夜間保育の求人はあるの?料金と仕事の内容とメリットデメリット

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

最近ニーズが高まっている夜間保育。

世の中の仕事も多様化していることから働く時間も関係ない。

また、核家族化が進んでいることから両親以外に子供のことを見てくれる人もいない人も多くなっています。

例えば、飲食店、フリーランス、塾の講師など夕方からの仕事がメインとなる人も増えており認可保育園の開園時間内である19:00までに迎えに行けないため夜に子供を見てくれる夜間保育園はとてもニーズがあります。

もちろん通常の保育園への入園をあきらめる人もいるほど保育園の預かり時間に悩みを持っている人もいます。

そんななんとなくイメージだけは知っている夜間保育の求人や料金、メリットデメリットについて書いていきます。



夜間保育とは?

夜間保育とはその名前の通り、夜間も開園をしている保育園のことを指しています。

一般的には18時以降も開園をしている保育園をさしていますが、通常の保育園でも18:00以降は開園をしているところもあるため延長保育と間違われることもありますね。

そのため、中には延長保育と夜間保育と呼んでいる保育園もあります。

認可保育園の中にも最近は徐々に増えてきており、標準保育時間である11時間と決められていますので7:00~18:00までを標準保育時間と定めており、18:00以降も開園をして22:00まで子供を見ている保育園。

もししくは24時間開園をしている保育園もありますので、その地域や保育園の特色によっても様々となっています。

特に19:00もしくは20:00以降に子供を預かる保育園を「夜間保育園」と呼ぶようになり今はニーズも高い保育園の形態です。

院内保育園には多い形態で、ほかにも企業内保育園や認可外保育園でも夜間に子供を預かることを実施しているところもあります。

どうして夜間保育ができたの

夜間保育は昔はない形態の施設でした。

しかし、ここ最近はどんどん増えてきており夜間保育の制度が成立したのは1981年のことです。

深夜に子供を預かってくれる施設などはなかった時代に深夜に留守番をしていた子供が火事でなくなったり、夜間保育を行っている無認可の保育園やベビーホテルで事故死をしたりと痛ましい事件が続いたのです。

そのような現状から厚生労働省が認可を得て夜間保育を提供できるように定め、全国で認可保育園の夜間を運営しているところが約80箇所まで伸びています。

ちなみに全国に認可保育園は23,700箇所あると思うとわずか0.003%なのでものすごく少なく認可よりもベビーホテルなどの無認可保育園へ頼らざるおえない状況になっていますね。

(参考:厚生労働省「夜間保育所の設置認可等の取り扱いについて」)

夜間保育の保育時間はどれくらい

そんな夜間保育ですが、子供を預かってくれる時間はどれくらいなのでしょうか?

時間を見ていきましょう。

無認可だと24時間ずっと保育園を開けているところがありますが、1日の平均は16.5時間となります。

これは通常の基本保育時間が16.5時間に対して延長保育が5.5時間程度となっています。

つまり朝の7:00に開園をすると22:30くらいまで開けているということですね。

ただし、夜間保育の場合は保育の基本時間が違う考えとなるため通常保育者11:00~となりますので深夜の3:30までは延長保育という扱いをしており、中には24時間保育園をして開園をしているので、通常保育時間7:00~18:00という基本保育と夜間保育時間の11:00~22:00を通常の保育時間。

それ以外は延長保育という扱いにしています。

どんな人が利用をしているの?

夜間保育を利用する人は医師、看護師、介護士、夜間の接客業、飲食店、マスコミ関係、フリーランスなど時間の融通が利きにくく夜間保育園と同じように夜にニーズのある人たちの仕事となっていますね。

特に夜からは商売として繁盛をする方が多く勤務時間が不規則であったり、夜遅くだけ仕事をしている人はこの夜間保育に頼っているという点が正直なところです。

親の仕事は夜ですが、子供の生活リズムを乱すとあまりよくないため、夜間保育では日常の生活リズムから狂わないように配慮をしていると言う点は大きなメリットと言えますね。

子供への影響はないのか?

