大卒で保育士はもったいない7つの理由【進学するメリットデメリットを解説】

大卒で保育士はもったいない7つの理由【進学するメリットデメリットを解説】

大卒で保育士はもったいない。

そんな風に言われる理由があります。

この記事では大卒で保育士はもったいない理由とメリット、デメリットを書いていきます。

目次
  1. 大卒で保育士はもったいない7つの理由【年収に差はなし】
  2. 大卒で保育士は本当にもったいない?メリットを解説
  3. 大卒で保育士はもったいない!デメリットの現実
  4. 大卒で保育士はもったいないのまとめ



大卒で保育士はもったいない7つの理由【年収に差はなし】

大卒で保育士はもったいない7つの理由【年収に差はなし】

大卒で保育士はもったいない。

そんな風に言われる7つの理由について書いていきましょう。

国立大学から保育士になるのはもったいないのですか?

高校2年生です
私は昔から小さい子どもと関わる仕事がしたくて保育士を目指してきました
現在いわゆる進学校に通っており、成績もそこそこ良いほうだと思います
とある国立大学教育学部の保育課程に進学を希望しているのですが、両親から反対されています

(中略)

保育士です。確かに短大でもなれる保育士に国立大学卒はもったいない気もしますが、いらっしゃいますよ。
短大は忙しいので、みんなパタパタとよく動く人が多いです。
大卒は、保育とは、、ということをよく学ばれているので子どもたちに対してゆったりと寛容な人が多い気がします。
どちらも保育には必要な人。ただ、現場はせわしい世界で、サブや補助の先生の動きがとても大切です。メインとなる保育のことばかりではなく、雑用、掃除、消毒なども嫌がらずテキパキとこなすことで、さすが大卒!と思ってもらえると思います。
大卒というプライドを捨てて、短大生の下で雑用をすることをなんとも思わずできるよう、就活と共に鍛えていきましょう。

(Yahoo!知恵袋「国立大学から保育士」)

1.資格取得は短大で可能である

2.4年通っても資格に差はない

3.学費が多くかかる

4.保育士経験が短大卒の方が長くなる

5.給料面でも優遇はすくない

6.保育スキルは短大と変わらない

7.保育業界は最終学歴は関係ない

1.資格取得は短大で可能である【国家資格として同じ】

資格取得は短大で可能です。

保育士資格も、幼稚園教諭資格もどちらも短大で取得可能。

そのため、わざわざ4年制にいく必要がないのです。

2.4年通っても資格に差はない【違いが幼稚園教諭】

4年通っても資格に差がありません。

保育士は同じ。

幼稚園教諭は1種と2種で異なりますが、現場には大差はないのです。

3.学費が多くかかる【実習も多くなる】

学費が多くかかります。

2年と4年では倍以上かかってしまいます。

また、実習も長くなりますのでどうしてもやることが多くなるのです。

4.保育士経験が短大卒の人の方が長くなる【経験値に差】

保育士経験が短大卒の人の方が長くなります。

同じ年齢でも短大の人は2年先輩になります。

この差は絶対に埋めることができませんので、経験に差が生まれてくるのです。

5.給料面でも優遇はすくない【基本給がちょっと高い】

給料面での優遇は少ないです。

短大と四年生大学卒業の場合初任給に少し差があるくらい。

多くて5000円程度が相場ですね。

6.保育スキルは短大と変わらない【学んだ期間は長い】

保育スキルは短大卒と変わらないですね。

正直…勉強は長くしてきても現場に出てきた時には差がそこまでありません。

ので、現場で活きたスキルを持っている方が絶対に良いでしょう。

7.保育業界は最終学歴は関係ない【経験年数が大事】

保育業界に最終学歴は関係ありません。

短大でも専門学校卒業でも園長にはなれます。

それよりも経験年数が大事だと言えるでしょう。

大卒で保育士は本当にもったいない?メリットを解説

大卒で保育士は本当にもったいない?メリットを解説

大卒で保育者もったいないと言われますが…

実はメリットもありますので、書いていきましょう。

幼稚園教諭一種や小学校教諭の資格が取れる【将来を考える】

幼稚園教諭一種や小学校教諭の資格が取れます。

短大では取得できない資格も取得可能。

もしかして…保育士を辞めるとなっても他の道が作れる点は大きな魅力だといえます。

保育に関する知識を十分学べる【4年間は大きい】

保育に関する知識を十分に学べることができます。

短大では大急ぎで学ぶことも…

四年制大学ならば、しっかりとじっくりと学べる点は大きなメリットだといえますね。

就職先の選択肢が豊富に選べる【一般企業も可能】

就職先の選択肢が豊富に選べます。

保育業界だけではなく、一般企業も視野に入れることが可能。

そうやって就職先を選べる点は大きな魅力だと言えるでしょう。

保育士を辞めて異業種に転職しやすい【大手企業も狙える】

保育士を辞めて異業種へ転職がしやすいです。

四年制大学ならば、一般企業の人たちと同じです。

なので、転職がしやすいというメリットがありますね。

新卒の給料は短大卒よりも高めになる【手取りも多くなる】

新卒の給料は短大卒よりも高めになります。

そこには大きな差がありますね。

基本給がだいたい3000円~5000円くらい高めに設定をされるのです。

大卒で保育士はもったいない!デメリットの現実

大卒で保育士はもったいない!デメリットの現実

大卒で保育士はもったいない。

そのデメリットについても書いていきましょう。

同じ年齢でも短大卒が上司になる【2年の差は大きい】

同じ年齢でも短大卒が上司になります。

2年の差は現場ではとても大きいですね。

経験に差がありますので、ずっと先輩という形になってしまうのです。

給料面でもそこまでのメリットはない【月収で5000円】

給料面はそこまでのメリットがありません。

基本給にして5000円程度。

しかし、短大卒の人は2年の昇給があるので実際の給料は短大卒の方が高いのです。

保育業界は学歴よりも経験年数が重要【転職も有利】

保育業界に関しては学歴よりも経験年数が重要です。

転職でも学歴を聞かれることはほぼありません。

どちらかといえば、現場でどれくらいの経験を積んできたのか?が重要なのです。

4年間学んだ知識を活かす場は少ない【知識より現場】

4年間学んだ知識を活かす場は少ないです。

正直なところ…勉強をしてきた年数よりも経験年数が保育業界では重要。

そのため、知識よりも現場経験を積んだ方が将来性も高いのです。

現場では四大卒は関係なし【子どもも保護者も関係なし】

現場では四大卒は関係なしですね。

子どもも保護者も短大や四大卒をいちいち把握していません。

それよりも子供といかに寄り添えるか?

保護者対応がいかに上手なのかが大事なのです。

大卒で保育士はもったいないのまとめ

大卒で保育士はもったいない。

これは賛否両論ありますが、現場で管理職をしてきた経験からすると「経験年数」がとても大事です。

もちろん、学んできた知識を活かすことはできますが…四大が必要なのかと言われると…微妙なラインだと感じます。

保育士になりたい人が進学で迷ったら…この記事を参考にしてくださいね。

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