保育士が減少する5つの原因と不足する問題点【解消をする方法とは?】

保育士が減少する5つの原因と不足する問題点【解消をする方法とは?】

保育士が減少をしています。

もう少し深堀りすると、保育士資格を持っている人はたくさんいますが、働らいていない人が多いんです。

そのため、どの保育園も人材不足になっている現状がありますね。

この記事では保育士が減少をする理由と問題点について書いていきます。



保育士が減少をする5つの原因【人材不足で現場は過酷】

保育士が減少をする5つの原因【人材不足で現場は過酷】

保育士不足はずっと言われている問題です。

保育士資格は持っている人が約120万人いるといわれています。

しかし、実際に保育士の仕事をしている人は平成29年のデータで38万人となっています。

つまり、約80万人の人が保育の仕事をしていないため、減少をしてしまっているのです。

なぜ、そのような減少傾向になってしまうのかを書いていきましょう。

1.保育士の仕事は低賃金で重労働

2.資格保持者の80%は保育の仕事をしていない

3.子供の命を預かる責任が重たい

4.保護者との関係性が難しい

5.就業時間が希望と合わない

1.保育士の仕事は低賃金で重労働【年収300万円で業務量が多い】

保育士の仕事は低賃金で重労働。

これはメディアなどでもたびたび取り上げられるため、みんな知っていることです。

平均年収は360万円ですが、平均年齢は36歳。

つまり、16年続けて年収400万円を超えない現実があるのです。

そのため、現場で仕事をしようと思わない保育士の人が多いのです。

(参考:厚生労働省「保育士等における現状」)

2.資格保持者の70%は保育の仕事をしていない

冒頭にも書いたように、保育士資格は持っているけれども、保育士として仕事をしていない。

いわゆる潜在保育士が多いという現実もあります。

その10%でも保育士として仕事をしてくれれば、本来は保育士不足を解消できるのですが…

なかなかそう簡単にはいきませんね。

3.子供の命を預かる責任が重たい【事故への不安もある】

子供の命を預かる責任が重たい。

事故への不安もある。

そのような理由から、保育士として仕事をすることが困難な人もいます。

責任に対して待遇が見合っていないため、そのような状態になるのです。

4.保護者との関係性が難しい【クレームになることも】

保護者との関係性が難しい問題もあります。

時にはクレームになることもあり、仕事以外でもメンタルがしんどくなることも…。

そんな負担から保育士をやろうと思わない人がいるのです。

5.就業時間が希望と合わない【シフト勤務に入れない】

就業時間と希望が合わないということも。

独身ならば、シフト制で自由に動くことができます。

しかし、子育てをしている世代からすると、早番や遅番ができないなんてことも。

結局、就業を希望はしているけれども、仕事にならないという現実があるのです。

(参考:厚生労働省「保育人材確保のための『魅力ある職場づくり』に向けて」)

保育士が減少して不足する影響は?最悪で深刻な悪循環

保育士が減少して不足する影響は?最悪で深刻な悪循環

保育士が不足をしていると、現場がどうなるのか?

減少をしていくことによる、最悪な悪循環を書いていきます。

「子どもが好きで保育士になるのに、人手不足から優しく接することができなくなっています。せめてフルタイムの正社員で配置基準を満たしてもらえれば、保育士も余裕を取り戻せるのに」

保育士が「早くトイレ行って!」「早く着替えて!」と怒鳴るなど日常茶飯事。園長の指導にも限界がある。

(引用:Yahoo!ニュース「保育園の危機! あわや窒息死も…人手不足&質低下にあえぐ現場〈週刊朝日〉」)

保育士が不足すると子供を定員まで受け入れできない

保育士が不足をすると、子供を受け入れたいと思っても受け入れができません。

保育園の子供の数は、保育士の有資格者の人数によって決まります。

そのため、首都圏の保育園の中には定員まで受け入れができない…なんて現実もあるのです。

すると、補助金も満額もらえないため経営が厳しくなる可能性もあるのです。

保育士が休むことができず疲弊をしていく【人出不足の影響】

保育士が休むことが出来る疲弊していきます。

人手不足の影響もあり、休みたくても休めないということが起こります。

すると、どんどん保育士が疲弊してしまい、最悪は退職に繋がるでしょう。

現場の保育士に負担がかかり事故につながる

現場の保育士に負担がかかり、事故につながる可能性もあります。

疲弊をしていくと、安全管理がおろそかにになります。

すると、些細なことから事故へ発展をしてしまうケースもありますね。

子供を最優先にできず保育の質があがらない

子供の最優先にできない現実があります。

人が足りないので、保育園も回すことに必死になります。

すると、保育の質が上がるどころか…子供をみるだけで必死になってしまうのです。

保育士の仕事に戻ってこないため不足が進行する

過酷な労働環境になると、保育士はどんどん辞めてしまいます。

すると、保育士不足がさらに加速をして、現場や厳しい状態となってしまいますね…

現実的な問題として…保育士には多くの負担が行くことになるでしょう。

→ 保育士の大量退職の理由とは?無責任な一斉退職はなぜ起こるのか?

保育士の減少を防ぐ対策法5選【解消するためのコツ】

保育士の減少を防ぐ対策法5選【解消するためのコツ】

保育士の減少が進んでいますが、止める方法はないのでしょうか?

もちろん、国としても施策が必要なのですが…

今後は少子化や待機児童も減っていくとなると…国が動かない可能性もありますね。

1.働き方の見直しをして定時に帰れるようにする

2.多様な働き方の保育士を受け入れる

3.保育士へ直接入る補助金を策定する

4.保育園の人間関係を良くして辞めない環境を作る

5.新卒を育てることができる環境を整える

1.働き方の見直しをして定時に帰れるようにする

働き方の見直しが必要ですね。

保育士の仕事量は多く、子供を見る以外にも書類などが山ほどあります。

事務仕事の時間の確保と定時で帰ることができる仕組み作りが大事だといえますね。

2.多様な働き方の保育士を受け入れる

多様な働き方の保育士を受け入れることも大事ですね。

保育士資格の保有者の中には、独身もいれば、結婚として子供がいる人もいます。

そのため、時間の固定と、シフト制など多様な働き方を受け入れることも大事ですね。

3.保育士へ直接入る補助金を策定する

保育士へ直接入る補助金を策定しましょう。

処遇改善手当などは、保育士に支給をされるものですが、中には保育園経営者が手にしていることも。

そのため、保育士に直接お金が入る仕組みを作っておきたいですね。

4.保育園の人間関係を良くして辞めない環境を作る

保育園の人間関係をよくすることも大事ですね。

保育士で辞める理由として、人間関係ということもあります。

みんなで助け合える職場を作ることができれば、良い保育園に変わっていきますので、人間関係は大事ですね。

5.新卒を育てることができる環境を整える

新卒を育てることが出来る環境を整えましょう。

保育士は新しい人材もしっかりと育てていかなければなりません。

そのためには、人材育成の意識ももつべきですね。

→ 保育士が後輩にイライラする原因と対処法5選【使えない指導の方法】

保育士が減少をするのまとめ【不足を解消して質を上げよう】

保育士が減少をするのまとめ【不足を解消して質を上げよう】

保育士が減少をすることについて書いてきました。

保育士不足が叫ばれていますが、その改善策は一向に出てきません。

待機児童解消のために、保育園をどんどん増やしましたが、今後は待機児童も減っていき保育士も多くなっていく可能性もあります。

保育士不足が解消されれば、子供にとっても明るい未来が出来るのですが…

減少に歯止めがかかればと思います。

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