児童養護施設の仕事内容は厳しい理由5選!働くには保育士資格でよい?

児童養護施設の仕事内容は厳しい理由5選!働くには保育士資格でよい?

児童養護施設は、子供の入所型の施設です。

保育士の資格を持っている人が働く場所の一つの選択肢として人気ですね。

しかし、そんな仕事は甘くなく厳しいなんて現実もあります。

この記事では児童養護施設の仕事内容や求人、給料について書いていきます。

目次
  1. 児童養護施設の仕事は厳しい5つの理由【辞めたい人も多い現実】
  2. 児童養護施設の仕事内容はキツイ?職員の役割を解説
  3. 児童養護施設の求人は資格なし?仕事するには保育士が必要?給料は?
  4. 児童養護施設の仕事は男性向け【過酷で大変なことも多い現実】



児童養護施設の仕事は厳しい5つの理由【辞めたい人も多い現実】

児童養護施設の仕事は厳しい5つの理由【辞めたい人も多い現実】

児童養護施設とは、そもそもどんな施設なのでしょうか?

こちらのツイートがとても分かりやすくまとめられていたので、紹介をします、

色々な事情により入所をしている子供が多く、年齢は18歳までが共同で生活をする場となっていますね。

すごくやりがいのある仕事なのですが、厳しいと感じることもあります。

その5つの理由を書いていきましょう。

1.子供が体への傷・心への傷を負っている

2.勤務が過酷で365日24時間勤務が必要【休みが不定期】

3.保育がしたい人はギャップに戸惑う

4.保護者が子供を拒否する姿を間近で見ることもある

5.思春期の子供からは反抗されることもある

1.子供が体への傷・心への傷を負っている【ネグレクトなど】

児童養護施設へ入所をしている子供の多くは、身体への傷や心への傷を負っています。

何らか事情により、親と離れて過ごさなければならないのです。

本来ならば両親と過ごすはずが「病気」「生活困窮」「収監」など様々な理由により施設へ入所をしています。

そのような背景があると、正直辛く感じてしまいますね。

2.勤務が過酷で365日24時間勤務が必要【休みが不定期】

勤務は過酷で一年間通して仕事になります。

365日24時間休みは不定期です。

職員はシフト制となり、夜勤もしなければならず休みもその週によってさまざま。

身体への負担は大きい仕事だといえますね。

3.保育がしたい人はギャップに戸惑う【生活が基本となる】

保育をしたいと思って入職をすると、正直戸惑ってしまいます。

児童養護施設の仕事はあくまでも生活。

保育ではなく、子供達の日常なので保育ではない点が大きなデメリットだといえます。

また、入所をしている子供の様々な事情もありますね。

4.保護者が子供を拒否する姿を間近で見ることもある【悲しい現実】

保護者が子供を拒否する姿も間近で見ることがあります。

保護者が何らかの理由で子供と生活できないため、児童養護施設へ入所をしています。

時には両親からの厳しい態度を目の当たりにすることも。

それを見ると、辛くなりますね。

5.思春期の子供からは反抗されることもある【難しい年齢】

児童養護施設は幅広い年齢の子供を預かっています。

そのため、思春期になる子供もいますね。

思春期で反抗期があったり、時にはぶつかったり。

自分の子供ではなくても、真摯に向き合う必要があり疲れてしまいます。

児童養護施設の仕事内容はキツイ?職員の役割を解説

児童養護施設の仕事内容はキツイ?職員の役割を解説

そんな児童養護施設の仕事内容について書いていきます。

職員の仕事の役割などについて書いているのですが、その大変さについても書いています。

保育園で働くのとは違った辛さがあるので、書いていきましょう。

入所をしている子供の年齢は18歳まで【高校卒業後は一人暮らし】

入所をしている子供の年齢は18歳までです。

つまり、幼児期だけではなく、小中高と子供にとって多感な時期も一緒に過ごすことになります。

高校の卒業後は一人暮らしとなるため、そこまで面倒を見なければなりません。

その大変さがあるといえますね。

乳児の子供は乳児院【そこから児童養護施設へ流れる】

乳児の子供だけは、児童養護施設にはいません。

乳児の子供は基本乳児院におり、2歳や3歳のタイミングで児童養護施設へ来るのです。

児童養護施設では大きな年齢の子供から、小さな幼児期の子供まで、幅広くいるのです。

→ 乳児院の給料と求人を保育士向けに解説!どんな施設?入所理由と役割

保育よりもあくまでも生活を支える【家庭でのサポートや援助が基本】

保育と言うよりは、生活のサポートが主な仕事です。

保育と比べると、生活的な部分が多く子供が家で過ごせる場を提供する。

心と体をサポートするのが基本だと言えるでしょう。

仕事内容は多岐にわたる【児童養護施設職員は忙しい】

仕事内容は多岐にわたります。

子供のことを見るのはもちろん、買い物や掃除、住む場所の提供など幅広い仕事が求められます。

時には、子供も相談や悩みを解決。

学校へ行って懇談を受けるなど、保育士というよりは親的な役割が求められるのです。

両親と子供をつなぐことも大事【進路指導も必要】

両親と子供をつなぐことも大事な仕事なのです。

子供はできれば親の元で過ごすことが何よりも良いに決まっています。

そのために指導員は子供と親との関係を良好に保とうと思っているのです。

時には将来的な進路指導をすることもありますね。

児童養護施設の求人は資格なし?仕事するには保育士が必要?給料は?

