保育士が人手不足になる原因と現状!保育園がすべき辞められない対策

子供達と遊ぶ笑顔の保育士

保育士が人出不足になる原因は何でしょうか?

保育園では蔓延的な人材不足が起こっています。

常に人が足りず、先生たちもなかなか休めないという状態もあったりします。

この記事では保育士が人手不足になる原因と現状、解消をするための方法を元保育士目線で書いています。



保育士が人手不足になる原因と現状TOP5【厚生労働省の調査をチェック】

砂場で遊ぶ男の子保育士が人出不足になる原因について書いていきましょう。

こんな風に仕事が過剰になっており、倒れる保育士が出てしまう現状もあるのです。

厚生労働省の調査を見てみると、以下の5つの理由で保育士資格を持っていても保育士をしない人達がいることが分かっています。

1.責任の重さと事故への不安

2.就業時間が希望と合わない

3.ブランクがあることへの不安

4.保護者との関係が難しい

5.雇用形態が希望と合わない

1.責任の重さと事故への不安

小さな子供を見る責任と事故への不安があります。

日中もずっと目を離すことができず、常に子供を見続けなければならない。

そして、成長のために日々保育に奮闘をする必要があります。

しかし、常に命の重さ、事故やけがをさせてはならないというプレッシャーの中仕事をしなければなりません。

2.就業時間が希望と合わない

保育園の就業時間は長いです。

労働時間は朝の7:00~19:00の間のシフト制です。

そのため、長い時間仕事ができる労働環境が必要です。

朝早くから、夕方遅くまで仕事をしなければならず、働きたくても仕事ができない保育士がいるのです。

3.ブランクがあることへの不安

次に、子育てなどをしてブランクがある保育士の意見です。

復帰はしたいけれども、不安が付きまとう、復帰はしたいけれども、勇気が出ないといったものです。

保育も日々変化しており、長年現場から離れていると、その感覚に戻れるかが心配になります。

4.保護者との関係が難しい

保護者との関係が難しいです。

子供を預かっていても、その裏には保護者がいます。

保護者の中には良い人もいれば、関りにくい人がいます。

すべての保護者とバランスよく、そしてトラブルにならないように関わりをもつ必要があるのです。

5.雇用形態が希望と合わない

雇用形態が希望と合わないことがあります。

パートで短時間仕事がしたい、正社員でバリバリ働きたいと思っていても、希望と合わない場合もあります。

正社員、パートという雇用形態しかないため、それに悩む保育士がいます。

(参考:厚生労働省「主な人手不足職種に関するハローワーク求職者の免許・資格の保有状況」)

保育士の人材不足の現状とは?潜在保育士の48.5%は就業しない

落ち込む女性次に保育士が人材不足と言われる現状を見ていきましょう。

どれくらい保育士が足りていないかと言うことです。

潜在保育士と呼ばれる、保育士資格を持っているにも関わらず仕事をしていない人はなんと48%

つまり、資格を持っている半数の人は仕事を希望していない現実が、今あります。

5年以内に50%が保育士を離職する現実【早期退職の蔓延化】

保育士の勤続年数また、保育士として仕事をしたとしても、50%は5年以内の退職をしてしまいます。

つまり、勤続年数が短い保育士がたくさんいるという現状があるのです。

5年以内に半数以上が保育士をやめてしまい、10年以内には80%の人が退職をしていますね。

平成29年度末で7万人保育士が足りない現状

保育士の人出不足は深刻です。

その理由は上記の5つですが、全国で7万人がたりない状態となっています。

中には保育士の人出不足で閉園もあり、保育士が大量離職をしてしまい、結果的には閉めざる負えない園もあるほどです。

→ 保育士の大量退職の理由とは?無責任な一斉退職はなぜ起こるのか?

(参考:厚生労働省職業安定局「保育を支える保育士の確保に向けた総合的取組」)

(参考:厚生労働省:「雇用均等・児童家庭局」)

保育士の人手不足を解消する本音【現場へ戻ってもらうには?】

手を振る保育士そんな人手不足を解消するため、また現場へ戻ってもらうためにはどうすればよいのでしょうか?

