
子供にある試し行動。
保育士になると、色々な子供から受けることになりますね。
特に新年度で担任が変わった時にはあることです。
この記事では、子供に試し行動の特徴や対応の方法について書いています。
試し行動の対応に困る?保育士に子供がする5つの原因
試し行動の対応に困る。
保育士が子供に対して感じることがありますね。
試し行動(自分をどの程度まで受け止めてくれるか探るためわざと相手を困らせる行為)や!!試し行動や!!
それ、子供がやるやつやで、ノッブ様!!!! #麒麟がくる— 細川の御隠居 (@yuusai1534) January 24, 2021
子供って全然ピュアじゃないよ、1歳でも試し行動とかするし、0歳でも人によって態度変えたりするからな。保育園で働いてるから知ってる
— 🤖きゃべつ🤖 (@lazaniatabetai) September 2, 2020
そんな原因についてまずは書いていきましょう。
1.保育士のことを試してどんな人か見ている 2.自分に注目をしてほしいと思っている 3.保育士の反応をみて自分の立ち位置を考えている 4.甘えたいけれど甘え方はわからない 5.虐待やネグレクトの経験があり心を開きにくい |
1.保育士のことを試してどんな人か見ている
保育士のことを試してどんな人か見ています。
優しい人?怖い人?
この人は自分のことをしっかりと見てくれるのか?などを見ているのです。
保育士のことを試して人なりを子供が感じているのです。
2.自分に注目をしてほしいと思っている
自分が注目をしてほしいと思っています。
試し行動をして「自分を見てほしい」「気にしてほしい」と子供は思っています。
そのために、困らせるように行動をすることは多いですね。
3.保育士の反応をみて自分の立ち位置を考えている
保育士の反応をみて、自分の立ち位置を考えています。
試し行動をして保育士の反応をみます。
どんな風に叱るのか?受け止めてくれるのか?
その保育士の人となりをみて子供なりに感じているのです。
4.甘えたいけれど甘え方はわからない
甘えたいけれども、甘え方がわからない。
そんな子供は甘えるのではなく試し行動をすることもあります。
先生に対して試し行動をすることで、自分自身にがどうやって甘えていけばよいか考えるのです。
5.虐待やネグレクトの経験があり心を開きにくい
虐待やネグレクトの経験があるのかもしれません。
そのため、心が開きにくく信頼関係が築きにくいことも。
試し行動をして、先生の様子をうかがっていると言えるでしょう。
→ クラスがまとまらない保育の問題点と対処法【まとまる方法のコツ】
保育士が対応に困る試し行動の具体例を解説【愛情不足なの?】
保育士が子供に試し行動に困ることがあります。
「愛情不足なの?」「どうすればよいの?」と感じてしまうことがありますね。
お母さんにかまって欲しくて欲しくて。その気持ちを、あの手この手で保育者への試し行動で何とかしようとする5歳。
甘やかさない、ルールを守らせる前に、思う存分かまってあげて満たしてあげたい。満たされたらできる子なんだから!#保育士— Maki 保育士一年生(元広報&人事) (@liycyou) February 24, 2021
どんな試し行動があるのか?を書いていきましょう。
ものを投げたりおもちゃを壊したりする
ものを投げたり、おもちゃを壊したりする。
そんな風な試し行動は多くみられてしまいます。
ものを投げることで先生や人の気をこちらへ引こうとしているのです。
言うことを聞かず勝手な行動をする
言うことを聞かない、勝手な行動をすることもよくあります。
保育士の言うことは聞かずに、自分で勝手にする。
時には指示を聞かないで自分勝手にする。
そんな子供が自分で勝手に判断をして行動をしてしまう点は大きな問題です。
大きな声で泣き叫ぶ
大きな声で泣き叫びこちらの気持ちを引こうとします。
大げさに大きな声で泣いたり、時には叫んだり。
そうやってこちらの気持ちを引こうとする行動があるのが試し行動にあります。
大きな声で鳴いて困らせようとする姿はよく見られます。
ダメなことを叱られても繰り返して行う【無視する】
ダメなことで叱られても繰り返して行うことがあります。
同じことで叱られたり、無視をしたり。
そうやって先生の気持ちをこちらへ向けようとするのです。
時には友達をたたいたりして、気を引こうとすることもあるのです。
わざと怒られることをする【保育士への試し行動】
わざと怒られることをすることもあります。
ダメだと言われたことをしたり、注意されたことを繰り返す。
そうやってわざと怒られて愛情を試しているのかもしれません。
→ 愛情不足の子供の特徴とサイン14選!原因と対応策と大人になる影響
試し行動の上手な対処法5選【保育士の扱いはうまい】
試し行動の上手な対処法についても書いていきます。
どんな風にすれば、試し行動を抑えられるのか?
