
子ども同士のトラブルは保育園につきもの。
そのため、喧嘩や物の取り合いなども多くありますね。
そんなときに保育士の対応はとても大事で、関わり方次第で子供の成長にも大きな変化が訪れます。
この記事では子ども同士のトラブルでの保育者の上手な関わり方について書いていきます。
子ども同士のトラブルの保育者の上手な関わり方5選
子ども同士のトラブルが起こった時に、保育士の関わりかたはとても大事。
うまい先生ほど、子供に寄り添って関わろうとしますね。
私(新米保育士)「(絵本読んでたけど向こうの子供たちがトラぶりそうなので、)絵本、読んでもらってもいいですか?」
夏季代替先生「いいですよ」〜トラブルを未然解決〜
私(まだ絵本読んでるのか)
先生「猫、上手くかけてるなぁ……(黙読)」
脳内レンくん「よ〜み〜き〜か〜せ〜て〜」— もみのぐ (@mominogu0226) September 3, 2020
基本は子供の間に保育士が入りながら子供同士で解決させて保育園内で完結させて、親への報告はないな〜。さすがに怪我トラブルは教えてくれるけどね。でもいつも家でアキラ泣きながら話してくれるよ!
— ミドリ (@tokyodisconight) October 4, 2018
そんな保育士の上手な関わり方について書いていきます。
1.近くで見守り子供の言葉に耳を傾ける 2.仲介となってお互いの言い分を聞いて考えさせる 3.保育者が答えは出さないように言葉かけをする 4.怪我や事故につながりそうなときはすぐに止める 5.解決ができたらしっかりと褒めて信頼関係を築く |
1.近くで見守り子供の言葉に耳を傾ける【相手の意見も聴かせる】
トラブルが起こっても近くで見守ろうとします。
すぐに止めずに、様子を見る、子どもの言葉に耳を傾ける。
そうやって、子どもが何でトラブルになっているのかを聞いて確認しているのです。
2.仲介となってお互いの言い分を聞いて考えさせる【気持ちに寄り添う】
仲介をして、お互いの言い分を聞く。
しかし、その際にお互いの子供に考えさせるようにして、答えは出さないことです。
気持ちに寄り添いながら、お互いの考えや気持ちをしっかりと出させるようにします。
3.保育者が答えは出さないように言葉かけをする【解決をさせる】
保育者として答えは出しません。
言いたいことがあっても我慢をして見守るようにします。
そうやって言葉かけをすることにより、子供たち自身も解決の糸口を見つけられるようになるのです。
解決を先生がするのではなく、子供にさせようとする姿勢は大事ですね。
4.怪我や事故につながりそうなときはすぐに止める【対応も大事】
ケガや事故につながりそうな時はすぐに止めましょう。
例えば、叩こうとしたり、モノを投げようとしたりするとき。
ケガの危険性がある時は、トラブル中であっても止めて危険を回避します。
5.解決ができたらしっかりと褒めて信頼関係を築く【成長の過程】
解決ができたらしっかりと褒めます。
トラブルになったもの同士が仲良くなることが重要なためです。
成長をしていく過程で求められることとして、トラブルから信頼関係を築く糸口を見つけることが大事です。
→ 玩具の取り合いの対応を保育士がうまいやり方5選【原因とダメな対応】
子ども同士のトラブルの原因とは?保育者が現場で見たあるある
子ども同士のトラブルですが、時には起こりますね。
保育園では色々なことが起こりますが、どんな原因でおこるのでしょうか?
