
新設のオープニング保育園が増えています。
これは待機児童解消のために、首都圏で様々な法人が保育園と作っているのです。
そんなオープニングが大変だという、口コミもありますが、どうなのでしょうか?
この記事では、保育園のオープニングが大変な理由について、2園オープニングを開園した経験を含めて書いています。
保育園のオープニングが大変な理由とは?7つの実体験
保育園のオープニングが大変です。
実際に私はオープニングを経験したのですが、既存の保育園の方が圧倒的にラクですね。
オープニングの保育園は大変💦〜今日も仕事の一日📚
— ミポリン (@282017rose) March 30, 2014
新設園はやりがいも大きいけど、積み上げたものが無い所からのスタートだから大変。
あれだけ入念にチェックして準備してきたのに、ささいな落とし穴がたっくさん出てくるよね😭#オープニング #新設園 #保育士 #保育園
— ようこ@元保育士ママ (@yoko_sensei) April 2, 2019
特に最近増えているオープニングの大変さについて7つ書いていきます。
1.すべて自分たちで作り上げなければならない 2.人間関係も最初から作らなければならない 3.園長や主任はどんな人かわからない 4.建物の使い方も考える必要がある 5.子供達との人間関係は全員イチから 6.初年度に行った保育が基盤となる【責任が重い】 7.給料など条件はそこまで良くない |
1.すべて自分たちで作り上げなければならない
オープニングはすべて自分たちで作り上げなければなりません。
書類から、制作物に至るまで何もそろっていないからです。
もちろん、母体となる法人が用意をしてくれていることもありますが、全く足りず苦労をすることもあります。
2.人間関係も最初から作らなければならない
オープニングの場合は、全員が新しい先生たちの集団となります。
そのため、人間関係はすべて最初から作らなければなりません。
人間関係が大変で、慣れない人同士が仕事をすることになりますので、最初はギクシャクすることもあります。
3.園長や主任はどんな人かわからない
採用試験の時点では、わかったとしても園長くらいです。
主任が表に出てくることは少なく、就職するまで上の人がわからないということもあります。
株式会社だと、法人の採用担当がすることもありますので、余計に園長や主任はわからないこともありますね。
4.建物の使い方も考える必要がある
建物でのルールや使い方についても考える必要があります。
これも最初から考えなければならず、保育の流れを止めないようにすることは大事です。
話し合いを重ねて決めなければならないため、大変苦労します。
5.子供達との人間関係は全員イチから
子供の人間関係も全員最初からになります。
そのため、子供の特徴や性格を理解するまでも時間がかかってしまいますね。
特に子供の特徴を把握するまでは時間もかかります。
6.初年度に行った保育が基盤となる【責任が重い】
初年度におこなった保育が、そのまま今後の保育園の保育になります。
つまり、責任が重たいということになりますね。
初年度に保育を行うのは、保育士としてはとても楽しいことです。
その分、責任もありますので、要注意ですね。
7.給料など条件はそこまで良くない
新規開園の保育園の給料はそこまで良くありません。
理由は簡単で、補助金がまだ入ってきていない、借金が多いなどの理由からです。
私は認可外、認可のいずれのオープニングも経験していますが給料が良かったところは少ないですね。
特に賞与も2年くらいは少なめでした。
保育園のオープニングが大変だけど保育士の経験としては魅力
大変ですが、保育園のオープニングはものすごく経験になります。
私も本当にオープニングができてよかったと今でも思っていますし、経験やスキルアップにつながりました。
再就職も無事に決まりました!
次は、オープンする小規模保育園に
採用していただきました!オープニングも、小規模保育園も
初めてで、とてもワクワクしています!
オープニングならではの大変なことは
あると思いますが、仕事は責任もってやります!