保育士がやるコツなどを参考に書いていきます。
子供からの「試し行動」には大人は冷静に対応することが一番の対処法だと思います。しかし子供は、大人が冷静でいられなくなる時を狙って行動を起こしてきます。ある意味、子供の方が冷静ですねw#保育士
— (保育士) (@Teru3249) November 13, 2013
「子どもに親が謝ったりしたら子どもが親をなめる。馬鹿にする」などという言説は、子どもに対して失礼だ。
保育士に対しての子どもの試し行動も、支配することが目的なのではなく、信頼するに足る大人であるかを確かめているだけ。一貫した態度でいればよい。— nssk (@yuuummy) October 25, 2019
1.良いことと悪いことはきちんと伝える【叱ること】 2.たくさん遊んで信頼関係を築く 3.突き放したりせず愛情をもって接する 4.特別扱いはしないでみんな平等に関わる 5.保護者と関係を密にしては試し行動の背景を探る |
1.良いことと悪いことはきちんと伝える【叱ること】
試し行動をしたとしても、良いことと悪いことはしっかりと伝えましょう。
ダメなことはダメなので、その理由や問題点をしっかりと伝えるべき。
試し行動だからといって、それを許してしまうと余計にエスカレートする場合もあります。
2.たくさん遊んで信頼関係を築く
たくさん遊んで信頼関係を築きましょう。
試し行動をしているということは、興味は持ってくれているということです。
ならば、たくさん一緒に遊んで信頼関係を築けば試し行動もなくなってきます。
3.突き放したりせず愛情をもって接する
試し行動がめんどくさいと感じることもあるでしょう。
しかし、そのままにしておいても仕方ありません。
突き放したり、怒ったりしてしまうと逆効果になってしまうこともあります。
そんな時は愛情をもって接することができるように進めておきましょう。
4.特別扱いはしないでみんな平等に関わる
試し行動をしていても、特別扱いはしないようにしてください。
あくまでもみんなの中の一人としてせっすれば気持ちも落ち着いてくるでしょう。
特別扱いをしてもメリットはありませんので、みんなと同じ意識を持たせるようにしましょう。
5.保護者と関係を密にしては試し行動の背景を探る
保護者と関係を密にしてみると良いでしょう。
もしかすると、試し行動の中には愛情不足の問題点があるかもしれません。
他にも家庭的な問題などもあるかもしれません。
その背景を探るためにも、関係を密にしてどんどんやってみましょう。
試し行動の対応を保育士はどうするのまとめ【焦らず関わろう】
試し行動の対応について書いてきました。
子供によっては試し行動をしてくることがたくさんあります。
そんなときに焦ってしまうと逆効果になってしまうこともあります。
ならば、試し行動を防ぐ意味でも焦らずにじっくりと関わるようにしましょう。
落ち着いて対応をすることを心がけてくださいね。
人気記事 → 保育士転職サイトランキング!おすすめ22社を徹底比較【口コミ評判】
人気記事 → 保育士バンクは最悪って本当?元保育士が全て暴露【登録した体験談】
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。