小児の発達段階の特徴を表で解説【遊びや課題は年齢によって異なる】

赤ちゃんと幼児の男の子が手をつないでいる
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小児の発達というのは子供とかかわる仕事をしている人にとって大事な項目です。

年齢によってできること、できないことがあり保育士は各年齢の発達に合わせた対応をしていくことが求められていますね。

特に子供をかかわることのある保育士や幼稚園教諭はもちろんですが、看護師など実際に働いている人向けに書いています。

この記事では小児の発達段階を年齢別に表にしています

小児の遊びや特徴、課題を知りたい方は参考にしてください。

※保育士としてすべてのクラスの担任を持ってきた経験を含めて書いています。



小児の発達段階一覧表【年齢の特徴をしろう】

積み木で遊ぶ男の子大まかにその時期の子どもの姿をつかむことで、子どもへの関り方や遊び方などが理解できます。

あくまでも目安となりますが、子どもには個人差があることを頭に入れて関りを持ちましょう。

おおむね6か月未満

からだ・首がすわる

・声や音のするほうに顔を向けようとする

・視覚、聴覚の間隔が著しく発達する

・手足の動きが活発になる

・腹這い、寝返りをするようになる

気持ち・認識・「アウー」「アーアー」といった喃語を発する

・泣く、笑うといった表情や体の動きなどと大人が返すと、

自分の欲求を表現する。

・子どもが発した喃語に「アーアー」など大人が返すと、

さらに喃語がでるようになる

・特定の大人とかかわることで、情緒的な絆が結ばれる

好きな遊び・音を聞く、見る、触るなどの感覚遊びを楽しむ

・いないいないばぁなどのコミュニケーション遊びを楽しめる

・体を振れあうスキンシップな遊びが好きである

→ 生後6ヶ月の生活リズムと1日のスケジュール!遊びは?毎日何してる?

おおむね6か月~12か月未満

からだ・お座りやハイハイをする

・立ったり、伝い歩きをする

・両手にものを持って、たたき合わせたりする

・一人一人の子どもにあった食事形態で離乳食を進める

気持ち・認識・「おいしいね」「気持ちいいね」といった、

大人のいう簡単な言葉がわかる

・身近な大人に「アッアッ」など喃語で欲求を伝える

・腕や手先をさらに自由に動かせるようになる

・周囲の人やものに興味をもつようになる

(探索活動が活発になる)

・特定の大人との、情緒的な絆がより一層深まる一方で、

人見知りをするようになる

好きな遊び・大人の身振りをまねる遊び

・ボールの追いかけっこなどの大人とのやり取り遊び

・いっぽんばしなどのスキンシップあそび

おおむね1歳

からだ・歩き始める

・歩行が安定し、自由にあるきまるようになる

・押す、つまむ、めくるなど様々な運動機能が発達をする

・スプーンを使って食事ができるようになる

気持ち・認識・指さしやも身振り、片言で自分の欲求を伝えるようになる

・二語文(「まんま 食べる」など)話しはじめる

・「イヤ」といった欲求を言葉で示す

・自分の欲求を伝えたい気持ちが一層高まる

・人とおもちゃの取り合いしたり、やりとりをする姿が見られる

・見立て遊びが始まる

(積み木を車に見立てるなど)

好きな遊び・「でこちゃんはなちゃん」などのスキンシップ遊び

・全身運動を使った遊び

低めの滑り台や平均台などを組み合わせたアスレチック遊び

・つまんだり、入れたり、引っ張ったりする遊び

→ 0歳児の発達と特徴!保育のポイントは衛生面と安心感と愛着関係

おおむね2歳

からだ・音楽に合わせて体を動かすことを好む

・歩く、走る、跳ぶといった基本的な運動機能が整う

・排泄のための身体的機能が整い、

大人の手を借りながら排泄が自立してくる

・服を脱いだり、着たりすることが

大人の手助けを借りながらできるようになる

気持ち・認識・自己主張が強くなる

・あこがれを持つ大人(保育士、親)の行動を盛んに真似ようとする

・言葉の数が急激に増える

・大人といっしょに、簡単なごっこ遊びをするようになる

・自己主張が強くなり、なんでも自分でやりたがる

・できることが増え、行動範囲がますます広がる

好きな遊び・みんなで歌に合わせてリズムあそび

・指先を使う遊び

・まねっこ(ごっこ)あそび

・想像力を膨らませるあそび

(おままごとなど)

