自閉症の特徴7選と上手な接し方のコツ【原因と診断されるポイント】

自閉症の特徴7選と上手な接し方のコツ【原因と診断されるポイント】

自閉症の特徴や原因をしっていますか?

最近は当たり前のように自閉症という言葉が聞かれるようになりました。

しかし、個人差があり特徴も違うため、関わり方に悩むことが多いのも事実。

この記事では自閉症の特徴や原因や種類、関わり方などを知ることができます。



自閉症の特徴7選と症状!コミュニケーションが苦手?

自閉症の特徴について書いていきましょう。

発達障害などなんらかの症状を持っていると、日常生活でも苦労をすることも多いです。

自閉症と一言で言っても子供それぞれで違いますし、自症状の重さも違ってきます。

そのため、一概にここの特徴や症状があるとは言えませんがここの特徴は自閉症を持っている子供はほぼ当てはまると思って間違いないでしょう。

主な特徴は「コミュニケーションが困難」「こだわりが強い」と言う点が上げられ、症状としていろいろな自閉症特有の症状があります。

1.コミュニケーションが苦手で難しい

2.こだわりが強い

3.過敏反応

4.パニックを起こす

5.迷子になっても平気

6.同じ行動の繰り返す

7.気にいった場所から動かない

1.コミュニケーションが苦手で難しい

自閉症の子供はコミュニケーションが苦手です。

・言葉や相互的にやりとりをしたり、関心や気持ちを共有することが難しい。

・視線、表情、ジェスチャーなどによる相互的なやり取りが難しい。

・ごっこ遊びや見立て遊びができない、友人関係の構築が難しい。

自閉症児は自分の世界に入ってしまうため、どうしてもこちらの話を聞いたり、それを踏まえて行動に移すなどは難しいです。

保育園でも自閉症の子供に対しては言葉では通じないので絵カードを使ったりして行動に移せるようにしたり、ゆっくりと話したり、口を見せたり対応を変えることも多いです。

無理に言うと癇癪を起すため無理をしない方がよいでしょう。

2.こだわりが強い【独特の傾向がある】

自閉症児はこだわりが強いです。

・同一の行動を繰り返す。

・変化を嫌う。

・特定のものに強い関心を示す。

・特定の感覚に過敏(または鈍感)で、その感覚にこだわる。

無理をして他のものを頑張ることが自閉症児にはストレスとなるためこだわりは認めることが重要です。

自閉症の特徴には個人差がある

自閉症スペクトラム症では、3つの特性(中核症状)のほかにも、自閉スペクトラム症に伴いやすい様々な症状(関連症状)や疾病(併存障害)があります。

中核症状・・・対人コミュニケーション障害(言葉、視線、表情、動作)こだわりの強さ、感覚への特異な反応

関連症状・・・多動、不注意、衝動性、攻撃性、かんしゃく、易刺激性、自称、憔悴、不眠、儀式的行動、常同行動、常同性への固執、情緒不安定

併存障害・・・ADHD、学習症、知的能力障害、トゥレット症(チック)、てんかん、睡眠障害、不安症、脅迫症、抑うつ障害・双極性障害

生活をしていく中でもその子の学習をした行動としては、例えばコミュニケーションの力が弱くても人と関わりたいという気持ちが人一倍強いため、相手にちょっかいを出したり、静かだと緊張をしてしまうのでおちゃらけて場を変えようとするなどといった行動が現れてきます。

