子供のインフルエンザの症状と予防接種 解熱剤は危険なのでやめておけ

子供がいると気になるのが感染症。

特に寒い冬は病原菌も活発になることから感染をしやすい病気がうじゃうじゃとでてきますね。

その中でも気を付けておきたいのが、インフルエンザです。

 

インフルエンザは感染力が強く、子供の場合は重症化もしやすいことから冬に気を付けてたい病気ナンバー1といえます。

 

高熱という症状があるのですが、熱を下げてあげたいと思って解熱剤を使用すると大変なことになりかねませんので、ここでは子供のインフルエンザに感染したときの症状などについて紹介をします。

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インフルエンザとは?

子供の症状の前に、インフルエンザのついて書いていきましょう。

インフルエンザにはいろいろな症状があるのですが、基本的にはインフルエンザウィルスによって子供の体に影響がでるといわれています。

 

厳密な書き方をすると、インフルエンザウイルスによって起こるウイルス性呼吸器感染症です。

インフルエンザは日本だけではなく世界中で、全年齢にみられる病気で誰もが感染をする危険性を持っている重要な病気です。

特に、小児と高齢者で重症化しやすいとされています。

 

流行の規模は一定ではありませんが、毎年冬季に流行がみられる傾向にあり、幼稚園や小学校では学級閉鎖の原因や、高齢者施設における施設内流行の原因にもなります。

 

インフルエンザにはA、B、Cの3つの型があるのですが、日本ではA型とB型の2つが流行をしやすいといわれています。

毎年その年によってことなりますが、流行はニュースなどの情報で確認をしておきましょう。

子供のインフルエンザの症状

インフルエンザは子供、大人も関係なくいずれも感染をした時の症状は同じとなります。

なんか悪寒がする、体の節々が痛いという際にはインフルエンザの可能性もありますので、身体を休めるようにして下さい。

 

悪寒を伴う高熱、全身の倦怠感(けんたいかん)を伴って急激に発症する傾向にあります。

保育園でも子供がインフルエンザに感染している姿をたくさんみてきましたが、朝は元気だったのに昼間に一気に38~39℃くらいの熱が出た場合にはほぼインフルエンザだったということは多いですね。

 

特徴としてはいきなり高熱になるというのがいえます。

発熱はもちろんですがほかにも鼻汁、 咳せき、咽頭痛などの呼吸器症状や、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うことが多く、頭痛も現れます。

 

小さな子供ではわからないことも多いですが、3歳以降の幼児クラスになると「足がいたい」などと関節の痛みを伝えに来てくれることもあります。

 

症状の程度や持続期間は、流行ウイルスの種類やその人の年齢、過去にインフルエンザに感染しているかの罹患状況などによってさまざまです。

 

インフルエンザだけで他の合併症がない場合は1週間~10日以内に軽快します。

 

発症した場合の重症度は、

・ウイルス側の要因(前回の流行からの期間やウイルスの変異の度合い)

・個体側の要因(感染歴や免疫状態)

 

この辺りで決まるといわれていますが、子供の場合は回復も早いと言われており、数日で熱が下がって食欲が戻ってくればそのまま元気に過ごせるようになります。

 

乳幼児が重症化しやすいのですが、中でも怖いのは熱性けいれんです。

熱性けいれんは熱が原因によりけいれんで、体が震えたり、時には泡を吐いたりする症状で脳に影響がでる場合もあるとされています。

 

大人の場合は体も強いため、熱性けいれんを起こすことは稀ですが子供の場合は体も小さいですし体力もないことからけいれんを起こしたり、細菌性の場合は肺炎や中耳炎などの合併症となって結果的に回復するまでに1か月くらいかかったという方もいます。

子供のインフルエンザの検査

もし、冬の時期に高熱がでて関節が痛いならばおそらくインフルエンザだと思われます。

しかし、すぐの病院へ行っても検査の結果がでない場合もあります。

その理由はインフルエンザの病原体を検査するキットが発症後12時間~48時間程度経過していないとできないためです。

 

保育園でも子供が明らかにインフルエンザの症状に近かったため検査にいってもらったが夕方は検査の結果はでず、翌日に検査で出たという話はよくあります。

 

しかし、病院の休みが続いてしまい3日以上を経過した場合にはインフルエンザ検査の結果を確認することはできないと言われていますので高熱が出てから少し時間をおいて検査へ向かうほうが賢いかもしれないですね。

 

検査の方法は一般的に迅速診断キットです。

細い綿棒のようなもので、のどの奥や鼻の奥をこすり、そこについた組織や分泌物を処理液に浸して検査キットに滴下することで、陽性か陰性かの判定を行うものです。

 

検査時間は10~15分と非常に短く、また、患者さんにとっては、のどの奥や鼻の奥をこするときの痛みがありますが、非常に簡便で行いやすい検査なので子供でも大人でもこの方法が多いです。

私はこの検査が苦手でのどまで綿棒を突っ込まれるのがイヤなのですが、インフルエンザの検査は今はこの方法しかないようです。

 

検査の時間は症状や発症した時間にもよりますが、わずか数分で検査の結果が出たこともありますのであっという間にインフルエンザと診断をされることが多いです。

子供のインフルエンザは予防接種で大丈夫?