夜間保育は非常にニーズのあるものとなっているのですが、その反面「子どもがかわいそう」「親は夜の仕事はやめるべき」「子供に悪影響」なんて声が多いです。

もちろん、子供の生活リズムを4時間ずらしているという点で本来は朝早く起きるべきリズムが取れていないという点では一般的な保育園と比べて何の影響もないとは言えません。

しかし、子供の発達に関しては夜間に一人で家に置いておかれてコンビニなどのできあいのご飯を食べるよりは夜間保育園でお風呂にはいって、食事も提供をされているため普通の保育園と比べてもそこまで遜色がないという点です。

また、専門性の高い保育士が常駐をしているので情緒面でもサポ-ト、生活リズムの確保という点でも十分に可能だといえますし認可ならば法的にも非常に厳しい監査がありますのでそこもクリアをしていることを考えると安心感も高いです。

無認可になるとどこまできちんとされているのかは不明な点もありますが、深夜に他の人が見てくれているというだけでも安心感は非常に高いですね。

夜間保育の料金

夜間保育の料金は認可の場合は通常の保育園と同様に両親の世帯収入によって異なります。

ただし、夜間の場合はお迎えの時間にもよりますが長い時間延長保育を利用をすることになりますので通常の保育と比べると高くなるでしょう。

認可の場合だと相場として1時間300~500円くらいの延長保育料がかかりますね。

また、無認可保育園の場合だと通常の保育料金以外に別途の夜間料金が取られることとなり、月極の場合は預ける時間が21:00~6:00までで約3~7万円くらいが相場で、単発の利用だと1時間500円~1000円くらいが料金としてかかります。

認可保育園も認可外保育園も日常の通常の保育料と比較をすると費用は多めにかかる印象となりますね。

→ 保育園の料金の共働きの平均は?年収700万円の保育料と無償化の効果

夜間保育の給料と仕事内容

そんな夜間保育の仕事について次は書いていきましょう。

夜間保育は子供達と遊んで、保育をしていくというよりは夕食を食べたり、入浴したり、お迎えがくるまで睡眠ととったりと通常の保育とは異なる部分が多く保育や教育というよりは生活的なものが多いです。

遊ぶにしても外で思い切り遊ぶということはなく、室内でブロックをしたり絵本を読んだりして昼間のような激しい遊びをすることはないですね。

そのため、夜間保育園の保育士の仕事は主に子供の入浴や睡眠のサポートをするというのが一般的です。

仕事の内容

そもそも夜間保育はクラス別ということはなく、混合保育といってすべての子供達を一か所の部屋に集めてみるというイメージです。

年齢ごとに分けるほど人数がいない点もそこに含まれていますので0歳児から5歳児まですべての子供とみることが求められます。

仕事の内容としては以下の通り。

・登園、降園の対応

・お迎えに来られた保護者の対応

・食事の提供やミルクを作っての授乳

・オムツ交換やトイレへの補助および声掛け

・入浴を行う

・寝かしつけ、呼吸チェック、就寝時の見回り

・連絡帳などの書類の対応

・行事の準備、園の仕事など

こんな風に子供が寝ているところで安全を守る、夜にお迎えにこらえる保護者の対応などが主な仕事になりますので保育園というよりが児童養護施設に近い印象です。

夜間保育の求人はある

まず、夜間保育園の保育士になる方法とは?という点から書いていきましょう。

これは保育士資格さえ持っていれば誰でもなれるものです。

そのため、特別な資格は必要がありませんので探してみましょう。

特にお昼は自分の時間に使って、夜に稼ぎたい、子供と関わる仕事がしたいという場合には最適な仕事といえます。

夜間専属に先生もいれば、認可の中には保育園の先生が交代で夜間保育士をするケースもありますが多くのケースは専属で夜間保育士として採用をしていますね。

夜間は子供のさみしくなることから、子供のさみしさや不安に寄り添ってあげられるならばきっと向いていると思います。

24時間の無認可保育園は求人がたくさん出ていますが。認可はそもそも数が少ないためそこの保育園の職員になるか?求人がないか直接問い合わせてみましょう。

夜間保育士のお給料

夜間保育の先生は基本的にお給料が高めとなります。

その理由は夜間に責任ある仕事となるためお給料は高めとなりますし夜間なので割増賃金を支払うことになりますのでパートでもコンビニや介護施設などと同じように基本が高めとなりますね。

なぜ夜間に高くなるのかというと深夜割増料金と呼ばれる法律で定められているものがあり22:00~翌5:00までは通常の時給に25%を上乗せしなければなりませんね。

22:00以降の勤務をする場合には保育園によっては夜間手当をもらえることもありますが夜間手当に関しては労働基準法で定められているものではないた割増賃金で時給が高めなのでメリットも高いです。

夜間保育のメリットデメリット

次に夜間保育のメリットデメリットについて書いていきましょう。

夜間保育園で働く保育士にとってはいろいろな経験ができますのでメリットデメリットについて書いていきましょう。

メリット

まずはメリットです。

普通の保育士と違った仕事となることから、できない経験ができる点はメリットですね。

スキルアップができる

まず普段とは違う仕事ですが、異年齢とかかわることになるため通常の保育とは違った部分で対応力などのスキルがアップします。

寝かしつけも日中の保育の昼寝とは異なっており、夜間の場合はお迎えも必要となることからしっかりと眠れるように対応したり、さみしくて泣く子供を安心させたりと臨機応変な対応力は身に付くでしょう。