これも、実際に現場を離れている保育士が答えています。

しかし、その現実に見合う対応がされているのかというと、疑問が残ってしまいますね。

給料と責任が見合う【給与アップ】

まずは、給料と責任が見合うことです。

保育士は低賃金で過酷な労働の仕事です。

責任も重たいため、それに見合う給料が出されるべきです。

手取15万円程度が一般的な給料であり、20万円を手取りでもらうには10年以上のキャリアが必要なのが、保育士としての現状です。

休暇が少ない・取りにくい現状の解消

保育園は慢性的な人手不足。

そのため、休暇が少ない、取りにくい現状があるのです。

人がたくさんいれば、体調が悪い、病院へ行きたいということで休めるのですが、それがなかなか難しい現状があるのです。

業務に対する社会的評価の向上

保育士の仕事も、今ではメディアにも取り上げられるようになり過酷であることは周知されました。

しかし、社会的な評価はかなり低いことになっています。

向上がしないため、やりがいもなくなるという現状があります。

もっと、社会的な地位が上がればよいのですが。

子育てとの両立ができる

子育てとの両立がかなり難しいです。

子供がいる状態で保育士の仕事をすると、休みが少なかったり、急に休めなかったり。

家とのバランスが取れない現状があるのです。

それがきちんととれるようになれば、復帰をする保育士も増えてくるでしょう。

(参考:厚生労働省「保育人材確保のための『魅力ある職場づくり』に向けて」)

保育士の人手不足を解消する必要な対策【元保育士が解説】

笑顔で遊ぶ3人の子供達厚生労働省の調査は、間違ってはいないと思います。

常に人が足りないという現状です。

しかし、それ以外にも現場の保育士をしてきた経験として、人手不足を解消する点をお伝えします。

給料のアップは必然【月20万円超えが希望】

給料アップは必然です。

保育士は命を預かっており、責任ある仕事です。

そのため、最低でも手取20万円はラインとしてほしいですね。

最近は、好待遇な保育園も増えており、賞与も高い保育園もあるのですが、待遇が悪い保育園もたくさんあります。

より給料が上がれば、現場に戻ってくる保育士も増えてくるでしょう。

職場の人間関係の良好化【チームとして仕事ができる】

厚生労働省の調査にないのですが、保育士の退職理由の1つに、職場の人間関係があります。

同僚、上司、部下、保護者との関係に疲れてしまう現状があります。

保育はチームとして仕事をしていかなければなりませんので、人間関係が良好になってくれればと思いますね。

愚痴や悪口などを一切させないことが重要です。

多用な働き方の受け入れ【人気の保育園は取り入れている】

多用な働き方の受け入れをしていきましょう。

例えば「短時間社員」「シフト固定の社員」「フルタイムの社員」などです。

給料には差をつけて、自分が希望をする働き方を選べば、問題がないですね。

途中で切り替えもできるようにすれば、保育園に長く勤務をしてもらうことができます。

他業種の憧れを防ぐには?保育士としての魅力の向上

他業種への憧れを防ぐことも重要です。

保育士はほんと、肉体労働なので、疲れてしまいます。

しかし、保護者の中にはきれいに着飾っているママ、スーツの人が送迎しています。

その憧れを見ても、保育士って楽しいと感じさせる力が必要ですね。

→ 保育士の離職率が高い理由3選!人材確保と離職を防止する8つの方法

保育士が人手不足になる原因と解消方法のまとめ【働きやすい職場になる】

笑顔の男の子保育士が人手不足になる理由と現状、解消方法をここでお伝えしました。

人出不足が蔓延化すると、保育園として機能をしなくなってしまいます。

特に首都圏だと、足りないために、受け入れられないという現状もあります。

それを打開するためには、1つ1つの保育園が保育士の働きやすい環境を作り上げることが重要ですね。

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Taka

Taka代表

投稿者プロフィール

元保育士の保育士ライフ運営者takaです。

・保育園の現場経験から園長になった経歴の持ち主

・子供の教育や幼稚園、小学校受験を担当し多数の合格実績もあります。

・2児の父で現在はサラリーマン(営業)をしながら副業でブログやライターなどの仕事をしてます。

・趣味は筋トレ、ランニング、キャンプ、フットサルと体を動かすことが好き。

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【経歴】

・認可保育園で現場の経験あり。

その後は教育関係の会社に転職し管理職を歴任。

今は普通のサラリーマン(営業)をしています。

【簡単な紹介】

関西に住んでいる二人の子供がいるお父さんです。趣味はフットサルとランニング。キャンプに挑戦したいなとおもっています。。

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