
放課後デイサービスで働くための資格とはどんなものでしょうか?
実は最近たくさんの施設が増えている放課後デイサービス。
放課後デイサービスとは、特別支援学級などに通う障害を持っている子どもたちが放課後や長期休暇中に利用ができる福祉サービスの1つです。
最近はグレーゾーンなんて言われる子供も増えていることから民間企業も参入をしてきていますね。
この記事では放課後デイサービスや働くための資格が分かります。
放課後デイサービスの資格と給料と求人情報!仕事内容と利用する児童
今、非常にニーズのある放課後デイサービスですが、実際に仕事をするとなったらえどんな資格や仕事内容となるのでしょうか?
私は保育士と介護福祉士の2つの資格を持っていますので、メールなどで就職のお誘いをいただいたり、卒業をした学校からも紹介をされたりします。
仲間が今までの経験を活かし、こども達の居場所、放課後デイサービスを立ち上げます。
福岡市西区、野方、福重、石丸近郊にお住まいで、「保育士または児童指導員」の資格をお持ちですぐにでも仕事探されている方、まずはDMをいただけたら対応させていただきます。よろしくお願いいたします。🙇— いとしまこども食堂ほっこり (@IfcSpfKH52d227z) July 12, 2022
困ってます💦
誰が居ませんか?
放課後デイサービスで働ける人を探してます!
保育士
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放課後デイサービスの仕事内容
放課後デイサービスの仕事内容について書いていきましょう。
子供を預かる時間としては放課後や夏休みなどの学校が休みになる期間となっており、子供の生活向上のための訓練を行うことが基本です。
子供達の障害の状況や重さ、抱えている悩みや困難に応じた適切な療育をするメニューを設けるものとなっています。
保育士や指導員でも仕事ができるのですが、職員に任される主な業務は次にようなものが基本となります。
・お迎え・お見送り(送迎)※車の場合もあり
・手洗いやうがい、排泄などの日常生活支援
・戸外や屋内での遊びへ連れていったり、友達との関係を広げる
・個別課題への取り組みの補助
・クッキングや農業体験などの行事
・給食やおやつの提供、補助
・日報の作成
他にも雑務があり、請求業務なども任される場合がありますが児童発達支援管理責任者には業務が多くなります。
放課後デイサービスに資格は必要?保育士で働くことはできる?
放課後デイサービスに必要な資格はいろいろとあるのですが、職員の業務によってもことなります。
・管理者に資格は不要です。
・支援計画の立案など中心となって療育をリードしていく役割をもっていますので「児童発達支援管理責任者」が必要です。
・実践的な支援を行う資格は「児童指導員または保育士」が必要です。
・機能訓練を行う場合には「機能訓練担当職員」が必要となります。
特に児童発達支援管理者は重要です。
児童発達支援管理者とは?
児童発達支援管理者は施設全体の障害福祉サービスの管理を行い、療育を主導する存在ですのでとても重要。
具体的には、利用者や保護者に対してアセスメント(障害についての情報収集や事前評価)を行ったり、サービス等の利用計画(指導計画)の作成、活動内容の立案を行ったりします。
児童発達支援管理者になるためには実務経験の要件を満たしていることと必要な研修が必要となります、
児童発達支援管理者に必要な実務経験
【相談支援業務・・・5年以上従事】
相談支援業務とは、身体上・精神上の障害がある、環境上の理由により日常生活に支障がある人の自立について、相談に応じて助言・指導などの支援を行うことです。
地域生活支援事業など相談支援事業、児童相談所などの相談機関、生活支援センターなどの就労支援、幼稚園や小学校などの学校において、5年以上相談支援業務に従事した場合に実務経験の要件を満たすことができます。
【直接支援業務・・・10年以上従事】
直接支援業務とは、身体上・精神上の障害がある方の入浴・排せつ・食事などの介護を行い、その方やその方の介護者に対して介護に関する指導を行うことです。
障害者入所施設などの施設、老人居宅介護等事業所、医療機関などにおける介護業務、障害者雇用事業所における就労支援業務、幼稚園や小学校など学校における業務に5年以上従事した場合に、実務経験の要件を満たすことができます。
保育士と児童指導員
療育を通じた児童の自立促進や生活指導などを行います。また、子どもの送迎や事務といった運営にかかわる業務にも携わります。
必要な資格や要件としては児童指導員の任用資格または保育士の資格を有するか、障害福祉サービスに2年以上従事した経験が必要になりました。
この条件は2017年4月の基準見直しで見直されましたが、以前は資格や経験を問わない「相談員」でも、放課後等デイサービスで働くことができましたので法律の改定で大きく変わっていますね。
他にも送迎業務をすることがあるため、運転免許証が必要になる場合もあります。
放課後デイサービスの求人の給料は高い?資格と保育士と比較
放課後デイサービスの給料について書いていきましょう。
給与の水準に関しては、保育園で働く保育士よりもやや高い印象となっています。
放課後デイサービスの給料はいくら?
