保育園の栄養士の仕事は給食だけ?5つの役割と給料などの待遇と求人

保育園の栄養士の仕事は何でしょうか?

栄養士は子供達の健やかな成長を促す保育園にとって大事な食事やおやつを提供してくれる大事なお仕事です。

実は保育園でも栄養士さんは子供達から大人気の先生で「今日のご飯(おやつはなに?」と聞いたり、「○○食べたい」とリクエストしたり子供たちにとって給食の時間は楽しみで仕方がないのです。

とてもやりがいのある仕事なのですが大変な面もあるのが栄養士の仕事です。

この記事ではそんな保育園の栄養士について書いています。

記事を読み終えれば、保育園での栄養士の役割や仕事内容や給料について知ることができます。



保育園の栄養士の仕事とは?役割は給食を作ること?

保育園の栄養士さんの仕事は基本は「給食を作ること」です。

保育園以外にも幼稚園、介護福祉施設、学校、企業など最近は栄養士が活躍をする場は多く「食」に関することを管理する栄養のプロが栄養士なのです。

栄養士と一言でいっても栄養士には2つの資格があります。

1つ目は栄養士、2つ目は管理栄養士で管理栄養士の方がより高度な専門的な知識を求められるものです。

栄養士管理栄養士
管轄都道府県知事厚生労働省
取得の方法栄養士専門課程2年・3年・4年を終了し卒業すれば取得可能。管理栄養士・栄養士養成課程を修了し、卒業後国家試験に合格
対象者健康な方を主に対象としており、栄養指導や管理を行う。健康な方および傷病者に対して栄養指導・管理を行う。

※管理栄養士の「栄養士養成課程を修了後」は実務経験が1~3年必要。管理栄養士施設を卒業した場合は実務経験はなしで大丈夫です。

栄養士は働くフィールドがとても多いのが特徴です。

保育園や幼稚園はもちろん、病院、クリニック、介護施設、学校、企業、スーパーなどいろいろな場所があり、ほかにも保健所や保健センターなどの行政機関、研究機関にも活躍の場があるのです。

保育園の栄養士の仕事と役割

このように資格を取得すれば幅広い仕事ができる栄養士ですが、仕事の内容はどんなものがあるのでしょうか?

仕事は主に5つあり「献立の作成」「調理業務」「食育」「調理師との役割」「アレルギー児対応」となりますのでそれぞれの仕事内容について書いていきましょう。

献立作成

まず、栄養士になると保育園の献立を任されることになります。

毎日の子供達の栄養を考えて、いろいろなものを提供しなければなりません。

保育園の給食は予算もあるため、予算、栄養素という部分に配慮をしながらレシピを作ることになり、保育園でも栄養士のリーダーになると献立作りは必須の仕事といえます。

最近はパソコンで簡単に栄養素計算をしてくれるものもあるためそれを使うことも多いですが、それでも毎月いろいろな献立を作成しなければなりません。

基本開園している日はすべてで、給食はもちろんおやつも必要となります。

おやつは市販のもの、手作りの日と分けていることが多いのでその準備や予算の振り分けも考えて献立を組み立てます。

調理業務

調理業務は栄養士の大きな仕事です。

毎日子供たちが食べる給食を作る先生になります。

もちろん保育園だと先生たちの給食も作ることになるので、毎日100人単位の給食を作ることが必要となり大変ですが栄養士という仕事のやりがいが一番感じられるものです。

給食を提供したら、各部屋を回って子供たちの様子を見てみましょう。

どんな風に食べているのか?形は適切か?味はちょうどよいか?など食べている子供たちの生の姿を見れますし子供達はとても正直なので反応もわかりやすいです。

また、0歳児は離乳食もありますのでそれも一緒に作らなければなりません。

食育

次に食育です。

子供達はコンビニなどで簡単に食べるものが手に入ってしまいますが「食」に関して今後の教育はとても大事です。

そのため、栄養士は子供たちに野菜がどのようにできるのか?そしてその野菜をどのようにして食べるのか?という点を一緒に考える機会を設けます。

また、保育園の先生とクッキングを考えたりして子供たちの食べる意欲を育てる教育をする良い機会となりますし、栄養士の仕事を子供たちに知ってもらえる機会でもあります。

→ 食育は保育園でクッキングが最適!失敗しないねらいとおすすめメニュー

調理師との連携

栄養士は保育園の先生の一人になりますが、もちろん100人単位の給食を一人で作ることはできませんので調理師さんと協力をして給食を作ることになります。

その際に大事なことは分担を決めることや意思疎通が重要になります。

一緒に毎日給食やおやつを作ってくれる先生たちとのコミュニケーションは欠かせないですね。

アレルギー児の対応

最近保育園の栄養士の仕事で大変なのが「アレルギー児童」への対応です。

様々なアレルギーをもった子供が入園をしてくるため、保護者との面談には一緒にはいり食べられるもの、食べられないものを明確に判断をしておく必要があります。

そのアレルギーメニューを担当するのは責任も重いことから栄養士や管理栄養士という資格を持っている人が担当をすることが多いですね。

→ 食物アレルギーの症状と原因と種類!保育園での対策と対応方法

栄養士の仕事【一日のスケジュール】

保育園の先生はシフト制になっているため、毎日時間が不定期となってしまいますが栄養士は勤務時間が決められています。

朝が早く出勤になる分、夕方は早く終わるのが栄養士の仕事のスケジュールですね。

7:30:お茶の準備、給食の仕込みをはじめる(離乳食も)