昼間の時間を自由につかえる

夜がメインの仕事となるため昼間は自由な時間として使うことができます。

例えば、お昼は自分のやりたい仕事や夢に向かって準備をして夜は仕事をしてお金を稼いで。

保育士を持っていることは必須ですが、ダブルワークや副業もできますので収入は通常の保育士よりも高いかもしれません。

給料が高め

夜間保育の給料は先ほどの書いたように夜間の手当がつくため高めとなります。

特に24時間や深夜3:00ごろまで開園をしている保育園の場合はパートやアルバイトでもそれなりに稼げるでしょう。

デメリット

夜間保育をすることによるメリットはありますが、もちろんデメリットもありますので注意をしたいです。

特に子供と関わりたい、成長を見守りたいという方は不向きかもしれません。

子供と遊ぶことは少ない

夜間保育のお仕事を見てもらったように保育士と一緒に仕事は少なくどちらかといえば食事や就寝といった生活面での対応がとても多いです。

そのため「保育がしたい」「教育したい」「子供といっぱい遊びたい」と言うことはほぼありません。

家での夜の生活という点が多いでしょう。

責任が大きい

夜は少人数で保育となります。

おそらく社員を採用しているところでも2人などの少人数で見なければなりません。

そのため、責任は重くなり夜中に万が一のことがあった場合には自分での判断を求められるケースもあるでしょう。

夜間の緊急連絡についてはちゃんと契約者と確認をしておきましょう。

友人らと会えない

昼間は睡眠を確保したり、自分のやりたいことをしているため友人らと会う機会はめっきり減ります

これは看護師、介護士も同じことですが昼間に働いている人たちとは時間が合わないため友人が減った、恋人を会うことがなくなり別れたなんて意見も多いですね。

そこはよく理解をしておき、自分で会う時間を適度に作りましょう。

長期勤務には向いていない

夜間ということで専属になる可能性があります。

しかし、長い期間勤務をすることにはあまり向いていません。

人間は基本的に朝起きて、夜は寝てという体のリズムになっていますが夜ばかり仕事をしていると体のリズムもくるってきますので体調もおかしくなってきます。

そのため、夜間保育の先生をするならば体調には気を付けましょう。

休みにくい

夜間保育士となるとおそらくあなたの1人と専属として採用をしており、パートでも社員でも少人数で運営をされています。

そのため、日中の保育士のように体調不良で休みたい、急な忌引きなどでいきなり交代できる先生を見つけることは困難ですのでなかなか休みがとりにくい仕事ですね。

夜間保育のまとめ

「子供を夜中まで預けるなんて何事か?」「子供がかわいそう」という意見もある夜間保育ですが、最近は仕事の多様化から夜に仕事をしなければならない職業もたくさんあります。

家庭環境もありますのでそれをどう受け止めていける社会になれるかが重要ですね。

保育士も夜間に預けるという覚悟は必要ですが、子育て支援の観点から考えるととても大事な仕事の1つといえます。

夜遅くまで仕事を頑張っている保育士の味方になれる存在ですし、保護者からすると本当に頼りにしている存在なのでサポートをしてあげたいものです。

taka代表

投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの運営をしているtakaです。

1981年生まれの37歳で関西に住んでおり、妻と娘2人の4人家族です。

認可保育園で現場を8年保育士をして、その後は認可外保育園の立ち上げや集客、営業、組織作りなどをやってきています。

経歴は保育園での主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャー、インターナショナルクールの園長などを現場から管理職まで歴任してきている異色な経歴だとよくいわれます。

今は保育の業界からWEBの世界まで知識をもっていますので、保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事とWEB関係でホームぺージ作成などの幅広し仕事をやっています。

ちなみにNLPのマスタープラクティショナーを所持していますので心理学もしっています。

https://banbi-no.com

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

運営者情報

「保育士ライフ」へお越しいただきありがとうございます。私、運営者のtakaです。

現在37歳で関西の奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんで最近はキャンプにハマっています。

元男性保育士で認可保育園で働いた経験、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業、管理職などもしてきた異色の保育士。

この保育士ライフでは保育士の情報はもちろん悩みの多い子育て、育児情報、関西のお出かけ情報など「子供」に関する情報を発信中!

また、ブログの収益化にも成功をしていますのでブログで稼ぎたい人の支援やホームページ作成などWEBと保育、子育て支援の仕事を中心にしています。

詳しい経歴はこちら

自己紹介

コンサル依頼、講演依頼、広告掲載依頼など気になることのお問い合わせはこちら

お問い合わせ

保育士ライフのTwitter

ページ上部へ戻る