もちろん運営団体によっても異なっており、最大てのLitaLico(リタリコ)などはかなり高めな印象。
月給の平均は月16~27万円くらいとなります。
資格を持っていなければ仕事をするのはある程度求められる場所となっていますが、管理職や専門職という扱いになることから手当がついたりすることで比較的高めな印象です。
施設のスタッフ構成を解説
放課後デイサービスは保育園のように大きな施設ではなく、小さな室内で行うのが一般的です。
保育士または児童指導員が一人以上、児童発達支援管理者が一人、その他の設備や人材管理を行う管理者が一人いるのが基本的な教室の構成です。
仕事内容も明確で、保育士は子どもの療育や指導を行う人、児童発達支援管理責任者は個別のカリキュラムを作成したりする人です。
他にも管理者は保育士や児童発達支援管理責任者などの人材管理や事務などを行う人で、資格ごとに仕事は分かれています。
求人は見つかりやすい!放課後デイサービス
放課後デイサービスはどんどん増えています。
そのため、求人は比較的みつかりやすいと言えるでしょう。
仕事も多く、求人が常にでているといえますので、資格者ならば見つかりやすいでしょう。
放課後デイサービスを利用する条件と役割とは?【グレーゾーンの子供たち】
放課後デイサービスとは障害の持っている子供のための施設である先ほどお伝えしましたが、詳しく紹介をしていきましょう。
放課後デイサービスとは、障がいのある6歳~18歳の就学をしている子供が放課後や夏休み、冬休みなどの長期休暇中に利用をする福祉サービスのことです。
学校ではなかなかなじめない障害を持っていうる子供達のために居場所を作ったり、その家族を支えるための施設を言われており、「障害児の学童保育」なんて呼ばれることもあります。
主に障害を持っている子供の生活向上のための様々なプログラムが行われており、トランポリンや楽器、パソコン教室、社会科見学、造形など習い事に近い活動を行っている施設もあれば、専門的な療育活動をしている施設もあります。
そんな放課後デイサービスという呼ばれ方は最近であり、従来は未就学児、就学時がともに通うサービスとなっていたのですが2012年の方の改定により以下のように分けられたのです。
・未就学の施設:児童発達支援
・就学時の施設:放課後デイサービス
通所の支援施設のサービスとしては以下のように法律で分類をされることになります。
この法律で、放課後等デイサービスとは、学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第一条に規定する学校(幼稚園及び大学を除く。)に就学している障害児につき、授業の終了後又は休業日に児童発達支援センターその他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他の便宜を供与することをいう。
(引用:電子政府の総合窓口e-Gov「児童福祉法第六条二-二-4」)
放課後デイサービスの役割と意味とは?【グレーゾーンの子供対応】
法の改定をされた主な理由としては、今まで不足をしていた障害児自立支援施設を増やしていくために大幅は規制緩和をしており、その児童が住んでいる地域で乳幼児期から高校を卒業するまで一貫したサービスを受けられるというメリットができました。
また、利用する側としても今までは少ない施設を利用することになっていたのですが、様々な施設ができたことにより保護者の選択肢も増えたというメリットがあります。
そんな放課後デイサービスですが、基本的は役割は以下の3つとなっています。
子どもの最善の利益の保障
支援の必要な障害のある子どもに対して、学校や家庭とは異なる時間や空間、人間関係などの体験を通して、子供の最善の利益と健全な育成を図ること。
