保育士が足りない現状と解決策とは?【深刻な原因と将来への影響】

保育士が足りない現状とはどんな感じなのでしょうか?

ニュースなどで保育士が不足している、足りないなんて言われていますが実際にあまり感じることはありません。

しかし、数字で見てみると本当に深刻な問題があるのです。

この記事では保育士の不足している現状や解決策について書いていきます。



保育士が足りない現状【ニュースにもなる深刻な原因とは?】

まずが保育士不足の現状について書いていきます。

このデータは厚生労働省の「保育人材確保のための『魅力ある職場づくり』に向けて」というものから引用をしたものです。

保育士として資格を取得している人の半数が保育士として働いていない現状がありますね。

保育士資格の取得者の半数は保育園で働いていない

保育士になりたいと思って、養成学校へ入学をしたけれども。

結局51.7%の人は保育士として就業をしており、あとの48.3%の人は違う仕事をしています。

保育士が足りないと言われている現状の1つに、保育園で働いている人が少ないという原因もあるのです。

保育士としての勤務歴が短い【5年以内に退職】

保育士としての勤務歴が短い【5年以内に退職】

あとは勤続年数の問題です。

保育士としてせっかく保育園で勤務をしても、5年以内に半数の人が辞めてしまいます。

5年以上~10年未満と、女性の多い職場では結婚適齢期。

あとは、妊娠出産などの理由であったり、ほかにも人間関係や賃金などの原因で保育士を辞めてしまう人がいるのです。

9割の都道府県で保育士が足りていない現状【7万人足りない】

9割の都道府県で保育士が足りていない現状【7万人足りない】

そんな保育士がどれくらい足りていないのかというと、約90%の地域で保育士が足りていません。

これは平成29年のデータですが、有効求人倍率が1を超えている地域が多いです。

しかも東京だと、4.63と、一人の保育士に約5つの求人があることがわかります。

(参考・画像引用:厚生労働省「保育人材確保のための『魅力ある職場づくり』に向けて」)

保育士が足りない原因とは?【就業を希望しない理由トップ3】

保育士が足りない原因とは?【就業を希望しない問題点】

保育士が足りていない原因とは、そもそも何でしょうか?

どんな理由で保育士になっていないのかを見ていきましょう。

上位3つの理由は以下のとおりです。

1.責任の重さと事故への不安

2.就業時間が希望と合わない

3.保護者との関係が難しい

1.責任の重さと事故への不安

責任の重さと事故への不安が一番にあげられます。

これも厚生労働省のデータですが「子供の命を預かっている」という意識がどうしてもあります。

保育士という仕事はそれくら責任が重たく、怪我などをさせたくないという気持ちもありますね。

そんな責任の重さや事故への不安があり、保育士として勤務をしていないのです。

2.就業時間が希望と合わない

就業時間と希望が合わない原因もあります。

保育士として仕事をしたいと思っても正社員の場合はシフト制。

朝の7:00~19:00まで仕事によって時間帯も異なります。

特に結婚をしたり、子育て世代になると、時間差の仕事はなかなか難しいですね。

3.保護者との関係が難しい

保護者との関係があります。

保育士の仕事につきものは、保護者対応です。

もちろん、すごくよい保護者もいるのですが、中には困るような対応をする保護者も。

関係性を築いていくことはとても難しいですね。

→ 保育士が保護者対応で失敗しないコツ5選【苦手・クレームの対処法】

潜在保育士はブランクがあることへの不安【復職支援】

あとは、潜在保育士たちの不安です。

保育士として資格はもっているけれども、保育士として仕事をしていない。

そんな人たちが復帰をしたいとおもっても、ブランクへの不安があります。

有資格者の復職支援も大事な仕事の1つと言えますね。

保育士が足りない解決策5選【人材不足を補う対策とコツ】

保育士は人材不足。

それは、言われていることですが、不足を解消する方法があります。

それは、保育士に戻りたくない人の気持ちを解消することです。

その理由を5つ書いていきます。

1.給料をアップして賃金の問題を解決する

2.他業種よりも魅力的な仕事と伝える

3.休暇や有休が取りやすい制度を作る

4.子育てとの両立ができる環境作り

5.業務が社会に認められる【評価される】

1.給料をアップして賃金の問題を解決する

保育士へ戻らない大きな理由としては「賃金が希望と合わない」という理由があります。

これについてはどこでも言われていることで、年収300万円が平均となっていますね。

しかし、給料が低いわりに責任が重たく重労働。

そんな理由から保育士に戻りたくない、なりたくないという意見があるのです。

2.他業種よりも魅力的な仕事と伝える

次に他業種より保育士の方が魅力的な仕事である。

そんな風に伝える、感じてもらうということが大事ですね。

簡単ではありませんが、他業種よりも魅力的だと思ってもらえることが大事です。

そのための魅力つくりというものが大事ですね。

3.休暇や有休が取りやすい制度を作る

休暇や有休が取りにくい業界として保育園は有名です。

体調不良でも簡単に休めない現実がありますね。

少しでも休みやすい環境を作ることが重要だといえます。

4.子育てとの両立ができる環境作り

子育て世代が保育士として働きたいと思っても難しい現実があります。

子供のことで休めないとなかなか難しい。

そして、子育てと両立をするには正社員はきびしい。

子育て世代にとって保育士という仕事は簡単ではないですね。

5.業務が社会に認められる【評価される】

業務が社会的に認められることも大事ですね。

保育士は実は社会の支えになっているすごく大事な仕事です。

しかし、それが認められない現実があります。

もっと、社会的な地位が上がっていけばより良くなっていくと言えるでしょう。

保育士が足りないと将来どうなる?不足する問題点

保育士が足りないと将来どうなる?不足する問題点

ここまで、保育士が足りないことについて書いてきました。

そんな保育士不足ですが、どんどん進むとどんな問題が起こるのでしょうか?

保育園がゴースト化する【子供を預かれない】

保育園がゴースト化します。

大きな建物があったとしても、保育士が足りないため預かれる子供の人数が限られてしまいます。

そのため、保育園はあるけれども、子供は預かれないという問題点が出てきますね。

保育園が閉園していく【保育士が足りない】

保育士が足りないため、保育園がどんどん閉園していってしまいます

保育士不足により、保育園の運営をしていくことができない、子供を預かれない。

そんな状況に陥ってしまいますね。

最近多くなっている、保育士の大量退職や一斉退職で閉園をしている保育園もたくさんあります。

→ 保育士の大量退職の理由とは?無責任な一斉退職はなぜ起こるのか?

保育園の人気が高まり待機児童問題が解決されない

しかし、コロナの影響などでより働きたい共働き世代は増えます。

待機児童はどんどん増えますが、それと加速して保育士不足はどんどん進みます。

結果としては待機児童問題が解決をされない問題点が出てきてしまうのです。

いつまでも保育園へ入れない人が加速していくでしょう。

保育士が足りないときのまとめ【解消して確保しよう】

保育士が足りないときのまとめ【解消して確保しよう】

保育士が足りない現状や対策について書いてきました。

保育士資格を持っている人は世の中に120万人もいますが、実際に仕事をしているのは40万人程度だといわれています。

もっと、保育士資格者が保育士として仕事をしてくれれば不足は解消されていきますね。

より、保育士が魅力的な仕事になってくれることを祈りたいと思います。

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