 1歳児の発達と特徴!保育のポイントは言葉の発達と噛みひっかきへの注意

おおむね3歳

からだ・走る、跳ぶ、しゃがむといった基本的な運動動作ができるようになる

・さらに、ボールを投げる、引っ張るといった動きもできるようになる

・食事、排泄、着替えなど一人でできるようになる

気持ち・認識・「おはようございます」「ありがとうございました」といった

挨拶ができるようになる

・知的好奇心が高まり、「なぜ?」「どうして?」の質問が多くなる

・順番を守れるようになる

・同じ場所にいながら、それぞれ別のことをして遊ぶ「平行遊び」が見られる

・後半になると友達の存在に気づき、「ぼくが」「わたしの」といった

自己主張が見られる

・友達とのかかわりが増えるにつれて、語彙がどんどん増えていく

・数、色、形などの違いに気づき、興味をもつ

好きな遊び・想像力を楽しむ遊び

・保育者と関わるあそび

(かくれんぼや追いかけっこなど)

・遊具を使ったあそび

・一人でじっくりと遊ぶ、近くにいる子どもと一緒に遊ぶ

・指先を使う遊び

→ 2歳児の発達と特徴!保育のポイントはトイレトレーニングと生活習慣の自立

おおむね4歳

からだ・左右の協応は巧みになり、体のバランスはとれるようになる

・自分の意のままに体をうごかせるようになる

・歌いながらふりを付けたり、ボールを持ちながら走ったり、

2つの動作を同時になめらかにできるようになる

気持ち・認識・人の話を聞いたり、自分の気持ちや体験したことを言葉で伝えられる能力が高まる

・友達と同じことをイメージしながら、ごっこ遊びを楽しめるようになる

・友達との遊びをたのしめるようになるが、ケンカも多くなる

・自分のやりたいという気持ちと我慢しなくてはならない気持ちの間で

葛藤を経験するようになる

・目的をもって、絵を描いたり、制作を楽しんだりすることができる

・「アニミズム(人間以外のものにも心があるという思い)」が強くなり、

空想をする力や想像をする力が高まる

好きなあそび・友達とかかわる遊び

・簡単なルールのあるあそび

(おにごっこ、だるまさんが転んだ)

・全身を使う遊び

・自然物を様々なものに見立てて遊びに取り入れる

→ 3歳児の発達と特徴!保育のポイントは自我の芽生えと他者の需要

おおむね5歳

からだ・基本的な生活習慣は身に付き、暑さや寒さに合わせて

自分の服を調節できるようになる

・大人の指示がなくても、排泄や食事など自分でできるようになる

・全身を使った運動遊びを楽しむようになる

気持ち・認識・友達の役に立つことをうれしく感じるようになる

・仲間と同じ目標へ向かって行動できるようになる

・批判する力がつき、「イヤだ」「おかしい」といった表現をするようになる

・我慢をしたり、決まりを守ったりすることの大切さに気づくようになる

好きなあそび・友達と協力をして楽しむあそび

・クラスなどの集団で楽しめるゲーム遊び

→ 4歳児の発達と特徴!保育のポイントは集団行動の遊びと思考力の芽生え

おおむね6歳

からだ・全身運動がよりなめらかになる

・様々な遊具を使ったり、複雑な動きのある遊びを楽しめるようになる

・手指の動きが細やかになる

・自分の名前や簡単な手紙などを、ひらがなで書ける子が多くなってくる

気持ち・認識・友達や仲間の意思を大切にできるようになる

・友達同士の秘密を持つことを楽しむ

・物事の予測がたてられるようになる

・もめごとが起きても、子ども同士で解決をする能力がでてくる

・自分たちでルールを決めて遊べる

・思考力や物事、できごとへの認識力が高まってくる

・保育者の支えのもとに、自分でやろうとする自立心が高まる

好きなあそび・指先を使ったあそび

・文字や数量を使う遊び

(トランプ、かるたなど)

・集団で協力をする遊び

(ドッヂボールなど)

・複雑なルールの遊び

(三色オニなど)

・作戦を考える遊び

→ 5歳児の発達の特徴!保育のポイントは集団遊びと年長の自覚を持たせること

以上が発達の特徴を一覧表にまとめているものです。

あくまでも簡易に書いていますので、もっと詳細を知りたいという方は本や保育所保育指針をみて確認をしておきましょう。

ちなみに保育園によっては6歳児なんて言い方をしているところもありますが、保育所保育指針では5歳児までの年齢は6段階なのでここでは0歳児~5歳児までにまとめています。

