転職理由は給与が本音!面接で失敗しない保育士の回答の注意点

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転職理由はの面接の重要ポイント

転職をするとなった場合には次の会社へ行くとなった場合にかならず面接を受けることになると思います。

その中で大事なものが「転職の理由」です

転職理由は保育業界にかかわらずどこの業界でもとても重要な要素となっています。

面接でも必ず聞かれる理由として「転職をどうしてするのか?」という質問になるのですが、この答え次第では採用を見送る場合もあいますね。

実は保育士の中にはもちろん長く同じ保育園で続ける人も多いのですが、ほかの業界と比べると転職をする方が多いというイメージになっています。

一般企業ならば3回も転職をしているような人を採用する場合にはそれなりのリスクがありますが、保育士の場合は保育園は変わっても履歴書にある「保育経験」である程度の仕事ができるかの判断になるからです。

しかし、保育士も転職の理由に気を付けなければ採用をされない可能性もありますので。このページでは保育士が転職をする方法や転職理由が重要なことについて書いていきましょう。

退職理由の保育士トップ3

その前に保育士退職理由についておさらいをしていきましょう。

保育士は離職の多い仕事となっているのですが、その中でも退職理由のトップ3といえば「低賃金」「労働時間が長い」「人間関係」です。

もちろん社会的にも保育士の問題は多く取りざたされていますのでご存知の方も多いと思いますが、詳細を書いていきましょう。

低賃金

つまり、お給料が安いということですね。

保育士をしていく中でお給料をいう点がとても重要なのですが、仕事をしている人が納得できるような給与形態とはなっておらず結果的にはなかなかお給料を手にいれるまで至っていないというのは正直なところです。

平均年収は300万円と言われていますが、この平均年収の金額も怪しい部分があり私立の保育園の先生だともらえたとしても大体250万円程度が多いのは事実となっていますね。

手取りとなると、月に13万円~15万円くらいが相場となっていますので世の中の水準と比較としてもかなり低くなっているという予想が容易につきます。

公立の保育士ならば公務員なのでお給料も将来にわたって安定をしているのですが、私立の保育園の先生の場合に10年経験を積んでもそこまでお給料は変わらないといわれていますね。

関連記事→保育士の給料の手取りは平均15万円 将来への不安と問題と上がらない現実

労働時間が長い

結局仕事をしていく中で、働く人は時間を費やしてそれに対する対価をもらうことが労働者の基本となっているのですが、保育園という業界はタイムカードもないことからサービス残業は当たり前、持ち帰りの仕事は当たり前という世の中となっています。

その理由としては、仕事をする時間の大半は子どもを見ていることから他の雑務をする時間もなければ、事務仕事をする暇もないですし、壁面を作る時間もありません。

残業代もつかない現実

するとそれらの仕事はどうなっていくのかというと、結局保育の時間が終わってから仕事をすることになりますが保育園で残業代がつくということは稀なケースとなっており、世の中の保育園の99.9%つかないというのは現実といえます。

もちろんサービス残業ですし、終わらなければ家に持ち帰って仕事をすることにもなりますので結果としてはいつまで経っても仕事が終わらないということになって休みの日も仕事をすることになるため労働時間が長いという理由で保育業界を辞めてしまうという理由もあります。

人間関係

保育園という業界と人間関係は切っても切り離せない業界となっていますね。

保育士は福祉という世界にいることから、人と人との関りがとても重要な世界となっています。

しかし、保育士の中でも悩みとして多いのは人間関係となっていますね。

その中では子どもが原因となることは少なく、どちらかといえば大人との人間関係で悩んでしまう傾向にあります。

理不尽な要求をしてくるモンスターペアレント、自分の思い通りにしようとする上司など、子どもとかかわる仕事がしたいとおもって保育士になったのに結局、上司のご機嫌をとったりしなければならないことから気疲れをして仕事を退職してしまう方も多いです。

関連記事人間関係に疲れた、うまくいかない時の対処法5選

中でも保育士の転職理由の中で多いのはこの人間関係です。

保育園の中にはいじめや妬みなども日常茶飯事となっており、普段から劣悪な環境もあります。

そのため中にはうつ病になってしまったり、精神病になってしまう人もいるほどです。

転職理由は明確にしよう

女性が多い職場なので、どうしても特有の退職理由となってしまうのですが退職をした後にはもちろんまた就職を探すことになると思います。

その際に大事なことについて書いていきましょう。

転職理由は前向きな攻めの転職をしよう

転職をする際にこの言葉はよく言われるのですが、実際に転職をしたいとなった場合には攻めの転職をしなければなりません。

攻めの転職とは「今の保育園よりももっと上を目指せる」「キャリアアップができる職場」など今の職場よりももっと自分が上を目指せる仕事につきたいという意欲をもった転職です。

