
保育士資格試験は何回で合格をすべきなのか?
試験に挑んでも、落ちてしまう人もいれば、あっさりと合格をする人もいますね。
この記事ではそんな保育士資格試験に何回で合格をすべきなのか?
また、試験の内容や合格率について書いていきます。
保育士試験は何回で合格すべき?試験の内容と合格率を解説
保育士試験は何回で合格をすべきなのか?
これについては人によると思いますね。
実は難関といわれていますので、まずは試験の内容が合格率について書いていきます。
新人保育士205日目
明日はいよいよ保育士試験ですね!
自分も何回も挑戦して去年合格出来ました!🌸
試験前緊張で泣いたり、試験後ズタボロで悔し泣きしたこともありましたが、最後は嬉し泣きでした
ここまで頑張ってきた自分を信じて頑張ってください!
大丈夫!絶対合格!🌸✨✨おやすみなさい⭐ pic.twitter.com/uH7l8f5PPZ
— yu (@yupicturebooks) October 22, 2021
今日と明日は保育士試験です(あなた受けるの何回目ですかwwww)
— なぽり🌟 (@naponapoougn) October 23, 2021
保育士資格一次試験の内容を解説
保育士資格試験には1次と2次があります。
そのいずれも内容が違っており、1次は筆記、2次は実務となっていますので、その点について書いていきましょう。
一次試験の内容は以下の通りです。
教科 | 出題範囲 | 問題数 |
---|---|---|
保育原理 | ・保育の意義及び目的 ・保育に関する法令及び制度 ・保育所保育指針における保育の基本 ・保育の思想と歴史的変遷 ・保育の現状と課題 | 20問 |
教育原理 | ・教育の意義、目的及び子ども家庭福祉等との関連性 ・教育の思想と歴史的変遷 ・教育の制度 ・教育の実践 ・生涯学習社会における教育の現状と課題 | 10問 |
社会的養護 | ・現代社会における社会的養護の意義と歴史的変遷 ・社会的養護の基本 ・社会的養護の制度と実施体系 ・社会的養護の対象・形態・専門職 ・社会的養護の現状と課題 | 10問 |
子ども家庭福祉 | ・現代社会における子ども家庭福祉の意義と歴史的変遷 ・子どもの人権擁護 ・子ども家庭福祉の制度と実施体系 ・子ども家庭福祉の現状と課題 ・子ども家庭福祉の動向と展望 | 20問 |
社会福祉 | ・現代社会における社会福祉の意義と歴史的変遷 ・社会福祉の制度と実施体系 ・社会福祉における相談援助 ・社会福祉における利用者の保護に関わる仕組み ・社会福祉の動向と課題 | 20問 |
保育の心理学 | ・発達を捉える視点 ・子どもの発達過程 ・子どもの学びと保育 | 20問 |
子どもの保健 | ・子どもの心身の健康と保健の意義 ・子どもの身体的発育・発達と保健 ・子どもの心身の健康状態とその把握 ・子どもの疾病の予防及び適切な対応 | 20問 |
子どもの食と栄養 | ・子どもの健康と食生活の意義 ・栄養に関する基本的知識 ・子どもの発育・発達と食生活 ・食育の基本と内容 ・家庭や児童福祉施設における食事と栄養 ・特別な配慮を要する子どもの食と栄養 | 20問 |
保育実習理論 | ・保育実習理論 ・保育実習実技 | 20問 |
保育士試験の筆記の合格基準は?【9教科必要】
筆記試験はすべてマークシートです。
正答率は100点満点で60点を取らなければなりません。
ただし、「教育原理および社会的養護」は各分野50点満点となり、それぞれ30点をとれば合格になります。
また、一度合格した科目は3年間再受験が免除されますので、3年間で9教科を合格すればよいという計算になるのです。
保育士資格二次試験の内容は難しい?【実技試験】
2次試験は実技です。
内容は以下の通りで3つのうち2つを受講すればよいですね。
科目 | 出題内容 | 見られるポイント |
---|---|---|
音楽表現に関する技術 | 幼児に歌って聞かせることを想定して、課題曲(2曲)を弾き歌いする。 | ・保育士として必要な歌や伴奏の技術があるか ・総合的に豊かな表現ができるか |
造形表現に関する技術 | 保育の一場面を絵画で表現する。 | ・保育の状況をイメージした造形表現(情景や人物の描写、色使いなど)が豊かであるかどうか |
言語表現に関する技術 | 3歳児クラスの子どもに「3分間のお話」をすることを想定し、指定された課題のなかから選んで素話を行う。 | ・保育士として基本的な声の出し方、表現上の技術、子どもに対する話し方ができているか ・子どもが聞き取れる、また理解できる内容にまとめられているか |
保育士試験の二次試験の合格基準は?何が必要?