身長と体重の一覧表

芝生で走る男の子と女の子ここまでは成長をしていく段階についてまとめてきましたが次の成長に関することで目安をなる身長や体重などについてもまとめておきます。

ちなみにこの身長や体重というのはあくまでも目安です。

個人差がとても大きな部分なのであまり気にせず目安程度に思っておきましょう。

身長や体重というのは両親の遺伝も大きく影響をする部分ですし、一概には言えませんが勉強のためには知っておかなければなりませんのでまとめておきます。

※身長体重の数字は男子の平均で( )は女子の数字

※参考:小児の発達曲線

※スマホは横にスライドして見れます。

年齢身長(cm)体重(kg)備考
出生時44.0~52.6
(44.0~52.0)
2.10~3.76
(2.13~3.67)
頭囲>胸囲

※胸囲:32cm

※頭囲:33cm
6カ月61.9~70.4
(60.1~68.7)
6.10~9.20
(5.74~8.67)
乳歯が生え始める
9カ月66.3~75.0
(64.4~73.2)
6.96~10.14
(6.53~9.63)
12カ月
(1歳)
69.4~78.5
(67.4~76.7)
7.51~10.82
(7.02~10.27)
頭囲=胸囲
18カ月
(1歳半)
74.8~84.8
(73.0~83.2)
8.53~12.23
(7.90~11.55)
大泉門の閉鎖
24カ月
(2歳)
79.7~90.7
(78.3~89.4)
9.52~13.69
(8.78~12.90)
頭囲<胸囲
36カ月
(3歳)
85.2~97.4
(84.1~96.3)
10.94~16.01
(10.18~15.23)
乳歯20本生えそろう
48カ月
(4歳)
92.0~105.8
(90.9~104.5)
12.42~18.82
(11.83~18.27)
60カ月
(5歳)
97.8~113.0
(96.5~111.4)
13.71~21.72
(13.27~21.20)
72カ月
(6歳)
103.3~119.9
(101.6~118.2)
15.03~24.33
(14.81~24.22)
78カ月
(6歳半)
106.2~123.6
(104.2~121.7)
15.55~25.25
(15.71~25.77)

身長と体重に関しては男子と女子で数字が異なるため書いています。このように比較をしてみると、女子の方が男子と比較をした場合に平均は身長は低め、体重も軽めという印象ですが年長くらいになると女子の方が高いケースももちろんあります。

ただし、身長差は個人差もあることから一概にこの数字に入るのかといわれるとそれは別ですし、身長に関してはもとから低身長の子供もいます。

子供の身長や伸ばす方法については身長を伸ばす方法とは?子供に必要な栄養とサプリについてに書いていますので参考にしてみてください。

言葉の発達に関しては日ごろからおしゃべりの多い女子の方がしっかりとしているというイメージになりますね。

小児の発達段階の特徴と表 遊びや課題は年齢によって異なる

おもちゃで遊ぶ赤ちゃんまず、わかっておきたいことは発達は子ども一人一人違うということです。

これは同じ顔の人がいないのと同じで、発達の生まれている月やその子どもの家庭環境によっても大きく異なることとなってきます。

子どもの発達は大まかに「だいたいこの年齢のころのには、このような様子が見られる」という程度の平均的な姿になることを覚えておきましょう。

同じ年齢の子どもであっても得意な分野や物事はかなり異なります。

ちなみに発達とはどんな意味か知っていますか?

発達とは、「成長」「進歩」という意味と近い使い方で成長をしていく過程のことを指しています。

特に子供の場合は身体的な部分と精神的な部分の2つが発達の特徴といえますね。

発達を見極めて成長を見守る

保育士や保育の実習生は個々の発達を見極めるために大まかな発達は知っておくことは重要ですが、それよりも一人一人を見てあげるほうが良いですね。

例えば「○○ができるAくんの方がBくんよりも能力が高い」と比較をしたり、「Bくんは人前で話すことは苦手だけれども、友達の話しをよく聞いている」など、子どもの多面的な部分を見るように心がけましょうね。

あくまでも発達は目安となっており、その子どもを多面的に見て、個性を見て上げてほしいと思います。

実習に行く人はこちらの2つの情報が参考になります。

特に育児をしているママは自分の子供しかみておらず「○○君はできるのに」と他人と比較しがちなので、保育士として「個性」「発達」について詳しく話をすると保護者が子どもを見る目も変えられるくらい発達の知識は役立ちます。