仕事を楽しみたいです♪— ぽん! (@2L1woGJ0EzLc6Bt) July 3, 2019
そんな魅力についてかいていきます。
イチから作る経験はできない【転職にも有利に働く立ち上げスキル】
保育をイチから作る経験はなかなかできません。
最初から作り上げて、保育をしてきたという経験は何事にも代えがたいことです。
そこで、しっかりと立ち上げをしてきた経験は転職にも有利に働きます。
立ち上げを経験するって、保育士としてはものす極楽しいことですね。
オープニングから在籍をしていると愛着も湧く【保育園に情が湧く】
オープニングから在籍をしていると、保育園に愛着もわきます。
働いていても楽しく、作り上げていく保育園というのは最高に楽しいですね。
失敗もたくさん経験する【保育士として成長できる】
オープニングでは、たくさんの失敗もすることになります。
たくさんの失敗を重ねて、良い保育園を作り上げるのです。
保育士としては、失敗をして落ち込みますが、その分成長ができるチャンスがあります。
保育園のオープニングが大変!メリットデメリットを解説
保育園のオープニングは大変。
そして、メリットデメリットもありますので理解しておきましょう。
オープニングがとにかく大変でしたが「楽しかった」というのは正直な感想です。
保育園のオープニングのメリット【スタッフが一致団結しやすい】
保育園のオープニングのメリットは、職員にあります。
全員が新しい先生なので、仲良くなりやすい一致団結しやすいというメリットがありますね。
・建物や設備がすべて新しい【部屋もキレイ】 ・保育を最初から作ることを経験できる ・保育士としてのスキルアップになる ・人間関係が作りやすい ・やりがいがある |
保育園のオープニングのデメリット【実際は大変なイメージ】
ただし、もちろん保育園のオープニングがものすごく大変です。
既存の保育園よりもはるかに大変ですが、その分たくさんの経験ができるメリットもありますね。
・仕事の量がとにかく多い ・経験年数でマウンティングしてくる人がいることもある ・何から手を付けたらよいかわからない ・既存の園ならばやらなくて良いことも仕事になる ・保護者との関係構築も最初からとなる ・子供が慣れるまでに時間がかかる ・仕事の段取りや流れを把握するのに時間がかかる ・開園時期によって入社時期も中途半端になることも ・半年間は有給がない |
保育園のオープニングの仕事は大変【新設の求人と条件とは?】
保育園のオープニングの仕事は正直、ものすごく大変です。
しかし、開園を経験したいという保育士さんはたくさんいますね。
いつもならコロッと寝れるのに今日は寝れない😅まあたまにはいっか★!!
とりあえず最近ほんと仕事したい。
保育園のオープニングスタッフしたい。
1から保育園みんなで作り上げて、入園からずーっと子供たちの成長見届けたい💕
大変だけど絶対幸せ❤️w— MIKU✿3y2m&1y4m (@29220reomama) April 12, 2018
経験をつかみ取るためにも、ぜひ頑張ってみましょう。
保育園のオープニングの求人とは?探し方を紹介
保育園のオープニングの求人は、自分で探す、もしくは紹介をしてもらうことになります。
おすすめは、紹介をしてもらうこと。
オープニングは時期とタイミングが大事で、出る時に出ない時がありますので登録をして気長に待ちましょう。
特に4月に開園を目指すところが多いためその時期に殺到をします。
気長に転職サイトへ登録をして、まっておきましょう。
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新設保育園の求人の条件は良くない【経験給と賞与について】
オープニングの保育園の条件はそこまで良くありません。
これは私の経験上ですが、給料は普通、賞与は少し先まではほとんど出ないです。
昇給も少しだけなと、園によって違いがあります。
条件はそこまで良いものはないと思っておきましょう。
オープニングでも他の既存の保育園を持っていれば、給与や賞与も変わらないことがあります。
労働条件については園により違う【休暇・福利厚生】
労働条件についても園によって異なります。
休暇、福利厚生など園によって違いがありますね。
特に休暇はどれくらいの日数になるのか、よくチェックをしておきましょう。
保育園のオープニングの志望動機は何を伝える?【新卒は難しい】
最後に、採用をされるために保育園のオープニングで聞かれる志望理由についてです。
新規開園だと、どのように伝えるべきなのでしょうか?
例を書いていきます。
・今までの保育士としての経験をいかし、一生に一度しかできない立ち上げの経験をしたいと思った。 ・保育を作っていく経験を、保育士として一度経験してみたかった。 ・自分のスキルを活かして、立ち上げを経験し貢献をしたいと考えた ・今までの保育経験を活かし、立ち上げを経験したいと思っていた。自分ができる最大限の貢献をしたいと思います。 |
あとは、法人の概要をしらべて、「オープニングをなぜしたいのか?」を明確に伝えましょう。
保育園のオープニングは大変【メリットデメリットもあるけど楽しい】
保育園のオープニングに憧れる保育士も多いですが、しっておきたいことはものすごく忙しいということ。
その分、得られるものは多いという点は魅力ですね。
特に、オープニングから仕事をすると楽しく、職員同士の仲がよくなるのは本当に良かったです。
また行事などもイチから作り上げるため、やりがいや充実感は既存の園では得られないでしょう。
これからオープニングで働きたいと思っている方は、参考にしてください。
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