9:00:お茶をやかんへ入れて各クラスへ配ってもらう

10:30:離乳食を完成させクラスへもっていってもらう

11:00:給食を完成し各クラスへもっていってもらう、おやつの準備を開始

12:00:すべての給食が各クラスへ、クラスを巡回し回る

12:30:食べ終わった食器を洗う

13:30:おやつを作る、休憩

14:30:おやつ完成、離乳食2回目完成

15:45:食器が戻ってくるのですべて洗う、給食室の掃除・消毒など

16:15:夕方のおやつとお茶を用意しておく

16:30:仕事終了(事務作業、片付け)

このような仕事内容になっており、午前中は栄養士以外もも調理師が2名~3名くらいで作りますが、おやつはある程度下ごしらえをした段階で1人だけ残ってあとは帰ります。

ご飯の片付けまで終われば業務の忙しさはだいぶと楽になりますね。

また、おやつも手作りの日もあればお菓子の日もありますのでお菓子の日を毎週設けておき栄養士の先生は事務作業に専念をする日を設けている園も多いです。

保育園の栄養士の給料と求人情報

保育園の栄養士の仕事が上記の通りです。

とてもやりがいのある仕事なのですが、実際に働くとなった場合に給料や待遇、求人はどうなのでしょうか?

栄養士の気になる仕事の待遇について調べてみました。

給料は安い?保育園の栄養士の待遇

栄養士の給料は想像以上に低いです。

働く場所にもよるのですが、保育園でも福祉施設でも企業でもそこまで大きくは変わりません。

相場は17~20万円程度です。

あとは経験年数や栄養士と管理栄養士で資格手当が少し変わる程度ですね。

年収は250~350万円ですので、高い給料をもらうというのは正直難しいところですし、賞与は保育士の先生たちと同じ水準です。

また、休みも少ないです。

保育園は平日はすべて空けているので、平日はすべて出勤になりますし土曜日も給食があるので午前中だけ出勤となりますので日曜日、祝日以外は栄養士の先生と相談をして休みが決まります。

保育士のように余剰人員もいないことから、休みも取りにくいですのでいざというときは主任や園長先生が入ることが多いです。

保育園の栄養士の求人の見つけ方とは?

栄養士として保育園で働きたいと思ったらどこで見つけますか?

ハローワークなどで探す方も多いですが、ハローワークは福祉施設や企業が多く実際に探してみると保育園は少ないです。

そもそも保育園での栄養士は1人採用が多く、調理師などは派遣会社などから来ることが多いため保育士よりも狭き門となります。

最近は栄養士も保育士バンクなど保育士の紹介会社から好待遇な求人を紹介してくれますので登録をしておくとよいでしょう。

→ 保育士バンクの口コミ評判!転職に失敗しない特徴とメリットデメリット

保育士の情報として書いていますが、栄養士も登録も可能です。

利用は無料で紹介から職場でも面接対策まですべて教えてくれますので便利です。

待遇を良くするなら公立がおすすめ

管理栄養士も昔は重宝をされていたのですが、最近はAIが進歩したことによりバランスの良い栄養素の献立表が簡単に作れてしまいます。

そのため、昔は計算機を使って栄養素を計算をする手間も必要がないためそこまで資格を重要視していません。

また、栄養士はたくさんいてる状態なので1つの求人に多くの募集がありますので仕事を希望の就職先へ入社をするのは苦労するかもしれませんね。

待遇や給与面とよくしたいならば間違いなく公立保育園の栄養士になることです。

公務員試験を突破しなければなりませんが、地方公務員になるため給与面、休みの面での待遇はとてもよくなります。

保育園の栄養士としてのやりがいとメリットデメリット

保育園の栄養士としてのやりがいは作っている子供たちの姿を目の前で見ることができることです。

仕事が大変でも「先生おいしかった」「今日の給食また食べたい」と言ってもらえるととても気持ちの良いものです。

メリットは子供達と近い仕事ができるという点ですね。

デメリット

しかし、デメリットもあります。

・待遇が低く、仕事内容は責任が重い。

・栄養士と調理師の2つの仕事を兼務しなければならない。

・アレルギー児の献立を作ることにも一苦労する。

・保育者が保護者からの要求があるとプレッシャーに感じる。

このようなあたりは保育園で栄養士をして仕事をしていく中でのデメリットと言えます。

保育園の栄養士の仕事の役割と給料のまとめ

保育園の栄養士の仕事について書いてきました。

仕事のやりがいやメリットデメリット、役割や給料について知ることができたと思います。

栄養士は子供達の「食」に関するプロフェッショナルでとても人気ですが、仕事内容は多く大変です。

その分やりがいも多い仕事ですので栄養士を目指している人、調理師を目指している人は求人を探してみましょう。

 

Taka代表

投稿者プロフィール

保育士と介護福祉士の資格を持っています。

【経歴】
保育介護の専門学校卒業 → 公立保育園の臨時職員 → 私立の民間保育園で現場の保育士 → 大手塾のインターナショナルスクール開園&マネージャー → 別会社のインターナショナルスクール園長&幼児教室教室長。

現場の保育士を8年経験をし、その後は認可外保育園であるインターナショナルスクールの開園や運営、管理職などをしてきました。

※幼児教室の教室長もしてきて小学校受験の指導&合格実績あり

保育コンサル、保育組織改善、子育て相談など子供関係の仕事やっています。

他にもアフィリエイトで実績があり、ブログ運営などにも精通しておりWordpressでホームページも作れますし子育て関係のライターもできます。

保育×子育て×WEBという3つの知識持っています。

https://banbi-no.com

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現在37歳で関西の奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんで最近はキャンプにハマっています。

元男性保育士で認可保育園で働いた経験、認可外保育園の立ち上げ、集客、営業、管理職などもしてきた異色の保育士。

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