つまり、何よりも子供が最優先であること。
共生社会の実現に向けた後方支援
孤立をしがちな障害児は他の子供を含めた集団活動の中で育つことを意識し、可能な限り保証をする立場から将来社会での共存を目的としている施設であること。
放課後児童クラブや児童館などの一般的な子育て支援の施策をバックアップする位置づけする位置づけとして事業運営をします。
保護者支援
障害のある子供の保護者に対して適切なサポートをすることです。
子育ての悩みや相談を受けたり、時には保護者に対してトレーニングをしたり、子供のケアをしたり一時的に代行をしたり、時にはサポートしたりするものです。
特に保護者支援は重要で、保護者が落ち着くことができればその分健全な育ちとなっていくのが放課後デイサービスにとって非常に重要な役割といえます。
(参考:厚生労働省「放課後デイサービスガイドライン」)
放課後デイサービスを児童が利用する条件
そんな非常にニーズの高い放課後デイサービスですが、実際に利用をするとなった際にはどのよな児童が利用対象となるのでしょうか?
詳しく紹介をしていきましょう。
放課後デイサービスを利用する児童は原則6歳~18歳までの就学児童となっており、障がい手帳、療育手帳、精神障がい者福祉手帳などの手帳を所持している児童であることが条件です。
また、発達の特定については医師の診断書がある児童が対象となりますので、どんな児童でも利用ができるわけではありません。
基本的には各自治体より利用者に「受給者証」が必要となります。
放課後デイサービスのサービス内容とは?
そんな放課後デイサービスですが、実際にどのようなサービスを提供しているものなのでしょうか?
詳細な情報について書いていきましょう。
提供をするサービス | ・自立した日常生活を営むために必要な訓練 ・創作的活動、作業活動 ・地域交流の機会の提供 ・余暇の提供 厚生労働省「放課後等デイサービスガイドライン」によって、ひとりひとりの個別支援計画に基づき上記の活動を組み合わせた支援が求められています。 |
利用回数・費用 | 基本的には利用者ごとに利用できる回数は異なります。 利用者の負担する費用については、原則利用日数に応じた利用料の1割を負担しますが、世帯収入等に応じて助成がある場合もありますのであなたの住んでいる自治体に確認をしてみましょう。 |
施設設備 | 事務室、相談室、指導訓練室を備え、感染症予防のための衛生設備や、静養室(必須ではない)などが備えられています。 |
定員 | 利用定員10名以上(主として重症心身障害児を通わせる場合は5人以上) |
人員基準 | ・管理者および設置者 → 運営状況の全体を把握して教室運営する役割。 ・児童発達支援管理責任者 ・指導員 ※障害児が10人まで…2人以上 ※10人を超えて5またはその端数を増すごとに2人に1人を加えた数以上 ※うち1名は常勤であることが必須 |
放課後デイサービスの資格と求人と給与のまとめ!保育士から人気の職業
ここまで放課後デイサービスについて書いてきました。
ここ数年で一気にニーズが伸びている放課後デイサービスは今後もさらに伸びていく可能性があり、保育士にとっても就職先の1つの選択肢としてあります。
給与は比較的高めとなっており補助金もあるため「儲かる?」なんて言われていますが認可保育園と同じように補助金で成り立っている部分は多いので安定性は高い職場と言えるでしょう。
今はグレーゾーンと呼ばれる子供も多いので、そのような子供や保護者のサポート的な部分が多い仕事なのでやりがいも多い仕事です。
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