保育ママとは?利用方法と料金を紹介!収入と資格と保育ママになるには?

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

人気の保育制度 保育ママ

ここ数年は保育園へ入りたくても入れない待機児童問題が多くなっていますね。

待機児童とは保育園へ入って職場復帰をしたいけれども保育園へ入れない人たちのことを指しています。

そんな保育園へ入れない人を少しでも支えるためにできた制度が「保育ママ制度」と呼ばれるものです。

実はこの保育ママ制度が待機児童問題の助けとなっているといわれていますので、ここでは保育ママ制度についていろいろと書いていきましょう。

保育ママとは?

保育ママ制度について語っていく前に保育ママとはという基礎的なことから書いていきましょう。

保育ママとは、

日本において両親の就労等により家庭において必要な保育を受けることが困難であり、かつ保育所に入所できない主に3歳未満の児童を保育者の居宅等で保育する通所の施設、又は保育者の通称、又は東京都江戸川区における正式呼称である。 国の要綱(昼間養育運営要綱、家庭的保育等事業実施要綱、家庭的保育事業ガイドライン)に基づく他、市区の単独事業により行われている。

(引用:Wikipedia「保育ママ」)

少し難しい書き方になっているので、もう少し簡単に書いていくと「子供を預かってくれる保育園がない場合に、代わりに保育をする福祉員」のことを指していますね。

正式名称は家庭的保育事業と言われており、保育サービスの普及促進や子育て支援の目的で作られたものとなっています。

ただし、この保育ママ制度は自治体によって制定をしているところとしていないところがありますので保育ママ制度を利用したいという場合でも設置をしていない自治体もあると言われていますね。

この制度は東京都や大阪、名古屋のように待機児童が深刻化している地域で本来は新設の保育園をたてることができればよいのですが、土地や周辺地域の問題で保育園が作れない地域の手助けとなっています。

実はこの保育ママの保育園へ預けている人が多く、きめ細やかな保育をしてもらえるとして人気になっていますね。

保育ママを利用する条件

ただし、保育ママは誰でも利用ができるわけではなく一定の条件をクリアしていなければなりません。

利用をするためには以下の2つのいずれかの条件をクリアしていること。

1,保護者が一定の時間就労をしている、傷病で療養している、就学をしているなど。

2,子供が3歳未満であること。

こんな風な条件となっていますので覚えておきましょう。

申し込み方法

次に保育ママを利用したいと思っても簡単に誰もが申し込みをすることができるわけではありません。

これは各自治体によって異なるのですが、多くの場合は自治体の確認が必須となっています。

そこで大まかな流れについて説明をしてもらい、保育ママを紹介してもらって面接して利用者と保育ママとの直接契約となります。

ぞのため、認可保育園ではなくどちらかといえば無認可保育園と同じような扱いになるといえますね。

面接時には子供の性格や体質、食事、保育日、保育内容などをしっかりと確認して保護者となるあなた、子供と保育ママとなる先生と相性が良いのかも確認しておきましょう。

もし、相性が悪い、信頼関係がうまく築いていくことが出来なさそうなど不安がある場合には自治体に自分から再度相談をしてみましょう。

中には仕事へ復帰をしなければならないため、焦って決めてしまう方もいますが焦りは禁物。

子供が一日生活をする先生と環境なので少しでも安心をして過ごせる場を探すこともママの大事な仕事ですよ。

保育ママの利用料金

保育ママの利用料金は、認可保育園と同じように世帯収入で決まるケースが多いです。

中には固定料金制を導入している自治体もありますので確認をしましょう。

もちろん、世帯によっては自治体から一部の補助金が出るケースもありますので確認をしておきましょう。

参考までに保育ママの料金を書いていきます。

・基本料金(月額):10,000~59,000円

・時間外(1時間):400~800円

※基本の保育料のほかに、ミルク・おむつ代・給食費・雑費が必要なケースもあり。

こんな風な料金となっていますね。

保育時間と休み

保育ママの保育園が開いている時間帯は自治体や保育ママによって大きくことなります。

しかし、認可保育園と比較をすると個人で運営をしている保育園い近いので融通を利いてもらいやすいというはありますね。

参考までに保育の時間と休みについて書いていきましょう。

・月~土で原則1日8時間

・保育時間は、7時30分~18時30分頃が目安

・延長保育を行っている場合は20時30分頃までのところが多い

・日曜日や祝日、年末年始、年次は休みのケースが多い

保育ママの都合で休みになることがある(研修、体調不良、人員不足)