→ 保育実習の目標とねらいとは?実習で課題を克服しよう

→ 保育士になるための施設実習の目標と種別

子ども(小児)の発達段階の特徴は5つを抑えておこう

笑顔でカメラ目線の赤ちゃん本題の発達段階の特徴に入っていく前に、大きく分けると子どもの発達は5つに分かれていることを理解しておきましょう。

体の動き

マット、巧技台を使った運動が得意、マラソンに興味がある、なわとびがとても上手など、運動面から見た子どもの特徴をつかみましょう。

もちろん小さな子供の場合だとハイハイが上手にできているのか?なども大事なポイントとなっています。

小さなうちは大きな粗大な動きが基本となりますが、成長をしていくにつれて微細な動きもできるようになります。

言葉

どのくらいの長さの絵本読めるのか?友達同士とどんな会話をし、理解をしているのか?2語文は話しているのか?など年齢に応じた言葉を離しているのかは重要といえます。

言葉に関しては個人差も大きいのですが、明らかに出なければおかしい年齢。

例えば3歳児の時点でも喃語しか話をしていないなどの場合は発達の点で障害などの疑いを持たなければならないです。

しかし、その逆に年齢以上に流ちょうに話をする子供もいます。

巧緻性

手先の動きはとても重要な要素となっています。

クレヨンや絵の具、はさみ、のりなどをどのくらい使っていえるのか?はしやスプーンを使えるのかといった視点をみましょう。

手先を鍛えると指先が育ちその結果「言葉」につながりますので、保育や子育ての中で巧緻性というのはとても大事なんですよね。

集団でのかかわり

クラス全員が集まって話を聞く、一緒に楽しむなど集団での集中力が続く時間はどのくらいなのか?

また、集団で遊ぶことができる時期を抑えると提供をする遊びも変わってきます。

最近は核家族化が進んでおり、兄弟のいない一人っ子が増えており、お友達とのかかわり方もへたくそは子供が多いです。

集団での関り方も個人差は大きいですが、集団で上手にかかわりの持てる子どもほどコミュニケーション能力にも長けているといえますね。

生活習慣

生きていく上で最も大事なポイントといえます。

服の着脱、排泄、食事の仕方など基本的な生活習慣が身についているのかという視点はとても大事です。

これも年齢を重ねていくことにより「自立」へと向かいますので、保育園の各年齢によってどこまで生活習慣を身に着けさせるか?

どんな風に生きていくかという点は大事です。

保育士の五領域を意識するとわかりやすい

寝転ぶ男の子と女の子「五領域」とは 、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5つです。

これは保育士としての基本となっており、子供1人1人に対してこの5領域で見てあげましょうというのが基本的な考えとなります。

健康

「健康、安全など生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培うこと」

生活リズムを整えることや、衣類の着脱、食事、排泄の自立、病気予防の他にも、体を動かすこと、外で遊ぶことなども含まれています。

人間関係

「人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主、自立及び協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこと」

友だちや大人、とりまく環境の人々と関わること、自分の思いを伝えること、自分でできることは自分ですること、決まりを守ること、異文化への関心を持つことなど。

環境

「生命、自然及び社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと」。

五感を使って感じること、様々な物の性質や仕組みへの関心を持つこと、自然の豊かさに気づくことの他に、工夫して遊ぶこと、数量や図形、文字に関心を持つことなどいろいろな文化に興味を持つことなど。

言葉

「生活の中で、言葉への興味や関心を育て、話したり、聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、言葉の豊かさを養うこと」。

ごっこ遊びや言葉のやり取りをすること、経験したことや要求を言葉で表現すること、あいさつすること、絵本や物語に触れること、文字に興味をもつこと。

この言葉の領域は喃語からすべて含まれるとても重要な領域になっているといえます。

表現

「様々な体験を通して、豊かな感性や表現力を育み、創造性の芽生えを培うこと」。音や色、形、手触り、動き、味、かおり等に気付くこと、感動したことを伝え合うこと、自由に書いたり作ったりすること、音楽に親しむこと、演じて遊ぶことなど。

日本人は表現力の点で海外の人と比較をすると劣るといわれています。

今後日本で表現力という部分はより重要視されてくる可能性が高いですね。

この表現力も日本人にとって大事なのですがほかにも社会性など人間として生きていくために大事なポイントがあり、将来子供がより世界へ羽ばたいていけるように新たな教育が注目をされています。

例えば、これから始まる教育であるアクティブラーニングは子供を能動的に動かすための大事な教育といえますね。

→ 保育所保育指針の改定のポイントとは?内容は10の姿が基本

小児の発達には順番がある【理解をして関わろう】

指吸いする赤ちゃん小児の発達についていろいろと書いてきました。もちろんこの表があくまでも目安となっており、全員がこの通りに成長をしていくのかと言われるとそうではなく、子供の性格や親の子育てに対する考えや環境などいろいろなことに左右をされます。