自閉症スペクトラム症の子の中には、知的障害のある子もない子も中核症状の現れ方が強い子も弱い子もそのあらわれ方はパターンの違う子もいて実は様々だといわれています。

自閉症スペクトラム症という診断名だけのとらわれずに一人一人の特性を十分に把握することが大事といえますね。

3.過敏反応

大きな音や、機械音を嫌がる、髪や肌に触れられるのを嫌がる、においに敏感、服の背中のタグを嫌がる、食感にこだわるなどがある。

また、聴覚、触覚、味覚、視覚、嗅覚などの症状が現れ、周囲の人は気づかないような刺激にも、極端に反応することが多くなります。

とにかく過敏な反応を持っていることが多く保育園でも手にのりや絵の具などをつけると嫌がるようなそぶりを見せたりすることがありました。

無理に触らせたりすることは避けておきましょう。

4.パニックを起こす【症状がでることもある】

急に予定が変更になったり、新しい状況に見通しが持てないと不安が高まりパニックになります。

パニックや癇癪というのは自閉症児に見られる特徴で、予想をしていないことが起こるとパニックになります。

泣き叫ぶ、暴れる、自傷行為をするなどが起こり落ち着くまでに時間がかかるということがあります。

自傷行為の姿が見られることもあり、床や壁に頭をぶつけたりする姿もあります。

5.迷子になっても平気【表情も変わらない】

親から離れても、あせったり、さみしがったりせずケロッとしています。

そもそも人に興味がない、どこにいるかも気にしていないということがあるため基本的には迷子になっても気にすることはありません。

お母さんと一緒に買い物へ行っていなくなっても全く反応しないなんてことも当たり前のように起こります。

6.同じ行動の繰り返す【反復的な動き】

ドアを何度も開け閉めしたり、目の前で手をひらひらさせたりするなど同じ行動や動作を繰り返します。(常同行動)

幼児期だとブロックをずっと積む、電車のおもちゃを走らせるそぶりを続ける、水を触り続けるなど同じこと繰り返す行動がみられることが多くあります。

保育園では自閉症児が気に入っている、こだわりをもって繰り返して遊んでいるおもちゃを取るとトラブルになったりすることもあります

7.気にいった場所から動かない【自分の世界】

気に入った場所があると、そこから動きたがらない。

規則的な動きを好むため、エスカレーターの動きに飽きずにずっと眺めていることもあります。

これもこだわりの特徴といえますね。

→ 走り回る子供の注意を保育士はどうする?上手に惹きつけるコツと方法

自閉症スペクトラムは原因は遺伝なのか?要因は不明?【特徴は人による】

自閉症の原因について書いていきます。

過去には育児をちゃんとしていないために自閉症になると原因の1つにされていますが、近年の研究ではそのような誤解はとけてきました。

現状の原因をして考えられているのは「遺伝」と「環境」という二つの要素が複雑に関係しているものだということがわかってきています。

例えば自閉症スペクトラムの兄弟がいる場合、もう一人も自閉症スペクトラムである確率は一卵性双生児の時は70%台、二卵性は30%台、通常の兄弟は20%以下であるとのことです。

