保育士不足の原因とは?5つの理由と表に出てこない本音を暴露

保育士不足の原因とは?5つの理由と表に出てこない本音を暴露

保育士不足が問題となっています。

保育園を運営していくためには、保育士の確保が必須。

しかし、その子供を見てくれる保育士が足りないという問題が起こっています。

この記事では保育士不足の原因と、現場で働いた本音も暴露したいと思います。



目次
  1. 保育士不足になる5つの原因と理由【辞めてしまう原因】
  2. 保育士不足になる問題点と課題【人手が足りない原因はどこに?】
  3. 保育士不足になる原因で表に出てこない本音【なぜ不足する?】
  4. 保育士不足の対策7選【人手不足を解消しよう】
  5. 保育士不足が加速している原因とは?【対策は必須な現状】
  6. 保育士不足を対策しないとどうなる?最悪で深刻なシナリオ
  7. 保育士不足になる原因のまとめ【対策を講じる必要あり】

保育士不足になる5つの原因と理由【辞めてしまう原因】

保育士不足になる5つの原因と理由【辞めてしまう原因】まずは、厚生労働省の調査をもとに、保育士不足になっている原因について書いていきます。

SNSでも保育士不足についての書き込みは多いですね。

それくらい社会問題としても、注目をされている証拠だといえます。

5つの大きな原因について、まずは書いていきます。

1.給料が低賃金でしんどい

2.業務が多く持ち帰りサービス残業も多い

3.命を預かる責任の重さと不安

4.保護者対応が難しくクレームの対処ができない

5.休暇が少なく取りにくい現状がある

1.給料が低賃金でしんどい

保育士の給料が低賃金というのは、たくさんの人が知っていることです。

これが原因で保育士にならない人もたくさんいるのです。

厚生労働省の調査を見てみると、全産業の平均月収が32万円にたいして、保育士は21万円。

つまり、月に10万円ほどの差があるといえます。

2.業務が多く持ち帰りサービス残業も多い

また、持ち帰りの仕事も多く、サービス残業もどうしても多いです。

持ち帰りはどうしてもありますが、園によっては頻繁な場合も。

そして、残業もどうしても多くなってしまう問題点もあります。

そんな業務量が大きな要因になっているのです。

3.命を預かる責任の重さと不安

保育士の仕事は子供を預かること。

しかし、そこには「命を預かる」という大きな不安と責任の重さもついてきます。

子供の命は何にも変えられないものなので、どうしても責任が重たくなってしまいます。

そのプレッシャーから保育士が増えない現実もあるのです。

4.保護者対応が難しくクレームの対処ができない

保護者対応が難しい問題もあります。

ときにはクレームが来ることもたくさんありますので、そんなときにはどうしようもなくなりますね。

保護者対応をしっかりとできない、不安という理由から保育士にならない人もいるのです。

5.休暇が少なく取りにくい現状がある

保育士は人数が配置基準で決まっています。

そのため、休暇が少なく取りにくい現実があります。

年間の休みは100日程度が基準で、有給はなかなかとりずらい現実がありますね。

その休みの現実があることから、保育士のなりたくない人も多いのです。

(参考資料・画像出典:厚生労働省「保育分野における人材不足の現状①」)

→ 保育士の大量退職の理由とは?無責任な一斉退職はなぜ起こるのか?

保育士不足になる問題点と課題【人手が足りない原因はどこに?】

保育士不足になる問題点と課題についても書いていきます。

なぜ、保育士がこんなに不足をしてしまうのでしょうか?