この最後の保育ママの都合で休みになることがあるのが認可保育園などとは違っている点です。

保育ママは個人でしており、人はそこまでたくさんを採用していません。

そのため、研修や体調不良などにより預かってくれない日が出てくる可能性もありますので注意をしておきましょう。

中には保育ママ同士で休みになった場合に補ってくれることもあるのですが、ない場合は仕事の調整をするかもしく親戚などに預かってもらう必要がでてきます。

保育ママのメリットデメリット

保育ママを利用するとなった場合にはメリットデメリットがあるのは正直なところ。

そこで、保育ママのメリットデメリットについてまとめていますので参考にしてください。

メリット

・少人数なので保育時間など柔軟な対応をしてもらいやすい。

・異年齢同士での保育が多くコミュニケーション能力の向上も期待できる。

・保育園と比較をすると家庭的な雰囲気で過ごせる。

・1人1人としっかりと丁寧に保育をしてくれる。

・育児についてこまめに相談ができる。

・少人数なので感染症などがうつりにくい。

・保育者と家族の信頼関係が築きやすい。

デメリット

・保育ママは原則3歳までなので、途中で転園が必要となり自力で見つけなければならない。

・延長をしているところが少なく、朝も開園時間は遅いためフルタイムの勤務は難しい。

・保育ママの都合(研修・急用・病気など)で休みになることもある。

・保育の質は保育ママの経験などによって異なるため高いところと低いところがある。

・給食が出ないところはお弁当・おやつを持参する必要がある。

・園庭や広い保育室などは期待できない。

・少人数制とため集団行動、集団のコミュニケーション能力の向上に欠けることもある。

このように保育ママは少人数という点を活かして最大のメリットを活かすことができるのですが、少人数といういい方にはメリットもあればデメリットもあるのは正直なところ。

特に保育ママを利用するのに向いている仕事といえばフリーランス、時短勤務、パート勤務など自由のききやすい仕事もしくは送迎は祖父母に頼めるなど助けがある人には最適です。

保育ママになるには

では、次に保育ママになるには?という点について書いていきましょう。

保育ママは通常の保育園とは違い自宅などで保育をすることになる厚生労働省が児童福祉法に位置付けられた保育事業の1つとなっています。

もちろん、そもそも保育ママ事業を行っている自治体もあれば、保育ママを行っていない自治体もありますので確認をしておきましょう。

保育ママは命を預かる仕事ですが、保育園と比較をするとなるたことも比較的容易で子供を自宅で預かるベビーシッターなどよりも簡単です。

ただし、命を預かるという重大な責任も担っている仕事のため「保育ママになりたい」と簡単な気持ちで保育ママになることは避けておきましょう。

保育ママになる条件

保育ママになる条件は自治体によって異なりますが以下のような条件は必要となりますので確認をしておきましょう。

ちなみに保育ママは一人の先生に対して最大は3人まで預かれることになっています。

・年齢は25歳~おおむね55歳まで。

・保育ママ自身に就学前の幼児がいる場合には保育ママは取得不可。

・保育室を自宅を利用する場合には「広さ」「安全面」など自治体の細かなチェックをクリアする必要がある。

・保育士・幼稚園教諭、看護師などの資格を持っている人しか事業としてできない自治体もある。

(2010年より有資格者以外でも保育ママをすることが可能)

