保育士の退職金をシミュレーション!いくら?いつもらえる?

保育士は退職金をもらえるのでしょうか?

実は保育士の退職金は勤務をしている園によって大きくことなり、もらえる金額も大きくことなります。

なぜならば、そもそも母体や加入をしている団体も異なるためですね。

一度の退職でたくさんの資金をもらった人もいれば、全く退職金をもらえなかったという人もいますので退職金の実情を書いていきます。

この記事では保育士の退職金について書いています。

記事を読み終えることで保育士の退職金の時期、いくらもらえるのか?手続きの方法や私立の2種類の退職金を知ることができます。

※認可保育園と認可外保育園に勤務をしていただいた退職金の実体験も書いています。



保育士の退職金をシミュレーション!いくら?いつもらえる?

そもそも保育士の退職金はあるのでしょうか?

これは勤務をする保育園によって大きく異なります。

例えば、保育士をしていく中で認可保育園勤務をする人が一般的に一番多いのですがその場合はもらえることが多いです。

もらえる金額などは後で書きますが5年程度勤務をすると結構なお金をもらうことが可能です。

公立の保育士はそもそも地方公務員なので定年と同時に退職金をもらうことができますが気をつけたいのは認可外保育園です。

認可外保育園は主な運営が個人でやっている、会社などの企業が運営をしているケースが多くその場合はもらえる金額は少額もしくはなしという場合もあります。

しかし安心をしていると認可保育園でも退職金がもらえなかったという声もありますので、そもそも退職金の制度について書いていきましょう。

保育士の退職金がなしの園もある

そもそも退職金は法律で定められている制度ではありません

そのため、認可保育園でも社会福祉法人や宗教法人などの場合は退職金を必ず支払わなければならない制度はないのです。

つまり、保育士をしていれば退職金がもらえるとは限りませんので勤務をしている、今後転職をする先の保育園で「退職金の有無」は確認をしておく方がよいです。

退職金制度は会社の経営者が決めるものであるため、保育園だと保育園の経営者が決めることになります。

あなたが退職金はもらえるものだと思っていても規定がなかったり、何年勤めても退職金は0円と定められている場合は退職金はもらえません。

規定があったり、就業規則に書かれている場合のみ保育園に支払う義務が生じるのです。

退職金は経営状況次第でもらえない?

また、退職金は入社の時点では支給と定められており、導入も決まっていたのだけれども経営不振に陥った結果退職金が中止になる支払いをしないということもあります。

これは経営上仕方のないことですし、法律的には問題ありません。

もちろん仕事を長くしてきた人からすると不満や不安がありますが「退職金が支給をされなくなった」となると会社が危険な状態であると判断するためのバロメータとともいえます。

保育士が退職金をもらえるか?3つの確認方法を紹介

ここまで書くと保育士の退職金制度について不安に思うこともあるでしょう。

あなたの保育園はそもそも退職金をもらうことはできるのでしょうか?

最初から契約で退職金をもらうことができない制度になっていないでしょうか?そのあたりを詳しくチェックをしなければなりませんので保育園で退職金がもらえるかチェックをする方法を書いていきます。

1.就業規則を確認する

まずは保育園にある就業規則を確認しましょう。

就業規則はそこで働いている保育士は見る権利があり、退職金の有無などを確認することができます。

確認をする方法は簡単で、就業規則に「退職金規定(退職金の説明)」となるものが記載されている本やハンドブック、ファイルがあります。

保育園によっては福利厚生ハンドブックなど名称は様々ですが、そこに書いてある内容をチェックしましょう。

退職金に関しては就業規則に書いてあることが多く細かく表にして支給額を書いてある園もありますし、勤務後1年以降、3年以降など勤務年数を定めている園が多いです。

2.保育園の園長や事務に確認する

就業規則が見当たらないという場合もあります。

そんなときには園の経理事情に詳しい人に「退職金はもらえますか?」と聞いてみましょう。

もちろんそこで「辞める」などの話しになるとややこしいので園長や事務員の方に「もらえるのか知りたくて」と聞くと教えてくれます。

その時に支給の条件などを把握すればよいでしょう。

3.保育士の退職金は2種類!退職金共済に加入をしている?

保育園の退職金には2種類あります。

保育園が退職金を支払うケースと、私立の多くが加入をする退職金制度独立行政法人福祉医療機構の退職金共済事業に加入をしているか」です。

実は私が勤務をしていた認可保育園では「保育園から」と「退職金共済事業」の2つから退職金をもらい5年の勤務で70万円を超える退職金をいただけました。

もし加入をしているならば退職金共済事業からはもらうことができますので、保育園からの退職金支給があるのかを確認しましょう。

保育士の退職金は正社員だけ?パートはもらえる?

退職金制度は正社員を対象にしているものです。

そのため、パートやアルバイトに支払うという話は聞いたことがありませんし、ボーナスすらパートやアルバイトには支払わないところが多いです。

パートでも余程長く貢献をしたなど保育園側の配慮として少しもらえるケースもありますね。

そもそもパートは保育士の処遇改善手当も支給対象外となるため難しい部分も多いです。

保育士の退職金をシミュレーション!公立と私立の金額を比較

次に保育士の退職金は実際にいくらもらえるのでしょうか?