チビが保育園で◯◯ちゃんと喧嘩した事をこちらから聞かずとも話をしてくれる。きちんと謝り仲直りするまでのストーリーが一番癒され諭されるね。子供や大人関係なく悪い事をしたら謝り仲直りする。肝に銘じて、
話してくれてありがとう
といい寝かしつける今日この頃。
— MMS (@mio1020) May 6, 2021
子ども同士のトラブルの原因について、書いていきます。
1.おもちゃの取り合いになりトラブルになる 2.言葉のやりとりで喧嘩になる 3.約束を破ったことによりトラブルに発展する 4.押したり叩いたりして喧嘩のトラブルになる 5.悪口をいって気分を悪くすることがある |
1.おもちゃの取り合いになりトラブルになる
おもちゃの取り合いになりトラブルになることが多いです。
「僕がつかっていた」「それ、私の」となりますね。
おもちゃの取り合いによって子ども同士のけんかやトラブルや日常茶飯事です。
2.言葉のやりとりで喧嘩になる
言葉のやりとりで喧嘩になることもあります。
言った言わないや、悪口を言ったりすることですね。
特に幼児期の子供になると、言葉も達者になってくる分、トラブルにつながることもあります。
3.約束を破ったことによりトラブルに発展する
約束を破ったことによるトラブルに発展をすることもあります。
子ども同士で色々な約束をすることがありますね。
しかし、その時にそれを守らない、勝手に破ったなど子供同士のトラブルに発展をすることがあります。
約束ごとでのトラブルは結構ありますね。
4.押したり叩いたりして喧嘩のトラブルになる
友達のことを、押したり、たたいたり。
喧嘩になりトラブルになることもありますね。
子ども同士のトラブルですが、結構おおく、とっさに手を出してしまい喧嘩になることもあります。
5.悪口をいって気分を悪くすることがある
悪口をいって相手の気分を害する。
あほやバカなど簡単な悪口をいってトラブルになることもありますね。
子どもの喧嘩の問題としてよくあることです。
保護者には伝えるべき?子ども同士のトラブル
トラブルの状況によっては保護者につたえることもあります。
しかし、大きなトラブルでなければ基本はあまり伝えることはありませんね。
子どもからはいうかもしれませんが、そこは保育者として判断をしますし、聞かれたときには答える準備をしています。
ただし、「知りません」は通りませんので、聞かれた時に適切に答えられるようにしておきましょう。
子ども同士のトラブルを保育者はどうみる?子供の成長を感じるポイント
子ども同士のトラブルを保育者はどうみるのか?
トラブルがあったとしても、それは成長の過程であるといえます。
昨日のプロフェッショナル、保育士。
今回も興味深かった。
子供たちがトラブルの中をどうやって解決していくか、
そしてそれを辛抱強く見守る保育士。
「辛抱強く」って難しい。
子供たちがケンカになると、どうしても大人が入っていっちゃいがちだけど、それでは本当の解決にならんのよね。— ゆか (@hacha2620) June 21, 2016
子ども同士のトラブルで、保育士が見るポイントについて書いていきましょう。
子供たちが自分で解決できる力を育む【見守ることの大事さ】
子どもたちが自分でトラブルを解決できる力を育みます。
見守ることの大事さや、子ども同士の力を引きだすことですね。
子ども同士のトラブルが解決できるように、持っていき、できたときには成長を感じられます。
保育士が仲介をして解決する方法を教える【保育者の役割】
トラブルになった時に、なんでも保育士が解決しません。
可能ではあれば、保育士が仲介をして解決をすることが求められます。
間にはいって、子供の気持ちによりそいかかわりをもつようにするのです。
解決の方法を教えるというのが、保育士がすべき仕事ですね。
保育士がすべてを決定しないように意識する【成長のチャンス】
保育士がすべてを決定しないことも大事ですね。
保育士がなんでも決めてしまうというのは間違っています。
成長をするチャンスなので、時間をかけてでも話しあいをして解決の糸口を見つけるコツだといえます。
5歳児ならば子供に仲介をさせてみる【状況次第】
5歳児ならば、子供に仲介をさせましょう。
状況次第だとは言えますが、子ども同士に任せてみるということも大事。
年長くらいだと、子どもを間にさせてみると面白いかもしれません。
忍耐力をもって子供たちの様子をみること【待つこと】
忍耐力をもって子どもの様子をみることも大事ですね。
すぐに解決をしたくなりますが、子供の力を信じることも大事。
待つということも意識してみましょう。
→ 子供の気持ちを理解するために大切なこと5選【保育士の行動を解説】
子ども同士のトラブルの保育者の援助のまとめ【保育士の力で変わる】
子ども同士のトラブルの保育者の援助について書いてきました。
保育士のかかわりや力によって、トラブルの解決の方法はすごく変わります。
そのため、日々保育者は子どもの力を伸ばすために保育者として意識していきたいですね。
喧嘩やトラブルになった時こそ「成長のチャンス」を思ってかかわりを持ってください。
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