・市区町村より認定が必要。

・無資格者の場合には自治体が実施をする研修を一定時間受講することが義務付けられています。

この辺りは保育ママになるための条件です。

この保育ママ制度がはじまった当初は有資格者(保育士、幼稚園教諭、看護師、助産師、保健師)しかなれないという決まりでした。

しかし、現在は育児経験があればOK、保育施設に数年勤務をしたらOKなど全国的に保育ママになるための条件は緩和をされています。

保育ママの収入

保育ママは自宅で子供を見ることができるのですが、扱いとしては個人事業主ということになりますね。

仕事内容は保育はもちろんなのですが、実は自分自身を気に入ってもらい継続的に利用をしてもらうことが必要となります。

その理由としては保育ママは利用者であるママと子供と直接契約となるため、途中入園もあれば途中退園もありますので1年間を通して安定した収入にはなりません。

もちろんうまくやっていけば保育園の保育士よりも多くの収入を見込めますが安定性は低いといえますので継続してもらうための営業スキルは必須といえます。

補助金もある保育ママ

実は保育ママを利用するとなった場合には補助金がある自治体もあります・

特に待機児童が深刻化しているに東京都の江戸川区などや板橋区、地方では仙台市や札幌市など比較的人口が多い地域では、保育ママに対しての理解が進んでいるともいえます。

例えば東京都の江戸川区だと環境整備費月額3万円(2人以上受託の場合には加算あり)、保育補助費月額乳児1人につき7万円など補助金が期待できるものとなっています。

補助金が出ている江戸川区などで運営をすれば、一人当たりの保育料金として2万円をもらって3人を預かったとすると。

2万円×3名分+7万円×3名分となり合計27万円となりますのでその辺のサラリーマンと変わりませんね。

しかし、補助金がないと純粋に保育料金だけで保育ママ独自の制度として一人の先生に対して3人しか見れないという決まりがあるため結果的には6万円しか収入がないというケースもありますので補助金がある自治体ならば開業するメリットもあります。

保育ママのまとめ

待機児童問題の解消策としてはじまっている保育ママ制度は一定の成功はしている事業といえます。

保育園へ預けたくても預けられない人たちの駆け込み寺となっていることからかなり人気となっていますし、少人数制なのできめこまやかな保育をしてもらえるという点も魅力です。

保育ママとして今後働こうと思っている方も将来性はありますが、自治体によっては収入があまり見込めないケースもありますのでそのあたりは自治体でよく調べてから開業をしましょう。

保育ママをしていくには志が重要ですが、継続していかなければ利用者に迷惑をかけることになりますので、事業として始めるならば生半可な気持ちはおすすめしません。

しかし、継続して保育をしていくことで感謝をされる仕事であることは間違いありませんね。

 

Twitter で保育士ライフをフォローしよう!

スポンサードリンク

taka代表

投稿者プロフィール

元保育士でこのサイトの運営をしているtakaです。

1981年生まれの37歳で関西に住んでおり、妻と娘2人の4人家族です。

認可保育園で現場を8年保育士をして、その後は認可外保育園の立ち上げや集客、営業、組織作りなどをやってきています。

経歴は保育園での主任、副園長、幼児教室でのエリアマネージャー、インターナショナルクールの園長などを現場から管理職まで歴任してきている異色な経歴だとよくいわれます。

今は保育の業界からWEBの世界まで知識をもっていますので、保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事とWEB関係でホームぺージ作成などの幅広し仕事をやっています。

ちなみにNLPのマスタープラクティショナーを所持していますので心理学もしっています。

https://banbi-no.com

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

運営者情報

「保育士ライフ」へお越しいただきありがとうございます。私、運営者のtakaと申します。

現在36歳で関西に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!毎日一緒に夕ご飯を食べる生活を実践中!

元男性保育士で認可保育園で働いた経験に加えて、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業などもしてきた異色の保育士です。

この保育士ライフでは保育士や子育て、育児など、「子供」にまつわるいろいろな情報を紹介しています。

保育士の仕事って大変だけど特殊な世界なので世の中にもっと伝えたいことから始まったサイトです。

他にも悩みの多い子育てに役立つ情報、関西のおでかけスポットなどいろいろな情報を発信中!

詳しい経歴はこちら

自己紹介

コンサル依頼、講演依頼、広告掲載依頼など気になることのお問い合わせはこちら

お問い合わせ

保育士ライフのTwitter

ページ上部へ戻る