この場合は「今よりも良い方向へ」という考えがあることから攻めの転職と言われていますね。

それに対して逃げの転職という言葉があります。

例えば、「給料が安い」「隣の保育園の方がラクに仕事ができる」「あの人とは働きたくない」など実際に仕事をしていく中で今の状況から逃げ出したいという場合です。

この場合は明確な理由があるわけではなく、ただ単に今の状態から変わりたいと思っているだけなので転職をする理由としては問題があります。

転職をしても状況は変わらない

私も正直なところ、逃げの転職をした経験者です。

人間関係がうまくいかないで逃げ出したことがありますが、次の保育園ではうまくいくと思って転職をしました。

しかし、結局は次の保育園でも人間関係に苦しむことになり結局逃げたのにまた「逃げたくなった」というのが正直なところです。

逃げた転職は必ず同じ理由で逃げたくなりますので、辞めておくほうが無難だといえますね。

これは私の友人の保育士に聞いても同じことをいいます。

お給料や労働環境が悪いのでなんとかしたいと思っていたのですが、お給料で転職をしたら結局お給料で悩んでいますし、サービス残業が多い状態から逃げ出したいと思っていたら労働環境の悪いところへ転職をする結果になった。

逃げの転職をすると結局自分にかえって来ることになるので、なんとかその場から逃げる理由を探すよりももっと自分にとってメリットのある理由で転職を目指すほうが効果も高くなるでしょう。

面接でのポイント

保育士の転職の場合には経験が3年以上となると面接だけで採用が決まるケースが多くなります。

そこで、志望理由が攻めの理由で今後も明確に上を目指している人は転職活動に成功をしていますし、理由が逃げの人の場合は転職に失敗をしています。

これはいろいろな転職のノウハウにも書いてありますが、とても大事なことです。

面接で成功をする回答例としては

・もっと上を目指したいと思ってこの保育園を選びました。
・今までの経験を活かして、高度な保育をしたいと思ったから。
・この保育園で将来園長を目指せると思ったから。

こんな風にとてもポジティブに前を向いている理由は面接をしていても好印象といえます。

面接の失敗例

それに対して失敗をした例としては

・勉強をして頑張りたいと思った。
・前の保育園よりもこちらの方が給与が高いと聞いたので。
・休みがこちらのほうが多いから。
・前の職場の人間関係に疲れたので。

こんな風に転職先の保育園でもっと頑張っていきたいという気持ちがないことは言葉を聞いていても明らかに伝わりますので採用に至らない可能性が高いでしょう。

保育士を採用したいと思っていろいろな保育園が求人情報を出していますが、20代、30代、40代と年齢に関係なく、攻めの転職の理由がなければなかなか難しいと思いますし、逃げの転職理由のままでは次の保育園に転職ができたといてもまた同じ理由で転職をすることになるでしょう。

逃げの転職はいつまで経っても逃げの転職を繰り返すことになりますので気を付けましょう。

転職理由で勉強は辞めておけ

私が今までの転職面接で採用を見送った理由について書いていきたいと思います。

それは「勉強したい」「学びながらやっていきたい」の2つの言葉です。

一見この言葉はとても前向きなように聞こえるのですが、採用をする側からすると理解が異なってしまいます。

「勉強をしたい」

→職場はあなたの労働に対して対価を支払うところであって、勉強をさせるところではない。

「学びながらやっていきたい」

→学ぶのは自由だが、それは自分の時間を使うことであって保育園は学ぶところではない。

仕事とはあくまでもあなたの労働に対してお給料を支払う場所であって、あなたに勉強をさせる場、学ばせる場ではないということです。

そのため、転職や就職の面接でこの言葉は決して言わないようにしましょう。

環境を変えたいならば具体的に

また、前向きに聞こえる「環境を変えたい」という言葉になるのですが、これについても前向きなようにおもいます。

しかし、この理由をいう場合には今仕事をしている環境から、新しく就職もしくは転職をする先に対して具体的にどのように変わるのか?という点がとても重要です。

今の職場の職場の環境から、転職先へ行くことによりどんなふうに環境が変化するのか?

また環境が変わることによりどんな風なメリットがあるのか?など具体的に考えてから行動に移しましょう。

その際に大事なことは転職先のことをホームページなどネットにある情報は最低限頭に入れた状態でいくことをおすすめします。

転職の時期はとても重要 途中退職は絶対にダメ

転職をする時期はとても重要で、保育士として仕事をしていく中で退職時期、転職時期というのは意識をしておきたいところです。

関連記事転職時期が保育士はいつがいい?求人で失敗をしない方法

いくら豊富に経験があったとしても保育士としてやってはいけない退職の時期というものがあります。

それは「年度の途中退職」です。

保育園というのは年度ごとに仕事をしていくことになるのですが、仕事の区切りとしては1年ごとに仕事をしていくことになります。

つまり3月~4月の間ということになりますね。

しかし、この間の途中で仕事を辞めているということは自分が持っていた担任の子どもたちを見捨てて自分は転職活動をしている、

つまり無責任に仕事を変わろうとしているという印象を持たれます。

もちろんこれは保育士だけではなく、ほかの業界でも同じなのですが保育士としてうまくやってくためには年度途中の退職や転職はご法度といわれていますし、転職の面接を受けても良い印象は持たれませんので辞めておきましょう。

