男性保育士の給料はどれくらいが相場?結婚はやめとけと言われる理由

男性保育士の給料はどれくらいが相場?結婚はやめとけと言われる理由

男性保育士のお給料は厳しい。

そんな経験をしてきて違う仕事についています。

結婚や将来性を考えると厳しく、将来性も悩んでしまいましたね。

この記事では元男性保育士が現実の給料や年収をアップをするコツについて書いていきます。



男性保育士の給料はどれくらい?待遇は?【保育園勤務経験が解説】

男性保育士の給料はどれくらい?待遇は?【保育園勤務経験が解説】

まずは男性保育士の給料の現実をみていきましょう。

実際に仕事をしている男性保育士はどれくらいもらっているのでしょうか?

現実と調査をみていきましょう。

男性保育士の給料は女性と同じ【年収300万円が相場】

賃金構造基本統計調査を確認してみると、男性保育士の平均給与は259,900円、女性保育士の平均給与は230,300円と、女性保育士と比べて男性保育士の方が約3万円多いというデータが出ています。

年間ボーナスは、男性保育士が771.000円、女性保育士が737.900円となっており、賞与で見ても男性保育士の方が少し高め。

これを年収にすると男性保育士は3,889,800円、女性保育士は3,501,500円と約40万円ほど男性の方が高いという印象です。

しかし、世の中の男性の平均年収は約440万円なので、約50万円ほど年収は少ないです。

かつ、男性の方が平均年齢が高いため。このような調査の結果がでていますね。

(参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)

男性保育士の割合とメリット

男性保育士の割合は年々増加をしています。

今の現状をみてみると、現在は保育士全体の3~4%程度です。

人数にして約5万人が男性保育士ですね。

男性はあまりメリットがないのでは?と思われがちですが、

・男性的な目線で保育ができる

・力仕事や重たいものを運ぶ時は力になってくれる

・父親たちも保育園に積極的に関わってくれる

男性保育士にしかない視点や目線があると言えるでしょう。

(参考:厚生労働省「保育士等に関する関係資料」)

男性保育士の給料に将来性はあるのか?上がらない現実

男性保育士の給料が将来的にあがるのか?

これは、正直きびしいとおもいます。

保育士の給料は処遇改善手当も国から出ており、年々増加傾向にあります。

また、女性と差をつけるということはないため、今後もそこまで上がることは期待できません。

男性保育士の給料で結婚?相手はどんな人?【何歳までできる?】

男性保育士の給料で結婚?相手はどんな人?

そんな男性保育士は結婚しているのか?

また、結婚をしているならばどんなところで結婚をしているのでしょうか?

私の知り合いの男性保育士の経験も含めて書いていきます。

保育士同士で結婚をする

男性保育士としては、意外ですが保育士同士で結婚をすることがあります。

出会いも職場が一番多いため、結果的に職場結婚をした。

他にもたまたま知り合った、同じ学校だったという理由から同業者が多いですね。

公務員や福祉関係・教育関係の人もいる

あとは福祉関係で介護や障がい者関係。

他にも教育関係など幅広い人がいてます。

何らかの関係で人とつながりを持っている人と仕事をするケースが多い印象ですね。

男性保育士の給料だけで生活をしていくのは大変な現実

男性保育士の給料だけで生活をしていくことはできるのか?

これは現場経験を積んてきて感じましたが、かなり厳しいと思います。

年収は300万円から350万円程度で、そこから大きく上がることがありません。

唯一のメリットは「安定をしていること」ですが、高いお給料を求めることはできませんので、夫婦共働きなど現実的に考える必要があります。

→ 男性保育士は結婚相手はどんな人?恋愛する?【彼氏にするメリット】

男性保育士が年収を上げるコツ5選!高い給料を目指すなら園長?

男性保育士が年収を上げるコツ5選!高い給料を目指すなら園長?