子供がインフルエンザに感染しないためには、予防接種をしておけば大丈夫と思っている方もいるのですがそれは甘いです。

 
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予防接種をしていてもインフルエンザには感染をしますのであくまでも予防の一環であることを理解しておきましょう。

 

予防接種は大人の場合は1回打てばよいのですが、13歳未満の子どもは基本的に2回になります。

その理由は1回目の予防接種で免疫の効果が出始めたころに2回目を接種することで、効果が増強をされるブースター効果が期待できるためです。

 

また、インフルエンザの予防接種の効果は1回で50%、2回で80%と言われています。

予防接種の感覚は1回目を受けてから2回目を受けるまでには1~4週間程度の間隔で打つと良いと言われていますね。

 

ただし、1週間では免疫効果が表れていない場合もありますのでブースター効果を利用するためにも2~4週間程度は間隔をあけてから打つことが望ましいです。

予防接種の時期

予防接種の時期はいつごろが良いのでしょうか?

基本的にインフルエンザが流行しだす12月までには受けておきたいため10月下旬~11月の上旬には1回目の予防接種を受けておくほうが良いでしょう。

 

あまり早く受けすぎてもインフルエンザの予防接種の効果は3~6か月程度と個人差も大きいことからは早く受けすぎると3月ごろには効果がなくなっている可能性もあります。

 

最低でも3月中旬くらいまでは効果を持続させておきたいので、時期はよく考えて打つようにしてくださいね。

 

インフルエンザワクチンの値段は病院によって異なりますが、私の娘の通っている小児科は1回3,500円です。

私が通っている内科は3,000円で、知り合いの病院は2,500円だと聞きました。

効果は同じなので安い病院の方が経済面では良いかもしれないですね。

 

インフルエンザの予防はほかにも基本的なことを毎日続けることが大事です。

 

・手洗い・うがいを必ずする

・インフルエンザウイルスは湿度に弱いため、加湿器などで湿度を50〜60%くらいに保つ

・冬の流行期は人混みを避ける

・定期的に換気をしてウイルスを外に出す

・マスクで感染を防ぐ

・予防接種を受ける

 

この辺りはインフルエンザの予防の基本となりますし、お父さんやお母さんなど同居をしている人も意識的かからないようにしておきましょう。

子供がインフルエンザの感染したときの薬

もちろん予防接種をしていれば重症化は防げる可能性がありますが、感染を完全に防ぐことができないです。

そのため、感染をしたときには薬による治療が必要となりますね。

 

感染をしたときの子供のインフルエンザ治療薬には、主に内服薬のタミフル、吸入薬のリレンザを処方されます。

ほかに入院時など重症な場合には、点滴薬のラピアクタを使用することもありますが、一般的にはタミフルとリレンザのどちらかが処方をされる形となります。

 

抗インフルエンザ薬は発症から48時間以内に服用すると、発熱などの発症期間が短縮化される効果があります。

ただし、発症から2日以降の服用では効果があまりないとされていますので症状をよく見極めて対処をしましょう。

 

もちろんインフルエンザでも発症をしてから自宅で5日ほど安静にしていれば完治をしてくるといわれていますので「薬はちょっと」という方は小児科の先生と相談をしてみてくださいね。

 

中には市販の解熱剤などで熱だけでも下げてあげようとする方もいるのですが、アセトアミノフェン系統以外の解熱薬は推奨されていません。

また、高熱を出ている状態から解熱剤などで熱を一気にさげると熱性けいれんを起こす可能性もありますので、無理な解熱があまりおすすめしないですね。

 

インフルエンザで熱が出ているということは、体の中の免疫機能とインフルエンザウィルスが戦っている状態です。

これはその後の体の免疫機能の向上にもつながりますので、お父さんやお母さんは不安になるかもしれないですが様子を見守ってあげてくださいね。

子供のインフルエンザの薬による異常行動に注意

インフルエンザの薬を飲むことにより、異常行動が見られる場合もあります。

過去にはタミフルを服用すると異常行動を起こすことがあると言われていましたが、今は他の抗インフルエンザ薬でも症状がみられます。

また、薬を服用していなくても異常行動が見られることがありますので、インフルエンザに感染したら異常行動には注意をしておきましょう。

 

どんな異常行動をするかというと、

・突然立ち上がって部屋から出ようとする。

・興奮して窓を開けてベランダに出ようとする。

・話しかけても反応しない。

・変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る。

 

これから感染の時期なので、行動がおかしくなると予想をして見守るようにしてあげてください。

子供がインフルエンザに感染したら仕事はどれくらい休む?

特にお母さんが仕事をしていると、仕事を休まなくてはならなくなります。

幼稚園や保育園、小学校などはインフルエンザに感染した場合には厚生労働省からガイドラインにまとめられていますので、この期間は登園、登校は不可となります。

 

理由は他の子供のインフルエンザを感染させてしまう恐れがあるからですね。

「発症した後の5日と、さらに解熱してからの2日(幼児は3日)」が出席停止とされています。

 

この期間がいけないため、お母さんとお父さんで交代で休むか祖父母に預けるなどの方法で対処をしていきましょう。

 

 

 
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