保育士を仕事内容を徹底解説【一日のスケジュールと大変な本音を暴露】

保育士を仕事内容を徹底解説【一日のスケジュールと大変な本音を暴露】
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保育士の仕事内容は何かしっていますか?

保育士になろうと思っている方、資格を目指している方、保育士の仕事は何だろうと考えているか方にとっては難しい問題かもしれません。

その理由は保育士の仕事は幅広く、実際に何をする人なのかがわからないこともあるためです。

私も保育士をしながら何をするのか迷うこともありましたし、様々なことをしなければならない仕事であることは間違いありません。

この記事では保育士の仕事内容や一日のスケジュール、保育士の本音がわかります。



保育士の仕事内容とは?やりがいよりも業務が多い現実

保育士の仕事内容とは?やりがいよりも業務が多い現実保育士の仕事内容は「子供と過ごす」というのが一般的なイメージです。

もちろんそれは間違いではありませんが、ただ子供を見るだけではありません。

実は保育士の仕事は多岐にわたっており、私が行ってきた保育士の仕事だけでも以下のものがあります。

保育士の仕事内容一覧【カリキュラムが大変】

子供の保育:カリキュラムの立案から個々への配慮、生活面への援助など。

行事の立案運営:各時期にある行事の立案から運営に至るまでの計画及び実行。

書類や計画書の立案:子供たち、保育園運営にかかわるカリキュラムの立案や記入(日誌、週案、月案、年間カリ、個別カリ)

※カリ・・・カリキュラム

室内の衛生および掃除や片付け:担当をするクラスの衛生面と掃除の徹底。

保護者支援:保護者と子供の成長を分かちあい、時には助言や相談をしながら育児の推進。

地域との関係:地域の子育て支援を行ったり、相談に乗ったり地域の子育てのプロとしての立場。

いかがでしょうか?

保育士の仕事は目に見えるところは現場で子供を見ているだけのように感じますが、実際にはこのように幅広い業務を行っています。

しかもこの業務は1人の保育士の業務量なので非常に多いことがお分かりいただけますね。

保育士の仕事のやりがいと大切なこと

保育士の仕事は多岐にわたり、これを毎日、毎週こなしていかなければなりません。

その中でも子供の保育は絶対に外せませんので、毎日保育に追われるという状況になります。

しかし、やりがいも多く「子供の成長」「保護者からの感謝」「行事の達成感」など保育士として仕事をした上で達成できたことはとても喜びになります。

大切なことは「子供を主体」にした考えを持つことです。

保育士の仕事は「子供がいる」ことにより成り立つ仕事ですので、そこは欠如してはいけません。

やりがいはたくさんあり、卒園児が会いに来てくれたり、よくなついてくれると嬉しいものです。

シフト制が基本?毎日バラバラの勤務

保育士の仕事はこのように一日中子供のそばにおり、バタバタと過ぎていってしまいます。

特にお昼寝までの時間帯は計画をしてそれに伴った保育をしていく必要がありますね。

7:00~19:00までの時間帯に保育園を開園しているところが多いため、保育士の先生は毎日シフトで出勤をする必要があります。

シフトは30分刻みになっており、その時間帯に合わせて出勤をする必要があります。

土曜日は月に2回ほど出勤の保育園は多いです。

→ ブラック保育園のリアルとは?10の特徴と見分け方を保育士が解説

保育士の仕事内容【一日のスケジュールを解説】

保育士の仕事内容【一日のスケジュールを解説】次に保育士の一日のスケジュールを紹介していきましょう。

保育士の仕事は一日中忙しいです。

基本はシフト制で動いている仕事であるため、先生たちも毎日時差出勤をして子供の保育に携わる仕事をしています。

進級や入園児の多い4月、行事前などはとても忙しいですが、行事終わりはとてもゆったりとしていたりと時期によっても違いますね。

保育士の一日のスケジュール!仕事内容は幅広い

では、実体験を含めて保育士の一日を紹介します。

保育園の開園時間は7:00~19:00が最も多いので、その12時間で行う仕事を紹介します。

・6:30~:園の外、園内を掃除するし室内の換気を行う。園児の受け入れ準備を行う。

【順次登園】園児は合同保育(幼児と乳児別)