ただし遺伝子が同一であるはずの一卵性双生児の場合でも100%という結果ではないため、遺伝子以外の要素が絡んでいることは明確ともいえます。

自閉症の原因の遺伝は有力!不明な点も多い

自閉症は数百の遺伝子が関連していると言われており、その明確は数は不明です。

他にも環境的な要因とも言われており、受胎時の父親の年齢が高いと自閉症スペクトラムのリスクが高まるという研究があります。

また、母親の妊娠中の状態もアスペルガー症候群・自閉症スペクトラムに影響する可能性があります。

例えば胎児の脳が発達する期間に特定の物質(例:てんかん薬などに含まれるバルプロ酸)が自閉症スペクトラムの確率を増すことも分かっているとのことです。

近年の研究は目覚ましいものとなっており、実際にはいろいろな原因があると考えられてきました。

しかし、遺伝子は間違いなく自閉症の原因として考えられており、遺伝も十分関係があるといえます。

兄弟や双子は自閉症の確率が高くなる

兄弟の場合は発症率が高まったり、一卵性双生児153倍、二卵性双生児8.2倍というデータもでています。

ここでは自閉症や発達障害のまとめ、遺伝が原因なのかについて書いてきましたが自閉症についてはまだまだ科学的にも解明できていない部分もあります。

そのため、現代の科学や医学では自閉症の原因については不明な点が多いです。

自閉症は両親のせいではない【誤解をしないで】

自閉症は両親のせいだ。

親の子育てが悪いからだなんて言われている時代もありました。

しかし、それは大きな誤解です。

両親の子育ての影響で自閉症になるなんてことはありませんので、安心をしてください。

自閉症の子供との接し方のコツを解説【特徴を理解しよう】

自閉症スぺクトラム症の子どもとよりよい関係を築いていくためには、その子の特性や行動の理由の理解をすることの他にもちょっとしたコツがあります。

以下のことに気をつけて子どもに不安やストレスを感じさせないようにしましょう。

・自閉症の子供への接し方のポイント

・コミュニケーションスキルを身に着ける対応をする

・自閉症の行動には意味がある!理解することが重要

・気持ちを汲み取るのは難しいと理解する

自閉症の子供への接し方のポイント【経験豊富な人に聞こう】

自閉症児とかかわる時にこちらの思い込みで接しないことが大事です。

特に子供たちとの関係性を作っていくために重要なことといえますので

・頭ごなしにしからない。

・嫌な音がしないなど、その子が落ち着ける状態で話をする。

・短い言葉で具体的に話をする。

・指示は一つずつ伝える。

・話しても伝わらないければ、絵や文字にするなど視覚で伝える。

・あらかじめ終わりの時間を伝えるなど、先の見通しを持たせる。

・やりたいことを無理に取り上げず、「〇回だけね」といった約束をする。

こんな風に対応を意識すると変わってきますので、関わる側が気をつけてあげることが重要です。

自閉症児に注意をしたり、変化を求めたりしてもそれは無理です。

自閉症とかかわる大人がしっかりと理解をして関係を築いてあげることが重要です。

コミュニケーションスキルを身に着ける対応をする

このような問題の軽減のためには、経験や知識を重ねる中で、状況に即した行動がとれるようになることや、コミュニケーションスキルを少しずつ獲得しながら自分の言いたいことが伝えられるようになることが大切です。

ここ数年は大人のアスペルガー症候群も話題になっています。

大人になるにつれ、社会とのかかわりが増え、また複雑になってきます。

発達障害の存在に気づかれないまま、社会(環境)に適応できず困難を抱えこんでいる人も少なくありません。

社会的なスキルを身に着け、自分にあった対処の方法を学ぶことが重要です。

そのような学習を通じて、苦手なことやうまくいかないことを減らし、より良好な適用がはかれるように支援をしたいものです。

自閉症の行動には意味がある!理解することが重要

自閉症スペクトラム症の子どもに行動には理由があるといわれています。

例えば、同じことにこだわりのある子は、その順序が違うと混乱しパニックになります。

あいまいな指示や含みのある会話を理解することが苦手な子は「ちょっと待ってて」「きちんとしなさい」と言われてもわかりません。

「ちょっと」がどの程度なのかわからないためにかんしゃくを起こしてしまったり、「きちんと」と言われてもどうしたらいいのかわからずに混乱をしてしまうこともあります。

また、言外のメッセージがわからず言葉通りに受け取ってしまう子もいます。

気持ちを汲み取るのは難しいと理解する【視線も合わない】

荷物で手がふさがっているお母さんに「ドア、開けられる」と言われても、言葉通りに受け取って「うん、開けられるよ」と答えるだけで「ドアを開けてほしい」というお母さんの気持ちを汲み取って行動に起こせないといったケースもあります。

自閉症の子がかんしゃくを起こしたりパニックになったり、ものを投げるなどの攻撃的な行動をとったりすると「いったいどうしてこうなんだろう」と悲しくなるでしょう。

しかし、パニックを起こすのは何らかの理由があり、この子が攻撃的だからこのような行動をとれるわけではないのです。

自閉症児が日常生活を送るには?

自閉症スペクトラム症に限らず、発達障害では、中核症状そのものを治すことはできなくても、周囲の対応を変えたり、子ども自身が社会的スキルを習得することで日常生活をスムーズに送れるようになります。

また、関連症状や併存障害は、薬による治療や、子どもが過ごしやすい環境の提供、特性に応じた支援を行うことで

それに伴う困難が減少します。

どうしてもはじめは発達障害がどうかで悩みがちですが、そのような特性を持ちながら育つのを支援することが大切なのです。

→ 新生児が泣かないは理由と原因5選!赤ちゃんは病気で心配?自閉症?

自閉症の種類を解説【診断をされるときは1歳や2歳では不明】

そもそも自閉症とは何でしょうか?

