけの場合は出勤時間など関係がありませんし、残業代など請求をする方法もありません。

また、定時の時間を描く保育園の場合も同様となっており、ほかの時間を記入すると園長や主任に厳しく怒られるため書きたくてもかけないという現実があります。

保育園の中ではサービス残業が横行しているのですが、残業代は一切支給をしていない保育園が圧倒的に多いという理由が挙げられますね。

そもそも残業代を支払う証拠を一切残していないというのが現実なんですよね。

労働基準法の時間外手当とは?

サービス残業は法的には完全にダメな方法となっています。

保育園は変形労働制という方式を導入しているところが多く年間で働いている時間が1日8時間以内になるように計算をされています。

まず、日本の法律は一日8時間を超える仕事を禁止しています。

そのため1週間に40時間以上は働けないような仕組みになっているということです。

しかし、保育園は土曜日も運営をしているためこの法律を超えることになりますので1年間で調整をしますというのが変形労働制にあんります。

例えばある週は月~土曜日までで1日8時間×6日働いた場合には48時間働いていることになりますが、ほかの週で月曜日が祝日で土曜日出勤もないとなると1日8時間×4日間で32時間勤務となります。

この2つを合わせるとトータルで1週間に40時間となるのが変形労働制となっています。

時間外労働時間とは?

・1週40時間・1日8時間の範囲内で所定労働時間が定められている週や日については、週40時間・1日8時間を超える労働が時間外労働となります。

・1週40時間・1日8時間を超えた所定労働時間が定められている週や日については、その定められた所定時間を超える労働は時間外労働となります。

・1週40時間・1日8時間を超えない労働(①)および②で時間外労働となる部分を除いたものについても、単位期間全体の総労働時間が同期間の法定労働時間の総枠を超える場合には時間外労働となります

このような決まりがありますが、所定の時間以上に働いているにも関わらず残業代が支払われていない。

つまりサービス残業になっている場合には原則は違法という扱いになります。

保育士の残業をなしにするには?

これはなかなか難しい問題なのですが、基本は書類関係の業務を効率化するということですね。

年間カリキュラムや週案、月案などは書いていると重複をしているところも多いため無駄な仕事となってしまうこともあります。

せっかく作成をしてもほとんど活かされていないというのが正直なところなので、書類関係を見直すことですね。

余剰な人員を採用する

また、保育園の園長先生も「早く帰らせる」「サービス残業は禁止」というように一般企業がやっているように保育園でも徹底をしてある程度の余剰人員を入れておくとよいでしょう。

保育士は残業が多く大変な仕事ですが、子どもの成長に直にかかわることのできる仕事なので世の中の保育に対する見方がもっと変わればよいですね。

残業の少ない業界になってくれればと思いますし、今保育園で働いている保育士さんが自信をもってプライドをもって働ける環境になってほしいと願いたいですね。

また、働く環境を作り上げることにより今いる保育士さんという人材が職場に残ってくれます。

すると採用にかける広告費が安くつきますので最終的には余剰人員の人件費よりも安くつくケースも多いでしょうね。

 

Twitter で保育士ライフをフォローしよう!

 
スポンサードリンク
 
   

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

運営者情報

「保育ライフ」へお越しいただきありがとうございます。

私、運営者のtakaと申します。

元現場の男性保育士で認可保育園はもちろん、認可外保育園の立ち上げ、集客などもしてきた異色の保育士です。

現在36歳、娘も2人います。

保育士の仕事って大変だけど特殊な世界なので世の中にもっと伝えたいと思いこのサイトを始めました。

詳しい経歴はこちら

自己紹介

保育士ライフのTwitter

ページ上部へ戻る