・7:00~8:30:安全に保育をしながら登園してくる園児の受け入れを開始。連絡事項や伝達事項を確認する。
一人ひとりの子供と挨拶をしながら、顔色や表情を見て健康状態のチェック(視診)を行い、様子がおかしい子供は保護者に確認して保育に支障がないかも判断をする、

保育開始後も様子をこまめに確認しながら異変はないか見守る。(他クラスの場合はきちんと伝達と行う)

【各クラスへ異動・朝の会・体操】

・8:30~9:30:各クラスの担任が出勤をしてくるため合同保育から各クラスの保育へ別れる。

担任は子供の朝の様子を確認し視診を行う。また、後から登園をしてくる子供の受け入れを行う。

※受け入れをしながら保育がスムーズにいくようにお昼寝のパジャマ、着替える衣服の用意をあらかじめ行う(乳児クラス)

・9:45~10:00:朝の会を全体で行う(幼児・乳児は各クラス)。園によっては幼児は体操と朝礼を行い一日の保育の開始。

※朝の会が終わったら各担任が事務所へ集合し、一日の申し送りを確認する。

【各クラスの保育】

・10:00~11:00:クラス(年齢別)に分かれて保育をを行います。

各クラスには担任・副担任、フリー保育士が状況に応じてサポート。

年齢や季節に合わせて「歌や手遊び、読み聞かせ、お絵かき、工作、プールなど」の設定保育を行います。

散歩へ行ったり園庭遊びになることも多いですが運動会や発表会等のイベント前は、運動種目や劇、合奏の練習などに代わります。。

→ 保育園の運動会の種目と年齢別アイデア!ねらいと親子競技も紹介

→ 保育園発表会の歌と劇 ダンスの年齢別アイデア!ねらいと衣装を解説

【食事】

・11:00~11:30:昼食の準備・配膳(机や椅子の配置、食事を適量入れて配膳をする)園児には手洗いをなどを促す。

食事の配膳を済ませている間にお昼寝用の布団も敷いておきます。

※乳児クラスは30分早い段階で配膳を行い0歳児は11時~、1歳児で11:15~、2歳児は11:30~食事をする。

・11:30~12:00:各クラス昼食・お昼寝の布団

乳児クラス:子供の食事の介助を行います。食事の様子を見守ります。食事が終わったら着替えさせてお昼寝をさせます。

※離乳食を食べる年齢の園児には、離乳食を提供を行います。

幼児クラス:クラスによっては先生も一緒に食事をしながら、子供の食事の介助を行います。

箸のもち方、好き嫌いなく食事をすることの大切さを指導し残さずに食べられるように勧めます。

※最近は食物アレルギーのある子どもも多いので、アレルギーを起こす食材が除去された「除去食」がきちんと配膳されているか、異変はないかのチェックも重要。

【お昼寝・事務作業・休憩】

・12:00~13:00:昼食の後片付け・お昼寝への対応

食器の後片づけを行い給食室へもっていく。園児たちをトイレに行かせる、寝かしつけなどを行う。

乳児クラスはこの間に連絡帳の記入を行い、午睡後の保育がスムーズにいくように準備を行う。

【休憩・事務作業・会議など】

・13:00~15:00:お昼寝中の子供達の様子をこまめにチェックしながら交代で休憩を取る。

そのほかにも保育日誌や連絡帳の記載、行事の用意をしたりと事務仕事を進める。15:00前には机を並べおやつの配膳を行う園もある。

※その他園ではお昼のミーティング、会議などを行い園運営が円滑にいくような話し合いを行う。

【起床・おやつ】

・15:00~15:30:子供たちを起こし、排せつ、着替えへ促す。寝起きが悪い子供をを起こしたり、布団の片付けをしたりする。

・15:30~16:00: おやつを食べる。先生は基本は食べず終わった子供のおやつの片付け。

【終わりの会・自由保育】

・16:00~:帰りの会で歌をうたい、おかえりの挨拶をする。

子供の視診をして怪我や体調不良の有無などを確認し、何かがあれば子供の様子を保護者へ伝える。

この時間帯から保護者のお迎えが始まり17:30~18:00の時間帯にお迎えのピークをが来る。

