保育園の散歩のねらい6選【2歳児が楽しい?気を付けるポイントも解説】

保育園の散歩のねらい6選【2歳児が楽しい?気を付けるポイントも解説】
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保育園の散歩のねらいとは何でしょうか?

子供達が大好きな散歩ですが、ただ出かけるだけでは意味がありません。

きちんとねらいをもって、子供たちに経験をさせることで、有意義なお散歩になります。

この記事では保育園の散歩のねらいや注意点がわかります。



保育園の散歩のねらい6選【年齢別の考え方を持とう】

保育園の散歩は戸外遊びの基本ですね。

毎日お散歩へ出かけることもあれば、週に一度散歩へ出ることもあります。

私も今までに数えきれないくらい散歩へ出ていますが、先生たちも楽しいものです。

そんな散歩のねらいについて書いていきましょう。

・子供の視野を広げる

・体力つくり

・子供に経験を積ませる

・社会性を身に着ける

・交通ルールの理解

・四季を感じる

子供達にとってはとても楽しいものですので、先生たちもその都度ねらいを持って出かけたいものですね。

1.子供の視野を広げる【いろいろな場所へ行く】

お散歩の基本は子供の視野を広げることです。

散歩へ行くと、保育園から外にでることになります。

そこは町であり社会ですので、子供達が保育園で見ている景色とは違う景色を見ることができるのです。

公園でけではなく、本当に歩くだけ、電車や消防署へ行くなど子供が普段知らないことを知ることができます。

幼児になれば、社会活動の一環としても十分満たしてくれる内容です。

2.体力作り【歩く経験をさせる】

保育園の園庭で遊ぶことも大事ですが、散歩へでかけて体力を作ることも大事です。

散歩へ出かけるとなれば2歳児で30分~1時間程度、幼児になると午前中の2時間くらい出かけることもあります。

つまり、それくらい歩かなければなりませんので体力がつきます。

もちろん端に並んで歩くという経験をさせることもできますね。

最近は園庭がない保育園も多いので、経験をさせられるという点では魅力です。

3.環境を変えて子供の経験をさせる【乳児はカートや紐で出かける】

環境をかえて子供にいろいろなことを経験させることができます。

散歩は外の世界ですので、保育園のように安全が守られているわけではありません。

そのため、乳児ならばカートに乗せて、紐をもたせて戸外を見せたり、幼児だと友達と手をつないで歩いたりします。

戸外に出なければできない経験がたくさんあり、それができるのは良いですね。

4.社会性を身に着ける【地域の人とのコミュニケーション】

散歩へ出ることにより、保育園の中とは違う人に出会うことになります。

道行く人、地域の人など様々です。

その人たちに挨拶をしたり、ときには行事に参加をさせてもらうことで社会とのコミュニケーションにもなります。

もちろん話したり、時には関係を気付くことで社会性を身に着けられるメリットもありますね。

5.交通ルールの理解【信号やマナーを教える】

交通ルールの理解もあります。

例えば、歩くときには「友達と手をつなぐ」「はしによって歩く」「前を見る」と言うことが身に付きます。

また、横断歩道は手を上げてすばやくわたる、踏切は電車がいってからわたるなど子供たちに教えることができます。

家庭にいてもなかなかできない経験なので、子供達に経験をさせられる点は散歩の魅力です。

6.四季を感じる【季節の訪れを感じる】

散歩へ出かけることにより、四季を感じることができます。

日本は春夏秋冬がある国です。

つまり、いろいろな経験をすることができますね。

春は桜、夏は青葉、秋は紅葉、冬は落ち葉など季節の移り変わりを見せることもできます。

四季を感じるために定期的に同じ公園へ訪れるというのもアリですね。

→ 戸外遊びのねらいとは?保育園で重要なお外遊びを学年別に解説

保育園の散歩【保育士と子供の持ち物】

保育士が散歩へ行くときは両手をあけておくため、リュックにしましょう。

中身は以下のものを入れておきます。

・ビニール袋

・ティッシュ

・救急セット

・カメラ

・携帯電話(緊急連絡用)

・お着替えセット(おもらし対策】

・笛(不審者対策)

・防犯ブザー

・遊ぶ道具(シャボン玉、ボール、縄跳びなど)