試験は当日会場へ行き、試験官の前で実践をすればOK。
1分野につき50点満点で30点以上の取得を目指す必要があります。
内容については、毎年ちがうため内容には差がありますね。
保育士資格試験の合格率はどれくらい?【一発合格の確率は?】
厚生労働省の合格率をみてみると、以下の通りですね。
・2017年度:21.61%
・2018年度:19.7%
・2019年度:23.7%
といずれも低い合格率となっています。
ちなみに、一発合格はわかりませんが数%程度の合格率となっています。
(参考:一般社団法人 全国保育士養成協議会「試験の内容」)
(参考:厚生労働省「保育士試験の実施状況(令和2年度)」)
保育士試験は何回で合格する?3つのコツと目指すべきスケジュール
保育士試験は何回で合格をするのか?
これについては目安として1年間を目指しましょう。
そのコツやスケジュールについて書いていきます。
保育士試験。この秋、初受験。
免除科目2教科。
独学で頑張ろうと、9月から勉強したものの、7教科中4教科合格。事前に9割取れて安心していた、まさかの保育原理を落としてしまった。あとは、社会福祉と子ども家庭福祉。
次は絶対受かりたい。
勉強時間、足りなかったな。#保育士試験 #桜子先生— amo (@amo_lapin) October 28, 2021
1.コツコツ勉強をして合格を目指す 2.一発合格を目指さない【2回が目安】 3.不合格でも落ち込まない【3年以内を目指そう】 |
1.コツコツ勉強をして合格を目指す【半年で5教科】
コツコツと勉強をして、最初の半年で5~6教科くらいの合格を目指しましょう。
筆記試験は範囲が広いため、なかなか一発では難しいです。
半年で5~6教科。
残りの半年で3~4教科の合格を目指しましょう。
2.一発合格を目指さない【2回が目安】
一発合格を目指すのは辞めておきましょう。
最初から目指すから落ち込みます。
保育士試験はコツコツと勉強するしか合格の道がありません。
そのためにやりましょう。
3.不合格でも落ち込まない【3年以内を目指そう】
不合格でも落ち込まないようにしましょう。
本来ならば3年以内で問題ないのですから…
どうしても仕事をしたいならば、そこはやる気をもってン勉強をするしかありません。
合格を目指すスケジュールを解説【1年での合格を目指そう】
保育士資格試験は毎日の積み重ねです。
中には1回目の試験は練習のため勉強をせずにリハーサル。
2回目を本番と思って臨むというケースもありますので、対応を考えてみても良いですね。
勉強の教材はケチらない【全教科の対策ができる通信がおすすめ】
勉強の教材はケチらないようにしましょう。
全教科の対策が出来るかが大きなポイントだといえます。
安い教材を購入したけれど、後から買い足した…なんて声もあるので最初に投資をして勉強に臨んでくださいね。
おすすめの保育士通信講座 → 【ユーキャンの保育士講座】
保育士試験に不合格の人の原因5選!試験は何回で合格を目指す?
保育士試験は何回で合格をするのか?
中には落ちてしまう人もたくさんいる現状がありますね。
そんな保育士試験について書いていきましょう。
今回もダメっぽい。
何回も落ちているのに勉強方法を改善できず、さらに毎度試験前に体調を崩してしまう。試験が終わると次の試験までモチベーションが保てない。
保育士資格を取って何をしたいのか、もう一度洗い直し来年も受けるのか決めたいと思います。#チーム桜子#社会福祉
— みつ 🌸 (@kuremitsu2hoiku) October 26, 2021
1.勉強量が足りていない 2.弱点が克服できていない 3.幅広く勉強をし過ぎている 4.実技試験をなめて不合格になる 5.使っている教材が古くて範囲が狭い |
1.勉強量が足りていない【落ちまくり】
勉強量が足りていない現状があります。
試験に落ちまくる人もおり、3年の猶予も無駄にしてしまうことも…。
保育士試験に受かるためには、コツコツと勉強をするしかないでしょう。
2.弱点が克服できていない【不安なまま勉強】
弱点が克服できていない現状もあります。
不安なまま勉強をしており、弱点があるままなので点数も伸びない現状がありますね。
弱点や苦手な強化を集中して、対策する必要があります。
3.幅広く勉強をし過ぎている
保育士試験の問題点は9教科という幅広さです。
この幅広い範囲を勉強しすぎているため、続かない現状があるのです。
保育士試験に合格するためには、強化を絞って、集中して勉強をする必要がありますね。
4.実技試験をなめて不合格になる
実技試験をなめて不合格になることもあります。
2次試験は合格率が高い試験です。
約8割と言われている試験なのです。
ただし、2割の人は落ちてしまう現状があるので、気を緩めないことが大事ですね。
5.使っている教材が古くて範囲が狭い
使っている教材が古くて範囲も狭い。
そんな問題点もありますね。
保育士試験は常に新しくなっていますので、教材も最新のものを用意するようにしましょう。
保育士試験は何回で合格をすべきのまとめ【落ちまくりは注意】
保育士試験は何回で合格をすべきなのか?
これについては、色々な意見があるかと思いますが、目指すは1年で2回です。
長く勉強をするのは辛いもの。
そのため、短期集中で合格をしたいですね。
教材に投資をして、合格目指してがんばってくださいね。
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