待機児童解消のための保育園増加【保育士が足りない】

待機児童解消のために実は保育園がどんどん増えています。

しかし、働き手となる保育士の数は増えていません。

つまり、保育園と保育士の数のバランスが取れていない現実があるのです。

そのため、保育士不足が起こってしますのです。

保育士養成学校卒業者の半数は保育園に就職しない

保育士養成学校卒業者の半数は保育園に就職しない保育士養成学校は保育士資格を取得できる学校です。

そこで、保育士になるために学校へ行くのですが、その半数は保育士のならない現実があります。

調査を参考にしてみると約52%の学生しか保育園に就職をしない現実があるのです。

就職希望者が増えない【保育士の資格保有者が希望しない】

就職希望者が増えない【保育士の資格保有者が希望しない】就職希望者が増えない現実がありますね。

保育士としていたけれども、保育士に復帰をしようとは思わないということです。

保育士の就労の問題点が解消をされたとしても60%の人しか現場に戻りたいとは思っていないのです。

平均勤続年数が短い【5年以下が半数】

平均勤続年数が短い【5年以下が半数】保育士の平均勤続年数はすごく短いです。

約5年以下が半数を占めており、1年から3年未満が約30%を占めている現実があるのです。

結果としては就労をしても長く続かない現実があるのです。

首都圏に保育士不足は集中している

人口の多い首都圏では特に保育士が不足をしています。

理由は簡単で、たくさん保育園があるから。

そのため、東京、大阪、愛知、福岡など人口が多く人も多い地域は保育士の不足がとても多いのです。

→ 保育園の園長が最悪な特徴7選【むかつくおかしい不満な時の対処法】

保育士不足になる原因で表に出てこない本音【なぜ不足する?】

保育士不足になる表に出てこない本音【なぜ不足する?】保育士の不足ですが、実はあまりメディアでも取り上げられない理由もあります。

不足をする大きな要因と言えますね。

ここからは、保育士が不足をする原因についても書いていきましょう。

仕事のイメージのギャップ【保育士は完全なる肉体労働】

仕事のイメージのギャップの違いです。

保育士は子供と接することがある夢の仕事です。

しかし、仕事自体は過酷で完全なる肉体労働です。

仕事に追われてしまうため、どうしても負担がかかってしまうのです。

人間関係が複雑で1人の先生が原因になることも

人間関係が複雑で一人の先生が原因になることもあります。

例えば、人をいじめる、悪質な発言をするなどです。

人間関係が複雑になればなるほど、退職をしたい、辞めたい人が増えます。

そのような退職をした人が現場に戻ることはありませんね。

就職先次第で保育士として続くかが決まる現実【働きやすさ】

就職先次第では、保育士として続けていけるかが決まります。

例えば、ブラックな保育園や問題の多い保育園。

人を教育することができない保育園などは働きやすさはありません。

厳しい現実がありますので、将来的に保育士を続けたいという気持ちになれないこともあります。

保育士の成り手も減っている【少子化の影響】

保育士になる人も減っています。

それは単純に少子化で、仕事も幅広くなっているためですね。

保育士になる人が下降傾向にある理由も保育士が不足をする理由です。

長時間労働が当たり前で働き方改革の時代に合っていない

保育士の仕事は長時間労働です。

しかし、この働き方は今の時代にあっていないのです。

残業が当たり前、自宅で仕事をするのが当たり前。

そのような時代は終わっているのですが、今でもそれが美学という保育園がたくさんあるのです。

定時に帰ることが悪だという考えが残っている

保育士の中には定時に帰ることが「悪」だという考えもあります。

これが保育士不足を加速する大きな要因ですね。

そんなことは気にせず帰ることができればよいのですが、、、

現実は難しい保育園もあるのです。

→ ブラック保育園のリアルとは?10の特徴と見分け方を保育士が解説

保育士不足の対策7選【人手不足を解消しよう】

保育士不足の対策7選【人手不足を解消しよう】保育士不足の対策は必須です。

なぜならば、子どもを安心して預ける場所である保育士が不足してしまうと、子供を預かれなくなるから。

保育士はたくさんの人を支える大事な仕事です。

そのためにできることをしっかりと考えるべきですね。

対策について7つ方法がありますので、解説していきます。

1.給料の水準が上がり生活が安心できる

2.保育士が働く環境の改善

3.保育園内の人間関係を良好にする

4.人気園にする【働きたい環境を作る】

5.産休や育休なども取れる環境を作る

6.休暇や有休の制度を整備して整える

7.保育士の人事評価を適切にできる仕組み

1.給料の水準が上がり生活が安心できる

保育士の給料は平均月収約15万円から20万円。

これが10年働いたベテランでもそこまで差がない現実があります。

保育士の離職理由の中にも「給料が低い」という声がたくさんありますので、その水準を上げるべきですね。

2.保育士が働く環境の改善【労働時間・休憩・持ち帰り】

保育士の労働環境も一つの問題です。

保育園では長時間労働、休憩がない、持ち帰りの仕事が多い。

そのようなことが起こっている現状があります。

労働環境が悪いために退職になることもありますので、そんなときには環境を改善すべき。

保育士が働きやすい環境を作れば、自然と増えていくでしょう。

3.保育園内の人間関係を良好にする

保育園内の人間関係が問題で退職をする保育士もいます。

その状態から良好にするために改善をすることも大事です。

保育園内で保育士が一致団結して保育士同士が一丸となって保育を進めていける体制と取るべきですね。

4.人気園にする【働きたい環境を作る】

保育園を人気園にすることも大事

「特色ある保育をしている」「給料が良い」「労働形態が良い」など。

そのような保育園の噂は保育士内でもどんどん広がっていきますので、人気園を作る意識を持つと良いでしょう。

5.産休や育休なども取れる環境を作る

産休や育休など、女性が仕事をしやすい環境をつくることも大事です。

産休や育休を取得することができれば、出産後も仕事に帰ってきてくれます。

それも含めて将来的な人材としても保育士を育てていける環境を作るべきなのです。

6.休暇や有休の制度を整備して整える

休暇や有休も大事

保育士にとって休みを取得することはとても大事です。

仕事をすることはもちろんですが、休息を取ることもとても重要。

保育士が自分たちで管理をできる環境を整えることも大事ですね。

7.保育士の人事評価を適切にできる仕組み

保育士の人事評価も適切にしましょう。

園長や主任の主観を入れるわけではなく、きちんと評価をできる環境を整えること。

適切にできる仕組みを取り入れておくことが重要です。

保育士資格者を増やす意味は少ない?