転職の方法

もちろん、転職をしたいと思っているということはほとんどの場合今の職場に不満ともっているということになります。

しかし、その不平不満といったとしても次の転職先に正直にいうと採用をしてもらえないかもしれません。

それならば転職の方法として、エージェントと使うという方法があります。

求人サイトと転職エージェントサイトと言われるものはあるのですが、エージェントサイトはあなたの希望にそった紹介をしてくれるサイトとなっています。

関連記事転職エージェントの評判と裏事情を知ってメリットを活用しよう

仕事をしたい「地域」「希望の給与」「希望の雇用形態」などいろいろな条件からあなたのあった就職先を探してくれる方法となっていますので便利ですね。

転職希望者1人につき、担当がついて希望の就職先から、面接への動向まで手厚い保育をしてくれるという点で人気となっていますね。

転職理由は最初に紹介をしたように「低賃金」「労働時間」「人間関係」がほとんどだと思います。

しかし、その理由のままでは転職に成功をすることは難しいと思いますので、それならば転職エージェントにお願いとして面接のアドバイスなどをもらったり同行をしていただいて仕事を探していくという方法が良い方法だと思いますね。

保育園が求人を出す理由

なぜここまで転職をしていく際に理由が大事と言っているのかというと、保育園側としての立場もあるからです。

保育園が求人を出しているということは良い人と採用したい、長く勤務としてくれる人を採用したいと思っています。

つまり、即戦力、すぐに役立つ人物を求めているということになりますね。

しかし、ここで逃げの転職理由という人物、なんとなく転職をしている人物を採用すると決めた場合に「将来も働いてくれるか?」「長く勤務をしてくれるのか?」という点になると疑問となる部分も大きくなると思います。

隣の芝生は青く見えるという言葉があるように隣の保育園の仕事をしている人や友達の口コミなどを聞くと、なんとなく自分も転職したくなったり、もっと良い条件があると希望をもって転職をする方もいると思いますがそれは大きな間違いです。

私は実際に3箇所の保育園で転職活動をしてきましたし、「人間関係」や「お給料」などの逃げの理由で転職をしてきた経験もありますが結局どこへ行っても変わりませんでした.

今思うと最初にいた保育園で頑張って勤務をしていれば一番よい条件で一番良いお給料で仕事をできていた可能性が高いと思います。

私の経験でも言えるのは「転職理由は明確に」ということになりますね。

とにかく前向きな理由でなければ、その保育園へいるべきだと思いますので逃げの転職をしないように気を付けましょうね。

転職理由のまとめ

ここでは転職の理由についていろいろと書いてきました。

私もここ最近は採用の側になることが多いのですが、面接で「退職をした理由は?」ということはあえて聞くようにしています。

採用が決まっている人は「退職の理由も理解できる」ものが多くなっており、ポジティブなものが多いのですが不採用にしている人の場合には「退職の理由が不明確」でほとんどが逃げの転職の理由となります。

この逃げの転職をうまくつくろったとしても、採用側としては簡単にわかりますので結果的には不採用にしてしまうケースもありますね。

転職理由は本音と建前を意識しよう

転職をする方の中には「今の環境から変えたい」「逃げ出したい」というような方もいらっしゃると思います。

しかし、そんな風に逃げの転職をしてしまった場合にはあとで同じようなことで悩みますし、逃げの転職をした人たちと出会っても気まずい思いをしなければならなくなります。

そうならないためにも、転職をする際には一度落ち着いて「転職をする理由」を落ち着いて考えたり、紙に書き出したりして頭の中を整理するようにしましょう。

また、本音は給料や人間関係という理由が多いと思いますが、本音と建て前という言葉があるようになんでも本音をいえばよいというものではないので面接では必ず前向きな意見を伝えるようにしましょう。

 

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投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの管理者をしているtakaです。
1981年生まれの37歳で保育士からWEBの世界へ飛び込みました。

経歴は認可保育園で8年保育士をして、認可外保育園の立ち上げや集客、営業、組織作りなどをやってきている異色感じです。

保育園では主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャー、インターナショナルスクールの園長などを現場から管理職まで歴任してきています。

今は保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事とWEB関係でホームぺージ作成などの仕事をやっています。
https://banbi-no.com

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現在36歳で関西に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!毎日一緒に夕ご飯を食べる生活を実践中!

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