男性保育士の給料は厳しい。

そして、将来的にもあがらない。

現実的には厳しいですが、お給料を上げるコツがありますので、書いていきますね。

1.保育士以外の資格取得を目指す

2.夜勤のある保育園に勤務をする

3.管理職を目指し給料アップを狙う【園長・主任】

4.公立保育園への就職や転職を目指す

5.副業をして年収をアップさせる

1.保育士以外の資格取得を目指す

保育士以外の資格を取得しましょう。

例えば、幼児に体育を教えるスポーツインストラクターや通園バスを運転できる中型免許など。

この辺りは、どこの保育園でも役立ちますのでおすすめです。

保育士としてのスキルアップができる資格は少ないですね。

2.夜勤のある保育園に勤務をする

延長保育で夜遅くまで、ほかにも24時間開園をしている保育園があります。

そんな保育園は夜のお仕事の人たちを支える役目もあります。

夜勤があると給料も手当がついたりと高めとなるため、保育園側としても男性が来てくれると助かるでしょう。

3.管理職を目指し給料アップを狙う【園長・主任】

園長や主任など管理職を目指すと給料は大きくアップします。

責任も重たくなりますが、給料もあがります。

年収400万円は超えるようになるので、生活をするのはラクになっていくでしょう。

4.公立保育園への就職や転職を目指す

私立では、経営者の判断によってお給料が変わらなくなってしまいます。

そのため、公立保育園へ転職や就職を目指しましょう。

公務員になればお給料で悩む必要もなくなりますので、覚悟しておきましょうね。

5.副業をして年収をアップさせる

保育士とは別に副業をして年収をアップさせても良いですね。

月に3万円から5万円くらいならば、誰でも目指すことができます。

がんばって副業もしてお給料をアップさせてみましょう。

好待遇な保育士転職を目指してみる【年収400万円も夢ではない】

あとは、好待遇な転職を目指してみましょう。

最近は、非公開求人といって表には出てこない好待遇な求人もたくさんあります。

その当たりの求人は転職サイト(無料)に登録をしないとみることもできませんので、おすすめです。

情報収集の意味でも登録をしてみてはいかがでしょうか?

>>【保育士バンク】

求人数業界ナンバー1、コンサルタントが親身、非公開求人多数あり、全国対応。

>>【ジョブメドレー保育士】 

検索型の保育士求人、登録をするだけでスカウトが届く、自分のペースで仕事が探せて応募も可能、転職サイトの運営母体は大手のジョブメドレー

>>【マイナビ保育】

※大手マイナビの保育士専門サイト、コンサルタントの質はナンバー1融通やわがままを聞いてくれる、1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)に特化している。

男性保育士の給料では厳しい現実【離職をする先生も高い】

男性保育士の給料では厳しい現実【離職をする先生も高い】

男性保育士は離職する人も多いです。

私も離職をしていますが、学校の同級生30名ほどは5年後に誰も保育士をしていませんでした。

それくらい、厳しい現実があるのが男性保育士だといえます。

結婚などを見据えて男性保育士を辞める人が多い

結婚などを見据えるようになると、保育士だけのお給料ではやっていけない。

そんなふうに感じてしまう現実があるのです。

たしかに、年収300万円台で家族を養っていこうというのは、現実的にかなり厳しいと思わざる負えませんね。

女性の社会で生きていけない現実【人間関係に悩み離職】

女性の社会で生きていけない現実もあります。

保育士の世界は女性が多く、人間関係や派閥があったりもします。

そんな女性の社会で生きていくことが辛いと感じてしまうのです。

男性保育士として給料を求めるなら30歳で考えよう

男性保育士としてこれからも続けていきたい。

そのように感じるならば、30歳で考えるべきですね。

「上に上がっていけるのか?」「給料水準が高いのか?」という園選びをしなければなりません。

スキルと経験をもって、管理職になるなど40歳になるまでに、どんな道があるのかを考える必要があるのです。

→ 女性が多い職場がめんどくさい原因7選と対処法【人間関係の注意点】

男性保育士の給料のまとめ【将来性を考えて仕事しよう】

男性保育士の給料のまとめ【将来性を考えて仕事しよう】

男性保育士の給料について書いてきました。

もちろん、厳しい現実があり離職率も高いです。

しかし、保育士を続けている人はもちろんおり、仕事を続けている人もたくさんいます。

高いお給料をもらっている男性保育士もいますので、30歳を一つの岐路としてよく考えてくださいね。

人気記事 → 保育士バンクが最悪って本当?元保育士が全て暴露【登録した体験談】

人気記事 → 保育士求人サイトおすすめは3つ【転職を成功させるやり方のコツ】

きき代表

投稿者プロフィール

保育士や子育てを楽しむための情報を書いています。

【経歴】

保育園の現場経験 → 色んな子供関係の仕事して → 保育コンサルなどのフリーランス (今ここ)

ブログやライターの仕事しています。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

運営者情報

きき
保育士や子育てを楽しむための情報を書いています。

【経歴】

保育園の現場経験 → 色んな子供関係の仕事して → 保育コンサルなどのフリーランス (今ここ)

ブログやライターの仕事しています。

【サイトの運営目的】

保育者子育てって難しくて悩みがつきません。

そこで、いろんな情報をお伝えすべくブログを立ち上げました。

保育士の情報、赤ちゃん、子育て、育児、教育など幅広い「子供」を中心とした情報を発信中です!

実は認可保育園の研修に使われているブログなんです。

コンサル依頼、講演依頼、広告掲載依頼など気になることのお問い合わせはこちら

お問い合わせ

保育士ライフのTwitter

ページ上部へ戻る