何度もこの記事でお伝えしているように「園によって異なる」のは間違いありませんが、退職金の早見表などがネットの情報としてあるので簡単ですが算出をしてみましょう。

退職金シミュレーションを公立保育園と社会福祉法人などの私立保育園と比較をしてみますので参考にして下さい。

公立保育園の退職金はいくら?

公立の保育士は地方公務員であることから計算式がきちんと定められています。

退職金手当という支給なのですが「基本給(退職日の月給×退職事由別・勤続期間別支給率)+調整額」となります。

公立の独特の退職金が調整額です。

これは勤務態度や功績が加算をされるもので、毎月2万円で勤続年数が30年とすると2万円×12か月×30年で720万円となるので公務員として生涯勤務をして退職金をもらうと大きいですね。

上記の計算式はかなり複雑なのですが、月給18万円の人が自己都合退職の場合5年で約469,000円、10年で約936,600円となります。

ここに調整給がプラスをされますので金額的にはかなり大きいですね。

ちなみに30年勤務をして定年退職をすると約2000万円もらえますので公務員がいかに恵まれているのかと思います。

(参考:人事院「退職手当制度の概要」)

私立保育園の退職金はいくら?

続いて私立の保育園の退職金はいくらもらえるのでしょうか?

私立の場合は就業規則に定められており、園によって支給をされる計算式も大きく異なります

就業3年を経過、就業5年を経過など就業年数を定めているケースもありますし、月給に対してのパーセンテージで定めており退職理由が自己退職の場合は割合を下げるなんてこともありますので園によって支給額は異なります。

多くの場合は退職金共済に加入をしていますのでそちらだけにある退職手当金額早見表を見てみると大体の金額がわかります。

私が勤務を5年で基本給が175,000円でしたので456,750円もらえるという計算です。

10年勤務をして基本給が16万の人は約835,200円もらえるので共済会に加入しているかしていないかで保育士がもらえる退職金委は大きな差が生まれます。

株式会社は退職金はある?【もらえるところが珍しい】

株式会社の場合はほぼありません。

私も大手の塾が運営をする認可外保育園に勤務をしていましたが、一切ありませんでした。

そもそも認可外保育園は補助金もないため経営難やうまく運営ができない、黒字が少しある程度の園が多いため出したくても出せない現状があります。

小規模になればなるほど退職金の支給はありませんね。

→ 認可外保育園は経営難?料金が高くても補助金なし!集客がポイント

保育士の退職金はいつもらえる?手続きの方法も解説

保育士は退職金をもらう場合はいつもらえるのでしょうか?

これは勤務をする保育園によっても異なるのですが、保育から支給をされる場合には翌月の給与と一緒、もしくは退職後2か月以内のタイミングで支給をされます。

公立の保育士だと3月末退職で翌月の4月中に振り込むというのが一般的なので多くの場合は翌月。

ただし、年度の途中退職となった場合には翌々月など振込までに時間がかかることも多いです。

また、私立の保育園が加入をしている退職金共済の場合は退職手当請求書が福祉医療機構に届いてから2か月後と言うのが目安となっています。

ただし、3月末は退職が多いため3~4か月入金までに時間がかかることもあるようですね。

(参考:独立行政法人福祉医療機構「退職手当共済事業よくある質問」)

保育士の退職金の手続き方法

手続きについては保育園に確認をしましょう。

多くの場合は退職が決まった時点で書類をもらうことになりますので、その書類に記載をして経理に渡せば処理をしてくれます。

保育園から退職金が支給をされる場合は保育園の内部の手続きをします。

福祉医療機構の場合は退職と同時に「退職手当請求書」を提出する必要がありますので、加入をしている保育園の場合は経理に手続きをしてもらえるのか、自分たちでするのかを確認しておきましょう。

定年退職の場合

定年退職の場合はその時点で仕事がおわります。

公務員にしても私立の保育園にしても手続きは園でしてくれます。

支給金額は勤務をした期間によって異なりますので、定年退職まで勤務をするときにはどれくらいもらえるのか確認をしておきましょう。

保育士の退職金をシミュレーション!いつもらえる?のまとめ

保育士の退職金について書いてきました。

退職金をもらえると思っている保育士も多いですが、実は園の考えにもよりますし、大きな退職金となる退職金共済にも意外と加入をしていない園もあるのです。

そもそもあなたの園で退職金の支給があるのかときちんと確認しなければあとから知らなかったではこまりますので確認をするようにしましょう。

支給額やいつもらえるのかも園によってことなりますので、あなたの勤務をしている園で確認をしましょう。

もし退職金がないのならば長く勤務をしても昇給と賞与だけになり退職をするときにお金がもらえませんので転職を考えても良いと思います。

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takaです。

園長経験もある異色の元保育士。

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・認可保育園で現場の8年、分園の責任者2年

・認可外保育園の立ち上げ2園

・インターナショナルスクールの園長経験あり

・幼児教室の教室長経験あり

現場の保育士から、管理職になり営業や運営、マネジメントに従事した異色の経歴があります。

【簡単な紹介】

現在38歳で奈良県に住んでおり、小学生の娘も2人いるお父さんです!

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今は副業サラリーマンをしており本業は子供関係の仕事。

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それと保育コンサル、育児相談の2つの仕事をしています。

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