保育士はサービス残業が当たり前?お金もでないブラックな見えない実態

保育士はサービス残業が当たり前?お金もでないブラックな見えない実態

保育士は残業が多い仕事だと知られています。

私の保育士をしてきたころは、毎日のように残業をすることがありました。

もちろん、持ち帰り、休日も仕事をするなんてことも。。。

この記事では保育士が残業について書いています。

目次
  1. 保育士のサービス残業は当たり前?その実態とは?【お金もなし辛い現状】
  2. 保育士に残業が多い理由5選【サービスが当たり前な実態】
  3. 保育士の残業を減らす対策とは?【サービスが当たり前なら割り切ろう】
  4. 保育士が残業が少ない園を見つけるコツ【サービス残業当たり前は違法】
  5. 保育士のサービス残業が当たり前のまとめ【働く場所を変えよう】



保育士のサービス残業は当たり前?その実態とは?【お金もなし辛い現状】

保育士の残業の実態とは?【残業代がなし本当の辛い現状】保育士の残業の実態とはどんなものでしょうか?

SNSにも保育士、元保育士の書き込みがたくさんありますね。

そんな実態について、調査をしていきましょう。

保育士の残業時間は一日4時間の実態【厚生労働省データ】

保育士の残業について、まずは実態をみていきましょう。

厚生労働省が調査したデータによると、保育士の平均的な残業時間は、1日4時間前後となっています。

つまり、月にすると80時間以上となっていますが、これはあくまでも保育園にいる時間内のみ。

持ち帰りは換算をされていませんので、本来はもっと多いと予想されます。

(参考:厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」 )

サービス残業も多い現実【残る・持ち帰り・休日】

保育園の多くはタイムカードを導入していません。

出勤に関してはハンコで終わってしまう現実があります。

そのため、残って仕事をする、自宅に持ち帰って休日に仕事をするということも当たり前に起こります。

いわゆるサービス残業が本当に多いのです。

保育士の残業代はなしの現実【お金は出ない園が多い】

それだけ残ったとしても残業代はほぼ出ません。

というよりは「なし」です。

残業代が出る保育園は少数派で、ものすごく少ないですので、保育士は残業代もなしの現実があります。

これは根強く残っており、どうしようもない現実があるのです。

保育士に残業が多い理由5選【サービスが当たり前な実態】

保育士に残業が多い理由【仕事量が多い現実と常態化する問題点】保育士は残業が多いです。

私も保育士をしていると、常に仕事に追われていた現実がありますね。

その理由についても見ていきましょう。

1.日中は子供を見ており目が離せない

2.書類が多く毎週のように追われる

3.行事の準備もあり

4.保護者対応で残ることも

5.保育士不足が根本の原因

1.日中は子供を見ており目が離せない

保育士の仕事は子供を見ること。

これが通常の保育なのですが、目が離せない現実もあるのです。

特に子供が小さくなればなるほど、目が離せなくなってしまうのです。

2.書類が多く毎週のように追われる【残業が基本】

書類が多く毎週のように追われてしまいます

週案、月案、年間カリキュラムはもちろん、日誌、連絡帳などたくさんの書類がありますね。

その処理にも追われますが、子供から離れてからしか対処ができない現実があるのです。

→ 保育園の連絡帳の書き出し返答方法と保護者の書き方【苦手な人向け】

3.行事の準備もあり【残業代は出ない現実】

そのほかにも行事があります。

誕生会、運動会、発表会以外にも月々の行事もありますね。

それに追われてしまうため、行事の準備に追われてしまう現実があるのです。

4.保護者対応で残ることも【怪我・伝達・懇談】

保護者対応で残業することもありますね。

怪我をした、伝達しなければならないことがある。

懇談をするなどの理由で、保育士が残らなければならないこともあるのです。

5.保育士不足が根本の原因【人は足りないけど業務量は減らない】

あとは、保育士不足です。

これはどうしようもなく、どこの保育園も保育士が足りていない現実があります。

保育士はギリギリの人数で保育をしているので、人手不足により残業をせざる負えないのです。

保育士の残業を減らす対策とは?【サービスが当たり前なら割り切ろう】

保育士の残業を減らす対策とは?【残業代なしなら割り切るべき】保育士の残業を減らす対策があります。

それについて、元保育士として現場の立場から書いていきますね。

どんな風にすれば、保育士の残業は減っていくのでしょうか?