お迎えの保護者に、その日の子どもの様子を保護者に伝えたり伝達事項などがあればその都度伝えるようにする。

シフトによって時間差で退勤をしたり、部屋のの掃除や保育日誌、指導計画を立てたりと事務作業を行う・

・~19:00:全園児退園をしたため、保育士も退勤する。

書類が多いのが保育士の現実

これは保育をするだけであって。

実はほかにも書類や行事の運営など、保育士の仕事は多岐にわたります。

また、保護者からクレームがくると、そのたびに解決に動く必要もありますね。

保育士になるには?大変な仕事内容の本音3選

保育士になるには?大変な仕事内容の本音3選保育士の一日はバタバタとしてしまうためどうしても忙しいです。

子供の様子を見ながら、事務作業や行事の立案や実行、カリキュラムの作成があります。

保育士になるには保育士資格を取得すればだれでもなれるのですが、実は仕事が大変だという本音があります。

これは私もそのように感じますし、友人の保育士たちも口をそろえてそのように言いますね。

最後に保育士の仕事の本音を書いていきましょう。

仕事内容は責任が重い!資格が必要なのに給料が低い現実

保育士をしていて責任が重たいと思いますね。

その理由は子供の命を預かる仕事ですので、子供と一緒に遊びながらも気が抜けませんし、疲れていても体調不良でも子供のことをずっと見守る必要があるためです。

国家資格を持っている仕事で子供を見る以外にも保護者支援など幅広いことが求められるため仕事の責任が重いわりには給料は一向に上がらない、休みも増えない、人員も不足する仕事と感じる保育士さんは多いです。

事務作業はいつも残業?書類が多い

保育士の仕事は子供を見る以外にもたくさんありますが、その中で大変なことは「事務作業」です。

保育士さんの多くはパソコンを苦手にしている人が多いため、手書きにしている人も多いです。

子供を見ることを基本とする仕事ですが、事務作業をする時間はほとんどありません。

子供から離れることもできないですし、唯一時間があく子供のお昼寝の時間も掃除や会議などがあるためいつ書類をしたらよいのか迷ってしまいます。

勤務時間は長い?残業があるの?

保育士は勤務時間がとても長いです。

シフトは形上であったとしても、それをきちんと守れている保育園は少ないです。

子供を見る以外の仕事が多く、特に行事前は仕事に追われてしまうためいつまでたっても仕事が終わらないということがあります。

私の保育園は勤務をしているときは毎日平均10時間くらい仕事をしており、早番でも帰れたことはなかったです。

残業は多い仕事ですが、残業代が出るという園は稀だと思っておきましょう。

人間関係が辛い!気を使う仕事

保育園でしんどいのは人間関係です。

保育園では職員との人間関係はもちろん、保護者、子供といろいろな人と関係を築いていかなければなりません。

うまくいけばよいのですが、上司との関係がうまくいかなかったり、同僚同士でのいざこざもあるのが保育園という業界です。

私も疲れてしまったり、時には辛い思いをすることもあり人間関係に疲れたと思うことはありました。

→ 退職の伝え方と保育士が辞める理由ランキングトップ3!嘘がダメな理由

保育士の仕事内容と一日のスケジュールのまとめ

保育士の仕事内容と一日のスケジュールのまとめ保育士の仕事内容と一日のスケジュールを書きました。

保育士の仕事は子供をみるだけではなく、ほかにもやらなければならないことがたくさんあります。

特に事務作業はクラス運営のための指導案もありますし、保育園向けの書類もあったりも幅広い仕事があります。

毎日大変ですが、子供の成長に寄り添えますし、1年間の成長や行事での姿を見るとがんばってよかったとやりがいが持てる仕事です。

業務は園によって様々ですが、仕事はやりがいも楽しさのあるのが本音です。

子供は最高にかわいいですしね!

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