玩具の取り合いの対応を保育士がうまいやり方5選【原因とダメな対応】

玩具の取り合いの対応を保育士がうまいやり方5選【原因とダメな対応】

玩具の取り合いが起こった時の対応って難しい。

保育士でも迷うことがありますね。

時には喧嘩になってしまったりすることもありますので、穏便に済ませたいもの。

この記事では玩具の取り合いの保育士のうまい対応や原因、間違った対処法を書いています。



玩具の取り合いの対応を保育士がうまいやり方5選【年齢別がポイント】

玩具の取り合いの対応を保育士がうまいやり方5選【年齢別がポイント】

玩具の取り合いってどこでも起こります。

特に保育園では年齢に関係なく、日常茶飯事ですね。

そんな玩具の取り合いを、どのように対処をすればよいのか?記事にしていきましょう。

1.お互いの言い分を聞き話し合いをさせる

2.乳児ならば他のおもちゃへ興味を振ってみる

3.順番に使うという方法を教える

4.ゆっくりと時間をかけて仲介する

5.トラブルになるおもちゃの数を増やす

1.お互いの言い分を聞き話し合いをさせる【幼児クラスなら可能】

お互いの言い分を聞き、話し合いをさせましょう。

玩具の取り合いが起こった時に、幼児クラスならば自分たち。

もしくは保育士が仲介をして、話しをするようにしてください。

お互いの言い分や喧嘩になった原因を冷静に話し合いさせればよいですね。

2.乳児ならば他のおもちゃへ興味を振ってみる

乳児クラスならば、玩具の取り合いが起こっったときに他のおもちゃに興味をふりましょう。

「これならどう?」と渡してみると、意外とスムーズにいくことがあります。

ダメならば、一緒に保育士があそんであげても良いですね。

3.順番に使うという方法を教える【貸して・ありがとう】

順番に使おうねと、玩具を取りに行った子供に伝えましょう。

持っていた子どもが少し遊んだら「貸してあげて」など保育士が声をかけてみると良いですね。

貸して、ありがとうのやりとりをしっかりとさせてください。

4.ゆっくりと時間をかけて仲介する【気持ちの代弁】

ゆっくりと時間をかけて仲介をしましょう。

気持ちの代弁をしたり、時には仲介をしてお互いが納得できるように。

保育士として、子供の気持ちに寄り添って関係を築いていくことが大事ですね。

5.トラブルになるおもちゃの数を増やす【問題を減らす】

トラブルになるならば、おもちゃの数を増やしましょう。

いつも同じならば、おもちゃの数を増やすべきですし、問題となる原因を減らしましょう。

玩具でトラブルになるならば、おもちゃの数が足りているのかと言う点も保育士として見極めて下さいね。

→ 子ども同士のトラブルに保育者はどう援助する?上手な関わり方5選

玩具の取り合いが起こる原因【保育士は援助を的確に行うべき】

玩具の取り合いが起こる原因【保育士は援助を的確に行うべき】

子供の玩具の取り合いが起こる原因とは何でしょうか?

保育士は援助を的確に行うべきですね。

そもそも玩具の取り合いが起こる原因は何なのかについて書いていきます。

自我が芽生えてきて自分のものだと分かってきた

自我が芽生えてきた証拠です。

自分が持っているおもちゃは「私があそんでいる」とわかってきているんですね。

手に持っているものを大事にするというのはその行動。

情緒面で一つ成長をしたというイメージがあります。

自分のものにしたいという願望や自我がでてくる

自分のものにおもちゃをしたいという願望が出てきます。

そのため、手に持っているおもちゃを大事にしたり、お友達の持っているおもちゃを手にとったり。

自我の目場によって、気持ちも成長をしているのです。

使いたいものが友達と重なってしまった

使いたいものが友達を重なってしまった。

これって普通に保育園でもあることですね。

子供同士が使いたいと思っていたおもちゃがたまたま同じで、手にとったらトラブルになったというものです。

子供って不思議で、人がもっているおもちゃを手に取りたいんですよね。

友達の持っているものが良いように見える

友達の持っているものが良いように見えるというものです。

友達が楽しそうに遊んでいたり、大事そうにもっていると、使いたくなりますね。

たまたま目にはいったおもちゃを取りに行ってしまったということもありますね。

友達を意識できるようになってきた証拠

友達を意識できるようになってきた証拠でもあります。

人がもっているもの、お友達が大事にしているものを手に取りやすいですね。

大人との関係から、視野が広がり友達も意識ができるようになってきているのです。

玩具の取り合いの対応で保育士のダメなやり方5選【援助をしない】

玩具の取り合いの対応で保育士のダメなやり方5選【援助をしない】

玩具の取り合いはどこでも起こります。

その時に、適切に対応をすることが大事ですね。

ここからは、ダメな対応について書いていきます。

1.一方的に叱ったり怒ったりして解決する

2.勝手に保育士が結論を出してしまう

3.おもちゃを取りあげて取り合いを止める

4.援助をしないで放っておく

5.保護者に取り合いになったことを言いつける

1.一方的に叱ったり怒ったりして解決する

玩具の取り合いが起こった時に、叱ったり、怒ったりして解決をすることです。

これは大きな問題で、上から抑えてつけて解決をしようとすることはダメですね。

それは避けるべきですし、子供が先生を怖がってしまう可能性もあります。

また、この時期に善悪を決めてしまうことは避けておくべきですね。

2.勝手に保育士が結論を出してしまう

勝手に保育士が結論を出してしまうことは避けておきましょう。

玩具の取り合いが悪いことではなく、子供が成長をしていく上での大事な過程です。

そのため、先生としてトラブルになったならば、解決の道を見つけるべきですね。

3.おもちゃを取りあげて取り合いを止める

おもちゃを取り上げて、玩具の取り合いを辞める。

「いい加減にしなさい」と言って終わるということがありますね。

これは圧力で抑えているだけですので、何の解決にもなりません。

4.援助をしないで放っておく【放置はダメ】

援助をしないで放置。

これは対応として最悪ですね。

子供が成長をしてく中で、しっかりと対応をするのが保育士の仕事です。

そのためには、援助をしっかりとしてあげてください。

放置をしても、子供の成長は見込めません。

5.保護者に取り合いになったことを言いつける

保護者にいちいち言いつける。

保育園で起こったことで、大事なことならば伝えればよいです。

しかし、取り合いになった程度で言いつける必要はありませんし、それで抑止するのは間違っています。

それで子供の成長につながるとは思えませんね。

→ 保育士の暴言や体罰は失格!怒る冷たい原因と園児を守る対処法

玩具の取り合いの保育士の対応のまとめ【大切な育ちのこと】

玩具の取り合いの保育士の対応のまとめ【大切な育ちのこと】

玩具の取り合いの保育士の対応について書いてきました。

実は、玩具の取り合いは子供の成長にためにすごく大事なことです。

トラブルや喧嘩を通して、子供同士の成長を促すことになりますので、保育士としては適切に対応をしたいもの。

玩具の取り合いが起こった時に、成長の過程としてしっかりと対応をするようにしましょう。

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