万が一の怪我に備えて、簡単な救急セットは必須です。

あとは忘れ物がないようにして下さいね。

子供は「帽子」と「水筒」です。

近場ならば水筒は必要ないかもしれませんが、遠方へ行く場合には水筒を持参しておきましょう。

→ 保育園の遠足のねらいと持ち物!保育士が配慮すべきポイント11選

保育園の散歩の注意点5選【ねらいと気を付けるべきポイント】

次に保育園の散歩に注意点を書いていきます。

保育園の散歩は楽しいものです。

しかし、その反面気をつけなければならない点もたくさんありますので、紹介をしていきましょう。

1.無理をしていかない【先生の人数・子供の様子】

散歩へ無理をしていくことはやめておきましょう

例えば、先生の人数がぎりぎりである、子供の様子がおかしいなどですね。

無理に散歩へ行くことはリスクしかありません。

万が一のことが起こったときには大変なことになってしまいますので、十分気をつけましょう。

2.子供に約束の徹底をさえる【道は端を歩く・先生のことを聞く】

約束は徹底させましょう

「先生の話を聞く」「端を歩く」「前を詰める」など3つくらいの約束を伝え、子供達に守らせましょう。

散歩は楽しいものですが、危険もあります。

一つの事故が命取りになるケースもありますので、子供達に約束を徹底させることを意識してください。

3.行き先を事務所へ伝える【万が一のヘルプへ来てもらう】

行き先は事務所など、必ず保育園の上に人に伝えておきましょう

なぜならば、何かあったときに助けに来てもらう、事故などがあってもすぐに助けてもらえる。

急なお迎えにも来てもらえるという点があります。

保育園として危機管理の一つでもありますので、保育園として散歩へ行くときのルールを徹底しておきましょう。

4.事故は絶対にダメ【公園のチェック・危険な場所へ行かない】

事故は絶対に気をつけましょう

大津市の事故があったように、何がおこるかわかりません。

そこへ行かないためにすべきですし、公園のチェック、危険な場所は道は歩かないことを徹底させましょう。

先生たちは気を張らなければなりませんが、子供の安全が最優先ですので、事故には十分注意。

そして、危険がある場合は帰る勇気も大事です。

5.先生は子供から目を離さない【そばにつくこと】

先生たちは子供から絶対に目を離さないことです。

公園で遊んでいても、保育園ではなく外の世界です。

つまり、子供はどこでも行けてしまう危険がありますので、目を離さないようにして下さい。

見える範囲で遊ばせるというのも保育の方法として大事です。

保育園の散歩マニュアルが大事【不審者は事故に気をつけよう】

あと、保育園で気をつけたいことは「不審者」です。

散歩で公園へ行くとなると、不審者対策は必須です。

笛を持っておく、危険な場所、不審者がいる場合には遊びに行かないなど徹底をすることが大事です。

不審者を判断をする先生たちの目も大事ですね。

保育士全員がマニュアルを理解する【相互理解】

保育園には散歩に関するマニュアルがあります。

そのマニュアルを徹底させることが大事です。

厚生労働省もマニュアルの重要性を説いています。

園の状況に応じ、必要があれば、散歩マニュアルやチェックリスト、お散歩マ
ップ、緊急時等の連絡先一覧等を作成するとともに、定期的な見直しを行う。

(引用:厚生労働省「保育所等における園外活動時の安全管理に関する留意事項」)

保育園としてマニュアルの作成は必須で、それを地域に合わせて定期的に見直すことも重要dといわれていますね。

不審者には細心の注意を【安全対策は必須】

もし不審者がいたときの対処も身に着けておきましょう。

一番良いのは「刺激しないこと」です。

子供達の安全が最優先なので、何事もなかったように去りましょう。

公園にいきなり来る場合もありますが、その時は子供たちを集めてすぐに帰りましょう。

不審者は何をするかわかりません。

もちろん、何もしないかもしれませんが先生たちは危険のリスクを考えておきましょう。

事故を防ぐための行動を【大津市の事件を起こさない】

事故を防ぐ行動は必須です。

もちろん、保育園の先生たちは子供達のことが可愛いですし、最優先に考えています。

あとは事故を防いで怪我をさせないことが重要であるといえます。

滋賀県の大津市であった事故を二度と起こさないためにも重要な考えであるといえますね。

保育園の散歩のねらいと注意点まとめ【マニュアルを理解して危険を避ける】

保育園の散歩のねらいや注意点について書いてきました。

マニュアルを理解して、危険を避けることが大事です。

しかし、もちろんリスクや危険ばかり考えても面白くありません。

子供達にどのような経験をさせるのか、楽しませるための方法は?などねらいを持って出かけましょう。

もし、保育がマンネリ化しているならば散歩へ出かけることも1つの起爆剤になります。

保育園の考えにそって、戸外で出る経験もさせてあげてほしいものですね。

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