離乳食の食べ過ぎは注意すべき?時期別の量の目安を解説【6ヶ月はどれくらい?】

離乳食の食べ過ぎは注意すべき?時期別の量の目安を解説【6ヶ月はどれくらい?】
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離乳食を食べすぎる赤ちゃんの目安量はどれくらいなの?

実は離乳食を食べさせているママたちの悩みとして多いのは「離乳食の量」です。

なぜならば、食べすぎて大丈夫かと不安になることもあれば、その逆に食べなさ過ぎて大丈夫なのか?と不安に思うこともあります。

どれくらいのやわらかさにすればよいのか?どんなものからたべさせたらよいのか?味付けは?とか作る際に悩むことも多いで鵜ね・

この記事では離乳食を食べすぎる時の対処法と目安の量について書いています。



離乳食の食べすぎは注意?量の目安を赤ちゃんの時期別に解説

離乳食の始まる時期は生後5~6ヶ月ごろが多く、個人差はありますがだいたいこの時期から始まりますね。

離乳食が始まるとママはおかゆを作ったり、野菜のスープをつくったりとパパの食事とは別のものを作らなければなりません。

もちろん瓶に入っているものでもよいのですが、わが子のためには作ってあげたいと思うママも多く作っている家庭が非常に多いですね。

もしかするとアレルギーもあることから進めていくことが重要となりますね。

そんな中でも迷うことが「量」です。

保育園でも赤ちゃんによってものすごく食べる赤ちゃんもいれば、全然食べない赤ちゃんもおり保育園の先生と一緒になって褒めたり、気持ちを盛り上げたりしたものです。

しかし、保育士でも「食べすぎ」に関しては難しく迷うことも多かったですが、同じように悩んでいるママも多いです。

離乳食の量の目安【6・8・9か月・1歳を解説】

そんな赤ちゃんの時期によって離乳食の量は変わりますが、まず知っておきたいのは適量です。

その量を知らないと食べすぎなのか?それとも量が少ないのか?ということはわかりませんので注意が必要ですので、各月例別の量について知っておきましょう。

ちなみに量で迷うのが「大さじ」で数えるのか?「g」で数えるのか?です。

これはどちらでもよいのですが、小さじスプーン1杯で約5gと覚えておくと便利ですよ。

 離乳食の進め方のスケジュール!いつから初期を始めればよいの?

6ヶ月

この時期は離乳食で栄養を取るというよりは、ミルクの栄養が基本となる年齢です。

そのため、離乳食とミルクの栄養の割合は1:9~2:9くらいだと頭に入れておきましょう。

最初は一口のスープやおかゆから初めていき、徐々に量を増やしていくイメージとなりますね。

ミルクは一日5回で1回200ml~220mlが目安となります。

あくまでも離乳食の初期の段階なので、離乳食は食べ始めたという段階のイメージをもっておきましょう・

6ヶ月のころの離乳食の量は以下の通りです。

・10倍かゆ:30~40g

・野菜:15~20g

・豆腐だけの場合:25g

・魚だけの場合:5~10g

※豆腐、魚を両方食べさせる場合には、豆腐15gで魚5gにするなど量を調節しましょう。

→ 新生児と赤ちゃんのミルクの量は?月齢別の目安量と判断のポイント

8ヶ月

7ヶ月を過ぎたころのは離乳食も中期に入り、みじん切りの離乳食にも慣れてくるころでしょう。

しかし、このころの悩みが多く「食べる日もあれば食べない日もある」食べムラが起こる時期でもありますのであまり悩まず気持ちの切り替えをしてください。

この時期のミルクと離乳食の割合は3:7~4:6くらいになり、徐々に離乳食へ移行をしていきます。

ミルクの量は6ヶ月と同じで200~220mlで回数は5回ですが、離乳食を食べる量をみて140~160mlなどに減らしてもよいです。

メーカーによっては缶に書かれていますので参考にしてください。

8ヶ月のころの離乳食の量は以下の通りです。

・7倍かゆ:大さじ5強(50~80g)

・野菜:大さじ2(20~30g)

・豆腐:大さじ2強(30~40g)

・魚/肉:大さじ1(10~15g)

※豆腐、魚、肉を併用する場合には豆腐を15g、魚10gにするなど量を調節しましょう。

9ヶ月

この時期は離乳食も後期にはいっていきます。

そのため食べる量も多くなり、手づかみ食べも始まりますのでママは料理の用意も大変ですが、片付けも大変な時期となります。

実は床にたくさん離乳食が落ちていて「どれくらい食べたのか?」がわかりにくい時期ですので、食べてこぼすことも考えて多めに作っておくことがこの時期のコツといえますね。