個人的の多くの子供を見てきた中での感想としては兄弟に上の子供がいる。

つまり、お兄ちゃんやお姉ちゃんがおりある程度年齢が離れていると下の子どもはよりしっかりと成長をしているなという印象を持つことが多いですし、下の子の方が上の子を見て育っている分できることも多いです。

成長に飛び級はないしかし、成長に飛び級というものはありません。

これは若い現場の保育士にもいるのですが、ついつい隣の子供がよくできると「なんでこの子はできないんですかね?」と聞いたり、保護者にしてもいきなり「○○ができない」。

例えば、小さな赤ちゃんに「スプーンで食べるけれどもこぼすのですが・・・」なんて相談を受けることもあります。

そもそもいきなりスプーンできれいに食べられる子供なんていませんし、逆にいきなりスプーンできれいに食べられる赤ちゃんがいたら私は驚きます。

スプーンに例えると、手首がしっかりと育たなければ上手に食べることはできません。

しかし、子供の手の発達というのは大きな部分から成長をしていきます。

画用紙に〇を書くとすると、一番最初は「肩」が動くことで書けます。

次に「肘」→「腕」→「手首」と順番に育っていき、最終的に指先まで器用に動かせるようになるというのがスプーンで上手に食べるための成長になります。

肩からいきなり手首になることはありませんので、その子供に合わせて成長を見守ってあげてください。

小児の発達障害【グレーゾーンと呼ばれる子供たち】

しかし、あまりにも著しく成長が遅い場合には気をつけなければならないこともあります。

例えば、「発達障害を疑う」ということですね。

発達障害とは、簡単に説明をすると「生まれつき脳の発達がアンバランスで、その人が過ごしていく上で社会生活に困難が発生をする障害」のことを指しています。

もちろん親のしつけや家庭環境、本人の努力不足なんて言われるようなこともありますがそれは誤解です。

本人はどうしようもない状態になっており生活も大変になっています。

ADHD、自閉症スペクトラム障害(ASD)、学習障害(LD)などの言葉を聞いたことはありませんか?

最近保育園でも増えているグレーゾーンと呼ばれる子供たちもふくまれているのかもしれません。

もし、発達を見て明らかに遅れている。例えば、極端な例ですが3歳になっているのに喃語をしゃべっており言葉が発されていないなど明らかに成長の過程として違和感がある場合には専門機関への受診も検討すべきでしょう。

私の経験上は出生後の検診(1歳半検診、3歳半検診)などで引っかかってくる人が多いイメージとなります。

もし子供の発達をみておかしいなと感じたらその可能性も疑うようにして専門の人にまずは見てもらうようにしましょうね。

→ 【発達障害の種類と特徴】adhdや診断される大人は芸能人もいるの?

→ 愛情不足の子供の特徴とサイン!大人になると影響が出るので注意しよう

子どもの成長は月齢差と個人差がある

子供の発達について書いてきました。

しかし、保育士として知っておきたいポイントは乳幼児の発達を知ることは大事なのですがそれよりも月齢差や個人差というものも理解をしておかなければなりません。

4月生まれの子供と3月生まれの子供ではできることが違いすぎますのでそこは理解をしておきましょう。

保護者対応が変わる発達を知っておくと保護者対応が変わります。

保護者の悩みで多いのは「うちの子は大丈夫でしょうか?」「なんでこんな風になるの?」とか子育てについて悩みを持っています。

しかし、発達を理解していれば保護者に「今は○○という時期で」と話をすると保護者は「この先生はよく理解をしてくれている」と感じてもらえます。

遊びも含めていろいろな成長があるのでそれを保護者対応にも保育にも活かしてみましょう。

小児の発達段階の特徴と表で解説!遊びや課題のまとめ階段を走って登る女の子

ここまで子供(小児)の発達についてまとめてきました。

もちろんあくまでの年齢による違いもありますので一概にこの年齢でできるとは限らないのですが、目安として参考にしていただければと思いますね。

しかし、発達というのはよくできており、飛び級などをすることはありません。

あくまでも順番に成長をしていくものだと保育士として仕事をしてきたものとしては、すごく感じますね。

例えば、1歳児でいきなり立って歩いた子どもがハイハイをほとんどしないまま歩くことになります。

すると結果的にはあとで体の体感が弱かったり、よくこけたりと結局生活をしていく中で支障をきたす場合や成長的に未熟な部分もでてきます。

はやり、成長段階は大事なだとおもいますし保育士ならば絶対に知っておかなければならない力だと思いますので理解をしておきましょう。

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