児童養護施設の求人は資格なし?仕事をするなら保育士が必要?給料は?

児童養護施設で働きたい。

保育士資格を取得した人の中には、実際にそのように思う人もいるでしょう。

しかし、実際には見えない児童養護施設の職員の給料や求人についても書いていきます。

児童養護施設で仕事をするなら資格は必須【選択肢がある】

児童養護施設で仕事をするならば、資格は必要です。

保育士やもちろん、児童指導員などの子供と実際に関わる仕事。

他にも嘱託委、看護師、栄養士、調理師など間接的に関わる仕事もあります。

子供関係の資格を持っているかで給料も異なりますね。

児童養護施設で資格なしは厳しい【事務員や用務員なら可能かも】

児童養護施設で資格なしは厳しいです。

子供と接するには資格が求められますが、事務員や用務員から可能かも。

実際に仕事をしたいならば、一度希望の勤務先に電話をしてみると良いかもしれません。

児童養護施設の職員の給料は保育士と同等【高くはない】

児童養護施設の職員の給料は?

実は、これは保育士とそこまで大きく変わりません。

年収的には300万円から350万円くらいで、夜勤手当がつくくらいです。

高そうに思われますが、そこは理想と現実がありますね。

ただし、昇給もあり安定をしていますので、男性で勤務をしている人も多いです。

公立の児童養護施設あり【公務員試験に合格が必須】

給料や待遇については、保育士と同じように公立の職員を目指してみましょう。

公立ならば、公務員になりますので自然と給料も上がります。

あとは保育園への異動もあるかもしれませんが、将来にわたって安心して働くことができます。

児童養護施設の求人はどこで探す?【サイトや紹介が基本】

児童養護施設の求人は少ないです。

しかし、探せばありますね。

例えば、こちらのエージェントで検索をしてみると全国の児童養護施設の求人がたくさんでてきます。

紹介会社を通して理想の就職先を見つけてみましょう。

>>【保育士バンク】

求人数業界ナンバー1、コンサルタントが親身、非公開求人多数あり、全国対応。

>>【ジョブメドレー保育士】 

検索型の保育士求人、登録をするだけでスカウトが届く、自分のペースで仕事が探せて応募も可能、転職サイトの運営母体は大手のジョブメドレー

>>【保育士人材バンク】

厚労省が認定している会社なので安心感が抜群、コンサルタントが親切で丁寧で寄り添ってくれる、上場企業が運営しているので信頼できる、非公開求人が多い。

児童養護施設の仕事は男性向け【過酷で大変なことも多い現実】

児童養護施設の仕事は男性向け【過酷で大変なことも多い現実】

児童養護施設の仕事内容について書いてきました。

色々な仕事がありますが、夜勤もあり休みも不定期なので過酷な仕事ではあります。

しかし、やりがいがあり子供達と本気で向き合いたい人には最適な仕事かもしれません。

児童養護施設は全国に600を超える施設としてありますので、就職先の一つとして見つけてみましょう。

人気記事 → 保育士転職サイトランキング!おすすめ22社を徹底比較【口コミ評判】

人気記事 → 保育士人材バンクの評判7選【口コミとデメリットと転職のための登録方法】

きき代表

投稿者プロフィール

保育士や子育てを楽しむための情報を書いています。

【経歴】

保育園の現場経験 → 色んな子供関係の仕事して → 保育コンサルなどのフリーランス (今ここ)

ブログやライターの仕事しています。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

運営者情報

きき
保育士や子育てを楽しむための情報を書いています。

【経歴】

保育園の現場経験 → 色んな子供関係の仕事して → 保育コンサルなどのフリーランス (今ここ)

ブログやライターの仕事しています。

【サイトの運営目的】

保育者子育てって難しくて悩みがつきません。

そこで、いろんな情報をお伝えすべくブログを立ち上げました。

保育士の情報、赤ちゃん、子育て、育児、教育など幅広い「子供」を中心とした情報を発信中です!

実は認可保育園の研修に使われているブログなんです。

コンサル依頼、講演依頼、広告掲載依頼など気になることのお問い合わせはこちら

お問い合わせ

保育士ライフのTwitter

ページ上部へ戻る