ミルクと離乳食の割合は5:5~4:6となり、ミルクはまだ必要ですが量はだいぶと減ってくる時期でもあります。

ミルクの量は1回200~220mlで回数は5回となっていますが、離乳食をしっかりと食べているならば100~120mlで十分の可能性もあります。

9ヶ月の離乳食の量の目安は以下の通り。

・5倍かゆなら:90g(軟飯なら:80g)

・野菜:30~40g

・豆腐:45g

・魚/肉:15g

この時期になるとパンも与えられるようになります。

目安の量としては6枚切りを1/2程度となりますが、パンは塩分も含まれているため目安量を守って与えるようにしてください。

1歳

1歳になると手づかみとスプーンを使って上手に食べるようになる時期です。

しかし、安定はせずこぼすことも多いので量を多めに作って、たくさんこぼしても追加をしてあげましょう。

食べるという意欲を持っているならばそこは大事に伸ばしてあげて欲しいと思います。

1歳の離乳食の量の目安は以下の通り。

・軟飯なら:90g(普通飯なら:80g)

・野菜:40~50g

・豆腐:50~55g

・魚/肉:15~20g

月齢別の量の目安は参考にしてください。

特にたんぱく質の量は重要なので覚えておきましょう。

離乳食の食べすぎの対処法!量は目安を守るべき?

ここまで離乳食の目安の量について書いてきました。

しかし、これをみて「うちの子食べすぎだわ」「全然量が足りていない」なんて感じるママもいるでしょう。

そこは結論としては「あまり気にしなくてもよい」です。

大人でも食事を食べる量は全く違います。

大人でもでもたくさん食べる人もいれば、小食の人もいるように赤ちゃんも同じで個性なのです。

離乳食を食べ過ぎたときに注意点【たくさん食べるのは注意】

離乳食を一生懸命つくってたくさん食べてくれると嬉しいもの。

適量をお皿に盛っていても「もっと欲しい」と泣くこともあれば、その逆に全然たべないこともあります。

しかし、食べムラはどんな赤ちゃんにもあって当たり前ですし、食べ足りないならば「食べ過ぎても大丈夫」です。

欲しい分だけあげても良いでしょう。

ただし、以下の点には注意をしてあげるようにしてください。

・便秘はや下痢などの体調不良が起こっていないか?

・ミルクもしっかりと飲んで体重がふえすぎていないか?

など、体調の変化には十分に気を付けておきましょう。

赤ちゃんが量が足りていないと量を増やしてくれることを希望することもありますが、その際には以下の方法で離乳食の量を増やしてみてください。

離乳食の量の増やし方【初期・中期・後期】

離乳食の量は時期によって増やし方も異なりますので以下の点に注意をして下さいね。

離乳食初期

離乳食の初期はミルクからいきなり食べることになりますので、お腹がびっくりしないためにもあまり無茶はしないように気をつけましょう。

・少しずつ量をふやす。

・少しずつ食材を増やす。

という点になります。

離乳食中期以降

離乳食中期になると食事にもだいぶと慣れてきている時期でもあります。

そのため、以下の点に注意をして量を増やしましょう。

・初めての食材は小さじ1杯からにして様子を見る。

・2~3回くらい与えて体調が良ければ量を増やす。

・タンパク質は目安の量以上は与えない。

・いきなり量を増やさない。

基本は目安量でそこから個人によってコントロールをするというのが一般的な方法となります。

初期、中期、後期ではミルクも飲みますのでそこも計算に入れて離乳食を与えるようにしましょう。

ママたちの工夫を紹介【食べすぎる時はどうする?】

食べすぎで悩んでいるママも多いです。

そんなママたちは実際にどんなふうに対応をしているのでしょうか?

調べてみました。

「パンを食べさせていたが、おかゆなどご飯の方がお腹持ちが良いみたいで泣かなくなった」

「野菜の量を増やして食べる量を増やした」

「おやつの時間もスナックではなく蒸しパンなどお腹にたまるものに変更をした」

などいろいろを工夫をしている人もいますので参考にして下さい。

→ 幼児食はいつからいつまで?食べる量の目安と注意点と簡単なレシピ

離乳食を食べすぎる時は量を調整しよう【様子を見て与えるのも◎】

離乳食を食べなくて悩むこともありますが、食べ過ぎで悩むという方も多いです。

特に育児をはじめて赤ちゃんを育てているとわからないことだらけですし、離乳食のことがわからな過ぎてイライラとすることも多いですね。

苦痛でしかないというママも声も多いですが、用意をしてしっかりと食べてくれるというのは食べてくれないと悩んでいるママからすると贅沢な悩み。

子供はそれぞれ子供なりに成長をしていきますので栄養バランスも考えながらも楽しい離乳食タイムをおくりたいものです。

ママもいろいろと考えたり、悩むこともありますが笑顔で楽しく乗り切っていきましょう。

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