保育士資格者が足りないわけではありません。

なんと保育士資格保有者の61.7%は保育士として仕事をしていない現実があるのです。

ただ、有資格者を増やしても保育の質はあがりません。

そうではなくより保育士が長く働ける場を作ることは重要なのです。

(参考:野村総合研究所「保育士としての就労状況や就労意向に関するアンケート調査」)

保育士不足が加速している原因とは?【対策は必須な現状】

保育士不足が加速している原因とは?【対策は必須な現状】保育士不足が加速をしています。

本当に、その現状があり友人が保育園で働いていても「人が足りない」といつも言っています。

それくらい人がこない現状があるのです。

保育士不足は加速している【90%の地域で求人が出ている】

保育士不足がどれくら加速しているのかについて、厚生労働省の調査をみてみると。

日本全国の90%の地域で有効求人倍率が1倍を超えています。

これはつまり、どこも人が足りていないという証拠なのです。

特に東京は大阪になると3倍を超えています。

これは1人の保育士に対して3つ~4つの保育園の募集があるということなのです。

保育士資格保有者の50%は保育園へ就職しない

また、保育士資格保有者の50%は保育園へ就職をしない現実もあります。

本来ならば、新卒でも保育士資格を持っていれば就職をしてくれるのですが昨今は下降傾向。

保育士不足を補うためにやるべきことが、できていないという現状があるのです。

勤続年数が短い【長く勤めてもらうことが重要】

保育士としての勤続年数が短い問題もあります。

保育士としてせっかく就職をしたとしても、何らかの理由で若い世代がすぐにやめてしまう。

そんなことも普通にあり3年以内の退職も30%を超えている現実があるのです。

保育士不足解消のために政府が打ち出したプランとは?

保育士不足を解消するために政府も見過ごしているわけではありません。

以下のような対策は実際にしているのです。

・保育士試験を年2回実施し取得しやすくした

・処遇改善手当の実施し月に6000円のアップを試みた

・離職した保育士の再就職支援を強化した

しかし、不足をする原因を解消するにまでは至っていないのが正直なところ。

処遇改善も保育士にきちんと支給しているところが少ないのが大きな原因と言えます。

保育士不足が起こる原因とは?トップ3を解説【厚生労働省調査】

保育士不足が起こる原因でも、保育士として就職をしたくない原因もあるのです。

それがこちらの3つ。

厚生労働省の調査をもとにまとめてみました。

1.責任の重さ・事故への不安

2.保護者との関係が難しい

3.教育や研修体制への不満

特に、責任の重さと言う点は大きな要因だといえますね。

(参考資料・画像出典:厚生労働省「保育分野における人材不足の現状①」)

保育士不足を対策しないとどうなる?最悪で深刻なシナリオ

保育士不足を対策しないとどうなる?最悪で深刻なシナリオ保育士不足を対策しないとどうなるのか?

これについては本当に早急にやるべきです。

もししないと、、、、最悪なシナリオも考えられますね。

保育園の運営が難しくなる【継続的に運営できない】

まず、保育士が少なくなってしまうと保育園の運営が厳しくなります。

首都圏でも乳児しか受け入れをすることができないという保育園はたくさんありますね。

そのため、運営が難しく継続的に保育所の運営が成り立たない現実があるのです。

保育士の一斉退職もあり得る【閉園へと追い込まれる】

また、最近は保育士の一斉退職もあります。

経営者側に問題があり、保育士が保育を続けていくことがかなり難しいという状況になります。

浜松市西区の私立認可保育園で、園長らのハラスメントを理由に保育士ら18人が今月28日付で一斉退職することが12日(中略)

保育士らが市や保護者に提出した書面では、退職の理由を「以前から園長、専務からパワハラ、セクハラ、マタハラなどのハラスメントを受けていた」

(引用:引用:朝日新聞DEGITAL「保育士ら18人、一斉退職へ 園長らのハラスメント訴え」)

そうなると、保育園は継続どころか廃園に追い込まれることになります。

→ 保育士の大量退職の理由とは?無責任な一斉退職はなぜ起こるのか?

採用活動に苦労をする【エージェントしかない】

採用活動にも苦労をすることになります。

保育士を確保することは保育園にとって重要なことです。

そのためにできることをすればよいのですが、難しい場合はエージェントを使うことになります。

結果としてはお金をたくさん使わないと採用ができない状態になってしまうため、経営的に苦しくなります。

保育士不足になる原因のまとめ【対策を講じる必要あり】

保育士不足になる原因のまとめ【対策を講じる必要あり】保育士不足になる原因について書いてきました。

どうしても保育士として続く人の割合が少ない印象があります。

それは、仕事の内容であったり給料であったり。

色々な理由から、続かない人も多いですね。

原因が解消されれば、より保育士は増えていくと思いますので期待をしたいものです。

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