全体の仕事量を把握する

保育園の全体の仕事量を把握することです。

仕事がどれくらいあり、実際にどんな仕事をしなければならないのか?

そこをしっかりと把握していけば、業務量も見えてきます。

役割分担などをすれば、仕事が効率的に進みますね。

行事やイベントは簡略化する

行事やイベントなどは簡略化をすることです。

保育園によっては手を入れ込み過ぎて失敗をするケースもあります。

行事の内容やクオリティを少し下げるだけでも、先生たちの負担はすごく減ります。

管理職が残業の実態を把握する

管理職である主任や園長が先生たちの残業をしっかりと把握しましょう。

どれくらいの仕事があり、どうやって仕事をしていかなければならないのか?

それを把握すれば、手の空いている先生を割り振れます。

効率的に仕事ができるようになりますね。

残業をしない風土を保育園が整える

保育園事態にも問題があります。

残業をすることが当たり前の保育園では、みんな残ってしまいます。

そのため「残業はしない」「持ち帰りもしない」と決めれば問題はありません。

会議は日中に行うべき【夜にすると残業が発生する】

会議は日中に行うようにしましょう。

夜にすると終わりが見えなくなり、いつまでも残業が発生してしまいます。

そのため、会議は日中に行い時間を決めて行うべきですね。

保育士が残業が少ない園を見つけるコツ【サービス残業当たり前は違法】

保育士が残業が少ない園を見つけるコツ【辞めたい人は転職しよう】保育士が残業の少ない保育園を見つけたい。

毎日残業だと、そんな気持ちになってしまいますよね。

そんなときに悩みについて、書いていきましょう。

転職エージェントを活用すべき【内部情報をゲット】

転職エージェントを活用すべきです。

保育士専門の紹介会社があり、そのような会社が保育園の残業の量も把握することができます。

登録をして「残業の少ない保育園」と希望を出して探してもらいましょう。

中にはホワイトで残業のない保育園もありますよ。

>>【保育士バンク】

求人数業界ナンバー1、コンサルタントが親身、非公開求人多数あり、全国対応。

>>【ジョブメドレー保育士】 

検索型の保育士求人、登録をするだけでスカウトが届く、自分のペースで仕事が探せて応募も可能、転職サイトの運営母体は大手のジョブメドレー

>>【マイナビ保育】

※大手マイナビの保育士専門サイト、コンサルタントの質はナンバー1融通やわがままを聞いてくれる、1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)に特化している。

自分で求人を探すのはリスクあり【残業は聞けない】

自分で求人を探すのはリスクがあります。

面接で「この保育園の残業は?」と言うことは聞きずらい。

そして、本当のことも聞けないという現実があるためです。

そのため、転職をするならばエージェントを活用しましょう。

保育士の勤続年数が長い園を選ぼう

保育士をみて「勤続年数が長い保育園を選び」ましょう。

長く勤めている先生が多いということは、働きやすいということが言えます。

つまり、ホワイトで残業が少ない保育園に出会えるかもしれません。

保育士の人数が充足している【フリー保育士がいる】

保育士の人数が充足している保育園を探しましょう

フリーが豊富にいる園だと、仕事を割り振ることができます。

つまり、仕事量を減らすことができますのでメリットも高いですね。

保育士の人数が少しでも多く配置をされている園をえらびましょう。

ICTシステムを導入し業務を簡略化している

ICTは保育園の業務を減らすための、ITです。

つまり、簡略化されて便利な保育園の運営をしているということ。

そうやってやりやすい保育園ならば、無駄な仕事がなくなるので残業も減るでしょう。

保育士のサービス残業が当たり前のまとめ【働く場所を変えよう】

保育士は残業代が出ない現実【働く場所を変えよう】保育士の残業代が出るところは少ないです。

それならば、残業が少ないもしくはなしの保育園へ勤務をするほうがストレスなく働けます。

もし、今仕事をしている保育園で残業がおおいならば転職も考えましょう。

転職をすると残業がない保育園に出会えるかもしれませんよ。

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