自閉症の正式な診断名は「自閉性障害」と呼ばれています。

もちろんいきなり自閉症と診断をされるわけではなく、以下のようなポイントがあるかを見て医師が総合的に自閉症であると判断をします。

そこには必須の項目としばしばみられる項目がありますので、この2つについて紹介をしていきましょう。

【必須でみられる症状】

・相互的な対人関係が苦手

・コミュニケーションが難しい

・関心や行動の限局的パターン化傾向

【しばしばみられる症状】

・感覚過敏や鈍麻・多動・不器用

・アンバランスな知能

(一部引用:国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所児童・思春期精神保健研究部「自閉症スペクトラム障害
(ASD;Autism Spectrum Disorder)の早期発見のポイント」

また、自閉症といっても最近は診断がつくことは少なく、どちらかといえば自閉スペクトラム症と呼ばれることが多いです。

自閉症スペクトラム症とは?

自閉症スペクトラム症とは、自閉症もしくはそれによく似た特性を持つ発達障害の1群のことをいいます。

スペクトラム(spectrum)は連続性という意味で、上のような自閉症の特性を核としながらも、そのあらわれ方が軽いなど自閉症もしくは自閉症に類似した状態のことを指しています。

自閉症スペクトラム症には、自閉症以外にもアスペルガー症候群が含まれています。

アスペルガー症候群とは?

アスペルガー症候群とは簡単に説明をすると、言葉の発達の遅れが目立たず、2歳までに単語、3歳までにジュースちょうだい、ワンワンきたなどの2語文を話すことができる能力となっています。

知的な遅れはないことから幼児期の発達では検診に引っかからないことが多い発達障害の1つとなっています。

成長するに連れてコミュニケーションの問題が増えるといわれており、対人関係が築きにくいなど自閉症の特性をもちながらも、言葉の発達の遅れが目立たないのが特徴です。

知的な遅れもないことから幼児期の検診では発達の遅れは指摘をされないと言われているのが普通です。

学童期に入ると、集団生活が苦手でで友達ができないなどの気になる点が目立ち始めることもありますが、言葉が流ちょうで知能も高く、もの知りだったり、記憶力に長けているなど、一見発達障害であるとはわかりにくいため、気が利かない、わがままだと思われてしまうこともあります。

知的障害も併発することもある

自閉症の子どものおよそ70%は知的な遅れを伴います。

知的な障害を伴わない場合には「高機能自閉症」と呼ばれますが、アスペルガー症候群の子の大部分は知的能力障害と伴います

知的能力障害がない子やアスペルガー症候群の子のほうが発達障害としての症状は軽いといえますね。

しかし、その子が抱える困難も軽いのかというと必ずしもそうではありません。

日常生活の中でより多くのことが求められたり、周囲の障害の存在に気付かされにくいという問題もあります。

自閉症と広汎性発達障害との違い

自閉症スペクトラム症とは、自閉症および自閉症のような特徴を多かれ少なかれ持っている発達障害のことをいいます。

例えば、「言葉や視線・表情・ジェスチャーなどによる相互敵なやりとりや友人関係の構築が不得手」「こだわりが強い、興味の対象が限られていたり、特定の感覚に過敏または鈍感」という特徴があります。

ちなみによく似た言葉で広汎性発達障害といわれる言葉もあります。

広汎性発達障害とは、言葉や視線、表情、ジェスチャーなどを介した相互的なやりとりが困難、こだわりの強さ、感覚への特異な反応が特徴づけられる状態と言います。

よく似ており自閉症と広汎性発達障害はほぼ同じとおもって間違いありませんが大枠に広汎性発達障害があり、その中に自閉症やアスペルガー症候群、特定不能な広汎性発達障害、小児崩壊性障害、レット障害が含まれるイメージです。

自閉症の特徴と接し方のまとめ【子供と上手に関わろう】

ここまで自閉症の特徴と症状と原因、接し方について書いてきました。

実は芸能人にも自閉症がいると言われており大人になっても生活をしている人もいますので自閉症と一言で言って自閉症は特徴が異なります。

私も今まで保育園で自閉症児と関わりを持ってきましたが、専門の先生に見ていただいて個別に対応をするということが多かったです。

大人がしっかりと自閉症のことを理解をして関係を築いていくようにしましょう。

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